2015年10月30日金曜日

IT展示会で想う! ~ 日本は出遅れている。

毎年、この時期に幕張メッセで開催されているIT技術の展示会に、会社をさぼって、行ってきました。
これです。→ Cloud Computing Expo in 幕張メッセ

今年の展示会は、面白くないですね。
凄い新技術が発表される様な事もなく、驚きがありません。

今年の展示は、2000年代後半のサーバ仮想化技術、2~3年前のネットワーク仮想化技術を応用と言うか、忠実に適用しただけのもので、両技術が安定運用されていると言う実感は持ちましたが、「おお~。凄い!」みたいな斬新な技術の紹介は無かったですね。

いくつかのクラウドベンダーの技術者と話し込みましたが、「当社は、北海道と大阪にもデータセンター(DC)があり、Disaster Recovery(DR)を含めて、ばっちりです。」みたいな事を、どこも言っていたが、まあ10年以上、古いですね。
DCの場所が複数あり、冗長化が図られているなんて言うバカ話を、ユーザー企業にすること自体が、クラウドベンダー側の責任転嫁ですね。

Googleは、世界のどこに自社DCがあるかを開示もしないしどころか、世界中に何か所あるのかでさえも、明示しません。
つまり、Googleは、「クラウド運用は、Googleが責任を持って、完璧にやっている。ユーザー企業は、そんな事は気にせずに、アプリを安心して使うだけで良い!」と言うメッセージをユーザーに投げ掛けております。
プロですよねえ。。。。

NTTは、「ウチの大阪のDCは、大容量かつ高性能UPSを設置しており、~」と長々と説明を初めて、UPSの写真まで展示していたが、DCが大阪にあろうが、シベリアにあろうが、そんな事はユーザー企業にとってどうでも良いし、ましてやUPSのスペックがどうだこうだなんて、ユーザー企業にとっては無関係です。

ユーザー企業は、ただクラウドを使いたいだけなのであって、それは隣町に行きたいから、都営バスに乗りたいのと一緒です。
そうであるのに、バス運転手が、「当社の『クハ501型』バスは300馬力の70人乗りで、ブレーキオイルは、ドイツボッシュ社の高機能オイル、α300Σを使ってます。」とか説明しているみたいなもんです。
「がたがた言わずに、さっさと隣町に連れて行ってくれ!笑」と言う感じです。

日本のクラウドベンダーの冗長な説明は、懇切丁寧な説明を通り越して、プロとしての責任回避に見えます。
プロなら、Googleの様に、「一切の情報を開示しない。ただ使ってくれれば良い。」となる筈です。

10年以上遅れてますね。
それとも、永遠に埋まらない感覚なのか?
「洗いざらい話すことは、愛情ではないですよ。」と、我が国のクラウドベンダーに説明したい。笑

2015年10月22日木曜日

禅寺で考える!

兎に角、最近は考える事が多過ぎて、完全にオーバーフローしております。
そんな中で、港区愛宕にあるお寺で、無料の禅体験があるとの事だったので、本日、行ってきました。
お寺のサイトはこちら。→ 青松寺サイト

初心者と言う事で、初心者講習が40分。
禅体験自体で40分。
その後のお茶を飲みながらのお坊さんの講話が1時間弱。

すべて無料でした。
まず驚いたのは、港区愛宕と言う都心のど真ん中に、あの巨大な寺が存在している事ですね。

また、初心者講習の際に、禅の意味について説明を受けたが、正直、難しくて良く理解できませんでした。
ただ、貴公子なりの理解は下記でした。

1. 人間ひとりひとりには、その人の基盤となる泉の様なモノがあり、そこから嫉妬や虚栄と言った様々な感情が湧き出している。
そうした個々の感情に流されたら、基盤を見失う事にもなり、人生に失敗する。
かと言って、嫉妬や虚栄から目を背けるのも間違いである。
そうした感情を遠目に見る、つまり意図的に距離を置いて、傍観する姿勢を持つことで、基盤となる泉も見えてくる。
それこそが、座禅の極みである。

2.自分が理解できない事に対して、人間は拒絶反応を示し、時には怒りを感じるが、自分が理解できない事と、それが正しいとか間違っていると言うのは別物である。
よって、理解できないと言う事実を謙虚に受け止めた上で、正しいとか間違っているを判断する姿勢が求められる。
禅を通して、そうした客観視する姿勢も身に着ける事ができる。

全然、間違っているかもしれませんが、今日現在、貴公子が理解したことは上記です。
貴公子的には、完全に同意しております。



2015年10月20日火曜日

ITと音楽があれば、幸せ!

火曜日未明です。

月曜夜は帰宅自体は早かったのですが、会社の仕事を今の今までやっておりました。
仕事と言っても、エクセル関数を駆使した表作成ですが。
まあ面白かったですね。
5時間位、ぶっ続けでやり、今、完成しました。

久しぶりに使うエクセル関数ですが、深いですねえ。。。。
貴公子は、ネットワークエンジニアとか、インフラ技術者とか言われる分野の専門家ですが、こうしたエクセルを駆使した作業も大好きです。
と言うか、ITと名が付くものなら、何でも大好きです! 
→ IT愛 

やっぱり、ITは天職ですね。
週末は、Elementary OSをXPマシンにインストールして完全再生して、Linuxコマンドも久しぶりに使ったが、まあ基本を忘れていなかったのは、安心しました。
今、趣味ですが、AWS(Amazon Web Service)上で、My SQLサーバを立てております。
こっちも頑張ります。

では、今夜の音楽です。
1980年の雅夢の「愛はかげろう」。

1985年のLOOKの「シャイニン・オン君が哀しい」です。


共に、名曲ですね。

2015年10月18日日曜日

デザリング機能も取り込み、古いXPマシンを復活!

2008年に購入したXPマシンですが、捨てるのは惜しいので、何とか再生しようとここ1年位、色々とやっておりました。
このマシンのスペックは、下記です。

  • CPU :  Intel Atom N280(1.66GHz)
  • メモリ : 1GB
  • HDD: 160GB
  • Etherportあり。
  • 無線LANなし。
  • DVD Playerなし。

2008年当時は、ミニPCと言うのが流行り、正にそれでした。
確か当時4万円くらいで、このXPマシンを買いました。

再生方法としては、軽量LINUX OSをインストールする事で、昔から一貫しているのですが、一番困ったのは、無線LAN設定です。
確かに、Etherケーブル接続をすれば、ネットには使えるのですが、LAPTOP PCに対して、一々、WifiルーターからLANケーブルを這わせると言うのが、あまりにも時代遅れであり、また面倒くさいと言うのが、このマシンを使わなかった理由です。

まあPCショップで売っているWindows OS用のWireless LAN子機(USB)を購入して、それをマシンのUSBポートの差し込んで、マシン側でドライバレベルのConfigを施して、Wireless LAN子機を動かそうとしたのですが、それは出来ませんでした。
(ドライバレベルでのConfigは、非常にマニアックな世界であり、貴公子には技術的に無理。笑。)

そんな中で、デザリングと言う機能がスマホで使えることに、今更ながら気が付きました。
このデザリング機能を使えば、LANケーブルを這わせなくても、ネット接続が可能となる筈です。

結論を先に述べると、この方法で、このマシンはWireless LANが可能となり、めでたく復活しました。(この記事は、そのマシンから書いております。)
古いXPマシンをどうするかで、悩んでいる人は多いと思いますので、自分の備忘録も兼ねて以下に、再生方法を記載します。

まず、軽量LINUX、Elementary OSのインストールです。
この辺のサイトが参考になると思います。
http://netbuffalo.doorblog.jp/archives/5007385.html
ただ貴公子は、DVDを焼くのが面倒なので、別マシンで外付けUSBにダウンロードして、その外付けUSBをこのマシンのUSBポートに差し、USBブートすることで、本マシンにElementary OSをインストールしました。
たったこれだけでも、LANケーブルを使えば、ネットへのアクセスは可能になりますので、皆さんも是非、試してください。
(因みに、上記のサイトには、日本語入力を可能とする設定方法も詳細されているので、そこも行えば、ますます使いやすくなります。)

さて、デザリングの説明です。
ざっくりとした説明 → テザリングとは

貴公子のスマホは、Softbankのandroidなので、まずSoftbankにデザリングサービスをオプションで申し込み(無料)、更にデザリングアプリをスマホにインストールするところから始めます。
このソフトバンクのサイトに詳細が記載されております。
テザリング設定(SoftBank スマートフォン)
(因みに、スマホとマシンを接続するケーブルが必要だったので、それはPCショップで1000円で購入しました。)

ここまではスイスイだったのですが、ここまでやっても、デザリング機能が使えない事が判明し、ここで半日、手が止まりました。
結局、マシン側にも、デザリングドライバが必要だと言うのに気がつくのに、凄い時間が掛かりました。(言われてみれば、当たり前だが。)

このサイトからダウンロードできます。
Ubuntu tethering driver for android
(ただ、LINUXコマンドに慣れていないと、ちょっと、辛いかも。。。。)

まあ、こんな感じです。
何だかんだで、終日、潰れましたねえ。
でも、やはり貴公子はPCが好きなんですよえ。
結局。。。。

2015年10月14日水曜日

007歴代主題歌を語りながら、更ける晩秋の夜!

ここ数年間、縁を感じながら生きております。
起きたことや出会った事のすべてに意味があると言う気がしているし、出会った人がすべて、貴公子を結果として、良い方向に導いた様な錯覚に襲われております。
慎まなければなりませんねえ。

こういう夜は、やはり音楽を聴きながら、ワイン片手に過ごしたいですね。
高層階から東京の夜景を眺めながら、ここ半年で起きたことの意味を反芻しております。
勿論、音楽を聴きながらです。

今夜は、007シリーズの主題歌で纏めます。
感想や意見をフィードバックしてくれると嬉しいです。。。。

まず、1989公開の007映画の主題歌です。
007シリーズは、基本的にすべて好きだが、この1989年公開のLicense to Killは、シリーズの中でもかなりいい出来だと思っております。
(さすがに、Casino Royalには敵わないが。。。)

貴公子的には、大学受験の浪人時代に見たと言う意味で、思い出の作品でもあります。


因みに、下記は2006年公開の007史上の最高傑作と言われるCasino Royalのオープニングです。シンプルな映像ですね。
このCasino Royalで007デビューしたDaniel Carigは、この作品で、歴代ボンドの中で最高俳優との評価を得ました。
この曲を聴いていると、”戦士としての貴公子”が蘇ってきます。
大好きな曲です。


下は007最新作で2013年公開のSky Fallのオープニングです。
これも良い曲です。

ただ、曲だけで選ぶならば、貴公子の一押しは、1977年の"the spy who loves me"の主題歌である、"Nobody does it better" です。





2015年10月11日日曜日

(駄) 高校生の頃の夢を想起した!

 前の記事が少し深刻過ぎたので、口直しの為に、軽い記事を書きます。

金曜日の夜に、旧知の原発技術者と豊洲で飲み会があり、ビジネスMeetingみたいな熱い呑み会をして来ました。(原発技術とか発電技術って、面白いです。)


呑み会が終わった後は、酔い覚ましを兼ねて、独りで一時間を掛けて、歩いて帰宅したのですが、
その途中に立ち寄った、深夜(23時ごろ)の豊洲ららぽーとです。
トイレに寄る為にモール中に入ると、COACHのショップがあり、大きな広告が誰もいないショッピングモールを照らしておりました。

貴公子は、高校時代はモデルを目指していたこともあり(←これは本当)、一般の人よりは、美学にはうるさいかも知れませんが(笑)、このCOACHのモデルはクールです。

育ちの良さそうな雰囲気でありながら、何かを貪欲に求める様なハングリーな目をし、一方でその大きな瞳には、哀愁が漂っております。

流石に、最高級ブランドですね。よく探しました。
ブランドイメージに完璧にマッチしております。
COACH程になれば、応募者数千人以上でしょう。その中から、選び抜かれた精鋭中の精鋭ですね。

因みに、高校時代の貴公子は、モデルにはあこがれ、それを目指しましたが、俳優には魅力を感じませんでした。
一般的には、モデルをやりながら俳優とかも多いので、同一視されがちですが、動作の中で魅せる俳優と、一枚の写真ですべてを語るモデルは、決定的に違うと思っております。

このCOACHのモデルは、己の人生感をこの写真一枚に表現する事に成功しております。
まあ、貴公子は今更、プロのモデルにはなれないが、モデルの様に、「その瞬間の表情で、己の半生を語る様な詩人」になりたいとは思っております。