2020年12月31日木曜日

2020年、最後の更新になります。

今年も、残り2時間余りで、終わりです。

振り返ってみると、結構、ブログの更新はした一年だったと思います。特に、Twitterは、急上昇ランキングにも一時、上がったこともあり、フォローワーはあっと言う間に500を超え、順調でした。

趣味のランですが、コロナのせいで、今年は大会参加はゼロです。ただ、リモワク活用し、週に2日位しか会社に出社しなかったので、その分、ランに時間を割く事ができました。年間走行距離と言う事では、過去最高800マイル(1280キロ)を記録しました。また、ジムでのトレーニングを継続的に続けて(週に2~3回)、体を鍛え直したのは良かったと思っております。更に、コロナでのリモワク開始に合わせて、断酒もしたので、血圧も、上下ともに20位は低下するなど、健康面では大きな飛躍がありました。まあ、子供がもう少し大きくなって、時間が取れる様になったら、格闘技も再開したいと思っております。

さて、年末をどう過ごしたか? を軽く整理しておきます。

12/25金が仕事納めでした。(山口県徳山市日帰り出張)

翌26日は、家族と自宅近くの公園で、数時間を過ごしました。(小1の娘が雲梯ができる様になったのが嬉しかった!)

27日は、朝早く起きて、家族で横浜観光。首都高経由で自家用車で行ったのですが、横浜は意外に近いと言う事が、ここに住んで7年近く経つのだが、初めて知りました。(自宅から30分で石川町に到着。)

で、横浜ですが、「港が見える丘公園」を中心に、6時間位、散策しました。横浜は、大学時代に何度もデートで夜中に行ったけど(笑)、日中、歩き回ると意外と知らなかった所ばっかりで面白かった。

公園周囲の旧外国人居住区

意外と中華街は混んでおりましたが、それでも普段の半分以下か?


横浜ベイエリアは、駐車場が少ないのが大きな問題だが、コロナ禍で駐車場もガラガラで簡単に見つけられたのは良かった。帰宅は18時。

28日の月曜日は、妻は疲れてダウンしたので、子供二人を連れて、自宅周辺をウロウロしておりました。特に、小1の長女には、3時間くらいの運動(ジョギング、鉄棒)をさせながら、貴公子も一緒に運動をして過ごしておりました。

29日の火曜日ですが、この日も朝早く起きて、家族で千葉県の公園(船橋のアンデルセン公園)に行ったのですが、何と休園。(調べてから行けば良かった!)そこで、速攻で別の目的地を探したのですが、結局、船橋のイケヤで丸3時間をショッピングしました。

イケヤの後は、浦安にある大江戸温泉に深夜までおりました。因みに、大江戸温泉ですが、貴公子の居住地から一番近いのは、「大江戸温泉東京ベイ」なのですが、この浦安の方が好きなので、年に2~3回は行きます。この時期は、いつも激混みなんですが、コロナ禍のせいでやはりガラガラでしたねえ。。。

30日の水は、またもや妻がダウンしたので、午前中はイケヤで買った家具の組み立てで過ごし、午後は子供2人を連れて、地元の公園でひたすら過ごすと言うパターンでした。子供を遊ばせながら、公園の隅でずっと運動しているので、私にとっては、これはこれで有用な時間なのですが。。。

でもって、大晦日の今日ですが、朝早くから、自家用車で神奈川県江の島に行きました。(「3年くらい前にも行ったよね?」とか、道中、妻と会話していたのですが、先程、調べたら2014年1月でした。と言うことで、何と7年ぶりの訪問でした。光陰矢の如し!)

でもって、今回は、江ノ島の裏側まで回り込んだのですが、この島は意外と広いですね。特に感動したのが、「岩屋」と言う洞窟です。入場料大人500円ですが、これは行く価値ありです。

洞窟に向かう道も綺麗に整備されており、快適です。

こんな感じ。↓

車は、島の入り口付近の駐車場に止めたので、この洞窟への行き帰りはずっと徒歩なのですが(徒歩以外に移動手段がない。)、アップダウンのある山道なので、2歳の長男を抱っこして上り下りするのは、非常にきついです。まあ、良い運動ですが。。。。16時に現地を車で出て、帰宅は18時でした。

とまあ、長々と書きましたが、遠くに行ってカネと時間を使わなくても、地元とかその周囲で十分に楽しく過ごせている訳で、まあ、良い年末だと思っております。

この辺は、今回のコロナ騒動で気が付いた事ですね。

最後になりましたが、皆さまも良いお年を! 来年も、よろしくお願いします。

2020年12月26日土曜日

山口県日帰り出張の旅行記& ちょっとだけ「桜を見る会問題」を考えた。

1.

昨日の12/25金曜日ですが、今年の仕事納めの日でした。正に仕事納めの日に、今年初の出張として、山口県まで日帰りで出張しました。考えてみれば、今年は1月からコロナ騒ぎで、国内外の出張がすべて中止・延期となり、これが「今年初」の出張です。

そう言えば、2018年年末の仕事納めは名古屋、2019年の仕事納めは大阪で、今年は徳山とだんだん、遠くなっております。笑

さて、最終目的地は、新幹線の駅で言えば、徳山駅が至近となる場所ですが、あそこまで新幹線で行く気は、最初は無かったです。 

ただ、飛行機を調べると、山口県には、岩国空港と宇部空港の2つがあるのですが、この両空港の丁度、中間地点に徳山駅は位置するんですよねえ。。それに、両空港とも地方空港であり、羽田からの便が非常に少ないです。

2.

結局、新幹線で行くことにしました。現地でのアポは15時なのですが、徳山駅から結構な時間を自動車で移動する必要があるし、尚且つ、土地勘が無いので、なるべく早い新幹線で行こうと思ったのですが、「のぞみ」で、徳山駅に止まる本数は本当に少ないですね。最終的には、7時半東京駅発の徳山駅直行の「のぞみ」で行くことにしました。(もっと早い便で行きたかった。)

で、車内なんですが、予想通りガラガラです。下記の写真は、新横浜駅を出発後(次は名古屋)の社内の様子です。一車両に乗っている人数が、両手で数えられる程度です。


また、車窓をぼんやり眺めていると、12月最終週なのに、富士山に冠雪がありません。これは衝撃的でした。

因みに、名古屋を超えて岐阜県を過ぎると、雪でした。

でもって、0730東京発で、徳山駅に着いたのが、1145です。つまり、4時間以上、乗っていた事になります。誠に疲れましたねえ。。。

徳山駅初上陸したのは良いのですが、新幹線ホームに自販機一つありません。

ホームから降りると、JRの徳山駅に直結しており、JR口と新幹線口の2つの出口がありますが、新幹線口は、本当に何もありません。

と言う訳で、駅前に「みなみ銀座」と言うアーケード商店街も広がっているとの事のJR口の方に行きました。

ところがです。

これが駅前商店街です。2019年秋に広島県呉市に行った時もそうだったけど、あれ以上にシャッター商店街化が激しいです。大げさではなく、駅前にある吉野家以外で、ランチを食べる所が見つかりません。非常に非常に、我が国の行く末が心配になる光景です。



で、やっと見つけた居酒屋でのランチがこれです。


このランチは、旨かった。カキフライ定食で、850円です。
(本当は、エビフライ定食が食べたかったのですが、座ったカウンター席の真ん前に水槽が置かれていて、エビのカップルが引っ付いているのを見て、「エビフライを注文したら、このカップルが捌かれるんだろうなあ。。。」と思うと、注文を躊躇しましたねえ。笑)
さて、昼食後、少しだけ時間があったので、周囲の観光名所にでもタクシーで行こうかと思っていたのですが、徳山駅周辺には動物園くらいしかないですね。
山口県は萩や岩国錦帯橋、秋吉台、関門海峡等、観光資源は豊富なのですが、残念ながら、徳山駅周辺には、目星しい観光施設は無いようです。
と言う訳で、駅ナカのスタバ&本屋&図書館で、1時間半位、結局、仕事しておりました。

午後2時過ぎに、ビジネスパートナーの所にレンタカーで移動。
午後5時まで、かなり身のある話し合いをして、徳山駅に車で戻ってきたのが、5時半過ぎ。このスタバ&図書館&本屋ですが、夜になると映えます!

既に1730過ぎで真っ暗ですが、折角だからと言う事で、ビジネスパートナーの人と、駅前の数少ない居酒屋の一つで、食事をしました。
空いている居酒屋が片手で数えられる位だし、金曜日夜だし、年末なんだけど、客は、数組程度で、店の経営が心配になりました。

一時間強の食事で、軽い居酒屋料理とビールを小ジョッキ2本、獺祭をオチョコで2杯だけでしたが、半年ぶり位に呑んだ酒なので、帰りの電車でもずっと気持ち悪かったし、頭痛がしてました。(もう酒は飲めない体になったなあ。と痛感しましたねえ。。)

そんな訳で、徳山駅発で東京に戻る最終便で帰京です。(こだまで広島まで行き、広島で東京行き最終の「のぞみ」に乗り換えです。
この東京行き最終の「のぞみ」ですが、大阪で多少、混んできましたが、それでも、ざっくり乗車率は40%くらいです。(東京駅着は23:45でした。)
何度も言いますが、年末、金曜日夜の最終便でこれですから、JR東海は大赤字ですね。
まとめると、朝6時半に自宅出発して、帰宅は日付をまたいで、深夜0時半。
そんな旅行 出張でした。

3.
予想した通りですが、東京と徳山の日帰り出張はつらいです。
新幹線に10時間近く乗っていた事になります。(東京からロスまで行けます。)
やはり、日帰りが可能なのは、大阪までと改めて痛感!
(余裕がある日帰りと言う意味では名古屋までですね。)

それと、上にも書いたけど、地方経済の凋落ぶりに、感傷的にならざるを得ません。
徳山駅周辺に住んでいる人が、美術館とか映画館とか、あるいは大きな買い物をしようと思った場合は、新幹線で30分程度の広島駅周辺まで行かざる得ないでしょうね。
そんな事を思うと、我が国の地方経済の先行きに、胸が苦しくなってきます。

4.
ところで、正にこの時期、山口4区選出の安倍首相が首相在任中に地元後援会関係者を私費で接待した「桜を見る会」疑惑がクライマックスを迎えておりますが、正直、山口県のおじいさんやおばあさんにとっては、現役の首相から、東京に招待されるなんて事は、「非日常的でエキサイティング」だったろうし、名誉な事だったんだろうなあ。。と思わずにはいられません。(因みに、徳山駅周辺は、山口1区です。)
東京人の感覚で、「あんなバカっぽいパーティーの為に、わざわざ山口県から行くなんて、どこまでヒマなんだ。」って言うのは、かなり的が外れているとは思いました。
そう思うと、確かに、安倍の詐話師ぶりには頭に来るのだが、そこに出席していた、山口県のおじいちゃんとかおばあちゃんは、非難できないなあ。。。と心底思います。

2020年12月24日木曜日

【桜疑惑】 そう言う事なら、安倍晋三後援会の秘書は死刑だ!

桜を見る会で、有権者にカネをばら撒いた安倍晋三前首相であるが、不起訴との事。

⇒ 安倍前首相、重い監督責任 特捜部聴取は検審対策の側面も 

>安倍氏は法的にも罪を問われる立場にあるとはいえず、事情を把握していない限り、刑事責任を問うのは難しい。一方、秘書から虚偽報告を受けたのが原因であっても、国会で事実と異なる答弁をしていたとなれば安倍氏に道義上の責任が生じる。

>安倍氏が昨年、国会で「後援会の支出や収入はない」と断言していることからも、補填や不記載を把握していなかった可能性は高い。

うそつき安倍は、例のごとく、「知らなかった」と検察に言ったんだろうけど、それを鵜呑みにする検察と言うのも、あまりにもバカっぽいよなあ。

そもそもだけど、本当に秘書が勝手にやったのならば、この秘書は、現役の総理大臣ばかりか国会を愚弄した事になり、死罪に値する大罪人だよ憲政史上、最悪の「凶悪犯」である訳なのに、何で、略式起訴と言う罰金刑で終わっちゃうんでしょうか?

完全に論理破綻しております。

導かれる答えは、検察と安倍がグルになって、形式だけの捜査をしたと言う事と言う以外にない。最近の我が国はこんな形式捜査ばっかりで、これではアフリカの訳の分からない独裁国家と同じです。

これじゃあ、我が国に愛着を持てと言う方が無理があるよなあ。。。。

2020年12月21日月曜日

現役世襲国会議員リスト作成しました。

「現役世襲議員リスト」の作成に今週は従事していたのですが、意外と時間が掛りました。と言うのも、そんなリストはネットに転がっているだろうと思っていたのですが、意外と無く、「世襲政治家ファミリーの調査」に非常に時間が掛りました。

やっと発見した、信用度の高そうなリストが少々古いですがこれです。⇒親族関係にある政治家一覧

このリストに出ている名前と、現役国会議員リスト(衆議院議員参議院議員)を照らし合わせて重複する名前を抽出しました。(尚、各種のプログラミング技術を駆使したので、照合作業は一瞬でした。)

調査結果は驚くべきものでした。何と、衆議院465名、参議院245名の両院合計710名の内、判明しているだけで、133名であり、世襲率は18%を超えております。(恐らく、未判明分も含めれば、軽く20%を超えてくる筈です。)

下記がテキストベースでのリストとなります。

<2020年12月時点で判明しているだけの世襲議員リスト、133名)

尚、政党別ではなく、50音順に並べております。

(因みに、読者から「金子恵美の名前が入っているけど、彼女、辞めたでしょう?このリスト正しいのかよ。」とのコメントが入りましたが、貴公子のデータ処理に間違いはございません笑。この「金子恵美」は、福島一区選出の金子さんで、あのビジネス不倫でテレビに出まくっている、宮崎謙介の妻の「金子恵実」とは別人です。)

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逢沢一郎

赤松広隆

麻生太郎

安倍晋三

甘利明

石川香織

石破茂

石原伸晃

石原宏高

井出庸生

伊藤俊輔

伊藤信太郎

伊吹文明

岩屋毅

上野宏史

浦野靖人

江渡聡徳

江藤拓

岡下昌平

岡島一正

岡田克也

奥野信亮

小此木八郎

小里泰弘

小沢一郎

越智隆雄

小野寺五典

小渕優子

尾身朝子

柿沢未途

梶山弘志

加藤鮎子

加藤勝信

金子恵美

金子俊平

亀井亜紀子

亀岡偉民

川内博史

川崎二郎

岸信夫

岸田文雄

北側一雄

木村次郎

木村弥生

黒岩宇洋

玄葉光一郎

小泉進次郎

河野太郎

高村正大

國場幸之助

後藤田正純

小宮山泰子

笹川博義

左藤章

佐藤公治

佐藤勉

塩崎恭久

塩谷立

下地幹郎

鈴木俊一

鈴木貴子

高鳥修一

竹下亘

武田良太

橘慶一郎

棚橋泰文

谷公一

田村憲久

津島淳

土屋品子

寺田学

寺田稔

渡海紀三朗

永岡桂子

中島克仁

中村喜四郎

中山泰秀

二階俊博

西岡秀子

西村康稔

西銘恒三郎

丹羽秀樹

額賀福志郎

野田聖子

野田毅

野中厚

橋本岳

鳩山二郎

葉梨康弘

浜田靖一

林幹雄

原田憲治

平井卓也

福田達夫

船田元

古屋圭司

細田博之

堀内詔子

松本剛明

三ッ林裕巳

御法川信英

三原朝彦

宮路拓馬

宮下一郎

武藤容治

村上誠一郎

森英介

山岡達丸

山花郁夫

山本公一

山本拓

和田義明

渡辺周

阿達雅志

青木一彦

東徹

石川博崇

石橋通宏

江島潔

片山大介

金子原二郎

川田龍平

吉良よし子

世耕弘成

関口昌一

田名部匡代

高橋はるみ

西田昌司

野上浩太郎

羽田雄一郎

羽生田俊

林芳正

福岡資麿

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2020年12月13日日曜日

菅政権には、ワンチャンスを与えたい。

こんばんは! 世襲議員落選運動推進中の貴公子です。

最近のブログで何度も書いているのですが、貴公子が心酔する議員は、野党の小川淳也衆議院議員だけです。ただ、彼が首相になるまでには、まだまだ時間が掛かりそうなので、夢は兎も角、現実的な観点から、現在の政治家を論評したいと思います。

まず、私は、安倍政権が大嫌いでした。政策もロクでなかったが、兎に角、世襲議員と言うのが生理的にダメで、世襲で固めた安倍政権の面々には、正直に、吐き気がしました。

その意味で、世襲でないどころか、叩き上げの菅義偉首相の事は、ニュートラルな立場で見ているつもりです。菅政権の良いと思うところは、携帯電話業界の再編を促した所だと思うし、良いを通り越して素晴らしいところは、安倍晋三を「桜の見る会疑惑」で訴追しようとしている所です。

一方で、ダメな部分は、コロナウイルス対策であるが、ここは誰がやっても難しい部分なので、あまり批判はしたくないです。

そんな中で、下記の数字です。

⇒  内閣支持続落43.1% コロナ対応評価せず4割超―時事世論調査

>時事通信が4~7日に実施した12月の世論調査で、菅内閣の支持率は前月比5.2ポイント減の43.1%だった。減少は2カ月連続。また、新型コロナウイルス感染をめぐるこれまでの政府対応について評価を尋ねたところ、「評価しない」が44.0%で他の回答を上回った。

繰り返しになりますが、菅政権を良いとは思って無いです。ただ、小川淳也氏以外なら、誰が首相になっても、あんまり変わらないと思うので、当面は、菅首相に頑張って欲しいとは思っております。

そんな中で、菅政権にとって起死回生の切り札を「御教授」したい! 笑

ぶっちぇけ、NHKの解体と民営化。

これは、携帯業界の再編よりは簡単だし、尚且つ、国民の関心も高い。政治的にも、大きな抵抗勢力があるとも思えない。携帯業界を長年に渡る執念で追い詰めた菅首相にとっては、簡単すぎる案件だろうけど、NHKの解体と民営化を完成させれば、支持率なんて、軽く数十パーセントは上昇すると思う。是非とも頑張って欲しい。

P.S. ところで、近々、「日本全国世襲国会議員リスト」を作成の上、公開します。乞う、ご期待!

2020年12月12日土曜日

若い人のビジネスキャリア構築に少しでもお役に立てることを願い、アップします。

<序文>

まあ、私は、全く平凡なアラフィフサラリーマンで、偉そうに振舞える立場でも何でもないのですが、何とかこの年でも生き残っているのは事実だし、50歳過ぎて、メガグローバル企業に「それなりの立場」で、転職成功したのも事実な訳で、その意味で「少しは若い人のキャリア形成のお役に立てるのでは?」とも思っております。

そんな訳で、「キャリア形成に関して、こんな風に考えて生きてきました。」と言う事を、独りよがりかもしれないけど、少しだけ書こうと思います。若い人にとって、良くも悪くもキャリア形成の参考になってくれれば嬉しいです。

尚、先月アップした、「アラフィフ男の挑戦」シリーズでも、この辺の事は少し記載しておりますので、良かったら合わせて読んでください。

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「アラフィフ男の挑戦」シリーズの全体構成。

その① 「結局、何をやりたいのか?」

その② なぜ、環境を変える必要があるのか? (現状では実行できない理由は何か?)

番外編:転職の経緯と結果と課題 

その③   やりたい事とは、より具体的に何なのか? 

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1.

繰り返しになるけど、本当に恥ずかしくて、情けない事の方が多い人生を生きてきました。ただ、エコノミストの勝間和代氏みたいに、「マッキンゼーに入れた私は、優秀です。」と公言する程、単純でも世間知らずでもないと言う事だけは、最初に言っておきたい。

2年前の記事⇒ 勝間和代氏は、中二病なのでは?

過去のブログでも何度も書いたのだが、35歳過ぎでサラリーマンをやっていると言う事自体が、凡人の証明です。仮に、三井とか三菱と言った、超一流と言われる会社で役員をやっているとしても、私から言わせれば、「我々と同じただの凡人」でしかありません。ましてや、マッキンゼーに新卒で採用されて何年か勤務した程度で、「私は遺伝子レベルで優秀。私は特別な人間。」と言い切る勝間氏は、「脳内お花畑状態」と言わざるを得ません。

2.

で、そんな凡人の我々ですが、この年になると、残念ながら、「虫けらの様に踏みつぶされている同世代の方」も結構多いと思っております。そんな状況を見ているので、サラリーマンとしてうまくやっている方も、厳しい状況に置かれている方も、ご本人の努力以上に、巡りあわせとか運の要素が大きいと言う事が、この年になると良く分かります。

ただ、カジノのポーカーゲームと一緒だとも思っております。つまり、運の要素がかなり大きいし、最終的には運が勝敗を分ける事が多いのだが、だからと言って、ポーカーゲームの勉強をし続けない理由にはなりません。おそらく、実際のポーカーでは、勝敗は、運が70%を占めるが、残り30%は実力がモノを言います。これと同様に、サラリーマンも、実力を付ける事を諦めてはダメだと思う。「優秀である必要はない。と言うか、35歳を過ぎてサラリーマンをやっていて優秀な訳がない。ただ、自己研鑽だけはたゆまずにやり続けないとダメだ。」と思っております。


3.

さて、「では自己研鑽をしましょう!」と言う事になります。言い古された言葉だけど、「若い頃の苦労は買ってでもやれ!」と言う言葉は、真実だと最近は痛感しております。

勿論、戦略的に、苦労は買わないといけません。この世は、「やりがい搾取」しようとする人ばかりですから(笑)、自分の頭で考えて、自分でキャリアデザインをする必要があります。この辺が、「基本的に、会社に身も心も捧げ、会社の指示に従っていれば良かった20世紀型のビジネスマン」と決定的に違うと思っております。

若い人には、年長者からの助言として、警告レベルで聞いてもらいたいが、会社に限らず、組織と言うのは、あくまでも「組織の存続と成長」が第一義であって、従業員のキャリアや人生は、2の次とか3の次にもなっておりません。(最近は、「従業員の個人事情にも配慮する事が、最終的には離職率の低下に繋がり、結果として組織の成長に資する。」と考え方も多少、広まってきた様だが、組織至上主義である事には変わりない。)

そんな訳で、激動のグローバルビジネス界で、これから30年も40年もサバイバルしないといけない若いビジネスパースンは、常に自己キャリアを自らの手でデザインして、ブラッシュアップしないといけません。

4.

今までのサラリーマン生活で、非常に多くの優秀で真面目なスタッフが、組織に良い様に利用されてきたのを見てきました。例えば、20代中盤から世界の辺境地域に4~5年おきに派遣されて、現場でプロジェクト立ち上げから完了まで担当する知り合いがいます。20代としては、とても高度な事をやっていたと思います。ただ、その彼は50歳を過ぎた今でも同じことをやり続けております。

私が、20代後半では絶対にできなかったことを彼はやっていた訳で、非常に優秀な人間であった事は間違いないと思います。そして、所属会社の上層部からは、「君のお陰でウチの会社はもっているんだ。」とかの評価をいつも貰っていたが、俺の目線で見ると、20代後半でやった事を、その後、20年以上、繰り返している意味が理解できない。

彼の30年近いビジネス生活で、日本にいたのは1年に満たないと言う異常な状況であり、ビジネスキャリア的にも、彼は「それ以外はできない人間」になってしまっております。もし、金銭的なベネフィットが膨大にあるとか言うのなら、まだ理解はできるが、そんなモノもない訳で、全く理解に苦しみます。(また、彼の家庭はとっくに崩壊しており、元妻に慰謝料と子供養育費を払い続けております。)

まあ、傍目から見ると、人生をすり減らしている様にしか見えなくても、本人が納得しているのだろうから、部外者が口を挟むことは勿論できません。ただ、古くから彼もその会社も知っている私から見ると、会社と言う組織が、彼の真面目さや愚直さを、口先だけで利用してきた様にしか見えない。

「俺は厳しく生きてきたし、努力してきた。」が彼の口癖だが、本当にそうなのか? 口が裂けても、本人には言えないが、「自分の頭で考えるのを放棄して、会社から指示されるままに流されてきただけではないのか?」と思わざるを得ない。

5.

上で述べた旧知の知り合いの様な方は、私の周りに沢山います。それで良いと考えるなら、私ごときが口を挟む立場ではないが、「そうはなりたくない。利用されたくない。」と考えるなら、やはり自分でキャリアデザインした方が良いと思う。

どうデザインするかは、勿論、各自の置かれている状況で考えるしかないと思うが、私の場合は、「グロバールビジネスマンとして進化し続ける事」と「IT技術を幅広く習得する事」と言う2つの軸だけは、20代後半から堅持してきたつもりです。

従って、この基準に合致しなくなったと思った瞬間に、転職をしてきました。どの会社にも限界と言うモノがあり、私が20代後半に勤務した通信機器メーカーも、当時の私のレベルでは技術習得と言う意味で必要であったが、数年後には学ぶ事が無くなりました。そうなると、キャリアアップの為に転職するしかないと言う選択をずっと繰り返してきました。

6.

私自身がそうだったが、キャリアを上げる為には、給与を落とし、生活環境を悪化させても挑戦する必要もあったし(30歳からの4年間のフィリピンフリーター生活とか。詳細はこちら。マニラの熱い夜)、長く慣れ親しんだ思い出の詰まった会社を断腸の思いで離れる必要もありました。

そんな訳で、兎に角、各自が自己のキャリアをよく考える事が必要だと思う。間違っても、組織の言いなりになってはダメだと思う。繰り返しますが、組織と言うのは、組織の存続と発展が第一義であり、個人のキャリアなんて基本的に考えていないからです。

もっと言うと、要は、こういう事だと思う。

↓    ↓    ↓ 

2020年12月9日水曜日

【今夜の名曲】 桑田佳祐、「金目鯛の煮付け」

損保ジャパンのCMに流れている桑田佳祐の曲がとても良いですね。 

意図的にノスタルジックな音程にしているのですが、桑田佳祐ももう老齢ですからねえ。

兎に角、魂に訴える曲です。

題名がまた変ですが。。。 

「金目鯛の煮付け」(2020)


因みに、全曲はこちらです。

あと、2000年のTunamiも一緒に!

2020年12月6日日曜日

週末に、2本の政治映画を観ました!

この週末は、2つの政治映画を見ました。

1.

一つは、心酔する衆議院議員の小川淳也氏のドキュメンタリー「なせ君は総理大臣になれないのか」です。この映画は、初夏から全国公開されていた映画ですが、本日、早くも、「日本映画専門チャンネル」と言うスカイパーフェクトTVのチャンネルで放映されました。

映画館で見ようとずっと思っていたのですが、何となく、タイミングを逃し、本日、初めて見ました。この映画の予告はこちら。


で感想ですが、本人も自称している通り、「日本を良くしたいオタク」と言う表現がピッタリと来ます。
小川氏については、良く言われることですが、「純真、まっすぐ」と言うのが、画面からも伝わってきますねえ。
また、あっちに気を使い、こっちに気を使い、とても大変そうです。首相として、一国を率いるパワーには欠けるとは正直思いましたが、主要閣僚(官房長官とか)の要職で力を発揮して欲しいと心から思います。

こんなに頑張っている政治家がいるんだあと思うと、自分の不甲斐なさとか、甘さを思い至る面もあります。今後も、応援をしてゆきたいと素直に思いました。

印象に残ったシーンの写真を撮ったので、下記にアップします。

田崎史郎氏との打ち合わせ
田崎史郎氏との打ち合わせ


小選挙区で落選後の支持者へのお礼

小選挙区で落選後に打ちひしがれる様子



自宅(高松市)での妻との会話

一番印象に残ったのは、自宅での奥様とのワンシーンです。非常にこじんまりしたアパートの一室でしたね。3DKのアパートで、多分、60平米も無いのではないか。家賃は、4万7千円とか言っておりました。とても、国会議員の先生が住む家には見えなかったですね。この質素さと言うか、堅実さが好きな訳で、こういう政治家を応援したいと心底思う。

2.

もう一つの映画は、Netflexで公開されている、"Joshua" と言う、2014年の香港雨傘運動リーダー(黄之鋒氏)を描いたドキュメンタリー映画です。

Netflexのサイト ⇒ https://www.netflix.com/jp-en/title/80169348

主義主張は分かるし、若者特有の純粋さに突き動かされているのも理解する。「学生運動」と言う意味では、とても熱いのは認めます。ただ、60年代から70年代に掛けての日本でもそうだったが、学生運動では世界は動かせないんだよなあ。。と思いながら見ておりました。

そんな中で、行きつけの図書館でJapan Timesの関連記事を見つけたので、必死に読みました。記事として、正にジャーナリズムの手本だと思う内容ですなあ。親中国派と「一国二制度派」の主張を等しく扱っております。非常に中立的で良い記事だと思った。

こんな記事です。


(ところで、この記事ですが、yahooのサイトにそのまま全文が載っておりました。
⇒ China wields patriotic education to tame Hong Kong's rebellious youth こういう風に、ネット記事をそのまま紙面に落としているだけなら、ますます紙媒体のメディアの価値が分からなくなりますね。)

尚、Joshuaの映画に出ていた、Joshua、Agnessは2人とも、先週、有罪判決を受けて、収監されたとの事です。

法律の運用と言う面では、この判決は止むを得ないと思う。
主義主張の正しい正しくない以前に、法には抵触しているかどうかと言う点で判断されるのが、法律の怖いところであるので。。。

兎に角、中国も中国人も、私は好きだし、勿論、香港も好きです。そうであるので、香港も中国本土も、何とか折り合いをつけて欲しいとは思う。

2020年12月3日木曜日

【独自調査】季節外れの桜満開を検証する!

<序文>
安倍前首相の首相在任中のスキャンダル「桜を見る会疑獄」ですが、急展開を見せております。政府ベッタリのNHKまで、こんな風に報道しております。
>「桜を見る会」の前日夜に開催された懇親会をめぐる問題で、東京地検特捜部
>が安倍前総理大臣側に安倍氏本人の任意の事情聴取を要請したことが関係者への
>取材で新たに分かりました。

まあ、「余人をもって代えがたい」としていた、安倍首相の守護神、黒川弘務・元東京高検検事長が賭け麻雀騒動で失脚したのが、トリガーとなったのは疑いの無いところでしょうね。さて、この桜疑獄に関しては、ネット情報に加えて、知り合いの複数の中央官僚、政治家、ジャーナリスト等から情報を得て、調査しました。
ここに調査結果を公表します!

<本論>
今回の事案の論点は2つあります。

1つ目の論点です。
例年、行われている桜を見る会ですが、これほど大規模にかつ華々しく行ったのは、安倍首相だけです。(下記が、2019年4月13日に新宿御苑で行われた会の写真になります。)
これを見て気づきませんか?

私の元には、いわゆる愛国者とか右翼と呼ばれる一派が、激怒したとの情報が、入っております。つまり、皇居で天皇陛下が毎年実施している園遊会を模したものであり、「安倍は、陛下を廃して、皇帝を名乗る気か?」と、尊王派が激怒しているとの確度の高い情報が入って来ております。この論点は、私の知る限り、どこも報道しておりませんね。ある保守派大物は、「君臣の秩序を損なう行為であり、国民教育上、誠に問題である。成敗に値する。」と言ったとか言わないとか。。。。

2つ目の論点は、チラチラと報道されているものですが、来年の自民党総裁選への立候補に色気を見せる安倍に、菅義偉現首相が激怒しており、安倍を政治的に葬る為に、敢えて仕掛けたとの論点です。

この辺ですね。⇒「桜を見る会」前夜祭費用の検察捜査スクープは官邸が読売にリークか 安倍失職までの道筋は?


<所感>

と言う訳で、いずれにせよ、「三権分立の原則に立って、司法が自ら襟を正した。」と言うロジックは、ナイーブすぎるのでしょう。保守派と菅首相を敵に回したので、その勢力が検察を使って、政治闘争を仕掛けていると言うのがリアリティーとの事です。

尚、私自身は、菅首相の事は良いとも悪いとも思っておりません。クリーンではないが、安倍晋三の様な「最悪最低の権力者」を葬る為には、ある程度、ダーティーである必要もある訳で、この一連の問題に決着をつけるまで、菅首相には頑張って欲しいと思う。

安倍政権の7年間で、我が国は、完全に狂ってしまったと思う。このブログでも過去に何度も書いたが、安倍は秦の始皇帝よろしく、独裁者の様にふるまい、色々な意見を抱擁する政党文化を破壊し、異なる意見を持つ人間を抹殺した。また、嘘に嘘を重ねる詐話師でもあり、勤勉実直を文化とする我が国文化を破壊した。

その意味で、安倍は保守を気取っているが、実態は、虚無的な破壊主義者であると昔から感じていた。今回、右翼思想家が安倍の危険性に気が付いたのは良かったことだと思う。

<最後に>

私自身は、30代中盤までは、経済思想的には新自由主義を標榜し、政治的は強固な保守尊王派だったし、攘夷派だったし、ナショナリストでした。当時の支持政党は、自民党。

しかしながら、40代に入ってから、経済思想的には北欧型福祉国家思想に転じ、政治的には、グローバル主義、博愛主義、多民族主義を標榜する中道左寄りとなりました。支持政党としては、米国民主党。中道左の候補者を支援したいと思っております。

2020年12月1日火曜日

"No Time to Drink"

コロナ禍が深刻化し、娘の学校が閉鎖されたのが、4月からでした。
その頃から、私もオフィスに次第に行かなくなり、今に至っているのですが、リモワクに移行してから、非常に仕事に集中出来ていると思っております。

私も、1990年代からサラリーマンをしている古い人間なので、「毎日会社に出社する事が当然だ。」と言う意識をずっと持っておりました。
しかしながら、知らず知らずの内に通勤で疲弊して、会社に行っているだけで仕事している気になっていたし、また、会社から帰宅しただけで、「今日も一日、戦った感」に浸っていた事に今回のコロナ禍で気が付いた。

そうであるから、コロナ前では、会社から帰宅したら、「御褒美としてのアルコール」はあまりにも当然であった。
ここ10年位は無茶呑みする事は無かったが、それでも、会社からの帰宅後の一本の缶ビールは手放せなかったですねえ。。。

コロナ禍でリモワクする中で、通勤の束縛から解放されて、今まで如何に、無意味な事(通勤)に時間や精力を無駄遣いしていたかが分かった気がする。
ところで、「通勤しないで、リモワクしてるよ!」と言うと、羨ましがられる事もあるのだが、ぶっちゃけ、リモワクの方がキツイです。
ある意味、出勤とか退勤と言ったトリガーが無いので、仕事がエンドレスになると思ってます。

私も、リモワク中は、毎日朝7時から夜11時とか12時まで、普通に仕事をしております。
と言う訳で、「酒を呑んでいる時間などない!」と言うのが正直なところで、結果として、ここ3~4カ月は、アルコール摂取はゼロとなっております。

先日、スーパーの酒売り場で、「ボージョレ・ヌーヴォー2020祭り」がやっており、ワインが並んでおりましたが、2015年前後にあれ程、夢中になったワインにも全く興味がありませんなあ。。。。

そう言えば、先日、ららぽーと豊洲を歩いている時に、007の新作の広告がありました。この”No Time To Die”は、そもそも2020年の4月公開の筈でしたが、コロナ禍で延期に次ぐ延期となり、とうとう丸一年遅れとなるそうですね。まあ、007マニアの貴公子は、必ず見に行きますが、私の場合は、正に"No Time To Drink"です。笑


最後に、映画の話でもう一つ。
貴公子が心酔する衆議院議員の小川淳也氏のドキュメンタリー映画、「なぜ君は総理大臣になれないのか」が、早くも12/6(日)の13時から、スカイパーフェクトTVの「日本映画チャンネル」で放映されるとの事。

こちらも絶対見ます!