2010年12月31日金曜日

大晦日の独り言!

今年も、あと1時間で終わりです。
私にとって、多忙過ぎる程の一年でした。
来年は、公私ともに更にLimitを超える多忙さになることが目に見えており、正月はゆっくりし、英気を養っております。

今年、印象に残ったのは、8月に、たった2週間強ですが、出張に行ったルクセンブルクとベルギーです。
ベルギー中心部のロイヤルパレスの美しさと、ルクセンブルク市内のDesney Landの様な優雅さには、息を呑みました。
その意味で、やはり世界は広いと改めて、痛感した一年でもありました。

IT技術的には、仮想化技術と認証システム(DNS及びActive Directory)に関して、深いレベルで、理解をした一年でした。
また、自己啓発系では、USCPAの勉強を進めたのが、大きな成果でした。(来年8月の4科目、最終合格を目指します!)
逆に、1年前まで、あれ程、夢中であった、格闘技への情熱は、この一年で、完全に消えましたねえ。。。

下記は2010年の年初に立てた目標ですが、軽く自己採点をしてみます。


T関係(仕事関係)

1) クラウドの最新技術を徹底的に追う。     
80点。 常にキャッチアップしております。

2) 仮想化テクノロジーを社内で実用化してゆく。
 80点。 これも達成。技術的にも理解している。

3) Windowsサーバーで提供するすべての機能を、Linuxで実現してみる。

60点。 理解の浅い部分もあるが、ネットで調べながら構築できるレベルには、引き上げた。  

4) Google Androidを使いこなす。(Javaをキチンと勉強する。)

20点。 手はつけたが、理解も経験も甘い。来年の重点事項。  

5)  Mysqlを使い、社内情報のDB化を推し進める。

10点。 Mysqlは技術的には理解しているつもりだが、実用化は全く出来なかった。

自己研鑽系

6) 英語力を磨く。語彙力をつける。
通過点として、(去年は受験をサボってしまったが)TOEICで満点を目指す。

100点。 2月に、TOEICのListening満点。(総合970点を達成!)  
まあ、良しとします。 

7) 韓国語のレベルをビジネスレベルまで持って行く。
(韓国語検定試験の上級レベルをキチンとクリアする。)
30点。語彙は増えたが、甘い!

8) 会計の勉強を再開する。
(とりあえず、米国CPA試験をクリアするのを当面の目的とする。)

60点。 鋭意勉強中! BATIC受験済み。 来年中のUSCPA試験クリア予定。

趣味系
9) 武道を深める。
(キックボクシングは未だ続けているが、今後は武道を追求してゆきたい。具体的には、伝統系空手か合気道を希望)
中断。 興味が失せた。

10)市民マラソンに参加する。
(未だ一度も参加したことがありません。小さな大会でもいいので、参加しようと思います。)

来年、USCPAをクリアした後、秋にでも参加予定。

2010年12月28日火曜日

LINUX WORLD ! WINDOWSはもういらないと確信した!

家にあった古いWindows 2000の自作マシンに、数日前に、Ubuntu 10.0をインストールしたことは、お話ししましたが、所有しているEPSONのプリンタードライバーが、MAC OSとWindows2000/XP
しか、サポートしていない事が問題でした。

当初は、「VMPLAYERで仮想環境を作成し、そこで、Windows2000を走らせて、プリンターを接続しよう。」と考えました。(自分で、LINUX用のドライバーを作り込むのは、如何にも面倒くさいので。)

ところが、VMPlayerのLinux OS用をインストールして、仮想環境を構築するまでは、全く問題なかったものの、いざWindows 2000をインストールしようとしたら、今度は、Windowsのライセンスキーを紛失した事に気がついたと言う問題が発生しました。
でも、ここでメゲない。
頭に来て、PCを破壊しそうになるのをぐっとこらえて(笑)、Netで色々と探した所、世の中には親切な人がいるなと心底、感動しました。

というのも、貴公子が持っているのは、Epson PM-A840と言う、コピー、スキャナー、プリンターのオールインタイプの複合機ですが、このドライバを作成し、NETで無償配布している親切な方がおりました!
ここから、ダウンロードできます。→ http://avasys.jp/download/

と言うわけで、PMーA840用のLinuxドライバ(Debian用)をインストールして、おしまい。
仮想環境も必要なくなりました。

LINUX Communityの情報提供力に感動しながら、年を越します。
ここに至り、OS販売で金を取ろうとする、microsoftのビジネスモデルは、明らかに時代遅れだと言い切ります。

来年は、LINUX OSを極めようと心に誓いました。(笑)

2010年12月26日日曜日

linuxの進化に衝撃!

告白しましょう!(笑)

Network Engineerとして、諸々のIT事象に関して、理解が甘い5年前位は、LINUX OSに、ある種のロマンを感じておりました。
どう言うことかと言えば、「Windows OSのGUIを操作するのは、素人であり、LINUXをコマンドモードで操作するのが、プロっぽい!」と単純に思い込んでおりました。

その後、ITエンジニア、Network Specialist, Security Sepcialistと自分自身が、アップグレードするにつれて、「Windowsだろうが、Mac OSだろうが、Linuxであろうが、結局、TCP/IPと言うプロトコルに準拠して動くもので、DNSはDNSだし、DHCPはDHCPであり、OSの種類は重要ではない。」と、『腹の底』から、理解しました。
その結果、OSに対する興味を失い、Winodwsサーバを主として、Networkを構築しておりました。

ところが、今年も年末になり、家にある古いPCを整理、掃除している時に、Windows 2000がインストールされている古いPCが動かないことを発見したので、久しぶりに、LINUXを使ってみようと言うことになりました。

最初は、家にインストーラーがあったREDHAT LINUX 3.0をインストールしようかと、思ったのですが、「まあ、手抜きをせずに、最新VERSIONでインストールをしよう!」と思い直し、UBUNTU 10のISOファイルを、インターネットからダウンロードし、10年落ちのマシンにインストールしました。

しばらく、LINUXを真剣に使っていなかったのですが、Ubuntuは素晴らしいなあ。(笑)
衝撃的な操作性の良さで、使い慣れているWindowsよりも、使いやすい位です。

確かに、「コマンドで、ソフトウェアをインストールしないといけない。」と言う様な、一部、素人には敷居の高いところも、まだ多少、残っておりますが、概して、XPよりも使いやすいし、起動も速く、快適です。
もちろん、無料OSですから、金銭的なメリットは計り知れません。

一点だけ問題なのは、貴公子の自宅、プリンター兼スキャナーは、エプソンプリンターであり、対応OSが,WindowsとMACだけなので、「ドライバを自作しないといけないのか???」と一瞬、頭をよぎりましたが、結局、仮想環境(VMplayer)を、Ubuntuにインストールし、その中で、Windowsを動かし、プリンターにアクセスすると言う方法を採ることにしました。

ごちゃごちゃ書きましたが、兎に角、LINUXの進化に驚いた!
今後、Windowsマシンを個人で購入する事は、無いと固く宣言します!(笑)

2010年12月25日土曜日

今月、2度目のコンサートに行ってきました!(駄)

12月4日のサントリーホールでの、倉本裕基のピアノコンサート。
本日【12・24】は、銀座ヤマハホールでの中川英二郎のクリスマス JAZZコンサート。

私個人としては、今日のJAZZコンサートの方に一票ですなあ。
兎に角、中川氏のプロとしての気迫を感じましたねえ。
トロンボーンと言う楽器の音の重さにも、衝撃を感じました。

音楽には、全く疎い貴公子ですが、純粋に楽しめました。
やはり、L.A.のカクテルバーで聴く、JAZZバントの生演奏とは、格が違う!
プロの凄みを感じた。

良い夜でした!

2010年12月22日水曜日

駄々っ子・小沢と、好々爺・管首相は、弱体化する日本の象徴だ!

民主党の内輪もめにうんざりです。

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100806-849918/news/20101221-OYT1T00512.htm
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101221-OYT1T00197.htm


(以下、引用)

=====================================================
政倫審に自ら出るよう要請したが、小沢氏は先日、岡田幹事長に出したペーパーも用意され、「出る必要はない」と言った。起訴議決が決まった後、小沢氏は「国会が決めれば私はいつでも出る」と言っていたので、「手続きを取れば出るということなのか」と聞いたが、小沢氏は「議決があっても出ない」という姿勢を示した。「それでは党として何らかの物事を決めなければならなくなる」と申し上げ、会談が終わった。
===================================================

企業で言えば、社長(管首相)と常務(岡田幹事長)の指示に、一般社員(小沢)が、ごちゃごちゃ言って、従わないという図式です。
単に、クビ(党からの除名)にすれば、良いだけの話であるのに、ひたすら、一生懸命に話を聞き、相手の気持ちに配慮する管首相は、単なる優柔不断で、ひ弱な好々爺だ!
最近、「会社でもごね得すればOK!」と考える若手が増えてきていて、頭が痛かったが、団塊世代でも似たようなものだと知り、少し安心しましたねえ。(笑)

冗談はさておき、世界は、この幼稚園レベルの戦いを、嘲笑しております。
管首相には、決断を期待したい。

2010年12月21日火曜日

試験用に読破した参考書です。

BATICのお陰で、本ブログへのアクセス数が急増しております。(笑)
このヒット数は、英検とかTOEIC以上の検索ヒット数以上ですねえ。 という訳で、早速、いくつかコメントを頂いております。

>私は、某中堅企業財務部に在籍するアラサーの者ですが、
>短期間の勉強で、Baticでの700超え達成した貴公子さんを、
>尊敬します。
>教材とか勉強時間に関して、情報を頂きたく。 


コメントをありがとうございます。

使った教材は、6点です。
やり込んだ順に、上から列挙しております。

まず、中央経済社から出版されている500ページ程度の参考書ですが、
これを一番、徹底的にやりました。                           
おそらく、5周位は、軽くしました。 
例題の解法は、完全に理解したつもりです。
兎に角、この本をやれば、一通り論点を理解できると思います。 


次にやり込んだのは、BATICでは定番ですが、下記の2冊の公式参考書と公式問題集です。
上で挙げた、USCPA集中講義で、理解できない部分等が、こちらでは分かり易く書いてあったり、
あるいは、その逆もあったりして、相互補完的に役に立ちました。
こちらも、4~5周はしました。



次がWileyから出ている、電話帳と恐れられる、FAREの参考書兼、問題集。
(因みに、アマゾンで購入した。)
上の3冊を読んでも理解できなかった、PensionとBusiness Conbinationの所は、熟読しました。
勿論、全部英語です。
(USCPAのFARE受験までに、この電話帳を最低2周はする予定です。) 


残り2冊は、勉強始めの頃、どうしても理解が出来なかった分野に関して、朝の通勤電車の中で、
ざっと目を通したという類の書籍です。
どちらの本も、イメージを掴むのには良かったと思います。





もっと書きたいのですが、業務を開始しないといけないので、続きは、夜に自宅から更新します!
では、また!

帰宅しましたので、軽く追記します。
勉強時間ですが、勉強自体は7月頭から始めましたが、7月と8月は、タラタラと勉強していたので、2ヶ月で100時間程度。
9月から本格的に勉強を開始して、平日2時間、休日6時間で、月100時間程度。
10月も同じ。11月はもう少し、エンジンを掛けて、平日3時間、休日6時間で、120時間。
12月は、平日4時間で、休日10時間で、3週間で、120時間。
こんな感じです。
という訳で、合計500時間強の勉強時間です。

因みに勉強開始前に、保持していたベース知識は以下。

- まず、英語力は全く問題なかった。(英検1級&TOEIC970)
- 10年以上前だが、2年程度、軽くUSCPAの勉強をしたことがあるので、
   会計系の英単語等の基本的な知識は残っていた。

何かの参考になれば、幸いです。



2010年12月20日月曜日

Batic自己採点結果!

各予備校から、第20回Baticの解答速報が出ております。
私が、Referしたのは、大原簿記学校のサイトです。
ココ → http://www.o-hara.ac.jp/sokuhou/batic/

早速採点結果です。
Subject1は、30問の択一では、正答が28個。(2個間違えた!)
記述部分の8題の内、3題は完答、別の3題もほぼ完答、残り2題は多少、間違えた!
という訳で、400点満点で、360点前後と言う感じですね。(多分。。。)
Trial Blance Sheetとか、FAREで聞いてこない部分を勉強しなかった事を考えれば、まあ、こんなモンでしょう。
Subject1は、どうでもいいです。

問題は、Subject2です。
60題の択一の内、正解は36題。(丁度、6割!)
大問4題の内、1題は、ほぼ完答、もう1題は、7割方正解、さらに一題はちょっと正解。
もう一題は、ゼロ!
という訳で、600点満点で、330前後と予測!

Subject1とSubject2のBatic特有の合計点選出法によれば、貴公子の得点は、1000点満点で、730前後で確定ですなあ。。。

「880以上で、Controllerの称号を目指す!」と豪語していたのに、情けない。
大口叩いて、すいません。
今回の反省点は、来年4月のFARE受験に生かします。

菅政権の経済政策は、グローバル経済への認識が甘い!

日本経済新聞電子版(12月10日付)に、下記の記事があります。

(以下、引用)
=======================================================
給与所得控除、年収1500万円で頭打ち 税制大綱明記へ
経済活力そぐ懸念 帳尻合わせ色濃く

政府税制調査会が2011年度税制改正大綱に明記する所得控除の縮小は、「所得再配分」の名目で高所得者に多くの負担を求める内容だ。政府は来年度税制改正・予算編成の狙いを「成長と雇用」と定め、増税で確保した財源を脱デフレ政策に振り向けることなどで理解を求める考え。だが高所得者が意欲を低下させ、経済の活力をそぐ懸念も否めない。
社会保障財源に見合う消費税増税の論議が封印され、個別税目の枠内での帳尻合わせに四苦八苦しているのが現在の政権の姿。
===========================================================

>高所得者が意欲を低下させ、経済の活力をそぐ懸念も否めない。

との事ですが、まず、高所得者は、給与所得控除の有無で、仕事に対するMotivationが上がったり、下がったりするほど、甘い人種ではありません。
彼らは、概して、仕事に命を捧げるファイターであり、控除がいくらかを気にしながら仕事をする人たちではない。

と言った、「細かい誤り」を指摘した上で言いますが、管政権の経済政策は、社会民主的過ぎる上に、グローバル経済を理解していない。

高額所得者に重税をかけるなら、単に、そう言った知識労働者は、海外に仕事を移すだけです。
現在、多くの日本企業が、本社機能の一部を、シンガポール等に移動しているのは、日本の重税に代表される社会民主的案経済政策と、雇用関係の法規にうんざりしているからです。
「そんなに面倒くさいなら、海外に移転するからいいよ。どうせ、マーケットは、市場が縮小している日本ではなく、世界だし。」と言うのが、企業家の本音です。

今、やるべきことは、海外の投資資金が日本にどんどん流入してくる様に、投資家優遇、金持優遇政策を取る事。
つまり、小泉政権の時に、一部実現しつつあった、ハイエク的な新自由主義経済が必要なのだと強く認識しております。

このグローバル化経済を理解しているのが、中国、インド、そして韓国であり、それを理解していないのが、日本なのです。

ああ! 憂鬱だ。

2010年12月19日日曜日

「第20回 Batic試験」を受験してきました。

本日は、朝早くから、夕方まで、Baticを受験してきました。
BATICを知らない人に、ざっくり説明すると、要は、商工会議所が主催してい
る国際会計検定試験です。
勿論、試験問題はすべて英語です。
試験は、2部に分かれており、基礎部分のSubject1と、応用部分のSubject2からなっております。
Subject1は90分で、昼休みを挟み、150分のSubject2の試験を受験してきました。

通算240分、4時間の試験で、兎に角、疲れましたねえ。
因みに、明日の夕方には、大手予備校から解答速報が出るとの事ですが、とりあえず、試験終了直後の感想を述べたいと思います。

まず、Subject1ですが、ナメ過ぎましたねえ。(笑)
最初の30問の択一をのんびり解答していたので、最後の方は時間が足りなかったですねえ。
とりあえず、全部埋めましたが、あと5分欲しかった。
因みに、USCPAのFAREの範囲ではない、Journal、Ledger、Trial Balance Sheetが問題にあり、面食らった。(FAREの範囲外なので、勉強していなかった。)
そうしたFAREの範囲ではない分野で、失点があるでしょうね。

次に、私にとっての本番のSubject2です。
兎に角、問題量が多い!
60問の択一と、4問の大問で、2時間半ですが、最初の30問をクリアしたのが、70分過ぎ。
ここからスピードアップし、次の30問は、50分強で終了。
残り30分で、大問4問を解答する羽目になりました。(笑)
ここからは時間が無いので、超速攻の解答となりました。
それでも、Business Consolidation、Deferred Tax、Pensionの部分はそれなりに解答したつもり。
一方、大問の一つは、なんかごちゃごちゃ書いてあり、時間も無いので、捨てました。

全体的な感想として、少なくとも2つの誤植がSubject2にあった事からも自明な様に、問題のつくりが雑だと思った。それと、問題量が多いですね。

確かに、問題形式に慣れていないのもあったのでしょうが、最後まで解き切る様に想定されて、問題が作成されていないと思いますね。
あれを、10分とか時間を余らせて、解ける人がいるのかなあ。。。。
因みに、問題自体は、どれも素直だと思う。
あと15分あれば。。。。

USCPAのFAREの範囲ではない、欧州会計基準IFRSとUS GAAPとの違いをついてくる問題が5~6題位あり、FAREクリアを目的に、国際会計を勉強している私には、ストレスでしたねえ。(笑)
そうは言っても、BATICの試験範囲の90%は、FAREの試験範囲と被るので、FARE本番の4ヶ月前に、一通り、FAREの内容を勉強できたのは、良かったと思う。
おそらく、範囲が被っている部分は、FAREと同レベルだと思うので、まあ、いい予行演習にはなりましたねえ。

試験結果に関しては、Netで晒しますが、先程も述べたように、問題形式に慣れておらず、解き切れなかったというストレスもあり、あまり期待できないですなあ。。
因みに、あくまでもFAREの予行演習で受験したので、BATICを受験することはもうないと思います。

2010年12月16日木曜日

国際会計検定へ、後4日!

7月頭から始めたUSCPA試験準備(特に、FARE)ですが、USCPA試験自体は、来年4月@グアム受験で、確定しております。(試験センターも、予約済みです。)

ただ、来年の4月だと時間が空くので、中だるみを防ぐ目的もあり、また、「年内に一度、FAREを仕上げた方が良いだろう!」と考え、FAREの試験内容と、ほぼ重複する国際会計試験(BATIC、日本商工会議所主催)を、申し込み済みです。
こちらは、次回の日曜日(12/19)に、東京で受験予定です。

結論から言えば、BATICを申し込んで良かったですねえ。
と言うのも、一応、試験なので、勿論、2~3週間前から負荷を掛けて、FAREを勉強しており、そのお蔭でしょうか、あれほど理解に苦しんだ、Lease,Pension, Business Consolidation, Cash Flowの分野に対する理解が、ここ1週間くらいで、急激に深まりました。
やはり、今の時期に一通り、FAREを仕上げられたのは、USCPA試験に向けて、良い兆候だと思います。
兎に角、解法の丸暗記とかではなく、深いところで理解する様に、努めております。

BATICは、勿論、得点率9割を目指します。
今受験したら、7割位でしょうが、あと4日もありますので、何とかします。
勿論、結果もネットに晒しますので、請う御期待!(笑)

2010年12月11日土曜日

Julian Assangeの独白! 兎に角、面白い!

Forbesのサイトに、Wikileaks創始者のLong Interviewが載っております。
長いですが、兎に角、面白い!
一気に、読破してしまいました。

http://blogs.forbes.com/andygreenberg/2010/11/29/an-interview-with-wikileaks-julian-assange/?partner=nikkei

2010年12月10日金曜日

Cisco Switch設定に思う、ITの進化!

今週後半は、Cisco社の2960Gと言うSWの設定に、嵌っていました。
所謂、Gigabit対応のL2 Intelligent Switch で、大規模ネットワークの基幹部分に使用するSWです。

設定していて思うのですが、要するに、Cisco社の思想は古いですね。

今から、10年前、Networkエンジニアとして、まだまだ甘ちゃんだった頃は、
CISCO IOS OSのコマンドを、「記憶」して、TELNETアクセスで、パカパカとコマンドを打ち込んで、コンフィグすることが、カッコいいことだと思い込んでいましたが、今は、単に、洗練されていないだけと考え始めております。

どういう事かと言えば、複雑化するNetworkの中で、GUIにも対応しない、Cisco社の思想は古いと言う事です。
単なるITベンダーに過ぎないCisco社のコマンドを、記憶して、見せびらかすようにコンフィグして、自己満足に浸っていた古き良き時代はとっくに過ぎ去っております。
現在は、「Networkの基本知識がある人間ならば、だれでも直感的に、基本設定ができる」と言った単純な機能が求められているのに、GUIに対応していないばかりか、あの使いにくいIOSコマンドを、改訂する気もない、Cisco社は、時代の流れを見誤っている。

確かに、大規模Networkで、高度なConfigをする際に、IOSコマンドを使って、詳細な設定をすることは必要ですが、たかが、L2 SWのコンフィグ如きに、Ciscoコマンド Manualを探し出さないといけないと言う事が、単に面倒くさいですなあ。。。

それにしても、何度でも言わしてもらうが、IOSコマンドは、使いにくい。
私でさえ、しばらく、Cisco SWを触っていなかったので、ほぼ完全に忘れていましたからねえ。

こうした無意味なコマンドを、受験生が歴史の年号を覚える様に、暗記して、如何に早くコンフィグできるかを、競い合っていた、10年前の古いIT業界の名残りが、CISCO IOSコマンドにはありますねえ。

1週間後、Batic受験!

1週間後のBATIC(国際会計検定試験)受験@東京に向けて、真面目に勉強しております。(笑)
平日は、朝1時間、帰宅後3時間、休日は、10時間以上の勉強を、ここ2~3週間は続けております。

商工会議所が発行している、BATICの公式参考書や公式問題集にも、手を出しておりますが、
結構、難しいですなあ。。。。
USCPAのFARE受験に向けた、準備運動程度の意識で受験を決めたのですが、勉強すればする程、
「USCPA試験よりも、範囲は若干、狭いが、問題自体は、むしろ難しい位なのでは???」と思い始めております。

兎に角、後、1週間後に受験です。
得点率9割を目指します。

2010年12月9日木曜日

DOSのBatchファイルプログラミングに、今更ながら驚いた!

いきなり、問い掛けます!
「Windows OS上(Server OSでも、Client OSでも)で、OS上にある特定フォルダの深夜Daily Backupをしたい際には、皆さんはどう設定をしますか???」

回答する前に、多少、説明します。

バックアップ処理は、一般的には、VeritasとかSysmantecの専用Backup Softwareを使うべきです。
但し、予算が限られていたり、緊急性のある場合は、Windows OSに付属している、ntbackupを使うというオプションがあります。

ただ、このntbackupオプションは、専用バックアップソフトに比べれば、勿論、backup機能が脆弱であるので(例えば、バックアップ対象フォルダの中の特定のファイルにNetwork共有設定がされてあり、そのファイルに対して、Network上の誰かが、別PC上からアクセスしていると、言い換えれば、ファイルが掴まれていると、そこでバックアッププロセスがハングしてしまう。つまり、フォルダBackupに失敗する!)、バックアッププロセスを確実に成功させる為には、テクニックが必要です。

例えば、サーバOS上の特定のフォルダを、深夜1時に、外付けHDDにバックアップすると言う例で考えて見ましょう。
サーバOS上のバックアップ対象フォルダに、Network共有が掛かっている場合は、別PCにおいて、フォルダ内の特定のファイルが掴まれている可能性があるので、サーバ自体を、例えば、深夜12時45分に再起動して、一旦、「掴み」を切断する必要があります。
この自動再起動処理は、普通にBatchファイルプログラミングをして、後は、Windowsのタスク機能でそのプログラムを、深夜12時45分に走らせる設定をすればよい。
(因みに、再起動プログラムは、"shutdown -r -t 30" とか。)

ここまでは、普通の処理で、大した話ではないですが、今回、驚愕したのは、バックアップ処理自体を、プログラミングしたBatchファイルプログラムに、関数が使えると言う事を知った事です。
例えば、下記の例は、Cドライブにあるdocumentと言うフォルダ内にある、share_docと言うフォルダを、Fドライブ内のbackupと言うフォルダに、バックアップ処理日付と、サーバホスト名を付したファイル名でバックアップ処理をする、Batchファイルプログラムです。

(Batchファイルプログラムの例)
=========================
REM Document Share Daily Backup
SET DRV=C:\document\share_doc
SET DT=%date%
SET FNAME=F:\backup\%DT:~0,3%%DT:~5,2%%DT:~8,2%-%computername%-doc.bkf
ntbackup backup "%DRV%" /F "%FNAME%"
====================================

関連資料
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/419batchdate/batchdate.html

今まで、こうした関数絡みのプログラミングは、VB Scriptとか、Java Scriptでやっていたのですが、
Batchプログラミングでも、関数が使えると言う事を、この年になって初めて知った!(笑)

まあ、プログラマーの方から見れば、当たり前なのでしょうが、私の様なNetwork Security側の
人間には驚愕の事実でした。(大笑)

という訳で、深夜12時45分に再起動batchプログラムを、深夜1時に、上記のbackupプログラムを
Windowsタスク機能を設定し、走らせると、フォルダバックアップが綺麗に取れる事を知りました。
(バックアップファイル名に日付が入るので、世代管理も出来る!)

感じたことは2つ。
やはり、ITは深いということ。
また、知り尽くしているとまでは勿論、言えないが、十分に使いこなしていると自負している、Windows OSの機能でも、まだまだ設定次第で、色々な事ができると言う事を改めて、痛感したということです。

兎に角、今回は、今までオモチャだと思っていた、Batchファイルプログラミングで関数処理ができる事に、単純に驚きました。

2010年12月1日水曜日

Wikileaksの衝撃!

今週は、世界中のメディアのHeadlineを、Wikileaksが席捲しております。

この現象を一言で説明すれば、盗まれたTop Secret扱いの外交文書が、NETに流失して、
「いつでも誰でも、機密外交文書を読める様になっている。」という状態が継続しており、
また、その流失した内容があまりにも、衝撃的であり、世界中のMediaが大騒ぎをしていると言う状態です。

Wikileaksのサイトはここです。→ http://cablegate.wikileaks.org/

例えば、International Herald Tribuneは、流失した外交公電から、起こした記事を、トップニュースに
上げております。
→ http://www.nytimes.com/2010/11/30/world/asia/30korea.html?_r=1&src=me&ref=world

いずれにせよ、Wikileaksの運営者は、確信犯的にやっております。
Wikileaksのサイトは、下記の記述で始まっておりますし。。。。
========================================

This document release reveals the contradictions between the US’s public persona and what it says behind closed doors – and shows that if citizens in a democracy want their governments to reflect their wishes, they should ask to see what’s going on behind the scenes.
=========================================

しかし、そもそも、幾重にもSecurity Checkが掛かっている筈の米国務省のNetworkが、
こうも簡単に破壊されたのかが、ITエンジニアとして、とても不思議です。
国務省のシステムと言えども、完璧とはなりえないと、言うことか???

本件、IT技術的に、掘り下げた上、再度、報告します!

2010年11月23日火曜日

北朝鮮OS、Red Star OSのインストール及び設定完了!


とうとう、インターネットに、Redstar OSのISOイメージが公開されました。
ここから、ダウンロードできます。

(自己責任でインストールしてください。私は、Network Securityのプロなので、安全なインストール方法は色々と知っておりますので、問題ありませんが、素人には、色々な意味で、この手のOSインストールは危険です。)

さすがに実機で動かすのは怖いので、仮想環境上(VMplayer上)にインストールしました。
詳しく検証はしておりませんが、まあ、一昔前のLINUX OSと言った感じです。


因みに、一説によれば、NETに出回っているVersionには、spywareがOS自体に仕込まれていると言う話もあるので、あまり使わない方が無難かもしれませんね。

2010年11月22日月曜日

来月受験予定のBATICの勉強をとりあえず、始めております!(USCPA試験)

戦場の様な平日の激務とは打って変わり、今回の土日は、自宅で、ゆっくり出来ました。
来年4月のUSCPA受験勉強も鋭意、開始しておりますが、その腕試しとして、来月、受験するBATIC(国際会計検定 BY 日本商工会議所)の準備も始めております。

BATICのざっくりとした説明は下記です。 

http://www.geocities.jp/mollyvillage3/school_batic.html

BATICと、USCPA試験の問題を比較すると、BATICの試験は、USCPA試験で言う所のFARE(財務会計)セクションの試験範囲とほぼ一緒。
問題レベルも、ほぼ一緒と言えるかと思います。
あくまでも、目標はUSCPAの方ですが、BATICでも、得点率9割以上を目指します。

ところで、本日、面白いサイトを見つけました。
アメリカの会計を学ぶサイトですが、非常によく出来ている上に、無料であり、衝撃的です。
これです。→ http://www.accountingcoach.com/

こういうのが、ネットで無料で行われているのであるから、巷の予備校もきついなあ。

2010年11月21日日曜日

グアムのPrometric試験センターでの予約完了!(uscpa試験)

たった今、GuamのPrometric試験センターでの受験予約が完了しました。
来年2011年、4月上旬で申し込み完了です。
(2日間に分けて、FAREとBECを試験を受験することとなりました。)

思えば、試験制度の調査から始まり、あの面倒臭いFACSへの学歴評価依頼、そして、更に面倒臭いMaine州への出願、そして駄目押しの面倒臭さのGuamでの受験手続を、公約通り(笑)、Netを駆使して、独力で完了しました。(USCPA受験予備校とかに一切頼らなかったと言う意味です。)
この意味である種の達成感を感じます。

後は、試験を当日、GUAMで受験するだけですが、これも、予備校教材は一切使わずに、また、予備校に通うことも無く、Willeyを中心とした市販教材で独習します。

まだ、合格した訳ではないですが、一ついえることは、USCPAは、ある程度の英語力さえあれば、独力で受験手続もできるし、合格も可能な試験だと思います。
(予備校に100万円払う必要性が、正直、感じられません。)

兎に角、試験まで、まだ5ヶ月位あるので、残り2科目のAuditとTAX(こちらは2011年夏受験予定)の勉強も始めながら、夏までに全科目合格する予定です。

因みに、来月、中間試験的な目的で、BATICを東京で、受験するので、その結果もNETで晒そうと思います。

2010年11月19日金曜日

頭痛がする程の多忙な2週間の終息 ! 認証システムとの戦い!

社内で新規プロジェクトが走り、そのプロジェクトのIT Managerにアサインされてから、2週間が過ぎました。

PC14台の小さなLANですが、Firewall設定、DNS設定、MS Sharepoint設定、仮想化設定を含む、幅広いIT知識が必要なJOBでありました。
また、各種アプリケーションを走らせながらも、高度なNetwork Security設定が必要とされる面倒くさい作業であり、本当に頭痛がする多忙さでした。

毎朝7時過ぎ出社で、夜10時退社みたいな2週間でしたが、本日で、何とか設定完了しました。
今回の設定を通して、今まであやふやだった、名前解決とか認証システムに関して、「完璧な知識を身に付けた!」と断言できるレベルになったと自負しております。

Network Securityのプロにとって、実は一番難しいのは、Active Directoryを含む認証システムや、名前解決の為のDNS設定だと思っているので、その意味で、感慨深い2週間であったなあ。。。

おかげで、USCPAの勉強がイマイチ、捗らなかったですが、来週からまた、パワーアップして頑張ります!兎に角、週末は、自宅で、ゆっくりしたいと思います。

Guam Surcharge支払い手続きに関する、問題発生と解決策。(USCPA試験)

トラブル続きのUSCPA受験手続ですが、NTS受領後に、Guamでの受験を申し込もうとした際に、
またもや嵌りました。

というのも、どうしてもGuamのテストセンターの予約ができなかったからです。
イライラして、PCモニターを壊しそうになりました。(笑)

よく調べてみたら、予約できない原因は、Guamでの受験には、Penalty(追加コスト)が、発生すると言う事を知らなかったと言うことが判明しました。
このグアム受験生泣かせのGuam Surchargeは、「グアムには、アジア地域から大量の受験生が来る事を商機と見た」、NASBA (National Association of State Boards of Accountancy )の策略の賜物です。(笑)

このGuam Surchargeの詳細は、下記サイトにも記載されております。




という訳で、ここまでは、良かったのですが、さらなる問題が発生しました。
→ http://www.cpa-guam.com/gs_guam_surcharge.asp


上記サイトから、Guam Surchargeを払おうとすると、エラーが発生し、支払えない!
という訳で、下記のやり取りを、NASBAとやり、解決しました。
非常に詳細な回答であり、皆様にも役立つと思うので、公開します。
問題は、貴公子の凡ミスでしたが。。。

********************************************

以下に、実際のメールのやり取り本文を添付します。
同じ問題を抱えている方は、参考にして下さい。
因みに、赤字部分は、ブログ公開用に編集しております。


(11 /17 の貴公子発信メール)
=====================================================

Dear Sirs,

After I received NTS, I tried to pay "Guam Surcharge" on your site (https://ncd.nasba.org/gwprd/servlet/com.nasba.gwprd.hguw001?2,E) 
to schedule my exam day at Guam.
However, after several try, I still can NOT make payment because of the error message shown on the attached file(Error Message.bmp).
According to the error, "Section ID" I input in the payment-form seems to be wrong, but, as shown on the another attached file(NTS.bmp), "Section ID" I input such as 4415626 and 44156267 is definitely correct.

For other points, I do NOT have middle name, so the blank on this space might be no problem.
My birth day is  month. day, 1970, so input like "xx/xx/1970" might also be no problem.
Additionally, there is NO Mother's  Madian Name, so "Unknown" is OK based on the instruction.

I can NOT find the reason why I get the error message as the above mentioned.

Could you please let me know how to solve this problem ???

Thanks 
=======================================




(11/18 NASBAからの回答)
===========================================================
2010/11/18 Eletta Niles

Dear 貴公子

It appears all of your information to pay the Guam Surcharge was entered correctly with the exception of your
(state jurisdiction).  You entered (MN) for Minnesota, instead of (ME) for Maine.Please try to pay your Guam Surcharge again, this time make sure you put ME for state Jurisdiction.  Also, if you are not entering all four sections of the examination, please remove the 0's from the unused fields and leave them blank.  Please let me know if this works.   Thank you.

Please enter your information as shown below:


First Name...........................................貴公子


Middle Name.......................................LEAVE BLANK


Last Name...........................................悲しみ


Jurisdiction...........................................ME


Date of Birth...........................................xx/xx/1970


Mother's Maiden Name..........................UNKNOWN


Section ID Numbers   -    Remember, any unused section ID fields,
remove the 0's
===================================================

2010年11月13日土曜日

野党は、いつも立派だ! ~批評家の気楽さにつぃて。

高校の同級生で、前自民党衆議院議員の木原誠二と言う男がおります。
現在は、次期選挙に向けて、浪人中の様ですが、言っていることは、絶対的に正しいといつも感動する。


最新記事は、民主党のやっている、事業仕分け批判。
ブログはこちら→ http://ameblo.jp/kiharaseiji/entry-10704862582.html

(以下、引用)
==========================================
何と、蓮舫大臣は、事業仕分けを通じて財源探しを行うことについて、「あまり期待しないでほしい」と最初から予防線。しかし、元々、事業仕分けを通じた無駄削減で17兆円の財源を出すといっていたのは、誰あろう民主党自身ですし、蓮舫さんだったはず。
(中略)
要するに、最初からやる気がなかったということです。
==================================================


おっしゃる通りですねえ。
最近は、谷垣自民党総裁も、麻生元首相も、皆、立派なことを言っておりますねえ。
なぜ、自民党も野党になった瞬間に、こうもマトモな事を言い始める様になるのであろうか??


漢字の読めない麻生、コメディアン(そのまんま東・宮崎県知事)に、「俺を総裁にしろ!」と凄まれて、翻弄されまくっていた自民党、
そして、泣きながら首相を辞めていった安部首相と、新聞記者に逆切れして辞めた福田首相、G8の会議で、泥酔して、世界に醜態を晒したアル中兼ヤク中の中川財務大臣。
世襲議員ばかりで既得権グループと化した自民党、あるいは、元プロレスラー(大仁田厚、北斗晶、馳浩等)の再就職先と化した自民党など、自民党が政権与党時代にやらかした馬鹿さ加減は、枚挙にいとまが無い!
あの馬鹿さは、今の民主党のくだらなさを遥かに凌駕している。


どうして、野党になった瞬間に、どこの党もまともになるのでしょうか????
不思議ですね。。。。
評論家の気楽さなのであろうか???

【週刊貴公子】 11月第2週号 真の愛国者とは!


尖閣諸島の漁船衝突ビデオの流失で大騒ぎですなあ。


個人的には、衝突映像を見たかったし、また、その映像を隠す民主党政権にも、辟易として
いたので、ビデオが公開(流失)されて、気分が晴れました。


流失させた「海保職員の動機」と言うことに、捜査対象が移っている様ですが、法治国家である限り残念ながら、逮捕と解職、及び刑務所暮らしは、止むを得ないですね。
この辺を曲げたら、法治国家では無くなってしますので、厳正な処罰を彼に下すべきです。


ただ、彼自身が反省する必要は、勿論無いし、堂々と刑期を努めて、堂々と出所し、
堂々と再就職をして欲しいと思います。


そんなことを考えながら、愛国者について、考えてみました。
(ビジネスマンが、真に会社を愛するとか、公務員が真に国家を愛するという事を、改めて考えてみ ました。)
愛国者の例が、分かり易いと思いますので、貴公子の考える愛国者の定義を披露したい。


「国家の為なら、命さえも捧げる。」と言う愛国者は多いですが、究極の愛国者は、その上のレベルであると考えております。
つまり、「本当の意味で、国家の役に立つなら、極悪人・売国奴として、歴史に名を残し、後世の人に唾棄されても構わない。」と考えるのが真の愛国者であると考える。


隣国韓国で、20世紀前半に首相を務めた、李完用は、あの過酷な時代において、
明らかに賢明な国家元首であり、愛国者でもあったと思うが、彼は死後80年を経過した今でも、
韓国国内で、人間扱いされていない。


日本の歴史上にも、勿論いました。
私としては、明智光秀も、東条英機も、真の愛国者であったと考えます。
(近年だったら、中曽根康弘も、そうだと考える。)


今回の尖閣問題で、映像をネットにアップした、海保航海士がどの程度の意識で、法を犯したかは知らないが、愛国的な行動であったことは誰も疑わないし、そして、尊敬もしております。
その行動力に恥じない気持ちを持って、今後の人生を生き抜いて欲しいと切に願います。


http://www.asahi.com/national/update/1112/TKY201011120210.html


(以下、引用)
================================================================
沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突をめぐる映像流出事件で、「自分が流出させた」と名乗り出た神戸海上保安部の男性海上保安官(43)が、警視庁と東京地検の事情聴取に対し、映像は乗船していた巡視艇「うらなみ」の共有パソコンで入手した、と説明していることが捜査関係者への取材でわかった。捜査当局が船のパソコンを調べたところ、映像データが引き出された形跡があったという。
保安官は、映像データを入手した時期を「9月下旬から10月中旬ごろの間」と話しているという。捜査当局は12日も保安官を聴取するとともに、提出を受けた「うらなみ」の共有パソコンを詳しく解析。映像の入手、流出が保安官単独で行われた可能性も視野に、経緯をさらに調べている。
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2010年11月12日金曜日

NTS(Notice To Schedule)の受領 (USCPA試験)

Maine 州より、NTS(Notice to Schedule)が、貴公子のgmail宛てアカウントに来ました。

「本年11/10から、2011/5/10の間に受験しろ!」との事です。
いよいよ、緊張感が高まってきます。
受験旅行日程を、週末組みます!

想定しているマイルストーンは、下記の通りです。

- 2010年12月
中間テストの意味合いで、BATIC受験@東京
当然、880点以上のControllerレベルを取得する!

- 2011年2月中に、FAREとBECを受験する。
受験地は、グアムとし、試験後は2,3日、グアムでのんびりする。
帰国後、残り2科目(AUDITとTAX)の勉強開始。 

- 2011年3月、FAREとBEC合格 ! 

- 2011年8月。残り2科目を東京で受験。

-  2011年9月。AUDITとTAX合格後、ライセンス取得の為、必要単位を米国の大学で取得。
余りまくっている有給休暇を使う予定。
2週間程度、会社を休むことも想定。

- 2010年度中、ライセンス取得。

まあ、こんな感じです。
本トピックは、人気も高いので(検索でのヒットが多いので)、これからも随時、アップデートします。


2010年11月8日月曜日

心穏やかな日々! 新境地か??? 

週刊貴公子も最近は、発行頻度が減っておりますなあ。

理由は2つあります。
まず、仕事が鬼の様に忙しいと言うことと(平日は、朝8時出社で、夜9時過ぎに退社と言う生活で、土日も結構、出社します。)、帰宅後は帰宅後で、USCPAの勉強に励んでおり、あまりニュースも見ないと言う理由からです。

どういう事かといえば、こうした公私共に忙しい状態になってくると、以前の様に、CNNやBBCを一日2時間も3時間も見たり、International Herald Tribune やTimeを読む事も少なくなります。
そして、必然的に、国際政治とか国際経済の流れから取り残されております。(笑)

貴公子は、学生時代から、基本的に政治的な人間であり(笑)、各国の政治情勢や、国際経済を私なりに常にWatchしてきたので、こういう「ノンポリ状態」になったのは、成人になってからは、初めての事です。

ノンポリになってから気が付いたのですが、楽ですねえ。
精神的な意味で。。。。

「仕事を一生懸命して、帰宅後は自己研鑽の勉強に励む。」と言うある意味、内向きな生活なのですが、妙に楽に感じます。
学生時代から、デート中でも、旅行中でも、食事中でも、国際政治や、世界史、経済思想、政治思想を常に考えていたのですが、それらから解放され、「自分の生活に根ざした仕事や資格試験の事を一生懸命考えるのが、こんなに楽なのか?」と、本当に驚いております。

週刊貴公子を楽しみにしていた読者には、しばらく退屈なブログが続くかもしれませんが、お許しを(笑)!
代わりに、USCPA関連の記事と、好評の「激闘マニラの4年間」の続編に注力します!

2010年11月5日金曜日

【週刊貴公子】 緊急コメント 「尖閣沖、衝突ビデオ流失」に思う。

尖閣の衝突ビデオが、「過失」と言う形態を取りながらも、公開されました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm12650848

各種サイトに転載されておりますが、上記のニコニコ動画の画像が、こま切れしていないので、
一番良いと考えます。

政府もわざとらしく大騒ぎしているが、意図的に、流失させたのは明らか。
「管もなかなかエゲツナイ腹芸ができるではないか??」と感心しますなあ。

おそらく、下記の石垣市長のコメントが、もっとも的を得ていると思います。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101105-OYT1T00396.htm?from=main4

(下記、引用)
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尖閣諸島を抱える沖縄県石垣市の中山義隆市長は「テレビニュースで映像を見た。(本物であるなら)中国漁船が故意にぶつけて来たのは明らかで、公務執行妨害容疑での逮捕は当然だと受け止めた。それでも船長を釈放したのだから、この海域は無法地帯になる危険性がある」と指摘した。
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2010年11月3日水曜日

桂花ラーメン倒産 !(駄)

学生時代にあれ程、通い詰めた桂花ラーメンが倒産しました。

最近の過剰なラーメンブームの中では、確かにマイナーなのでしょうが、20年前に、
九州ラーメンと東京で言えば、環七の「なんでんかんでん」と共に、桂花だった。

私自身は、新宿桂花ラーメンに通い詰めたなあ。
大学の近くにあった、暖簾分け前の「ラーメン二郎」と共に、
私にとっては、確かに、青春の1ページです。(笑)

記事にも書いてありますが、要は、値段が高かったと言うことか。
20年前に、太肉麺900円は、他店と比べても、普通の値段だったが、2010年に、950円は高すぎると言うことか。
デフレ日本ですなあ。

http://www.asahi.com/national/update/1101/SEB201011010006.html

(以下、引用)
============================================================================
熊本ラーメンの老舗(しにせ)、桂花ラーメンを展開する「桂花」(熊本市)が1日、熊本地裁に民事再生法の適用を申請した。東京進出の先駆けだったが、ラーメンの激戦に敗れた。同社によると負債総額は約12億6千万円。国内外で「味千ラーメン」を開く重光産業(同市)が支援する予定で、全13店が営業を続ける。屋号は変えない方針。
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2010年11月1日月曜日

Maine Board of Accountancy からの連絡。(USCPA試験)

本日、Maine Board of Accountanyから、封書が来て、願書をProcessingしているとの
連絡を受け取った。(上の画像)
因みに、Maine州のWebサイトで、願書の手続き状況Statusをチェックできるとの事で、
IDとPWを使い、Webサイトにもアクセスした。(下の画像)
気合が入ってきました。
Fareの勉強は一通り終了しております。(400ページ程度の参考書2冊を、それぞれ2周した。)
今週中にも、問題演習に入ります。
使用する教材は、WillyのFareとBECの問題集兼過去問。
年内に1周させる予定です。






領土問題に思う!(週刊貴公子10月5週号)


ロシアのメドベージェフ大統領が北方領土の国後島を訪問していると言う事に対し、
各紙とも、刺激的なタイトルの記事を書いてあります。
下記の読売新聞の記事は、「『ロシアに甘く見られた』各党反発」です。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101101-OYT1T00536.htm?from=main1

(以下、引用)
====================================================================
野党側からは、「菅政権の領土への意識が低く、ロシアに甘く見られた」などと日本政府
の外交政策に起因するとの指摘もあがった。
自民党の石破政調会長は1日、「極めて遺憾だ。今後の日露関係にいい影響
を与えない」と記者団に語った。尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で日中関係が
悪化している点も指摘し、「政府が対応不能になっている状況をつかれたとも言える」と批判した。一方、「長年の自民党政権の外交、さらにその後の外交を見ての行動だろう。
情けない限りだ」とも漏らした。
======================================

そもそも、北方領土に限らず、領土問題は、実効支配している側が圧倒的に強い。
よって、北方領土は実質的にロシアのものであり、竹島は韓国のものだ。
一方で、中国が何と言おうと、沖縄は日本が実効支配しているのであり、これは覆せない。

ナショナリズムが結び付く、領土問題は、話し合いでは解決しない。
世界史上でも、特殊な例(香港やマカオ、せいぜいウスリー島)を除いて、存在しないのでは???
それでも、領土問題をひっくり返そうとすれば、戦争しかない訳であるが、今の日本においては現実的な選択ではない。

鈴木宗男や佐藤優が、小渕政権、橋本政権、森政権の時代に、2+2方式(歯舞諸島、色丹島を先に返してもらい、国後島とか択捉島の様な大物は後回しと言う方式)で、ロシアに返却を働きかけていたが、「ああ、そうですか!?来月、お返ししましょう!」となる程、単純な問題ではない。

また、自国が実効支配している領土で何をしようとも、基本的には、その国の自由。
よって、残念ながら、大統領の訪問は、黙殺するしかないのであり、いたずらに刺激的なタイトルで、ナショナリズムを刺激するべきではないと考える。
やるべきことは、実効支配している沖縄(尖閣諸島を含む)を、しっかり管理することだと思う。

http://www.asahi.com/politics/update/1101/TKY201011010131.html

http://www.asahi.com/politics/update/1101/TKY201011010060.html

2010年10月25日月曜日

会計の重要性認識 (USCPA試験)

貴公子は、基本的に、国際ITビジネスマンなので、会計とか財務に関しては、門外漢です。

そもそも、あの拓銀が破綻により消滅した後、「資金証券部出身の若手エリート(笑)」と言うステータスを捨てて、別業種(国際ビジネスマン)の道を歩み始めたのは、経理とか財務が自分には、向いていないと確信したと言う理由も確かにあります。

とは言いつつも、小樽の田舎の支店で、企業融資をしている時から、財務の重要性は認識しておりました。(面白さは感じなかったけど。)
そんな財務の勉強を、15年の時を隔てて、再度勉強している事に、ある種の運命さえも感じ始めております。

そもそも、今更、財務の勉強を始めて、そのマイルストーンとして、BATIC(今年12月)やUSCPA(来年2月)を受験しようと考え始めた理由は、グローバル化の波の中で、「国際会計基準の知識が多少なりとも無ければ、国際ビジネスマンとして、生きていけない!」と痛感したからです。

そういう訳で、国際ビジネスマンのIdentityを賭けて、この試験を取りにいきます。
(もっとも、学生や若手ビジネスマンではないので、パスすることがだけが目標ではありませんが。)

目指しているのは、海外ビジネスに於けるProject Managerとして、現地国の会計の専門家と、
「ある程度、会計の話ができる様になること。」、平たく言えば、少なくとも、プロからも、なめられない程度の会計の知識を得る事。

兎に角、年末と来年早々の試験は普通にパスする予定です。(笑)
社会人になって、まともに試験勉強をした事もありませんでしが、今回はエンジンが掛かってきました。

2010年10月23日土曜日

週刊貴公子 (10月第3週) プロの扇動家が蠢く中国国内。CIAか???

中国各地で、反日デモが止まりません。
ただ、報道を注意深く見ていると、どうも当初の反日デモではなく、反政府デモに転化してる様に見えます。

ただ、このデモ頻発問題を中国政府は、甘く見ているのではないか???
そもそも、デモに限らず、喚き散らす事は人間にとって、癖になる程の快感なので、そうは簡単に止まらないですしね。
既に、群衆は喚き散らすことの快感を覚えてしまった様だ。
共産党の独裁国家に取って、一番、与えてはいけない禁断の快感である筈なのにです。

それに、よく言われる事だが、訓練を受けたプロのアジテーター(扇動家)が10人程度、紛れ込めば、1万人のデモ群衆を手足の様に、コントロールすることは可能と言われております。

兎に角、この反日デモ容認は、中国政府にとって、危険ですね。
CIAか何かが入り込んでいるのでしょうが、もう止まらないでしょうね。
一気に、共産党政権打倒に向かうほどの爆発力を持っている様に見えます。
固唾を飲んで、見守っております。

http://www.asahi.com/international/update/1017/TKY201010170105.html?ref=reca

(以下、引用)
====================================

中国四川省成都などで起きた大規模な反日デモは17日、同省北部の綿陽に飛び火し、住民の目撃情報によると、1万人以上の若者らが「日本商品排除」などを叫びながら、市中心部を練り歩いた。パナソニックの販売店や日系飲食店のガラスが割られ、日本車が襲撃された。
中国当局は17日、デモ再発を防ごうと成都や北京などの日本関係施設に対して厳戒態勢を敷いた。しかし、若者らはインターネットや携帯電話で呼びかけ合い、警備の比較的少ない内陸部の地方都市で再びデモを起こした。
=======================================http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101023-OYT1T00690.htm?from=main1

ビジネスマンの宿命 ~激烈な時代の中で、もがき苦しむ(笑)

ざっくりとしたタイトルですが、ここ2,3年、感じていることを書きたいと思います。

私が17年前に、北海道拓殖銀行で、サラリーマンを始めた時、サラリーマンは気楽でした。
コンピューターは一般的ではなかったし、英語だって、誰もしゃべれなかった。
(あの頃は、社内で英語を話す人は、蔑視の意味を含めて、「あいつは、英語使いだからなあ。」と表現していた。)
確かに、当時、コンピューターに強い奴にも、英語が得意な奴にも変人が多く、また、社会もそういう人を、「あいつは、特殊な奴だから。」と許容していた。
従って、彼らの通常業務の能力が劣ることを誰も批判しなかった。

今はどうか???
私の様な平凡なビジネスマンに対しても、コンピューターを使いこなす能力、Nativeとべらべらやる英語力、国際ビジネス遂行に必要な法務知識や会計能力、そして、世界のどこでも仕事の出来るタフな肉体と精神的な強さ等が、すべて、ごく普通に求められている。

昔みたいに、同僚と仕事帰りに酒を飲んで、だらしなく酔っ払うことも許されなくなっているし、ちょっとした社内での会話でさえ、セクハラやパワハラに気をつけないといけないなど、ビジネスマンに求められるハードルは、ますます高くなっている。

勿論、完璧なビジネスマンなんていないし、全部できる奴は、世界を見渡しても、そうはいない。
しかしながら、それを求め続けられる現代ビジネスマンは、大変だ。
と、人ごとの様に言っているが、貴公子自身も、マトモに、この波に飲まれております。(笑)

時代が進み、技術が進展するに連れて、ビジネスマンの責務というか、ビジネスマンに期待される能力が、明らかに上がっており、現代ビジネスマンは、息つく暇も無いほどですなあ。
IT化と、それに伴なうグローバル化で、全世界的な大競争時代となっていることの副産物なのでしょうが、なかなかタフな時代です。

Googleのエンジニアなんかと話していると、その異常な頭の切れに驚くし、中国人の会社オーナーと話していると、そのエネルギッシュなパワーに驚愕するが、彼らに伍してゆく事が、グローバル化の波に乗ることなのでしょうね。

凡人中の凡人の私には辛い世の中ですが、出来る範囲で、食らいついていこうと思います。
私のような一般的なビジネスマンが、Worldビジネスで勝ち続けることが、祖国日本の為にもなると信じておりますので。。。。

2010年10月19日火曜日

早稲田の斉藤祐樹よ! 君はプロで、間違いなく失敗する!

泣けてくるほど、情けない話だ!

http://www.sanspo.com/baseball/news/101019/bsf1010190504000-n1.htm

(以下、引用)
=================================================================
本人は同席せず、応武監督と斎藤の両親との面談になる。「両親に誠意を持って話をしたい。評価や育てるビジョンなどを話したい」と鳥原チーフスカウト。大学4年間、評価してきた熱意はもちろん、プロ入り後の育成方針も説明する。
================================================================
最近、こういう、いい年して自我が確立していない若者が多くて、困るなあ。(苦笑)

高校生ならまだしも、22とか23の大学生でしょう???
なぜ、自分で話を聞いて、自分で決定しないのか???
単に馬鹿なのか、それとも、いい年して親離れできない甘えん坊か??
いずれにせよ、まともな大人ではないと言い切る。

「就活中の本人に代わり、学校の進路指導の先生と親が企業から話を聞く!」と言うのと同じではないか???
なぜ、ハタチを超えて、自分の就職先を自分で決定できないのか???

そして、こういう「甘ったれた若者」と、「ゆるい親」と、「履き違えている教師」の馬鹿物語を、
美談に仕立てるマスメディアに、真に失望する。

2010年10月13日水曜日

Maine 州に出願完了! (USCPA試験)

先週の金曜日から今週火曜に掛けて、L.A.に滞在していたので、向こうで、Maine州への出願書類
を送付しようと思っていたのですが、「FedexやDHLの民間サービスでは、US Postal Officeの
私書箱には送れない!」と言う事が現地で判明しました。
土日を挟んでいるのと、L.Aのダウンタウンには、U.S. Postal Officeが見つからないのとで、結局、L.A.での出願書類送付は諦めました。
(因みに、Notary(公証)は、L.A.で弁護士事務所を見つけて、そこでサインを貰いました。)


従いまして、本日の昼、日本から、郵便局のEMSで送付完了しました。
と言う訳で、手続きの山は完了した筈です。
後は、NTS(Notice To Schedule)をMaine州から受領後に、Guamでの試験申し込みと
航空機の手配をすれば、OKな筈です。

受験予定は、来年2月下旬です。

FARの勉強はそれなりに進行しております。
リース会計と、年金会計のところが、難しく感じますが、それ以外はなんとかなりそうな感じです。
これから、Willeyのテキストをアマゾンで購入し、仕上げる予定です。

いよいよ、エンジンが掛かってきました。
仕事は死ぬ程、忙しいのですが、平日は4時間、休日はその倍の勉強時間を確保して、突っ走ります。

2010年10月12日火曜日

現在の日本の不況は、単にGlobal化の結果だ!

3日間だけでしたが、Los Angelsにプライベートで行ってきました。
数時間前に帰宅したばかりです。

L.A.には、20歳の頃から30歳位までの頃は、良く行きました。
この期間で、確か4,5回は行った筈です。
今回は、10年振りのL.A.でしたが、色々と考えさせられました。

まず、落合信彦氏が数カ月前のSAPIO誌に書いていた様に、Bevarly Hillsにある、
全米最高級レベルの商店街である、Rodeo Drive周辺のストリートに空き店舗が目立ちました。
その意味で、やはりアメリカの経済は未だ回復していない様です。

さらに、20年前や10年前と比べて、明らかに、L.A.全体が人種の「るつぼ」と
化していると感じました。
特に目立ったのは、インド系と中国系とヒスパニック系。
更に、東南アジア系や中東系の人も多く見かけた。
明らかに、人種のMIXレベルが上がっていて、白人の方が少ない位に思える程であった。

上記の様な2つの事象を眺めながら、Global化の凄みを改めて考えさせられました。
どういう事かと言えば、我が日本を見ても、一目瞭然だと思いますので、そこから説明します。
「30年前や20年前の日本」と、「今の日本」とで、どちらが日本人は豊かだったかと聞かれれば、
明らかに、昔であると答えます。
昔の日本人ビジネスマンは、今のビジネスマンの「一人で100人分の仕事をする。」と言う程、
追い詰められていなかった。結構、のんびり仕事をしていたと思います。

逆に言えば、それでも、世界屈指の豊かさをKeepできた訳であり、「古き良き日本」が、
そこにあった。アメリカも同じことです。
アメリカ人であると言うそれだけの理由で、それなりの豊かな生活ができた、「古き良きアメリカ」の時代は既に、過ぎ去り、アメリカ自体もGlobal経済の中でもがいていると思われました。

Global化が進めば進むほど、各国毎に偏在していた、世界の富は、世界中で均等化
されてゆく訳であります。
国際経済学の理論から言えば、世界規模の生産活動最適化が進展する訳であり、その結果として、インド人や中国人の優秀な人間と、アメリカ人や日本人の同程度の優秀な人間と、理論的には、給与は同レベルに集約する筈である。
この経済のGlobal化は、IT技術の進展と表裏一体であり、IT技術が発展すると共に、今後、アメリカや日本の様な先進国の富は、ますます、途上国の国々へと「流失」し、世界の富は均等化
してゆくでしょう。
これは世界的な政治経済の流れの中での問題で、鳩山政権のここが悪かったとか、管首相が
無能だとかの問題ではなく、時代の必然なのでしょう。

そんな事を考えました。
今回の旅行では、Global化の世界的な旗手であるアメリカでさえも、Global化の波の中で、のたうちまわって、苦しんでいる姿を見た気がします。
私も緊張感をもって、Global化を迎えようと考えた次第です。
次回は、もっと楽しいL.A.紀行記を書きたいと思います。

2010年10月6日水曜日

Maine 州に出願! (USCPA試験)

FACS(Foreign Academic Credential Service)から、連絡が着てから1ヶ月近く経ちます。
いよいよ、次のステップとして、Maine州への出願でありましたが、ここで作業が滞留しました。

遅延理由の一つは、「会社業務が忙しくて、ゆっくり出願手続きをする余裕がなかった!」と言うのもあるのですが、出願手続きが兎に角、煩雑であり、理解するのに時間が掛かったと言うのもあります。
おそらく、米国人にとっては、面倒臭くは無いのでしょうが、外国人が外国の公的な試験を受験するわけですから、半端なく、煩雑です。
受験勉強自体よりも、この手続きの方が大変な位です。

と言う訳で、出願手続きをしていて、問題であったことを列記します。
(USCPA関係で検索を掛けて、このページにたどり着いた方の為に、改めて、私の受験ステータスを説明しますが、私は、日本の4年生大学卒業(慶応経済卒)です。出願州は、メイン州で、来年早々に、グアムでの受験を希望しております。)

問題①
本年9月からメイン州では、on-line 出願が可能となっているが、このシステム利用の前提は、
- 受験者がアメリカ国内の大学を卒業したアメリカ人で、
- 少なくとも過去10年間は、アメリカ国内企業での勤務経験のみであり、
- 推薦状を書く知人もアメリカ在住である
ことを前提にしていることを、理解するまでに右往左往しました。

と言うのも、例えば、現在の勤務先を記入する欄がありますが、会社所在地を選ぶタブでは、全米50州からしか選べない様になっております。
従って、貴公子の場合、現在の会社住所で、「東京」がどうしても入力できませんでした。
推薦状を書く知人の住所を登録するスペースも同じです。
従って、「昔ながらのPaper Applicationでやるしかない!」と気が付くのに、凄い時間が掛かりました。

因みに、メイン州の出願要綱は、ここです。(願書も添付されております。)
→ http://www.nasba.org/862571B900737CED/ENL/MEFTApplication/$file/MEFTApplication.pdf

と上記をクリアした後に、他にも問題がありました。
1) Reference Characterを誰に書いて貰おうか???
2) Notary(公証)って何?? 
3) どの書類を、Maine州に送付すればいいのか??
(出願要綱にはぐちゃぐちゃ書かれすぎていて、よく分からない。)
4) 願書の記入方法の細かいところがよく分からない。
5) 支払い方法は??? 

まあ、こういった問題をクリアしてゆくのも、受験の醍醐味と思い、割り切りましょう!
(私の場合は、公証をまだ取っていないですが、今週末からL.A.にたまたま行く予定があるので、
 そこにある、Notary Publicで取得しようと思います。
 10ドル程度だそうです。)

各種予備校のサイトや、何人かのブログもチェックしましたが、下記ブログが、メイン州への出願に関しては、一番、充実してました。
→ http://blog.livedoor.jp/elm200/archives/1091049.html

(以下、引用)
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面倒ポイント1  - 推薦状(letters of reference)
推薦状が3通必要です。
(中略)
■面倒ポイント2  - 公証 (public notarization)
願書の最後の部分に公証人(notary public) の名前を書くところがあります。願書を持っていって、内容が真正であることを誓わされるようです。どうやらアメリカ大使館(領事館)に行けばやってくれるらしい。私はいまベトナム・ホーチミン市に滞在していますので、ここのアメリカ領事館でトライしてみます。(まあ家からすぐ近くなのでその点は助かる)
(後日談:2010年1月5日にベトナム・ホーチミン市のアメリカ領事館で、願書の公証を受けました。結論からいうと簡単で、1時間くらい待ちましたが、願書とパスポートと $30 を差し出したら、職員の方がサインしてくれました。というわけで、おそらく世界中どこのアメリカ領事館でもやってくれるんじゃないでしょうか)
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2010年10月4日月曜日

心に残る名言の数々!

個人的に心に残った名言を、書きとめておりましたので、公開します。

1)
西村氏のような、有能ではあるが上司の意向のままに動かない職人型の検察官をエリート部局の最高検察庁に赴任させるという検察庁幹部の判断は、検察組織の強さを示すものだ。強い組織は、幅広い人材を抱えることができるからだ。そしてそれが組織力を一層強化する。

- 北方領土「特命交渉」鈴木宗雄・佐藤優 P271

2) 
教養とは、一人で時間を潰せる技術  

- 中島らも

3)
「洗いざらい話すことが、誠意であるとも愛情だとも思わない。」
(ソ連時代の反体制家サーシャ)

4)
イラク戦争はネオコン中のシュトラウス派の責任であるとし、レオ・シュトラウスは「『高貴な嘘』-すなわち少数のエリートのみが真実を知る資格があり、大衆に対しては嘘をつく事が事実上の義務となるという考え方-の擁護者」であると非難する人たちもいた。
- アメリカの終わり フランシス・フクヤマ P26 

5)
中国には「上有政策、下有対策」(=上に政策あれば、下に対策あり)という言葉がある。

6)
トヨタが求めるリーダー像とは?
「実践と実行が重要だ。行動しない人はトヨタとは合わない。何かを実行すればほとんどが失敗するが、失敗から学びながら少しずつ発展していく前向きで進んだ考えの人こそ、わが社の求める人材だ」

2010年10月3日日曜日

日曜日は、会社で運動兼労働しております。(駄)

最近、日曜日は、会社でNetwork Cable張り替えの肉体労働をしております。
各階に存在している旧式ネットワークケーブルの張替え、ケーブルレイアウトの見直し、図面作成などが主な作業であり、毎日曜日に5~6時間の肉体労働です。

机の下を這いつくばって、ケーブルを敷設したり、逆に机の上で腹ばいになりながら、机裏のNetworkケーブルに手を伸ばしたりする作業で、立ったりしゃがみこんだりする複雑な動きが必要な作業であります。時間も長いので、結構、良い運動になります。

キックや空手、あるいはジョギングといった真っ当な運動もいいのですが、こういった仕事の中での労働もなかなか運動量があり、気に入っております。
この労働は、毎日曜日やるとすると年内一杯、2週間に一回程度ならば、今年度末の2011年3月まで続きます。
まあ、「給料を貰いながら、日曜日に会社のジムで体を鍛えている。」と言う意味で、前向きに捉えています。本日曜日も、勿論出社中です。

2010年10月2日土曜日

(緊急提言) 中途半端なエリート主義に、毒されている日本!

完全に貴公子の専門外である法曹界、しかも司法試験のことだが、今の日本のゆるさを象徴しているので、コメントします。
毎日新聞の記事です。   
→ http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100910ddm012040044000c.html

(以下、引用)
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新司法試験制度は、社会人経験者や法学部以外を卒業した「法学未修者」にも法曹への門を開くことが狙いの一つにある。法科大学院の教育も、未修者をいかに合格させられるかが問われる。だが、5回目を迎えても未修者合格率は1割台で、志願者には大きなリスクが伴うのが現状だ。
(中略)
司法制度改革の議論は、企業や医療、労働分野などに法曹の需要が広まることを予測して法曹人口拡大を打ち出した。だが、合格者数は伸び悩み、法廷外の分野に挑戦する法曹資格者も少ない。
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大体、新司法試験では、何百万円の学費を払い、2年とか3年間、法科大学院通い、卒業しないと受験資格が発生しない。
この制度では、「法曹界に興味のある社会人が、サラリーマンしながら、何年か頑張って勉強し、試験パスを目指する。」と言う道を閉ざすものである。

結果的に、「大学卒業後、さらに法科大学院に通いながら、お勉強する様な環境にいるお坊ちゃま君とか、お嬢様」以外を排除するものであり、制度改悪であると言える。
こうしたゆるい制度のせいで、結果的に受験者のレベルが下がり、記事に書いてあるように、合格率も下がるのだ。

私が20代後半の時に通っていた空手道場に、当時40歳位の街の弁護士のオジサンがいました。
若い頃は、血気盛んだったようで、地元高校の番長、高校中退を経て、その後、東南アジアやアフリカで、傭兵の様な事をやっていたらしい。
20代後半で、戦争の限界を悟り、地元のコンビニでバイトしながら、司法試験の勉強をし、
3年間位で旧司法試験をパスしたと言う人がいました。
こういう、努力家と言うか庶民の熱い思いを、新司法試験は排除するものだ。

また、東大理系出身の切れ者が、法曹界で人間に関わることを決意し、24歳で「文転」し、
たった半年間の勉強で、旧司法試験をパスしたと言う話も私の身近にはある。

こういう夢を新司法試験制度は破壊するものだ。
お坊ちゃま、お嬢様ではないと、司法試験の受験資格も得られないというのは、日本社会の活力を奪う。旧制度の様な、試験一発に戻すべきだ。

2010年9月26日日曜日

週刊貴公子 (9月第4週号) 中国覇権の脅威に接し、米国のプレゼンスが上がる???

今回の尖閣諸島問題で見せた中国の中華思想とか覇権主義とかが、日本を含む周辺各国に恐怖感をもたらしており、
地域各国の米国依存が結果的に、高まるのではないかと思われます。
あるいは、地域各国の中国への警戒感から、集団で、中国を牽制するような動きがでるのではないか???
韓国の朝鮮日報と、Financial Timesとも、その辺の危機感を見せておりますね。

因みに、私は、10年以上前から、民主主義という価値観を共有し、かつ経済レベルも釣り合っている、日本、韓国、台湾で、日台韓三国軍事同盟を締結すべきだと考えておりましたが、今回の事件を踏まえて、冗談ではなく、そうすべきと考えます。


朝鮮日報の記事です。 → http://www.chosunonline.com/news/20100925000017

(以下,引用)
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中国は世界的な金融危機以降、国際的な政治の舞台で力を強めたうえ、国内総生産(GDP)基準で世界第2位の経済力を持つことから、米国と真っ向から渡り合える大国に浮上した。刀の「つか」を手にした中国が今後、外貨準備高や産業の中核を担う資源を武器に、外交・貿易で紛争が起きるたびに経済報復という刀を振りかざせば、国際貿易上の秩序や国際金融体制がどれほど衝撃を受けることか。日本のような経済大国でも太刀打ちできず、中国による圧力の前に頭を下げなければならないなら、ほかの国はお手上げだ。かつて、「ニンニク紛争」で携帯電話の輸入中止を口にした中国の経済報復を経験した韓国にとって、今回の事態は人ごととは思えない。
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Financial Timesの記事です。→ http://www.ft.com/cms/s/0/e9bad4b8-c7b6-11df-8683-00144feab49a.html

(以下、引用)
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“There is a lot of concern in the region that China is becoming more assertive and less willing to negotiate and compromise,” said Drew Thompson, a China specialist at Washington’s Nixon Center think-tank. “So these countries are turning to the US with more regularity.” Among south-east Asian countries there is growing anxiety about Beijing’s approach to several islands in the South China Sea claimed in full or in part by China, Vietnam, Malaysia, Taiwan, the Philippines and Brunei.
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2010年9月25日土曜日

【週刊貴公子】9月第4週号、日本人のひ弱さを憂う!

日本政府よ、情けないですなあ。
と言うのも、交渉の仕方を知らず、ただ阿って、へりくだるしか出来ない日本の外交は何なんだ??

「中国外務省は25日未明、尖閣諸島沖での中国漁船と海上保安庁巡視船の衝突事件について、日本側に謝罪と賠償を求める声明を発表した。」との事ですが、当然、こうなります。

ビジネス社会だって、基本的には、はったりによる、チキンレースばかりやっている訳で、相手とは喧嘩を通してのコミュニケーションを基本的にはしている。
日本政府は、この喧嘩とかはったりの理論を理解せず、喧嘩を避け、阿ることばかりしている。

甘いですねえ。!
中国上海で2年働いたが、中国人は基本的に、正直で勤勉です。
この辺は日本人と似ているが、同時に、アグレッシブですし、いい意味で喧嘩慣れしております。
喧嘩なれしているからこそ、喧嘩を通して、相手との理解を深めることとに関して、抵抗がない。

日本人は、喧嘩を避けることばかり考えております。
だから、島国なのである!
「喧嘩は、コミュニケーションの一種だ!」と言う事をもっと、日本人は理解すべきだ!

喧嘩を避けて、へりくだることで信頼関係が作れるわけがない。
この感性こそが、今回の尖閣問題の日本側の根本原因である。

いい記事があります。
→ http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100924-OYT1T01148.htm?from=main3


(以下、引用)
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民主党政権では、日米中3か国の関係を「正三角形だ」とし、日米関係と日中関係を同等に位置づける向きがあった。
昨年12月には、小沢一郎元代表が約140人の訪中団を率いて胡錦濤国家主席と面会したり、これまでの慣行を破る形で中国国家副主席の天皇陛下との会見の希望を受け入れたりと、中国との関係を重視する姿勢が強まった。
一方で、沖縄県の米軍普天間飛行場の移設問題では、米国との合意を白紙に戻そうとして行き詰まり、米側の強い不信を招いた。
こうした対応が今回の事態につながっているという指摘がある。「日米関係の弱体化を見透かされて領海侵犯され、その後も中国側に強気に出られている。日本側は中国におもねるあまり、外交的な駆け引きもできなくなっている」(政府筋)というわけだ。
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2010年9月24日金曜日

怠惰になる日本人。贅沢病か???

作家の曽根綾子さんが、本日(9/24)付けの産経新聞紙上の1面コラム「小さな親切、大きなお世話」に投稿しております。電子版ではなく、本紙の方なので、リンクは貼れませんが。。。

素晴らしい文章なので、手書きで引用します。
このコラムは、石原慎太郎や岡崎久彦と言った、保守系言論人の主張を取り上げており、貴公子的には、心地よい文章が多いのですが、今回のは、特に素晴らしい。

(以下、引用)
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しかし最近の日本人は、どうしてこんなに休むのだろう、と思うことはある。国民的休日が多すぎるのだ。休日が週末に当たると振り替え休日で3連休になる。何の理由でこんなに休むのかも分からなくなる。働く日が少なく、夜間作業もお断りとなれば、顧客が減るのは当然のことで、もう少し日本人は過酷な労働に耐えるようにすべきであろう。
(中略)
不景気と言いながら、組織が遊び半分で仕事をしているとしか思えない例は多い。
(中略)
ちょっと努力すれば売れるものを、「それはできません。」と平然と言う店員はいくらでもいる。
親切心と売ろうとする意欲がないのである。
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誰もこの休日の異常な多さと、最近の「やる気の無さ」を、批判しない中で、明確に声を上げた曽根綾子氏の勇気を称えたい。
そして、日本人の怠惰さに相も変わらず、絶望し続ける自分が痛々しい。(笑)

2010年9月22日水曜日

【週刊貴公子、9月第3週】 日本の外務官僚よ!仕事の時間ですなあ。

尖閣諸島問題が、日中の外交問題を越えて、経済交流や文化交流にも波及し始めております。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100921-OYT1T00975.htm

しかし中国政府の脅しも強力ですね。
北朝鮮の瀬戸際外交と、これでは変わらないではないか???
一体、どこで落とし前をつけるつもりであろうか???
今頃、きっと、日本と中国の高級外務官僚が、東京か北京で、酒を飲みながら、落としどころを
詰めている頃だが、日本の主権を貶めることのない、神業の様なソリューションを、日本の外務官僚に期待したい。

(以下、引用)
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中国外務省の姜瑜きょうゆ・副報道局長は21日の定例記者会見で、ニューヨークでの国連総会を機に温家宝首相と菅首相が会談するかどうかについて、「現在の雰囲気で会談を設定するのは明らかに適切ではない」と述べ、首脳会談を見送る方針を確認した。
沖縄・尖閣諸島(中国名・釣魚島)沖の日本領海内で発生した中国漁船衝突事件による日中関係悪化を受けたもの。
姜氏は、「すでに中日関係は重大な損害を受けており、中日双方の往来に影響を与えている」と指摘し、「日本が全責任を負うべきだ」との従来の見解を繰り返した。中国人船長の即時釈放も、改めて要求した。

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この記事にも書いてあるが、旅行自粛位で、両国共、「遊んでおく」べきだ。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100922-OYT1T00584.htm

(以下、引用)
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同関係者によると、21日夕、北京市内の訪日旅行を扱っている旅行社数十社が集められ、当局から募集やPRを積極的に行わないよう口頭で要請されたという。
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両国の経済関係は、密接であり、お互いに、勝負カードは切れないが、切る振りをすることは重要。
中国の外務官僚は、海千山千であろうが、日本の外務官僚はどうなのか???
まさか厚生労働省の村木厚子元局長を嵌めようとして、嵌めそこなった、前田恒彦特捜主任の様な、甘い男でないことを、願いたい!
(村木元局長は、完全な被害者なのであろうが、「組織というのはそんなもの!」なので、あまり怒りも感じません。ただ、組織の防衛本能として、前田に罪を被せて、トカゲの尻尾切りをする検察組織の厳しさを感じるだけです。)


因みに、International Herald Tribuneは、極めて冷静に事実関係だけを書いております。


http://www.nytimes.com/2010/09/22/world/asia/22chinajapan.html?_r=1&ref=asia

(以下、引用)
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Speaking at a news briefing, a Chinese Foreign Ministry spokeswoman, Jiang Yu, said it would be “inappropriate” for Mr. Wen to meet Prime Minister Naoto Kan of Japan at a United Nations conference in New York. Ms. Jiang said such a meeting should not take place until Japan released the captain of a Chinese trawler who was detained by Japanese naval vessels this month.
The public rejection of any meeting amounted to a new display of anger by China, which on Sunday suspended many government contacts and other exchanges with Japan.
“Japan holds the key to solving this problem,” Ms. Jiang said. “The Japanese side should correctly understand the situation and return the captain immediately and unconditionally.”
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2010年9月21日火曜日

諸行無常!

最近、会社内で、40歳そこそこのバリバリのビジネスマンが、体を壊したりして入院したり、突然死したりすることが散見されます。
そんな事を思っていたら、先日、久しぶりに実家に帰ったら、実家のマンションの一階下に住む、東大卒の病院院長も、まだ60歳そこそこなのに、突然死した事を知りました。
どうみても、ごく普通の大人しそうなオジサンで、そんな凄い人には見えなかったのだが。。。。

因みに、実家のマンションは、高級マンションだとかそんなでは全く無く、ごく一般的なサラリーマン向けのファミリーマンションです。
階下の人が、そんな凄い人であったとは、亡くなるまで気が付きませんでしたねえ。。。

兎に角、東大医学部卒の世界的にも有名な医師だったらしく、日本の頭脳であった様です。
諸行無常ですねえ。
人間の命の儚さを感じます。

2010年9月10日金曜日

【週刊貴公子】 9月第2週号。 日本社会の文法 (振興銀行の破綻を読み解く。)

あの拓銀でもしなかった、日本銀行史上発のペイオフが、いきなり発動されましたね。

ただ、あれだけ騒がれていた銀行に、ペイオフ限度額を超える金額を、未だに預金していた人がいるとは、何とも呑気ですなあ。。。

http://www.asahi.com/business/update/0910/TKY201009100196.html

(以下、引用)
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東京都中央区の小伝馬町店で開店を待っていた同区の男性(73)の預金額は3千万円。「2千万円が消える。本当にショックだ」。入り口の扉をガタガタと揺すって悔しがった。預金したのは08年。1年定期で利率は1.3%だった。「利息がよすぎて変だとも思ったが、まさかできたばかりでつぶれるとは。事件が発覚した時に全部おろすべきだった」と悔やむ。
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一方、「木村剛は何をしたかったのか?」と言う下記の記事に関しては、日本社会の文法から読み解けば、簡単に理解できると思われます。

つまり、「すべては10年前から、仕組まれていた!」と読み解く。
いきなり、ペイオフすれば、他の銀行に預金している人にとっても、「1000万円以上の預金を、分散させようとする」インセンティブが働くのは必然。
そして、分散先は、「なぜかペイオフ限度が2000万円である郵貯」に集中するのも必然。
したがって、郵貯に金を集めさせるために、あえてここで、ペイオフを行った。
つまり、「政府による、郵貯バンクへの強力な営業支援」と読み解ける。

おそらく、郵貯に金を集めまくって、日本国債を購入させまくる。
国債が「順調に消化」されるので、大規模な財政政策(ばら撒き政治)が可能となり、現政権の余命は劇的に伸びる。
そういうシナリオでしょうね。
ミエミエですなあ。。。

http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100910/fnc1009101104016-n1.htm

(以下引用)
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別の元行員は、木村前会長と融資をめぐり意見が対立して銀行を去ったが、「審査もろくにせずに大口融資をして、取締役会もなあなあ。積もり積もった不良債権があり、破綻という結果も仕方ない」と当時を振り返った。大手銀行の貸し渋りから中小企業を救うと訴えた木村前会長を信じて業務を続けてきた従業員もいただけに、この元行員は「結局破綻になり、木村さんは何がしたかったんでしょうね」と憤った。
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