2019年9月29日日曜日

会計士が語る、プレミアム商品券がダメな3つの理由。

さて、乳児がいる家庭には、プレミアム商品券なるものが配布されており、我が家にも、地元自治体から送付されてきました。
2万円で25000円分の商品券が購入できるとの事で、「消費税増税に伴う、子育て世代支援」と銘打っております。

このプレミアム商品券のダメさは色々なサイトで記載されております。
下記サイトでは、マクロ経済視点から批判が加えられております。
⇒ あの「地域振興券」よりも役立たず? プレミアム商品券の評判が悪すぎる理由

しかしながら、一般消費者にとっては、マクロ経済視点からの考察なんて、どうでも良い訳です。
関心があるのは、「お得なのか?」とか「使い勝手がよいのか?」と言う点だけです。
その視点から考察します。

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結論 : プレミアム商品券は、全く使えない。買うと後悔する。

理由 
① 一枚当たり500円券となり、2万円購入なら、25000円分として、50枚入手可能。
ここまではまだ良いが、問題は、おつりが出ない。
また、イオンやイトーヨーカドーの様な大きな店では使えないので、大きな買い物をして、一発で使い切る事ができない。
(つまり、ちょこちょこと使うしかなく、面倒臭い。)

② 使える店舗が、居住している自治体内の登録小売り店に限られる。
また、同一地域内でも使える店と使えない店の見極めが難しい。
つまり、気楽に使えない。
例えば、同じ系列のコンビニでも、使える店舗と使えない店舗がある。

③ そして、最大の問題であるが、使用期限がある事。

と言う訳で、通貨が本来持つ、「どこでも使える。いつでも使える。」と言う機能がない『欠陥商品』となります。
自民党が公明党に忖度して実現した政策らしいが、このダメ政策に付き合わされる地方自治体の担当者は、たまりませんなあ。。。
公明党のやる事は、いつもズレてんだよなあ。
まあ、それに付き合う自民党も、非常にバカっぽいけど。

プレミアム商品券は、ダメだ!

2019年9月22日日曜日

プログラミング受注計画!

貴公子は、IT技術的には、Networkエンジニアなので、プログラミングを仕事としてやったことはありません。
ただ、何年(多分、十年以上)も、ちょこちょこと時間を見つけて、独学で勉強しておりました。
恐らく、読破したプログラミングの本は数十冊、読み込んだネット技術記事は、何千本になると思います。

それだけやったお陰で、今年になって、やっとプログラミングの全体像が理解できた気がします。
「なぜこんなに時間が掛ったか?」なんですが、自分のセンスの無さもあるのでしょうが、最初に手を付けたのが、Javaなのが良くなかったと思います。
10年前に、知識ゼロの状態で、いきなりJavaプログラミングの技術書を読み始めたのですが、この技術書はいきなり詳細説明から入りました。
つまり細かいメソッドの説明から入ったので、何回読み直しても、全体像が理解できませんでした。
まあ、中級者用の本だったのでしょうね。

Javaの後は、Java Script、その後、Visual Basic(VB)と進んで、VBでちょっとしたツールを開発した時に、やっと、「プログラミングとは何か?」を理解できたのですが、この時でも、まだまだ全体像が見えなかったです。

Object志向とは何か?、クラスとは何か?、インスタンス化とは?、APIとは? とかが良く理解できませんでした。
この辺りを理解するのに、その後、とんでもない時間を掛けたのですが、その都度、何となく分かるけど、腹の底に落ちないと言う状況でした。
また、この頃、「3か月で、5つのプログラミング言語をマスターした。」とか言う高校生の記事を読んだのですが、全く意味が分かりませんでした。
(「そんな事が可能なのか?」と言う意味で、理解不能でした。)

正に、五里霧中な状態でした。
数年前に、Rubyを勉強し、去年からPythonを始めたが、まだ全体像が掴めませんでした。

今年になって、やっぱりもっと基礎からやった方が良いと思い、HTML,CSSから勉強し直しましたが、これが良かった。

その際に利用した有料サイト(月、980円)のこのサイトですが、基礎から学びなおすためには、正に秀逸です。
Progateのサイト ⇒ https://prog-8.com/dashboard

やっと全体像が理解できたと思っております。
ライブラリーとか、モジュールと言った概念もよく分かりました。

長かったなあ。。
とうとう、プログラミングの全体像が理解できました。

勿論、プログラミング実務は、バグとの戦いな訳で、理解できるのと、実装できるのは全く違うけど、今の状態なら、どんなエラーが起きても、その都度、ネットで調べまくれば、何とかなる筈と言うレベルに達したと自負しております。
(全体像をつかむと言う事は、こういう事だと理解しております。)

そして、「3か月で、5つのプログラミング言語をマスターした。」と言う昔、読んだ記事の意味も良く分かりました。
結論として、全然、可能です。

試しに、ここ1週間で、GOと言うGoogleが開発した言語を独習しましたが、1週間で余裕でマスターできます。
勿論、言語をマスターするのと、それに紐づいたライブラリーを使いこなすのは別の話なのだが、新しい言語自体なら、数日でマスターするのは、十分可能でしょうね。
結局、関数とか配列、クラスの概念は、どの言語も同じなので(書き方が違うだけ)、一つの言語をマスターするのは大変だけど、2つ目とか3つ目は、正に数日で理解可能です。

繰り返しになりますが、ここまで、分かる様になるまで、本当に長かった!!!!
と言う訳で、このブログではやりませんが、別サイトを立てて、開発受注を開始しております。
さて、年末までに3件の受注を目指します!

2019年9月21日土曜日

東京マラソンの抽選結果が来た!

毎年の事ですが、外れです。
これで、5年だか6年連続で外れです。


そう言えば、オリンピックの抽選も、本選も敗者復活戦も両方共、外れましたねえ。
悉く、外れており、笑うしかないですね。

2019年9月16日月曜日

【暗号通貨】 個人情報保護と言う観点

久しぶりですが、暗号通貨に関してです。

日経に興味深い記事がありました。
→ ビットコインは国家を超えるか

ビットコインを始めとした暗号通貨に関して、かなり深い内容が記載されております。
暗号通貨に関して、それなりに知識のある人じゃないと、理解できないのでは? と心配になる位、深い内容です。

さて、下記の記載は、その中でも、特に深かった。

<以下引用>
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しかし「個人情報の保護」という補助線を引くと、全く異なる風景が見えてくる。キャッシュレス化が進むと、通貨を発行する国家や、電子マネーを発行する企業は利用者の個人情報を集めやすくなる。仮想通貨は、こうした管理社会に対抗できる手段として期待されているからこそ、世界の研究者をひき付けている面がある。「キャッシュレス化の便利さには、自由とてんびんにかけるほどの価値があるのか」という坂井氏の問いかけが重く響く。
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暗号通貨には、プライバシーの保護と言う意味があるのは、確かに言われてみれば、その通りです。
その意味で、Facebookが発行しようとしているリブラと言う通貨はダメだし、日本の金融機関が発行しようとしている銀行通貨もダメだ。
プライバシー保護と言う意味では、やはり暗号通貨しかないと改めて、痛感しております。

暗号通貨には、もう一度、春が来るような気がしてます。

2019年9月14日土曜日

憂国!

この記事は面白かった。
日産のゴーンと西川と言う直近の経営者を「盗賊団」と描写しております。
日産のゴーンと西川を「鬼平犯科帳の盗賊団」と言う理由
ひとりの元幹部の死から考えた、日産の「本当の病巣」

>ゴーン氏に支配されていた日産は、リストラと下請けいじめで金を稼ぐ「盗賊団」
>のようであった。西川氏は凶賊の有能な手下ではあったが、まだ人間の心が残って
>いると信じたい。

「人間の心」とは中々、辛辣なコメントですなあ。。。
こんな記載もあります。

>当時の西川氏は「仕事ができて明るくて面倒見がいい」との評判だった。
>西川氏が社長になった時、杉野氏に人物像を聞いた時も「昔はいい人」だった。
>意見具申する部下を怒鳴りつけ、不遜で、引責辞任の会見でろくに頭も下げない
>今の西川氏のイメージからは想像もつかない。

まあ、どこの会社も同じですね。
人間性の低い奴が権力が握ると、非常にタチが悪いと言う証左です。
ただ、何か最近、こういう輩が増えている様な気がします。
昔の経営者は、精神的に高尚だったと思うし、自分よりも従業員の事に心を砕いていたが、今の経営者は、どれだけ甘い汁を吸うかしか考えていない。

どこの会社も、トップがこんな感じだから、中間管理職も同じような思考にハマって、部下から簒奪することしか考えていない。
昔は、人事部スタッフには高い見識と教養があって、各スタッフの人間性を見抜いていたが、最近の人事部は残業代の計算くらいしかやっておらず、力もない。
だから、会社と言う組織に於いて、変な人間が出世するのにブレーキを掛ける人間がいなくなっておりますなあ。。。

まあ、最近、日本人のエリート層が劣化していると思っております。

そんな中で、この記事です。
安倍政権の異常な情実人事…「国家の私物化」といわずして何という?

安倍政権の異常性は、正に上の記事に書いてあることです。
お友達政治にも、度が過ぎる。
モリカケ問題も、いつの何かウヤムヤになったし、すべての人間が安倍に忖度している。
安倍独裁は異常だと思う。

下記は、私がフォローしている現役の自民党衆議院議員(東京20区、木原せいじ)のTwitterです。(2019年8月28日のTwitterです。)
主張の是非はともかく、非常に気に障ったのは、安倍に対して、「仰ってる」と最上級敬語を使っている事です。
木原氏にとっては安倍首相は身内で、Twitterの読者は一般大衆です。
自分の身内の発言を引用する時に、「仰ってる」とは、普通の感覚では言わない。
多分、いつもの感覚で、ツイートしたのでしょうが、木原氏も抑圧されてますね。
何か気の毒になります。
逆に言えば、党内で安倍が、「皇帝」気取りで振舞っていると言う事の証左なのかも知れません。

政治家と言えば、小泉ジュニアにも失望した。
→ 小泉進次郎&滝川クリステル 勘違い発言連発で政界から総スカン

(以下引用)
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「官邸で行った結婚発表が、その発端です。二人揃って官邸に行けば、記者が常駐しているので、ぶら下がり会見になるのはわかりきっています。極めてプライベートな結婚という行為を政治活動に結びつけていると見られても仕方がありません。自民党内からも『あざとい』という批判の声が上がっています」(政治アナリスト・伊藤惇夫氏)
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全く、その通りです。
まず、小泉ジュニアは誠に「あざとい」し、良い歳した大人が、そこまで、「上司」にへりくだりますかねえ。。
そして、驚いた事に、この数日後には入閣までしている訳で、「自分の結婚をネタに、安倍に媚を売り、安倍の歓心を買った。」と取られてもしょうがない。
夫婦の事だから、他人が口を挟む話ではないが、滝川クリステルは、小泉に都合よく、利用されている様にも見えるけど、どうなんでしょうねえ。。。

兎に角、政界も財界も、明らかに劣化していると思う。
国家を憂う!

2019年9月9日月曜日

【書評】 改めて、「北朝鮮外交秘録、三階書記室の暗号」を語る。

「北朝鮮外交秘録、三階書記室の暗号」(太 永浩)ですが、多分、今まで読んだ数千冊の本の中でも、もっとも感銘を受けた本の一つと言い切れると思います。
既に、3回読み直しましたが、後、2~3回は読みたいですね。



まず、著者の太 永浩氏の記憶力が凄い。
また、あの生きるのに厳しい国で、各種の制約を受けながらも、国際外交と言う業務を何とか回し続ける、その賢さに驚愕するばかりです。
また、各種の外交イベントに関する裏話が淡々と語られているが、その辺の評論家とか政治学者の表層的なコメントとはレベルが格段に違う「ド迫力」があります。
そして、これが一番、重要なのであるが、子供に対する愛情が本当に深い。
その意味で、外交秘話としてだけではなく、Human Storyとしても、読みごたえがあります。

素晴らしい本です。
大絶賛致します。

【今夜の名曲】
1989年の全米No.1。
The Bangles, Eternal Flame



1989年、香港映画 、“喋血雙雄”(The Killer) の主題歌
葉倩文(Shally Yae)、淺醉一生


2019年9月7日土曜日

【旅行記】 熱海のMOA美術館に行ってきました。

先月(8月)下旬ですが、家族で熱海と富士吉田に、2泊で旅行に行ってきたので、簡単にレポートします。

まず、熱海ですが、学生時代以来に25年ぶり位に行きました。
平日の朝9時過ぎに、東京湾岸エリアの自宅を自家用車で出て、首都高、東名、小田原厚木道路経由で、ホテルに到着したのが、12時でした。
ホテル近くの高台から、初島を望む。

因みに、ホテルはイマイチでしたね。
Hotel.comのサイトから選んだのですが、まあ過大広告ですね。
(写真ではやたら立派だったけど、到着したら、かなりイマイチだった。)

とは言え、熱海のビーチの目の前だったし、まあ、子供には良かったのでしょうね。
それと、思った以上に海が綺麗でしたねえ。。。
日中は、ビーチで遊んで、夜は熱海駅前エリアをウロウロしていたのですが、夜は駅前以外は漆黒の闇で、まあ、田舎感がありますねえ。。。

さて、2日目です。
以前から、行きたかった熱海のMOA美術館に行きました。




この美術館ですが、兎に角、広大です。
元々は、熱海に本拠を持つ宗教家の個人コレクションだったらしいですが、それが公開されております。

美術館の中には、能楽堂まであります。



桃山時代の屏風絵との事。


MOA美術館を出たのが、15時過ぎ。
その後、次の目的地の富士吉田市に向かいます。
富士急ハイランドに徒歩5分の温泉宿についたのが、午後6時過ぎでした。
ホテル自体は、温泉も含めて、とても良かったのですが、如何せん、乳幼児2人を連れて、自動車で移動しながら、旅行するのは疲れますね。

尚、3日目は、朝から富士急ハイランドに行きました。
超有名なフジヤマコースターにも6歳の娘と一緒に乗ってきました。
フジヤマ
今まで、乗ったジェットコースーターの中で、一番、怖かったですが、6歳の娘は笑いながら乗っていたので、まあ、大したもんです。

富士急ハイランドは楽しかったのですが、如何せん、1歳の息子の方は、途中で眠いのと暑いので、もう限界でしたね。
そんな訳で、夕方には富士急退散です。

この後、次の目的地の蓼科に自動車で再移動する予定だったのですが、子供の体調を考慮して、断念しました。
4~5日の日程の旅行だったのですが、結局、2泊3日となってしまいましたねえ。。。

やはり、子供連れの旅行はキツイ! と当たり前の事に気が付いた旅行でした。

2019年9月1日日曜日

「説明しないと分からないと言う事は、説明しても分からないと言う事だ。」

確か、村上春樹の小説に出てきた言葉だと思う。
先日、ある同僚が、会社の愚痴を言いながら、「どうして、あんな簡単なロジックがわからないのかな。。」と落ち込んでいたが、貴公子からすると、「説明すれば、分って貰える。」と思うこと自体が、とても甘い。

貴公子も、30代までは、「どうすれば、会社の危機を理解してもらえるか?」と常時、問題意識を抱えており、社内で説明して回っておりました。
その為に費やした時間や労力は、半端ではありません。
一例として挙げるならば、「毎週水曜日は、会社同僚等の飲み会を通じて意見交換する。」と称して、毎週休むことなく、水曜日飲み会を3年以上続けました。

しかし、甘かったです。
「一万言を費やしても、分からない人は絶対に分からないし、そもそも、他人のロジックを多くの人は、理解するつもりもない。」と言う事が、40歳を前にやっと分かりました。
以降は、「他人にわかってもらおう。」と思うこと自体を一切、止めました。
根底には、「分かる人とは、何も話さなくても思いを共有できる。」と思っております。
こう考えてから、人生、とてもラクになりました。
他人に理解を求めると言うのは、かなり重労働ですからね。

今の会社に転職したのは、40代半ばで4年前の事ですが、今の会社では会社飲み会にも、殆ど参加しないし、そもそも、仕事の進め方で議論をする事も殆どありません。
「自分のロジックは、所詮、一人よがりのロジックでしかなく、普遍性があるものではないので、それを他人に説明するのが、そもそもおこがましいし、仮に説明した所で、誰も(勿論、貴公子も)、他人のロジックを素直に受け入れるほど、素直ではない。」と心底、思っているからです。
よって、必然的に会社の飲み会でも話すことが無く、芸能人の話くらいしかすることがないので、そもそも飲み会に参加する意味を見出せない。

まあ、逆に言えば、いい年した人が、「そこは気が付きませんでした。私が間違っておりました。あなたの言う通りです。」と素直に言ってきたら、怖いですよね。(笑)

「説明しないと分からないと言う事は、説明しても分からないと言う事だ。」とは良い言葉です。
あの同僚には、この言葉を贈りたい。