2022年1月29日土曜日

【自壊する祖国】10日間、考え抜いた上で本記事をアップします。広くコメント求めます。

久しぶりの更新になります。

更新が遅れたのは、とても仕事が忙しかったのもあるのですが、凄い事に気が付いて、ここ1〜2週間、ずっと考えていたからです。今、やっと頭の中で整理つきました。IT技術者、国際ITビジネスマン、米国公認会計士として、知識と経験の全てを曝け出して、下記記事をアップします。広くコメント求めます。

<序文>

10日ほど前に、日経が報じた下記記事がずっと引っ掛かっておりました。

1/19の日経記事 → Microsoft、メタバース覇権へ布石 ゲーム大手8兆円買収

衝撃的な内容です。純利益年間2000億円程度のゲーム開発会社を、8兆円近くで、マイクロソフト社が買収すると言う記事なのですが、高過ぎるだろう!というのが、第一印象でした。ただ、よくよく考察していると、本事案は、21世紀ビジネスの象徴の様な気がしてきたので、下記に考察します。

1.

最初に言いたいのは、この買収劇を理解するには、国際ビジネス、IT業界動向、そして会計知識が必要なのではないか? という事です。最初の2つは、「そりゃあ、そうだろう!」と多くの人が思うと思いますが、会計知識については、イメージできないと思います。従って、まず、会計的な説明したいと思います。

2.

この買収劇が象徴するのは、「21世紀の高度情報社会では、従来の会計手法は死んだ!」という事だと思う。

どう言うことかと言うと、基本的に(乱暴な言い方をすれば)、財務会計の世界は、原価計算が元になって発展したと理解しております。つまり、19世紀後半から20世紀に掛けての工場での物理的な大量生産時代の会計手法をバックボーンとしている。勿論、会計基準は時代と共に進化しており、最近は知的財産やブランド力(のれん)も反映するようにはなっているが、あくまでも20世紀型の大量生産社会時代の会計手法をバックに持っている。

3.

原価計算では、例えば、「ある商品を1000円で販売した。原材料費は150円で、労賃は1個当たり200円であるので、直接費は1個当たり350円。」とかと計算する。更に間接費として、生産機械の原価償却費や電気ガス代等の光熱費、更に工場家賃等の間接費を差っ引いて、例えば、販売1個当たり、100円の限界利益があるとかと計算します。

4.

基本、こんな感じなので、企業買収時には会計学的は、非買収企業は、土地をどれだけ持っているか?、工場生産設備の時価評価額はいくらか?、保有している特許の価値は?と言ったモノを積み上げて、そこから貸借対照表の負債項目(借入金、買掛金等)を差し引いて、適正価格を算出しております。

5.

ただ、そんな手法は、上の記事のマイクロソフト社での買収では多分、一ミリも採用されておりません。非買収企業のゲーム開発メーカーは、土地とか自社ビルなんてほぼ持っていないでしょう。(仮にあったとしても、MS社が土地代やビルの時価を考慮した筈がない。)

では、何を考慮したか?と言うと、記事中にもサラッと書いてあるが、結局、ゲーム開発エンジニアのスキル(コーディング力)を、8兆円と査定した訳です。

>ゲーム開発者も取り込める。ゲーム人材は仮想空間の構築に詳しい。エンジニアの獲得競争が激しいなか、アクティビジョンの人材を得たことは大きい。

6.

さて、少し話は変わりますが、下記は、貴公子自身が去年6月にIT技術者向けのサイトにアップしたコードです。

月初エクセル集計処理を完全自動化し、100人日掛かっていた作業を一秒で処理した話。【完成版】

勿論、原価ゼロ円です。(Pythonコードは全てネットでの独学で学んだし、書籍代さえも、殆どかかっておりません。コーディング時間は何十時間か掛ったが、まあ個人の趣味なので、ブログ更新と同様で無報酬です。

ただ、原価がゼロだからと言って、上のコードが無価値か?と言えば、そうではないと思う。このコードを使うことで、人間スタッフの4〜5人分の月間作業が、一秒で出来る様になりました。処理データがもっと多くなれば、冗談ではなく、1万人分の人力作業が一秒で、しかも精確に出来る様になる訳です。どうですか? 原価ゼロだけど、価値は10億円あるとも思っております。笑

7.

結局、MS社は、ゲーム開発会社のプログラマーの価値を、8兆円と見込んだ訳です。これは既存の会計担当者の観点では全く理解できない事だし、もっと言えば、従来の会計常識を完全に超越したレベルでの投資判断です。これは、貴公子の上のコードは、多くの人から見れば、無価値なコードでしかないが、見る人が見れば、10億円の価値があるのと同じです。MS社は、このゲーム会社のエンジニアの能力を、記事にもある様に、メタバース時代の到来を考慮した上で、8兆円と査定したと言うことになります。

8.

長々と書きました。要は、この超情報社会のリアリティーは、見えている人(会社)にしか見えていないと言う事だと痛感した。そこから派生するが、従来の会計学は、残念ながら、ほぼ役に立たなくなってきている。


<最後に>

この記事は、IT技術者、国際ITビジネスマン、米国公認会計士としての自身の経験を結集して書きました。全ての価値観(会計基準さえも)がひっくり返っている時代であリますが、逆に、我々の様な「持たざる庶民」には、正に千載一遇のチャンスの時代であり、超素晴らしい時代に生きているとも言える。

ビジネス界を、下克上の精神で、ひっくり返しましょう!

2022年1月20日木曜日

【教育論】 米国の教育レベルは、非常に高いと思う。(含、小2娘の英検準1受験の件)

 小2娘が、今度の日曜日に英検準1級を受験します。(去年10月の英検2級最終結果はこちら。)

さすがに準1級は無理だと思っておりますが、それでも準備だけは少しでもやらせようという事になり、ここ1週間は、寝る前に30分だけ試験対策をさせております。

昨夜、やらせたのは、下記の大問3の長文です。12分で、下記のページをやる様に指示したところ、7分弱で、「終わった。暇だ。」とか言ったので、採点してみると、3題全問正解でした。


正直、驚いた!

問題の内容は、病原菌の話で、医学的内容と共に、Water Treatment System(下水処理施設)の話も含まれ、この辺を理解していないと解けない筈です。
不思議を通り越して驚きでした。(娘にやらせる前は、この内容だったら、全く理解できなくてもしょうがないと思っていたので。)

娘に、「なぜ、解けるんだ?」と聞いたところ、「毎晩、ママと一緒に読んでいるRaz-Kizの方が、もっと長いし、内容も難しいから、英検問題はむしろ簡単!」との事でした。

このRaz-Kidsと言うのは、過去記事 にも書きましたが、要は、米国の小学生が使っているオンライン教材です。月2000円くらいで、何百と言うエッセイが読み放題です。小2娘は、この中から、一つのエッセイを選んで(大体、1エッセイが20ページ位)、妻と一緒に寝る前に、30分とか40分位、読んでおります。
 
因みに、昨夜、読んでいたのが下記です。(科学技術に絡む話で、それなりに重厚です。本当は、20ページ弱あります。)

まあ、世の中では、米国の教育水準は低いと言われてますが、多分、それはあくまでも平均値で、米国の中流以上の家庭では、上の過去記事で述べたように、Raz-Kidsや数学サイト(IXL)を使って、かなりのハイレベルをガシガシやっております。

これからの子供は、グローバル化の中で、こうした世界の子供たちと、同じ土俵で戦わないといけない訳です。

世界のレベルは高いですよ!

最後に、娘が通っている地元小から持ち帰った、小2の国語のテストをアップします。あえて、米国基準とのレベル比較はしません。

ただ、危機感を持つべきだと思うのは、俺だけ??


2022年1月15日土曜日

【教育論】小2娘、来週の英検準1受験について。

去年10月受験にて、かなりの高得点で、英検2級は パスしております。

こちらが今回の受験票になります。

 

まあ、娘は地元の公立小に通っているのですが、かなりマジな(International School顔負けの)アフタースクールに毎日通っており、確実に英語力はついております。

尚、このアフタースクールでは、「小3の終わりまでに準1をパスする。」と言うのを一つの目安にしている様ですが、アフタースクールは、英語塾ではないので、英検対策とかは、一切、やりませんなあ。。。

そんな訳で、今日から英検準1の勉強を開始させました。(普段、どんな風に勉強しているか?に関しては、こちらに詳細しております。)

遅ればせながら、市販の問題集を買ってきて、早速、過去問をやらせました。難しいなあと言うのが、私の第一印象です。

読解問題の簡単な部分(大問2)だけを、とりあえず、「15分でやってみろ!」と命じ、やらせた所、「超簡単だった!」とか言って、9分で完了して、「6題中、正解5題」でしたねえ。

大門2、その1
大問2、その1

大問2、その2

まあ、これだけ見ると、期待したくもなるのですが、難解な大問3と、Vocabulary問題の大問1は、相当にキツイと思うので(まだ、やらせてないけど。)、来週の試験での合格は無理だとは、率直に思っております。
まあ、落ちるのでしょうが、世の中を舐め切っている娘には、落ちるのもいい薬になると思うので、来週、突っ込みます!

勿論、結果は、いつもの様にネットで晒します。

2022年1月13日木曜日

【アクセス数管理】125万アクセス突破! 

120万アクセスを突破したのが、12/18ですから、26日間での5万アクセス純増です。
とても早いのですね。

昨日から発生しているツイッターバブルが、この純増スピードに貢献しております。本日もまだバブル継続中なので、張り切ってツイートします!


 

2022年1月12日水曜日

【若者へ】どうしても、これだけは言っておきたい!

本日は、Twitterの方を新しい読者が沢山、見ている様です。ありがとうございます。さて、ツイッターバブルが弾ける前に、「年長者の特権」として(笑)、若い方にどうしてもお伝えしたいことがありますので、少々、お付き合い下さい。

1.

私は、今、アラフィフで、1990年代は、20代でした。当時、気鋭と言われたエコノミストや国際ジャーナリスト(大前研一や落合信彦)は、繰り返し、「このまま行くと、2020年頃ごろに、日本経済は壊滅するだろう。」と警告を発しておりました。

その頃、私は、慶応大学の経済学部(#)の学生だったり、あるいは卒業直後だったのですが、経済を学んでいる様な周囲の同級生も全員、「なぜお前は、そういうエキセントリックな事を言うんだ。日本経済が崩壊するなんてあり得ない。大体、日本的な年功序列や終身雇用が世界的に経営学の分野で、絶賛されているんだぜ。」と、全く危機感がありませんでした。まあ、信じていたのは、周囲では俺だけでしたね。当時。。。

(#)因みに、中学生の時、少しだけ勉強が得意だったので、塾の実績作りの為に、高校受験で慶応付属高を受験することを強要され、当然の様に合格しました。ただ当時は、「東大以外なら、大学なんて行かないで働いた方がマシだ。」と心底、思っていたので、超余裕で蹴りました。あんなナンパ大学の付属校に行くなんて、あり得ないと思ってましたが、結局、一浪して慶応大に行くと言うオチでした。

2.

当時は、慶応幼稚舎(小学校)から、慶応大までストレートで進学して、大企業に入るのが、「ジャパニーズエリート」の証明みたいな風潮で、実際、多くの慶応の同級生がそういうコースを辿ったけど、我が国がこんな事になって、当時、何も考えてなかった人は、今、超大変な事になっております。リストラに次ぐリストラに遭うという事や会社の倒産自体は、まあ大した事のない「普通の事」ですが、「自分自身がデフォルトで真のエリートであると信じて疑っていなかったオッサン共」には誠に過酷な状況の様であり、私の周囲では、メンタルがやられた人が結構、おります。

3.

要は、30年前の大前研一や落合信彦の「予言」は、結果として正しかったという事です。私は、当時から、こうした「予言」を真面目に信じていたので、対応できる様な布石(英語の勉強を続ける、海外で働く、テクノロジーの方に職種を変える、グローバル環境に慣れる等)を、自分なりに打ってきました。1990年代なんかは、「英語を勉強してます。」と職場の上司に言うと、徹底的にディスられましたが、ここだけは譲らなかったですなあ。まあ、周囲からは、変わった奴だと思われていたかもしれませんが、2022年の今、すべて、私が予測したような時代になっていると思っており、辛うじて、自分も時代には適応できていると思っております。

4.

ぶっちゃけ、国際ビジネスマンの感覚で言えば、現状は下記です。

・30年前は、世界に冠たる経済大国だった。(Japan as No.1だった。)

・20年前は、停滞する我が国を尻目に、中韓が凄い勢いで追い上げてきた。いくつかの経済分野で逆転を許した。

・10年前は、中韓に多くの分野で負け始めたが、適切な手を打てば、まだ再逆転の可能性も残されていた。

・そして今は、ほぼすべての分野で、完全に手遅れになってしまった。

さて、今後、10年後の日本経済とか日本社会ですが、第一線で働く国際ビジネスマンとして、更に状況は悪くなると読んでおります。具体的な一例をあげれば、日本企業はほぼすべて、シャープ化すると思っております。どういう事かと言うと、シャープは今や台湾鴻海グループの日本国内小売販売店ですが、恐らく、ほぼすべての日本企業が、外資企業の国内リセーラーとか下請けメーカーになるでしょう。

尚、「安い日本」を考察した記事はこちら。

5.

こういう、日本全土リセーラー化状態では、当然、外国企業や外国人が国内で幅を利かせることになります。日本人は給与は低い上に、かつ小売部分と言う、いちばんタフな部分をやることになるが、それしか手段がないので、手の打ち様もありません。

まあ、日本経済は完全に外資依存になると考えております。外国人が、銀座を六本木を我が物顔で闊歩する様になり、そうした外国人にサービスして糊口を凌ぐ日本人と言う、途上国に良くある構図が発生するでしょう。(もっとも、コロナ禍前にも、「激安日本!」とか言って、中韓どころか東南アジアの中流層まで、爆買い目的で押し寄せてましたけど。)

日本人の弁護士も外国企業の顧問になるのが、「優秀な弁護士」の証明になるだろうし、技術者でも経営者でも、外国企業の為に、日本人の"The best and the brightest"が働くようになるでしょう。我々の様な大衆レベルで言えば、日本人の若者やオジサンが、タイのバンコクやシンガポール、ドバイに、建設作業労働者等の3K作業要員として、出稼ぎに出る様な時代が来ると思っている。

6.

「そんな馬鹿な!」と思うでしょうね。まあ、1990年代に大前研一や落合信彦の「予言」を誰も信じなかった様に、絶対に多くの人は信じないと思いますが、10年後には恐らく、そうなる。これが国際ビジネスマンとして、海外のビジネス動向を分析しつづけた私の結論です。

===========

という訳で、ここからが本題です。

特に若い人は、ここからの断末魔の我が国経済に対して、覚悟をしましょう。

そして、私もそうですが、子育て世代は、子供がどれだけグローバルで通用できるか?のみに重点を置いて、タフに子供を育てるべきだと思っております。

勿論、私の様なオッサン世代も他人事ではないです。オッサン世代も、今までの価値観を捨てる必要があります。何をして良いのか分からないという方は、老若男女を問わず、兎に角、体を鍛えて、体力を維持して健康に留意すべきと思います。(最終的には、健康こそが拠り所になりますから。)

最後に、俺なんかの言葉よりも、下記をリツイートします。兎に角、タフになって、生き抜いて欲しい。 繰り返しますが、特に、若者は覚悟すべきだ。

2022年1月8日土曜日

【英語学習】これは、キツいなあ。。。まあ、頑張ります!

 久しぶりに英語に関して、書きます。

私自身は、ずっと、東南アジアや東アジアを中心にしたグローバル環境で働いてきました。仕事でも、多国籍メンバーとプロジェクトチームを組んだ経験は、数えられない位に沢山あります。いわゆるGlobal Englishを使って仕事をしており、今まで、特に問題も感じませんでした。

英語運用環境の観点から見ると、Non-Native同士、あるいは、Non-Nativeが多い環境が圧倒的に多かったです。

逆に言うと、英語のNative Speaker(つまり、アメリカ人やイギリス人)と、議論することは1対1とか、少数のNon-Native対Native Speaker等の環境であり、こういう場合は、Nativeも私に気を使って、少しゆっくり話してくれたと思うし、アメリカ文化独特の表現を使うのを避けていた筈です。

今年になり、外資IT企業に転職した訳ですが、私が所属するチームは、私以外は全員、アメリカ人やイギリス人あるいは、Native教育を現地で受けてきた外国人であり、正に、容赦のないNative Englishが飛び交っております。

例えば、先日、eMtgに出ていて、ファシリテーターが、"Ok, just take a few minutes' break. Let's start from the top of the hour." と言いました。

"the top of the hour"と言うのは、日本語で言えば、「正時」であるのは、聞けば理解できますが、今まで私が属したGlobal English環境(Non-Nativeが多数混じる非本場英語環境)では、絶対に耳にしなかった言い回しです。(Non-Nativeなら、Let's start from 11AM sharp! とか言いますよね。)

これは一例ですが、米国文化に根差したジョーク(日本で言えば、ホリエモンを引用したジョーク)とか、聖書を引用した言葉とかが会議でバンバンと出てくるし、勿論、Native同士では、それが通じております。

という訳で、今まで、私がいたGlobal English環境とは、レベルが違う英語力が必要とされております。勿論、Native独特のイントネーションやスピードで会議が進行しますので、今のところは、会議を録画して、何度も見返す様な状態です。

IT技術的にも非常に頑張らないといけないのだが、Native Englishにも適応しないといけませんなあ。。。到達するレベルと言うのは、米国ドラマを字幕なしで見て、理解できるレベルであり、これは私が考える、Non-Nativeにとっての英語の最高レベルです。

尚、私が考えるビジネス英語力のレベルは、低い方から(昇順)で下記です。

⓪上司として、Non-Nativeに狭義の業務指示が出来る。(悪いけど、これをやっているだけで、「俺は英語が得意だ。」と自称している日本人ビジネスマンが多過ぎます。上司だから部下の外国人が気を使って、良く分からないけど、とりあえず、"Yes,sir."と言っているだけで、相手に伝わってない事が非常に多いです。私が見た多くの日本人ビジネスマンの自称、「英語を仕事で使いこなしている人」は、大体、このレベルです。嘆かわしいことだけど。)

→①Non-Native同士で1対1で込み入った会話できる。

→②Non-Nativeが多数集まる会議にて、英語でFaciliateができる。(このレベルになると、日本人ビジネスマンで出来る人は、かなり少数だと思っております。)

→③Non-Nativeに加えて、Nativeが混じる会議でもFaciliateができる。

→④ Nativeと1対1で会話できる。(CNNやBBCでキャスターが話す英語をほぼ聞き取れる。)

→⑤ 米国のドラマや映画を字幕なしで見て、ほぼ理解できる。

→⑥ Nativeだらけの会議で対等に話せる。(CNNやBBCでの討論番組をほぼ完璧に聞き取れる。)

まあ、今の私の英語力は、ズバリ④です。そして、④から⑤へのアップグレードが大変難しいと思っておりますが、泣き言を言っていてもしょうがないので(笑)、英語の方も、マジで勉強し直します。ネットで探しまくって、このチャンネルが良いと思っております。


まあ、大変ですが、英語は好きですので、苦労だとは勿論、思っておりません。
3か月で、目標レベルに到達出来る様に、頑張ります。

2022年1月5日水曜日

2022年、New Year Resolution !

さて、寅年の2022年スタートです。恒例の新年の誓いです。

1.まずは健康でいる事。(これは、私だけではなく、家族全員が目標です。)

ささやかな願いだけど、これが一番重要だと痛感する年齢になりました。断酒は今後も続けますが(余程の事がない限りは、引き続き飲みません。)、減量も重要ですね。最近、読んだ記事だと、運動は減量にはほぼ無関係で、食事の量を減らすことが重要との事でした。やはり、食事制限はしないと駄目ですね。

2.体力維持

ランに関しては、2021年は、1137キロの総走行距離でした。今年は、一か月当たり平均100キロ。つまり、年内1200キロを目指します。それと筋トレ頑張ります。鉄棒や雲梯は、私の場合は、筋力が落ちたり、体重が増えたりするとすぐ出来なくなるので、ここは気を付けたいと思います。

3.IT技術関連

アプリ開発力を徹底的に強化します。Python,Javascript,JAVA等のプログラミング能力を徹底的に強化します。

4.仕事目標

年初から転職しました。兎に角、成果を出して、社内での発言力を高めるのが譲れない目標です。社内での発言力を確保した上で、事業開発のプロとして、各種社内提案をしてゆきたい。

5.自己啓発系

英語力は更にグレードアップさせます。(従来から、CNNやBCCを中心に勉強していますが、南部訛りも徹底的に勉強します。) それと、AICPAは今年がライセンス更新年なので、CPEも忘れずに頑張る!

まあ、こんな感じです。

2022年1月2日日曜日

苗場プリンスホテル周辺住民へのビジネス提案! ご意見をお聞かせ下さい。

さて、まだ正月ですが、仕事が忙しいです。

今年から転職する米国企業には、もちろん、正月文化なんてありません。と言う訳で、1月1日に転職したばかりですが、本日(1/2日曜日)も、ガンガン、米国チームからメールが飛んできております。転職先から送付されてきたPC設定で煮詰まっておりますなあ。。と言う訳で、現在、1/2日曜日の夜10時ですが、ちょっと休憩します。笑

昨日アップした下記の記事に関してです。→【旅行記】年末、苗場プリンスホテル2泊3日の家族旅行記。> 色々と考えさせられる旅行だった。

まあ、上の記事を読んだ人は、苗場プリンスホテルに少しネガティブなイメージを持ってしまったかも知れません。ただ、いくらオペレーションが崩壊しているとは言え、あの立地(ホテルの目の前に、巨大スキー場が広がる環境)は捨てがたいと思います。

そういう訳で、どうすれば、苗場プリンスホテルで快適に過ごすことができるか? を考えました。尚、この記事は、周辺住民へのビジネス提案にもなると思います。苗場プリンスホテル周辺住民(農家が多そうだが)の方からの率直なご意見をぜひ伺いたい。「そんなサービスなら、既にレッドオーシャンだよ!」と言うのなら、すいません。

1.あのホテルと苗場スキー場の問題点。

・ ホテルもスキー場も巨大すぎて、初めての人は、位置関係が良くわからない。

・  巨大ホテルであるのに、スキーシーズン中は混雑しすぎ。

・ ホテルのオペレーションが複雑過ぎて、観光客は常に食事整理券やらリフトチケット入手に忙しく、スキーに没頭できない。あるいは、高級なホテルなのに寛げない。

・ 新幹線駅から遠すぎるのだが(1時間のドライブ)、ホテルの宿泊者専用バスは少なくて、予約が取りにくい。また、市バスやタクシーも数が限られており、アクセスが難しい。

・ 夕食時のレストランは、食事整理券が取れたとしても混雑しすぎ。また、食事内容も、地元の味が生かされておらず、少々、退屈。(都内のショッピングモールのフードコートみないな食事ばかり。)

2. 冬場にスキーリゾートを訪れる顧客の属性に関する考察。

基本的に、スキーはゴルフ以上に、「カネの掛かるスポーツ」です。従って、苗場プリンスホテルに、スキー目的で滞在する観光客は、基本的に金銭的に余裕がある人が多い。(ホテルの駐車場を見ても、高級車が並んでいたし。)こうした「中流の上の人」は、基本的に、上記で述べた様な煩雑な処理をカネで解決したいと思っている人たちです。

3. スキーリゾート観光客の年齢層や国籍

丸3日間、苗場プリンスホテルで「観察」していたが、外国人が非常に多い。アメリカ人と見られるファミリー層は勿論、多かったが、韓国人や中国人は、それ以上に多かった。特に、若者4~5名のグループは、ほぼすべてが中国人の様に見えた。

一方、日本人は、ファミリー層が主体に見えた。(夫婦の年齢層は40代~50代前半で、小中学生の子供連れと言うパターンが非常に多かったと思う。)全体比率としては、日本人4割、中国人と韓国人で各2割、残り2割はアメリカ人と言う感じか。(一方で、日本人の若いカップルとか若者グループは、非常に少なかった感じ。)

4.スキーで観光客が落とすカネ

下記が、今回の請求書です。この金額にスキーレンタル価格を含めると、家族4名が2泊で、苗場に落とすカネだけで20万円を超えます。(請求書が3名と記載されているのは、3歳長男が無料扱いになっているからです。交通費を含めれば、25万円超です。)

つまり、一人当たり大体、一泊3万円超を苗場プリンスホテルに落とします。安い金額ではないですねえ。。。

5.どういうビジネスが成立するか?

結論から言えば、「苗場プリンスホテル周辺住民が、苗場ホテル宿泊客限定の旅行アシスタント業」をやれば、確実にもうかる。(コストは、ほぼ掛からないはず。)どこかの組織に属する必要はなく、個人営業です。宣伝はネットでやれば十分。

詳細説明します。まず、スキーリゾートに行こうと思うアッパークラスの顧客は、とにかく、旅行先では「楽をしたい。」とは、「リラックス」したいと言う意識が強い。

もっと言うと、現地事情に通じた、現地の旅行アシスタントに対して、それなりの金額を払う事への抵抗は、全くありません。そんな訳で、現地事情に通じた旅行アシスタント業は、必ず儲かる!

この個人アシスタントの業務提供例は、下記の様になると思う。

・ 旅行プランにあったホテルの部屋の選定(1300室以上の中から、旅行目的や宿泊人数等を勘案して、最適な部屋を選定して予約する。カップルには、それらしい部屋を用意するとか。) 

・ 苗場スキー場は、広大過ぎて、どのコースを滑れば良いのかが良く分からないが、多くのコースの中から、旅行者のレベルに合わせたコースのお勧めをする。(必要ならば、スキースクールの予約等もやる。)

・ 新幹線で来る客には、越後湯沢駅への送迎(これは、普通免許でできる。)

・ リゾート内に大量にあるレストランの中から、顧客の要望に合わせたレストランのお勧めと、予約作業(朝食と夕食チケットの入手を含む。)。尚、ホテルの食事はイケてないので、地元レストランに連れて行くと言うサービスにも対応。

・ スキーは、荷物管理が大変で、スキー板を持って、巨大なホテル内を移動するのがとても疲れるのだが、そのサポートと用具管理。(例えば、上級コースで滑りたいと言う顧客は、重い荷物を持って、巨大ホテルの中を移動する必要があるのだが、これが面倒くさい。そこで、「では、10時に2号館入り口で会いましょう!手ぶらで来てください。スキーシューズ等の用具を用意して、待っております。」とやれば、観光客は非常にラク。)

6.具体的な収益見込み。

1人のアシスタントは、一日、1ファミリーや1カップル限定とする。→ それでも、十分に忙しいと思う。

1)この仕事を行う為の必要な要件

・苗場プリンスホテルや苗場スキー場、及びその周辺事情に精通していること。

・自動車の運転ができること。

・スキーのスキルやスキー用具の基礎知識があること。

・簡単な英語が話せると尚可。(外国人向け)

2)一日あたりの収益。

一組当たり、5万円/日。(この位は、「中の上」の人は普通に払います。)

3)必要なコスト。

顧客のスキー用具を保管する為の個人ロッカー契約費用。(年間、数万円程度。)

空き時間の待機部屋として、一室を確保。(あるいは、駐車場内の自家用車内で待機。)

4)勤務時間。

朝9時から夕方6時位で十分。(空き時間は、苗場リゾート内のホテル部屋で待機。)

ポイントは、地元住民ならば、初期投資がほぼ掛からない事です。特に、周辺住民の方は、ご意見をお聞かせください。

2022年1月1日土曜日

【旅行記】年末、苗場プリンスホテル2泊3日の家族旅行記。> 色々と考えさせられる旅行だった。

12月29日早朝発で、12月31日夜帰宅の2泊3日で、新潟県湯沢町の苗場プリンスホテルに家族で旅行に行きました。目的は勿論、スキーです。そんな訳で旅行記です。

<初日>

まず、12月29日の下りの新幹線ですが、怖いくらい満席です。(コロナはどこに行ったんだ?)唯一、空席があった朝6時24分発の新幹線に乗る為に、朝5時半過ぎに自宅を出て、東京駅までタクシーを使いました。

東京駅には、6時前に到着。満席の新幹線に乗りこんだのですが、考えてみれば、8歳長女も3歳長男も、新幹線に乗るのは初めてなので、興奮状態です。高崎駅までは、晴れていましたが、上毛高原駅を超えた辺りから、完全な雪景色です。

越後湯沢駅到着が朝8時前。

 越後湯沢駅からは、苗場プリンスホテル宿泊者専用バスが出ているので、事前に予約しようとしたのですが、満席とのことで予約が取れませんでした。

従って、1時間以上掛けて、路線バスで行きました。ホテル到着は、10時過ぎ。

ネットに転がっていた全景写真


このホテルですが、2011年3月に妻と2人で来たことがあり、その時の良い印象が残っていたのだが、今回は、色々と失望した。
まず、朝10時過ぎなのに、ロビーが既に人で溢れかえっております。(後で書きますが、必ずしも宿泊者が多いから混んでいるのではなく、ホテルのオペレーションが崩壊しているので、どこも劇混みとなっております。)
チェックインは15時なので、それまでは宿泊者専用のロッカーに荷物を預けるのですが、とにかく、どこに行っても混み過ぎです。

2日目(30日)と3日目(31日)の分のリフト券は、ホテル予約時に一緒に申し込んでいたのですが、初日分はチケット窓口で購入。ただ、これも大行列。チケットを買うだけで、1時間並びました。スキーセットをレンタルするのにも、1時間以上並んだので、到着初日に、スキーができる様に準備を整えるだけで、3時間以上かかりました。

率直に言って、苗場プリンスホテルのオペレーションは崩壊しております。スキーセットレンタルに1時間掛かるのは、サイズ調整とかもあるから、まあ止むを得ないとしても、なぜチケットブースをもっと大量に作らないのか?

例えば、ホテルフロントでもチケットを買える様にすれば、何てことは無いはずなのにねえ。。。大体、1300部屋以上あるホテルで、チケット購入窓口は、屋内に一つ、屋外に3つしかない。

更に悪いことに、屋内売り場からは、屋外にある窓口3つが見えないので、屋外売り場の存在に気が付かず、劇混みの屋内チケットブースで一時間以上、並ぶことになりました。(屋外のブースの方が、多少は空いております。屋内チケットブースの脇に、「屋外にも売り場あります!」って、一言、書いておいてくれれば良いのだが、そういう配慮心が皆無ですなあ。。。)

さて、スキーセットレンタルと合わせて、丸3時間の行列の末に、やっとリフトに乗りました。

こうして、初日は午後1時から、天気も良いので、スキーを楽しんだのは良かったのですが、問題は、この後に発生します。午後5時過ぎまで、散々、家族でスキーを楽しんで、ホテルフロントに戻り、チェックインしたのですが、その際に、夕食のチケットは、午後2時から5時の間に指定場所に行って引き換えないとダメだと言われました。

「まあ、スキーに夢中で引き換えできませんでした。」って、レストランで直接、交渉すれば良いだろうと安易に思って、19時過ぎにレストランに行き、また30分以上並んで事情を説明して食事しようとしたのですが、「チケットがない人はだめです。」とあっさり門前払いを喰らい、さすがにちょっと頭、来ましたねえ。笑

因みに、ホテル滞在中は、毎日、このチケット引き換えを指定場所に指定時間中に行って、やる必要があるのですが、この引き換え場所も劇混みで、指定時間の午後2時の30分以上前(つまり1時半)から並んでいても、チケットを入手できるのは午後3時過ぎになる訳で、正に行列に並ぶために、ホテルに滞在している様なモノです。

上のツイートの行列は、夕食券引き換え用のブースに並ぶ、人の波です。(朝の新宿駅顔負けですね。)

そんな訳で、家族全員、昼食抜きで(朝食もおにぎり程度だったので)、スキーしていたので空腹で全員イライラとしていたのですが、別のレストランで事情を説明したら、「食事OK」となったので、やっと一段落できました。食事を終えたのが、20時過ぎ。子供達は、朝から大はしゃぎだったので、夜9時前には寝付きました。そんな初日でした。

この夜から、天候が悪化してきました。

<2日目>

スキーセットのレンタルは継続利用なので、2日目の手続きは不要でした。本日は、リフトチケットの引き換えだけなので、屋外ブースの宿泊者専用コーナーで一瞬で交換できました。チケットはこんな感じです。(一番下のチケットは、スキーウエアのポケットに紛れ込んでいた、2011年3月のチケット)



2日目は、初日の快晴の天気とは打って変わって、豪雪の中でのスキーとなりました。朝10時から、夕方16時過ぎまで、10本以上滑りました。
小2の娘は、スキーは初めてでしたが、初日と2日目に、厳しく特訓したので、何とか初級者コースを滑れる様になりました。娘を追った映像がこれです。


<3日目>
さて、最終日です。朝6時に起きて、荷造りして、温泉に入り、食事をし終えたのが、朝8時半。チェックアウトは、朝10時までですが、どうせ9時過ぎると、また行列になるだろうと予測して、8時半にはチェックアウトしました。(これは正しい判断だったと思う。)
それでもって、朝9時前から、滑り始めたのですが、こんな感じのブリザードで、良くコースが見えません。

それでも、最終日だからと必死に滑っていたのですが、午後1時過ぎから、5メートル先が見えなくなり、隣を滑っている筈の娘も見失いかけるレベルの吹雪になり、危険を感じて、午後2時前に中止しました。
その後、ホテルバスで越後湯沢駅に向かったのですが、こんな感じで道路がホワイトアウトしており、多くの車が道路の真ん中で立ち往生しております。駅まで、非常に時間が掛かりました。全く先が見えないし、どこが道路の境界線なのかも良くわかりません。。。。


午後5時に越後湯沢駅に到着して、午後5時半の新幹線に乗り、東京駅到着は午後7時半。自宅到着は、午後8時過ぎと言う旅でした。

さて、苗場プリンスホテルですが、スキーリゾートとしては立地は申し分無いと思います。スキーを朝から晩まで、体育会バリに励む若者には、これ以上ない完璧なホテルであることは、間違いない。
ただ、家族旅行者とかカップルとかで、あくまでもスキーは旅行の一部と言う顧客層には色々と問題がありますなあ。。
この辺のことは、別記事で書きますね!