2022年12月26日月曜日

【ITで快適生活】HP250 G6のHDDをSSDに換装した話。遅すぎる古いWindows PCの高速化に成功!

丁度、1年前に古いHP PC(HP250 G6)のメモリを増設した話をアップしました。

【ITで快適生活】HP250 G6のメモリー増設(4GB→8GBへ)をした話。遅すぎる古いWindows PCの高速化に成功!

かなり増速して満足していたのですが、最近は、それでも遅く感じており、HDDをSSDへ変える事を、ずっと計画していたのですが、忙しさにかまけて年末まで来てしまいました。

尚、仕事ではMac M1と言う最新のMac PCを使っており、この古いHPマシンを使うことはほとんど無いのですが、最近は、Macの問題ばかり目につきます。仮想化環境を構築できないと言うのは、私の様なITエンジニアには致命的ですね。

と言う訳で、いくら私用で使うPCで利用頻度は低いとは言え、先日、重い腰を上げて、HDDからSSDに換装する為に、SSDと外付けドライブケースをAmazonで注文し、本日、到着しました。

2つで、たった3千円強。(非常に安くなっておりますね!)

SSDへの換装に関しての全体的な手順に関しては、いくつか記事がありましたが、この記事が一番、纏まっていると思います。古いノートパソコンもSSDに換装すれば快適に!取り付ける手順や注意点などを解説

書いてある通りです。

①SSDをドライブケースにセットして、USB接続でPCと繋ぐ。

②クローンソフトを使って、HDDをSSDにクローンする。

③SSDへのクローンが終了したら、PCの外蓋を外して、HDDをSSDに入れ替える。

と言う手順になります。

順を追ってやってみました。

まず、スタートです。

まず、換装前の状態をチェックします。(メモリーは良いのですが、タスクマネージャーで見ると、HDDが100%張り付いております。)


SSDをドライブケースに入れて、USBで接続します。コントロールパネルのディスクの管理から、SSDをフォーマットします。(新しいシンプルボリュームを選びます。)

クイックフォーマットでOKです。

ここから先は、クローンソフトの出番です。
このサイトがよく纏まっておりました。私が使用したのは、勿論、無料版のMacrium Softwareと言う奴です。

このソフトですが、クローンとバックアップが選べるので、クローンを選びます。私の場合は、HDDの使用領域が100GB程度だったので、256GBのSSDを購入しました。ただ、100GBのクローンでも2時間以上掛かりました。(これは、HP PCのUSBがV2.0だからだと思います。V3.0ならばもっと速いはずです。)

さて、クローンが完了したら、最後は、HPマシンの外蓋を開けて、SSDに入れ替えます。これが実は一番大変ですが、このマシンの分解に関しては、下記のYoutubeにこれ以上ない位、詳細に描写されているので、これに倣ってください。

さて、無事に入れ替えて、ねじ止めした後、普通に起動します。
超高速化しました。換装前は100%に張り付いていたHDD使用率も、数%です。
と言う訳で、日曜大工終了です。
尚、メモリー増設もそうですが、外蓋を開けた瞬間にメーカー保証対象外となります。自己責任で改造しましょう!

2022年12月25日日曜日

2022年を振り返る。

年末は韓国旅行に行ったりもするので、ちょっと早いですが、年内最後のブログアップとなります。

年初に、目標として下記を掲げました。→ 2022年、New Year Resolution !

細かい話は兎も角として、JavaやPythonと言ったプログラミングは勿論、ミドルウェアに非常に詳しくなったと自負している。また、マイクロサービスやコンテナ技術にはかなり詳しくなったと思っている。よって、IT技術力は大幅に上げたと思うので、まあ満足です。

英語力も確実にグレードアップしたと思う。これは年初に外資企業に転職し、俺以外が全員、Native English Speakerと言う環境で、24/365で働かざるを得なかったと言う環境要因がデカいと思う。「何となく、理解する。」ではなく、細かいニュアンスも含めて、理解できる様になったと思う。だから、こっちも満足。

また、米国会計士ライセンスの更新作業も、予定通り、仕上げる事が出来たので、これも満足。一方、体力維持に関しては、運動して鍛えまくると言う、2〜3年前のやり方を変えました。と言うか、鍛えまくると言う根性がもうない。笑

もう50過ぎですからね。

ジョギングにしても、のんびりと7〜8キロを走ると言うのが精々で、ハーフマラソンの大会とかにエントリーして、時間とか順位を競うと言う気力はなくなりましたねえ。。まあ、もう若くも無いので、もうこれはこれで良いと思っております。

そんな訳で、頑張った一年だったと思う。来年は、ビジネスとしての結実を目指したい。では、皆様も良いお年をお過ごしください。

2022年10月29日土曜日

【CPE更新】ワシントン州のAICPAライセンス更新手続き

一応、米国会計士なので、3年毎のライセンス更新手続きをやっております。

このブログの現在の読者には、あまり興味がない件だとは思いますが、2011年から丸2年以上、仕事で毎日帰宅が夜10時過ぎなのに、毎晩深夜2時とかまで勉強し、完全独学の上で、凄い苦労して、試験を突破しました。その時の苦闘は、ライブ!USCPA試験受験!と称して、200本近い記事で、試験勉強と受験当日の様子、試験結果を書き出しました。当時、AICPA受験界では、ちょっと有名でしたねえ。

まあ、9年前の2013年夏の終わりに、最後の最後まで難航したBECを6回目受験で突破して、AICPA試験に最終合格した時は、本当に嬉しかったなあ。

2013年8月25日の記事。→【USCPA】 神様、有難うございました! ~ Mission Completed !!!!

あれから、9年以上が経ったんだなあ。。と感慨に浸りながら、ライセンス更新手続きをやっております。

さて、このライセンス更新ですが、それなりに手が掛かります。更新時はいつも忘れるので、備忘録として書いておきますが、下記のワシントン州の下記の更新手順に拠らなければなりません。(更新年直前の3年間で、毎年20CPE単位以上、3年間トータルで120CPE単位以上を取得する必要があります。)

Washington Board of Accountancy_Continuing Professional Education - (CPE)

つい先程、Authorized Training VendorのCPEDEPOTと言う業者が提供するオンライン講座を受講&確認テスト受験をして、最終の6CPE単位を取得しました。トータル122CPE単位として、必要CPE単位をクリアしました。

まあ、ライセンスのRenewal手続き自体は、来年1月以降が受付期間ですが、それは、ただネットで申請するだけなので、まあ実質終わりと言う感じです。

まあ、仕事上で、AICPAの資格に救われた事も多数あるので(名刺に摺り込んでおくと、如何にもキチンとした人と言う印象をビジネスパートナーに与えるとか)、コスパは良いと思っております。
それに英語の勉強には確実になるので、余力のある人は狙ってみたら、如何でしょうか?


2022年10月25日火曜日

【旅行記】一泊二日、嬬恋キャンプでの小屋宿泊。

丁度1週間前の日曜日出発、月曜日帰宅で家族キャンプ旅行に1泊2日で行ったので、簡単ですが、旅行記をアップします。

月曜日の夜帰宅だったので、私も妻も仕事は、有給取得。小3娘は学校を休ませませて、行ってきた。まあ、一度は、「キャンプがどんなものか?」を子供にも経験させた方が良いと思ったと言うのが、今回の旅行の動機です。

尚、私も妻もキャンプの経験は無いので、テントを自分で張る様な本格的なモノではなく、無印良品キャンプ場での小屋利用とした(写真は記事の後の方にあります。)。

目的地は、無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場。自宅出発は、日曜日(10/16)の朝8時。首都高5号線経由、関越道の碓氷軽井沢ICへ。その後、国道18号を1時間ドライブとなります。場所的には、長野県と群馬県の県境位です。

関越の高坂SAで軽く朝食を食べた以外は、ずっと運転をしており、到着したのは、午後1時前。結局、自宅を出てから4時間以上、ほぼ無休で運転してやっと到着。

ランチは、キャンプ場でバーベキューしようと思っていたのだが、何とチェックインは午後3時からとの事。

キャンプ場周辺を散歩して時間を潰そうと思ったのだが、妻も子供も空腹だとの事なので、近くのレストランの場所を受付で聞いた所、「近くにはない。」との回答。

ただ、「隣のキャンプ場(嬬恋鹿沢キャンプ場)で、フェスタがやっているので、そこに行けば、露店が並んでいる。」との事だったので、自動車で再移動(30分)。

鹿沢キャンプ場内を、 1時間半位、軽く食べ歩きをしながら散策。すっかり秋の装いですね。


さて、15時前に鹿沢キャンプ場を出て、15時半に無印キャンプ場に到着。チェックイン後、早速、バーベキュー準備に掛かるのだが、コンロの設定を含めて、非常に時間が掛かる。やっと調理を始めても、石炭や薪にも火がつかない。


街灯一つ無いので、日が暮れるとあっ言う間に真っ暗になります。

午後5時過ぎの様子。火がつかない。

午後5時半を過ぎても全く火が付かないので、受付に行き、着火剤を購入して、やっと着火した。着火してもとても暗くて、手元が見えません。

子供2人が懐中電灯で照らしながら、料理をした。(疲れた!)

街灯が無いので、18時前でもこんな感じ。

懐中電灯で照らしながら、バーベキューをして、食べ終わったのが18時15分。キャンプ場至近の公営温泉が、19時閉店との事なので、慌てて温泉に自動車で向かい、2分で到着。この温泉ですが、公営なのでシンプルですが、清潔で満足。バーベキューで体がベトベトになったのに、この温泉に入れなかったら、辛かったと思う。

キャンプ場至近の公営温泉。客は我々家族だけ。

周囲は真っ暗だし、コンビニさえも無いので、キャンプ場に戻る。しかし、小屋には、テレビは勿論ないし、携帯の電波も碌に通じないので、19時半なのに寝る準備をした。

しかし、群馬県と言う東京圏にこんな漆黒の闇があるとは夢にも思わなかった。懐中電灯があっても、全く何も見えません。

江戸時代って、こんな感じだったんだろうなあ。。

翌日の月曜日は、朝5時過ぎに起きて、キャンプ場を散策。客はほぼゼロ。不気味な雰囲気が漂う中、熊鈴を鳴らしながら、キャンプ場内を小一時間散策。

霊気さえも感じる!


朝8時にチェックアウトして、そのまま昨夜の温泉に向かうが、午後開店との事。
仕方なく、別の温泉宿に向かうが、どこも午前11時とかからの営業で、入れない。
前夜は、埃っぽい小屋の中で、過ごしたので、どうしても入浴したいので、これは辛い。

そんな訳で、妻の機嫌も段々と悪くなってくるので、速攻でネット検索。下記の関越の湯の丸IC近くの湯楽里館と言う公営温泉が10時オープンという事で、こちらで1時間くらいゆっくりと過ごしました。(清潔で良かった。大人510円。安っ!)


12時過ぎに、関越に乗り、一路東京へ。昨日からずっと運転しており、帰路は妻に運転を頼んだ。自宅着は午後3時過ぎ。走行距離は、500キロ超でした。

2022年10月13日木曜日

【旅行記】8月下旬の新潟妙高高原2泊3日の家族旅行 (その3、最終話)

さて、最終3日目の8月24日です。
朝は7時過ぎに起きて、そのまま温泉、朝食ビュフェと昨日と同じコース。
朝食後、ホテル中庭にある公園で、子供達を遊ばせて、10時丁度にチェックアウト。
尚、プレミアムルームですが、こんな感じ。
家族4名で朝食付きで一泊7万円強。
まあ、質に比べれば安いと思う。

尚、目の前がスキー場だから、本当は冬に来た方が良いでしょうね。

10時きっかりに、ロッテ新井ホテルを出発して、車で小一時間の苗名滝に向かう。


駐車場に車を停め、15分位、遊歩道を歩いて、到着。


その後、駐車場に戻り、横にあるカフェで子供達にソフトクリームを食べさせながら、休憩。この時点で12時。

ここから最終目的地の清津峡に向かう。(これは妻のたっての希望。)
苗名滝から自動車で2時間弱。

駐車場に車を停めて、15分位、歩きます。この清津峡は、日本3大峡谷と言われており、そこを今は、アート作として、観光地化したとの事。


駐車場
入場料は、大人800円。
こんな感じのトンネルを20分弱、歩きます。

トンネルの途中に、ちょっと開けた休憩所もあります。

これが最終地点。
中々、非日常感があって、気に入った!

駐車場に戻ったのが、15時半。

さて、これから、東京に戻ります。
16時過ぎに関越高速の塩沢石打IC近くに到着したのだが、そこで少し早めの夕食を食べて、高速に乗ったのは、17時過ぎ。
ここからは、ひたすら東京に向かい運転。
渋滞はなかったが、兎に角、遠い。
自宅到着が午後10時過ぎ。
翌日は長女の小学校の始業式なので、帰宅してからは少しバタバタした。

そんな感じの2泊3日の旅行でした。
総走行距離は800キロ弱。掛かった費用はホテル代も入れて、27万円ちょいと言う感じ。
新潟の人は、表情も穏やかで、新潟の豊さを感じた旅だった。
また、ロッテ新井ホテルは、広大な敷地に多くのスタッフが配置されているし、混雑もしていなかった。商売っ気がないのが誠に良かった。

【旅行記】8月下旬の新潟妙高高原2泊3日の家族旅行 (その2)

さて、丸1ヶ月以上、ブログを更新しておりませんね。特に、8月下旬、妙高高原に2泊3日で家族旅行で行き、【その1】を書いたのに、その旅行記を締めてなかったですね。

あまりに忙しかったのが、更新が途絶えた理由ですが、まあ反省ですね。と言う訳で、この旅行をパッと記載します。

1ヶ月以上前の話なので、記憶がかなり飛んでいますが、大量に撮影した写真を見ながら、思い出して書きますね。

2日目は、朝7時過ぎに起きて、まずホテル内の温泉にゆっくり入った。

このロッテ新井ホテルなのですが、兎に角、巨大過ぎて、宿泊したプレミアムルームから、温泉までが遠いのがちょっと難点。温泉旅館と言うのは、部屋からエレベーターに乗って1分で温泉に入れると言うのが、結構、重要だと思うが、冗談ではなく、10分くらい歩きます。

まあ、それだけ巨大と言う事です。


温泉を出て、そのままブッフェ形式の朝食レストランで、のんびり食事。

食事中に、旅行雑誌を眺めながら、今日の予定を立てる。

まず、自動車で40分の上越市の高田城公園、その後、上越市にある「うみものがり」と言う水族館と言うルートを決定して、午前9時過ぎに、ホテル出発。

10時前に公園近くの無料駐車場に車を停めて、公園内をゆっくり散策し、天守閣へ。この城ですが、天守閣は30年位前に再建されたもなので、歴史の重みは感じないが、展示品は、充実してます。

特に、城を紹介する15分位の動画が天守閣の中で流れているのだが、簡潔に纏まっており、面白い。(由緒ある城だった様ですね。)小3の娘が必死になって、その動画を見ており、まあ、教育上も良かったと思う。

天守閣からの眺め

天守閣の後は、公園内を引き続き散策するが、この公園は綺麗です。
この上越市だが、町全体が綺麗だし、また豊かです。道行く人の表情が穏やかで、表情にも行動にも余裕が感じられます。前職の時、仕事で日本各地を巡ったが、一番、豊かなエリアだと思える程です。

11時半頃に、高田城公園を後にして、日本海に面した、「うみものがたり」と言う水族館へ直行。12時過ぎに到着。

子供は楽しんでいたが、この1週間前に、神奈川県の八景島シーパラダイスでイルカショーを見たばかりなので、ちょっとお腹一杯です。


ただ、八景島ほど、混んでなかったし、館内も綺麗だったので、快適だった。14時前に水族館を出て、すぐ隣の日本海沿いを30分位、散策。

私自身も、日本海に来たのは、20年振り以上なので、変にハイテンション。
太平洋とは違い、哀愁の漂う日本海

その後は、しばらく日本海沿いをドライブして、糸魚川市にある道の駅で、遅いランチを15時過ぎに取った。このクオリティーで、1400円。安っ!

食事後、道の駅の周辺を、小一時間散策した後、ホテルに戻る。ホテル到着は18時過ぎ。
その後は、ホテルの中庭の公園で子供1時間遊ばせて、温泉に長時間入り、夜21時過ぎに部屋に戻った。子供は流石に疲れた様で直ぐに寝たので、久々にビールを飲みながら、テレビを見て過ごした。そんな感じの2日目でした。

本当は、最終3日目も今日でフィニッシュする予定でしたが、力尽きました。明日、アップします。

2022年8月30日火曜日

【旅行記】8月下旬の新潟妙高高原2泊3日の家族旅行 (その1)

何か、凄い久しぶりにブログ更新します。

Twitterが手軽過ぎて、どうしてもあっちばかり更新してしまうのですが、相応な分量でしっかり書くと言う意味では、やはりブログの方ですね。

と言う訳で、表題の件を記載します。

本当は、同時期に沖縄に5泊6日とかで、旅行に行く予定だったのですが、沖縄はコロナ爆発しており、医療崩壊までしているとの事で、「子供が沖縄で感染したら、どうするんだ? 病院も行けないし、帰りの飛行機でさえ乗れなくなる可能性がある。」と妻を非常に長い間、説得しました。笑

そんな訳で、自動車で行ける陸続きの場所(つまり、何かあっても直ぐに東京に戻れる場所)と言う面で、行き先の選定を始めました。沖縄を断念した妻の視点ではホテル選びが重要だったのですが、ネットで見る限るこのロッテホテルが素晴らしいと言う理由で、新潟県妙高に決定しました。

Google Mapで見ると、東京湾岸エリアからは車で4時間程度との事で、当時は朝7時に自宅を出発予定であったが、子供(小3と4歳)が朝4時前から起き出したので、朝5時に出発としました。

8月22日(月)の朝5時に東京湾岸エリアの自宅を出発。途中、首藤高→関越→上信越の中郷ICと進むのだが、途中、高崎付近で妻が高速の分岐を間違えたりしたので、ロッテ新井リゾートに到着したのは、午前11時過ぎ。

チェックインは午後3時なのでダメだったので、荷物をロビーに預けて直ぐにホテル内で遊び始めました。これが当日の到着直後のロッテ新井リゾートの中庭ですが、この広々した感じに、惚れ込みました。





兎に角、ホテルが綺麗です。

また、宿泊した部屋ですが、ちょっと高めのプレミアムルームにしたので、妻も大満足でした。(ここで部屋選びをミスると、ぶっ殺されますので、少々、奮発しました。笑)
ホテルの部屋

ホテルの廊下

そんな感じで、午後3時のチェックインまで、ホテル内のActivity(バギー、アスレチック、ホテル周辺の散歩)で時間を潰し、午後3時に部屋に入りました。この頃になると、妻も疲れてイライラし始めたので、とりあえず17時まで仮眠。
その後、ホテル内のレストランで夕食を取り(韓国料理)、室内温泉プールに行ったのですが、プールもこんな感じで、閑散 広々としており、誠に快適。


プールで、夜の21時過ぎまで遊び、その後、中庭で小一時間、子供達はスクーターに乗ったりして大はしゃぎです。親は星空を眺めておりました。

翻る日の丸と太極旗

初日は、こんな感じで終わりました。

2022年8月12日金曜日

【若い方からのキャリア相談、後編】 ①グローバル目線、②英語力、③専門性 がこの過激なグローバルビジネス界を生き抜くために必要と思う。

大変、回答が遅くなり、申し訳ないです。

今回は、表題の様に、後編になります。

こちらが前半。→【若い方からのキャリア相談、前編】 日本経済新聞を読み込めない日本人が、Wall Street Journalを理解できる訳がない!



ところで、今の会社の現ポジションでは、実労働時間の10%程度をボランティア活動に充てる事を強く推奨されているので、本当に遠慮なく何でもかんでも聞いてください。

こうした相談への回答を、「若者へのキャリア相談ボランティア」として会社に申請するので。


下記は、Aさんからの相談内容全文ですが、実はつい先程、別の方(Bさん)から、非常に似たご照会を受けました。


>「突然ですが、20代が今後の社会(ビジネス)で生き残るためにとるべき生存戦略についてお考えがあれば是非ブログの記事にしていただきたいです。(中略)自分自身はグローバルで活躍できる機会を得る必要がこれまで以上に不可欠になると考え、短略的だと思いますが、その切符としてのUSCPAにたどり着きました。」


私としては、AさんにもBさんにも、同じ回答になります。

同じ様な問題意識を抱えている人のご参考になる事を願い、回答しますね。



<Aさんからのメール>

======== 

哀しみの貴公子様

 こんばんは。突然のメール失礼いたします。

大変忙しいのは重々承知なのですが、是非とも私の進路について貴公子さんの視点からアドバイスをいただければと思います。

 

私は現在、商学部に通う大学2回生の者です。海外の大学院に入り英語と専門性を身に付けることが今の目標なのですが、そこでCSか会計学のどちらを学ぶのか決めかねています

 

私の現状はこのような感じです。実は既にACCAという会計士資格(IFRS基準)の勉強を今年の8月から始める予定で、大学卒業後はイギリスの大学院で会計を更に学び、監査法人のBig4に入るというパターンを想像しています。しかし情報収集をする中で、やはりITの方が勢い、需要、給与も高いということを知り、本当に会計の道でよいのかと悩んでおります。

 

私自身、人生の目的やそれに対する価値観というのはまだ固まっておらず、とりあえず英語と何かしらの専門知識を身につけたいという風に考えています。

 

もし貴公子さんが私のような状況であれば、どのような選択肢を取るのでしょうか。

会計資格をお持ちで、現在はITの分野で活躍されている貴公子さんのご意見をお聞きしたいです。

 

お時間がある時で構いませんので、助言を頂けると幸いです。

失礼いたします。

 =======



1. 

まず、「英語と専門性」と言うセットは、とても重要だと思っておりますので、そこに目をつけたAさんは、とても聡明だと思っております。

前編に散々、書いた様に、英語だけではダメで、専門性の方がより重要と思います。


>大学卒業後はイギリスの大学院で会計を更に学び、監査法人のBig4に入るというパターンを想像しています。


率直、素晴らしいと思います。
と言うのも、まず、①Global目線でいること。②英語を本格的に勉強しようすること。さらに、③専門性を付けようとしていること。
この3点のどれが欠落しても、これからのタフなグローバル時代を若者が生き抜くのは厳しいと思うので、この3点を今後のビジネスキャリアに於いても追い求めて欲しい。
応援する以外の言葉が見当たりません。

2.
>私自身、人生の目的やそれに対する価値観というのはまだ固まっておらず、とりあえず英語と何かしらの専門知識を身につけたいという風に考えています。

これ、超重要だと思います。
上記3点が最終的には、これからのビジネスマンに必要でしょうが、とりあえず、①と②だけでも早急に始めるべきだと思います。

私は、確かに米国公認会計士(AICPA)のライセンスを持っておりますが、如何せん、ペーパードライバーで実務のことは、全く分かっておりません。(財務諸表を読むこと位はできるし、日経新聞の企業記事の細かい部分まで理解できたり、税法の知識もそれなりにAICPAの学習を通じて学べたのは良かった部分だとは思っておりますが。)
ただ、それ以上に、私の場合は、AICPA試験を通して、英語力に対する自信を深められたのはデカかった。AICPA試験では、試験の申し込みから受験まで、米国の会計士協会サイトから自力で情報を取り、そして自力(完全独学)でクリアしたのですが、この過程が、グローバルビジネスマンを自称する自分としては、大きな自信になった。
要は、私にとっては、会計学以上に、自身の英語力を国際的に証明できたと言う事が、AICPAの資格取得をしたメリットになります。

アラフィフとなっても、世界の複数の有名企業から、それなりのポジションで引き抜きが来るのは、IT技術者としての経験と共に、英語力が評価されていると思っております。
ガチの米国企業に於いても、AICPAホルダーは、英語力を含めた基礎能力と言う意味で、それなりに高い評価を受けていると思っております。
だから、「ビジネスキャリアを通じて、外資を渡り歩くつもりの若者」なら、AICPAとは言いませんが、それに相当する様な国際的な資格(有名米国大学でのMBAとかでも)は、絶対に取得しておいた方が良いとまで、思っております。

尚、こちらは参考です。



3.

>しかし情報収集をする中で、やはりITの方が勢い、需要、給与も高いということを知り、本当に会計の道でよいのかと悩んでおります。


ここなんですよねえ。

勿論、個々人の趣向とか適性に合わせて選択するしかないので、「Aさんもよく考えてください。」としか言い様がないです。


ただ、私が見る限り、会計の仕事を楽しそうにやっている人は見たことないです。

会計士試験を通る様な人は、真面目なので、きちんとした人達だし、勉強家なんだろうけど、何か楽しそうではない。(ヤバ、言っちゃった。)

一方、IT技術者は、年取ったオッサンでも、みんな楽しそうなんですよねえ。。。

勿論、アラフィルの私も、「今日は、どんな技術に出くわすのだろう?」と毎日が楽しくて、朝からウキウキしているし、世界中の技術者と意見を交わせることにエキサイトメントを感じております。


また、年収に関しては、IT技術者は、正に世界中で引くてあまたなので、会計士よりは多少は良いと思います。(と言うか、Big4とか言っても、給料はそんなに良くないと思いますが。。。)



4 

まとめです。

①グローバル目線、②英語力、③専門性 がこの過激なグローバルビジネス界を生き抜くために必要と思う。

③は個人の嗜好により、色々な選択肢があると思うが、①と②に関しては、誰にとってもほぼやる事は決まっていると思います。

頑張ってほしい。


<蛇足>

因みに、地元公立小に通う娘には、「日本語はただのローカル言語で、パパが昔住んでいたフィリピンのタガログ語と同じだ。だから、日本語の勉強は学校で授業受ける以上の事は、一切しなくてよい。漢字の勉強とかも学校の授業だけで良い。タガログ語を深く理解しているフィリピン人インテリだって、残念ながら、グローバル労働市場で仕事は簡単に見つからない。日本語も全く同じだ。」と言っております。

誤解のない様につけ加えておくと、勿論、ガリ勉ではダメです。

数学と科学、英語こそが重要だが、最重要が体力なのは言うまでもない。」とも、子供達には、言い聞かせております。


2022年7月24日日曜日

【若い方からのキャリア相談、前編】 日本経済新聞を読み込めない日本人が、Wall Street Journalを理解できる訳がない!

 一気に回答しようと思ったのですが、書いている内に長くなってきました。今回は前編として、明日にでも、後編をアップします。

*****************

さて、久しぶりに若い方(Aさん)から、進路に関する相談を受けたので、頑張って回答してみようと思います。

>会計資格をお持ちで、現在はITの分野で活躍されている貴公子さんのご意見をお聞きしたいです。

確かに、米国公認会計士免許所持者ですが、いわゆるペーパードライバーですので、実務の事は良く分かっておりません。一方、ITの方は、実務経験25年で、現在もバリバリとは言わないまでも、「エンジニア」だと思っているので、どうしても、IT分野贔屓の回答にはなりますねえ。。。。

それと、たまに誤解している人がいる様なので、最初に断っておきますが、私の基本スタンスは、「日本人ビジネスマンなら、英語以上に日本語がまず重要だ。」と言うモノです。私は、ずっとグローバル環境で仕事をしていたのですが、「英語がペラペラな人」は、この世にはそれなりにおります。日本人でも、インターナショナルスクールに小学校から高校まで在籍して、大学も例えば、ICU(国際基督教大)、上智、早慶の一部学部みたいなインター出身ならほぼ合格できる様な大学を卒業している人を沢山知っております。あるいは、インター卒業後にそのまま海外有名大学に進学したと言う人も複数知っております。

ただ、少なくとも俺の周りのこの手の人は、変に「アメリカかぶれ」しているし、それ以前に、日本語が怪しかったりする人もいて、社会人になってからは、結構、苦労していると言うのが実感です。ぶっちゃけ、いくら「英語ペラペラ」でも、国籍と言う意味で日本人なのだから、いわゆる「格調ある日本語」を読み書きできる能力は、絶対に外せない必須事項だし、日本社会にどっぷり浸かって、日本人の論理を理解している事も同じ様に重要だと思っております。

その意味で、私は日本人がインターナショナルスクールに通う事には、極めて懐疑的です。

それに、日本に進出している有名外資だって、日本語が怪しい日本人は、いくら英語がペラペラでも採用しません。もう一度言いますが、「日本語が怪しい癖に、英語がいくらペラペラでも、グローバルビジネス界では相手にされない。」と思っております。

海外のビジネスマンにしてみれば、「日本国内事情に精通した日本人ビジネスマンと取引を進めたいのに、何で日本語が怪しいだ?」と言う事になる訳で。。。

要は、日本人として格調ある日本語がきちんと運用できている事と、日本社会や日本人のロジックを理解している事が、日本人がグローバルキャリア形成する上での大前提であると言う事です。分かりやすい例を出すなら、日本経済新聞を読み込めない日本人が、Wall Street Journalを理解できる訳がないと言っておく

2022年7月3日日曜日

Noteというブログサイトの収益力に驚愕!

Google Bloggerとは別に、noteと言うブログプラットフォームを使い始めました。
例えば、こんな記事を書きました。

このサイトの良い所は、記事を有料化することができる事です。
4本の記事を有料化しましたが、6/26〜7/3までの期間で、15000円の売り上げを突破しております。


始めたばかりなのに、この状態です。Googleブログでは、100万ビューを優に超えるアクセスを、15年掛けて達成しておりますが、多分、15年間で、25万円位の収益だったと思う。それが、たったの1週間で15000円超です。

Noteに全面移行しようかなあ。。。 

2022年6月19日日曜日

アクセス数急増中に付き、ブログの紹介をしておきます。

Twitterからのブログ流入数が、ここ数日、激増しております。

まあ、初めて、ブログを読む人も多いと思うので、 簡単にブログの紹介をします。

1.

基本的にビジネスマンのブログです。ただ、「俺は優秀です。だから、俺はこんなにイージーに人生を謳歌してます。」と言うキラキラブログが多い中で、ビジネスマン生活のリアルを書いているつもりです。

20年以上、ブログを続けておりますが、共通している思想は下記です。

・自分自身は、全然優秀でも何でもないのは、とうの昔に理解している。ただ、日々、屈辱や組織の虚しさにも翻弄されながらも、血反吐を吐きながら、自己キャリア実現を目指している姿勢だけは、しつこく保持しているつもり。

ビジネスに限らず、個人の私生活も、基本的には上手く行くことは殆どないと思っている。心の底から、「今日はいい一日だ。」と思えるのは、年に1日とか2日だとも思っている。残りの日々は、ただひたすら過酷だし、キツい。

・確かに、一流と言われる大学を卒業しているが、大学の同級生を見ていても、誰一人として、楽勝人生はいない。と言うか、「失われた30年」の低成長経済の中での組織生活のプレッシャーにより、心身を壊してしまった同級生が驚くほど多い。勿論、一流企業で、現役でバリバリ働いている奴もそれなりにいるが、日々、試行錯誤しながら、組織の論理の中で、非常に苦しんで生きていると言うのが現状。因みに、中央官僚には、気楽に雑談出来る旧友が何名もいるが、彼らは、文字通り、血の涙と汗を流して仕事をしているのを知っている。だから、中央官僚には基本的に同情的だが、ぶっちゃけ、彼らの「努力の方向」は完全に間違っており、申し訳ないが、無意味かつ自己満足の「徒労」にしか見えない。

2.

非常に掻い摘んで言えば、ひたすら平凡なだけのビジネスマンのブログです。

ただ、通算ブログアクセス数は、100万viewを大きく超えており、特定のブログ記事に、1日で数万アクセスが発生することもあるので、それなりに心に響く部分もあるのでしょう。そう思って、ブログを書いております。尚、今年、アクセス数が多かった記事は下記です。

3.

一方、私生活では、2人の子供持ちです。

子供の教育の事は、「教育論」として、かなりの頻度で更新しており、私のブログの中でも、人気コーナーとなっております。「子供に対して、どの様に接しているか?」は古い記事ですが、下記にまとめております。(2020年11月)

【教育論】 日本で何番と言う教育は意味がないと思う。

教育論では、グローバル教育寄りの内容を記載することが多いです。

子供の生活態度や躾に関しては、ほぼ書いて来なかった筈ですので、「先週、発生した事案」に関して、記載していきます。

と思ったのですが、長くなりそうなので、一旦、休憩します。(日曜日の午後10時過ぎだしね。笑)


2022年6月12日日曜日

事業開発職の実態と、学生への回答。

大学時代からの知り合いに、大手不動産デベロッパーで、都市開発をしているヤツがおります。理想の都市空間を実現する為に、土地の地権者と日々交渉をしております。(まあ、一言で言えば、地上げ屋です。)

彼が以前、言ってました。

「気難しい資産家の地主との交渉はキツイ。ただ俺は、必要なら靴でも舐めるぜ。だって、事業開発担当として、会社どころか地域住民の生活さえも、背負っている自負があるからな。」

================

1.

ある学生から、メール経由でビジネス提案を頂きました。有難うございます。

こんな感じの出だしです。

>おはようございます。休日の早朝に申し訳ありません。現在大学2回生の者です。

>今回ご連絡させて頂いたのは少し面白い事業、企画を思いついたので、貴公子さんの
>目線からどのように映るのか、気になっていてもたってもいられず連絡させてい
>ただきました。
>無知蒙昧な文系の発案なので、よければ指摘が欲しいです。
>それでは本題に入らさせていただきます。

学生であるので、ビジネス、IT技術、IT業界の事も、まだまだ勉強中だと思いますので、提案が甘くなってしまうのは、これは止むを得ない事です。

ただ、知らないなりにも、必死に調べて、ビジネス案を考えると言う姿勢は誠に素晴らしいと思います。この辺は、社会人でも中々、出来る人はおりません。もし私が大学の先生だったら、間違いなく、「優」評価としたいです。笑

2.

さて、私自身、IT業界はエンジニア歴が長く、通算25年超です。ただ、ここ10年近くは、各種IT技術を駆使した事業開発を担当しております。毎日、血反吐を吐きながら、ビジネス案を考えております。ある意味、ゲーム感覚です。

ただ、技術的イケると確信しても、チーム組成の部分で上手く行かない事は多々あると言うか、まあ普通です。(ざっくり10本のビジネス案を企画しても、遂行まで行くのは、1本あるかないか? と言うのが、事業開発の実態だと思います。社内調整も、かなり重要です。

また、遂行まで漕ぎ着けた中で、業界内や世間にインパクトを残すのは、さらに絞り込まれ、数十本に一つだと思っております。こうした大成功まで持っていけるのは、ITの事業開発をやっていても、多分、一生に一回あるか無いか?の世界だと思います。(私も、まだ未経験です。「そこそこ上手くやった。」と言うのはありますが。。。)

3.

話を大学生からのビジネス提案に戻します。

今後就活に当たり、どの業界に進まれるのかは分かりませんが、どの会社においても、事業開発と言うのは、会社の今後10年を背負っていく業務を担う非常に重要な業務です。

就活の席では、上で述べた様な「事業開発のリアルなエグさ」を、面接官に伝えられれば、面接官視点では、「この学生は、事業開発の現場のエグさを理解していないまでも、少なくとも、エグさの覚悟は出来ている。根性がありそうなので、期待を持てる。」と言う評価はつくと思います。

まあ、ドラマみたいに、カッコ良くは行きません。私も含めて、事業開発を担当している人間は、世の中にインパクトを残す事を24時間365日考えているので(プライベートな旅行先でも、子供と遊んでいる時もです。)、ラクでは無いですが、エキサイトメントは確実にあります。頑張って欲しい。

4.

尚、頂いたビジネス提案ですが、既に類似サービスが10年前から、世の中で展開されております。→自動で繋がるフリーWifiアプリ

このJapan Wi-fiですが、便利は便利なのですが、位置情報を常にオンにする必要があり、消費電力がデカすぎると言うデメリットがあります。おそらく、アプリの作りが甘いのでしょう。

この辺の課題を技術的にクリアする事が一つ。また、10年前は兎も角、今はドコモのAhamoを含めて、大容量モバイルデータ通信の価格が下がっております。本当に、Wi-Fi需要がそこまであるのか? と言うのも、ビジネス面からの検討課題になると思います。

2022年6月5日日曜日

【ITで快適生活】Akippaという、駐車場版のAirBnbがとてもとても素晴らしい!

さて、本日は娘の英検受験に付き添って、足立区北千住の会場まで同行(連行)しました。東京湾岸エリアに住んでいるのですが、北千住エリアは非常に行きにくいです。Google Mapで調べると、電車だと乗り換えが2回必要となり、片道1時間以上掛かります。

と言う訳で、自家用車で行こうと思ったのですが、ここで別の問題が発生。

周囲に駐車場がない!

こういう場合は、イオンとかイトーヨーカドーの様なショッピングモールの駐車場に停めるのが一番早いのですが、全くありません。(試験会場は帝京科学大学)

では、区民公園とか区民会館みたいな所の駐車場はどうか? と言うことで、これも探しのですが、区民公園はあるものの駐車場がないです。

都内を自動車で移動する時は、常に駐車場問題が発生しますが、今回もそのパターンです。

色々と探しまくったのですが、この Akippa と言うサービスが解決をしてくれました。要は、AirBnbの駐車場版ですね。

個人宅の駐車場を、丸一日、ネットで事前予約して、たったの660円でした。誠に素晴らしい。これを考えた人は、もっと有名になって良いと思いますね。

2022年6月4日土曜日

【教育論】明日は小3娘の英検準1級試験日です。昔に比べて問題自体が難化している事を下記で証明した!

さて、明日日曜日は小3娘の英検準1級試験日です。

今年1月(小2の時)に、「合格までもう一歩です。」のコメント共に落ちたので、今回はリベンジとなります。

尚、その時の結果はこちらです。→【教育論】小2娘の英検準1級結果を晒します!

まあ、前回は全く準備もしなかったです。世の中を舐め切った娘に、この世の厳しさを教えるために、「受けてみろ!」と言って受験させたので、過去問対策も殆どやりませんでした。ですから、落ちるのは想定内でした。

因みに、今年2月に不合格が判明した際に、「惜しかったじゃん。」と軽く励ましたら、娘が、「惜しいとか惜しくないは問題ではない。不合格と言う事実が論点なんだ。」と言い返されたので、まあ、本人的には悔しかったのかも知れません。

下記は、今年2月の結果ですが、再掲します。

さて、明日の試験は、2回目受験なので、マジです。対策も、ここ一ヶ月位は、毎日30分とか1時間はやりました。

私自身が一緒に、毎晩付き合って、過去問対策もやったのですが、解いていて問題自体が難しと感じました。例えば、私自身は2008年に英検1級を合格してますが、2004年に英検1級とのダブル受験で準1級を受けた時は、確か正答率91%なんかで余裕で合格でした。

細かい事は、勿論、忘れましたが、Readingにせよ、Listeningにせよ、当時の準1級は非常に簡単で試験終了時点では、「これはレベル低いや。」と思いました。また、当時の英検は1級にせよ、準1級にせよ、正答率70%が合格ラインでした。

ただ、最近の英検は違う様です。上のスクリーンショットを見て下さい。前回の娘の正答率を見ると、Readingセクションは41題中16問正解、Listeningセクションは29題中13題正解で、共に正答率40%です。

それにも関わらず、「合格にはもう一歩です。」とのコメントが出ている訳で、問題自体が明らかに難しくなっているのは、気のせいではない。」と確信した。

推測ですが、これ程、問題のレベルが高いと、正答率が50%なら、合格ラインに達すると思われます。

従って、娘には、「途中で問題が難しいと思っても諦めるな。このレベルだとパパでも満点は取れない。60%の正答率なら高得点合格ができる。」と伝えました。尚、「今回、準1級をパスしたら、次は1級だ。その時は、パパも一緒に受験するよ。」と伝えております。

さあ、明日、どうなるでしょうか?

私も緊張しております。笑

2022年5月29日日曜日

【教育論】学校以外では、日本語は一切、禁止にしてます。

1週間前にアップした下記記事にコメントが入りましたので、簡単ですが返信します。
【教育論】6月の小3娘の英検準1級試験だが、イケるとの感触を得た!

>いつも勉強させて頂いております。私もこれからは英語+アルファの時代、沈没する祖国から抜け出し海外で学んだことをいずれ持ち帰って祖国に貢献してほしいと期待しております。貴公子殿はご子息に英語学習のモチベーションはどのように持たせているのでしょうか。ご子息が英語を勉強し始めたきっかけなどあればぜひ教えて頂きたく存じます。

1. 
「教育論」の基本に関わることだと思いますので、真剣に回答します。
まず、子供にモチベーションを持たせる事は、非常に難しいと思っております。
「ロバを水辺に連れて行くことはできるけど、水を飲むのはロバだ。」みたいなアラブの諺がありますが、それと同じだと思っております。
ただ親は、環境を整えて上げる事はできます。娘は、まだ小3なので、そこは全力でやっております。(中学卒業位まではやってあげるつもりです。高校になったら、自分で全部考えるべきと思っておりますが。)

余談ですが、「子供が好きな事を、一切干渉せずに自由にやらせれば良い。」と主張する親もおりますが、私はちょっと違います。大人もいい加減ですが、子供なんて、それ以上にいい加減なので、「好きな事をやりたいだけやってて良いよ。」と言ったら、一日中、寝そべりながらお菓子を食べて、ゲームをやっている事になると思ってます。
だから、「何かしらの強制は必要」と思っております。もちろん、程度はありますが。。。

2.
そう言う事なので、必死になってやっているのは、「グローバルに興味を持つような環境構築」です。まず、マクロ的には、グローバル社会の現実を大人の言葉で、幼少の頃から、説明しております。
例えば、下記記事に書いた様な事を、日常的に、娘の就学前から説明しておりました。

かいつまんでいえば、
  • 世界は激動しており、日本は経済的にも政治的にも完全に遅れてしまった。
  • 正に「国家存亡の秋」で、パパは心配で夜も眠れなく事がある。
  • だから、自壊する祖国を救国する様な有意な大人へとなれ。
  • 個々の家庭に限らず、国家レベルでも経済的な問題が解決すれば、多くの問題は解決する。だから、科学技術に精通して、世界を動かせる様な大人になれ。

とマクロ状況を説明した上で、下記の様に落とし込んでも説明しております。
  • 有意な大人になる為の一歩として、英語を母国語と考え、自由自在に使いこなせ。
  • 小学校は、「体を鍛えて、日本語を勉強する所」と割り切って、気楽に過ごせ。
  • 日本語は普通に読み書きが出来れば良い。母国語は英語だと思え。
  • 英語と科学技術に精通すれば世界を動かせる。だから、サイエンスと英語は頑張れ。
  • 運動は、同級生の男の子にも絶対に負けるな。体力は基本だ。
  • その一方で、必要以上の漢字学習は必要ない。また、歴史の年号暗記とかの、ググれがその場で分かる事は、ガン無視して良い。
と言う様な事を、常に言い続けております。

3.
マクロ的には上の通りなのですが、如何せん、子供なので興味が持てる様にも、勿論、誘導しています。

音楽は、BTSの英語曲を薦めて、これが大成功でした。代表曲のDynamateはもちろん、その他多くのBTSの曲を英語で歌っております。(最近は韓国語でも歌うが。)

また上の記事(【教育論】 日本で何番と言う教育は意味がないと思う。)にも詳細しておりますが、英語の読書としてはRaz-kids、数学はIXLという米国のオンライン教材を根気よくやっております。
Youtubeでは、Sci-Showと言う科学技術を扱った子供向けの動画を最近は必死に見ております。面白いみたいですね。

漫画は、悩みました。
「鬼滅」とかを含めて、日本語漫画は一才、許さないのですが、Baby Sitters Clubと言う米国の漫画が社会問題等も描いており、気に入り、最近、全巻揃えました。

まあ、こんな感じです。私も議論を深めて行きたいと思っておりますので、またコメントをください。なお、このページは、随時、更新してゆきますね。

2022年5月23日月曜日

【教育論】6月の小3娘の英検準1級試験だが、イケるとの感触を得た!

何か、全然、更新できておらず、すいません。

ブロガーをやめたのでなく、ただ単に仕事が忙しくて、更新する暇がないのです。尚、仕事では、IT技術にどっぷりとハマっており、週末も無く、自宅でも各種環境設定をしてます。

したがって、技術的に詰まった部分とかは、備忘録も兼ねて、Qiitaと言うIT技術系サイトに、結構、ガンガンと記事をアップしています。

こちらです。→ https://qiita.com/naiveprince0507

さて、今日も一日、18時間位、仕事をしていたのですが、とりあえず一段落したので、教育論を久しぶりにアップします。

========

小3娘が、来月頭に英検準1級を受験するので、その試験対策を毎晩30分くらい、やっております。今年2月に、「合格までもう一歩です。」とかのコメントと共に、落ちた奴です。

詳細はこちら。→【教育論】小2娘の英検準1級結果を晒します! (今年3月の記事)

まあ、小1冬の英検3級、小2秋の英検2級と順調に高得点合格をしてきましたが、準1級は、流石に難しいみたいで、俺も、ここ一ヶ月は真剣に受験対策をしております。

やる事はいくつかあるのですが、まず、Vocabularyが2月の試験では全然ダメだったので、下記の単語集を買ってきました。2000語位の単語が例文と共に記載されている、400ページ強の単語集です。

「覚えようとしなくて良い。ただ、例文を全部読め。今日は、最初の4分の1、最初から、100ページまでで良い。」みたいな感じで、ここ2週間くらい、命じておりました(笑)。それを2週間くらい続けたところ、「全部覚えた!」との事。

「覚えられる訳ない。また適当に言っているなあ。。。」とか思って、確認テストをしたところ、確かに8割方、覚えております。(これは、驚いた!)

親バカみたいで恥ずかしいが、中々、記憶力とか理解力が高いとは思いました。
そんな訳で、今日、下記の英検準1級の過去問を夜、やらさせてみました。娘にやらせる前に、自分でも眺めてみましたが、意外と難しいです。
「難しいから、この11題だけで良い。時間は10分だ。」と言って、やらせた所、3分で終了。採点した所、10題正解。

うーん。。。。。

正直、ここまで伸びるとは思わなかった。リスニングは兎も角、長文読解とかで躓く可能性はあるが、今回の準1級は、受かりそうだと感じております。

小3で、英検準1を合格できれば、これは新聞に載るレベルだと思うので、「合格したら、全世界の子供向けに英語レッスンのYoutube Liveをして良い。」と約束をしております。

2022年4月25日月曜日

SNSのパワーが凄過ぎる!

ブログ更新の頻度が落ちており、すいません。

楽しみにしている方には、申し訳ないですが、理由は2つあります。兎に角、仕事が忙しすぎて、Twitter程度なら兎も角、ブログを更新する時間がない。もう一つは、TwitterでもGoogle BloggerでもないSNSを全くの別名で開始しており、そっちの管理更新が忙しいと言うのもあります。

その第3のSNSですが、ブログやTwitterとのリンクも完全に切っています。勿論、「哀しみの貴公子」とかの名称も一切、使っておらず、完全に別のIndentityで運営しております。

最近のSNSは、まあ、Twitterもそうですが、Live動画配信やLive音声チャットが当たり前になっており、毎日、関心ばかりしております。

特に、Live配信機能は強烈で、自宅に居ながらにして、全世界向け大規模配信がいつでもどこからでも出来ます。

ここまで来ると、新幹線や飛行機に乗って、出張しまくっていたコロナ前の状況が信じられませんなあ。まあ、コロナが終わっても、全世界的にビジネストラベルは回復しないと思う。考えてみれば、たった3時間の会議の為に、飛行機に乗って、世界中を飛び回り、ホテルに何泊もすると言うのは、とても牧歌的であったとさえ思う。

そんな訳で、ビジネス客に依存する航空業界、ビジネスホテル業界等は、もう立ちいかないでしょうね。個人観光旅行は、コロナが収まれば回復するとは思うけど、ビジネストラベルは、もう二度と戻らないと確信した。

まあ、そんな事を考えております。今、23時半。これから、米国との会議です。

眠い〜。

2022年4月18日月曜日

近況と運動の効果について。【一部、教育論】

月曜早朝ですが、突然、書きたくなったので、パッと書きます。兎に角、仕事が忙しくて、Twitter程度なら兎も角、ブログを全然、更新できてません。スイマセン。

まあ、最近はウクライナ戦争の事で頭が一杯ですが、さすがに気分も落ち込むので、ここでは、気分を変えて、家族の近況と運動の効果に関して書きたいと思います。

1.

私はアラフィフですが、どこに行っても30代中盤位に勘違いされます。因みに、外見ですが、原色系の派手な服を着ているとか、髪を金髪に染めているとかではなく(笑)、H&MとかZARAの「普通の服」に、お気に入りのNorth Faceのパーカーを羽織る位の感じです。

では、「なぜ、若く見られるのか?」という事ですが、妻からは、「あんたは、楽観的なんだよ。何にも考えてないでしょう。あなたの頭はデコレーションか?」とかよく言われます。

まあ、子供の教育や仕事の事、あるいはこのブログで散々、書いている様に、日本経済や科学技術の話で頭はいつも一杯なので、自分では結構、色々な事を考え抜いているつもりです。まあ、お世辞にも優秀とは言えないので、思考が浅いかも知れませんがね。。。

2.

若く見える理由を、自己分析すると、20代の頃から運動をそれなりにやっていたし、今でも続けているのですが、これが効いていると思っております。今でも、毎日欠かさず、1時間以上はジョギングとかジムとかで運動しておりますが、私は、運動の意味はリフレッシュと言うどころか、「仕事の一部」だと思っております。

どう言うことか? 

私の場合、毎日毎日、膨大な量の情報が仕事上でインプットされるのですが、その多くがいわゆる、最新技術に関する情報であり、ほぼ全ての情報が毎日初見です。毎日毎日、頭の中がグチャグチャになるのですが、朝と夕方に運動することで、非常にスッキリと整理されます。「あの技術論点を理解するには、まず、こっちの技術を理解しないとダメだな。」とか「あれは例外的な論点だから、無視してもいいな。」とか、「あれの話って、実は、あれと同じ事を結局、言っているんじゃない?」みたいな事は、ほぼ全て運動中に気が付きます。

3.

逆に言うと、こういう全体図みたいな理解は、机にしがみついて、PCのキーボードを叩いている時には、絶対に気がつかない。その意味で、「どんなに忙しくても」と言うか、「忙しくて死にそうな時ほど」、より運動時間を確保する様にしております。

体を動かすと、非常に頭がクリアになるし、気力も湧いてきます。

4.

で、ここからは、教育論も含みます。私が子供の頃の話をすると、私の親は、あまり活動的なタイプではなく、私もその影響を受けて、運動の習慣が小中の頃はあまり無かったです。高校は我が国屈指の超有名高校にマグレで受かったので、そっちに行ったのですが、あまりに難解な授業と付属中から上がってきた天才的な同級生に挟まれて、入学当初は、完全に萎縮しましたねえ。そんな中で感じたのが、運動する事の有用さです。兎に角、体を動かさないと勉強にもマイナスになると思って、勉強時間を削って、運動をしておりました。笑 

頭は、クリアになりましたね。因みに、いわゆる天才児が集まる学校で、成績が良いことが、その人の人間性みたいな学校だったので、平凡な私にはキツかったです。(笑)

ただ、あんな超一流高でも、優秀な奴は、みんなかなり真剣に運動をしてました。逆に、「運動もしないで、塾漬けになっていた様な同級生」も沢山いたけど、その殆どが「早慶さえ」も入れなかったですね。(この学校に通う生徒は、中学受験や高校受験で、早慶付属校は滑り止めどころか、眼中にも無いレベルなので、これはかなりの「レベルダウン」になります。)

5.

高校生以降、運動の重要性に気がついて、兎に角、運動は続けております。大卒後新卒で入った拓銀の北海道の田舎支店勤務の時も、毎日、夜9時とか10時から、「熊出没注意」の看板を横目に、毎日数時間は、山道をジョギングしておりました。笑

こうした習慣のお陰で、アラフィフとなった今でも若くみられるし、あれだけタフな仕事にも耐えられているんだと思っております。

6.

一方で、「好きな運動をすればよい。」と言う人が多いですが、私はそうは思ってません。私が本当に好きなスポーツは野球だけど、野球は場所やメンバーが必要で気軽に出来ません。その意味で、一人で気軽にできるスポーツが良いと思う。

私の場合は、20代中盤で出会った格闘技が本当にマッチしました。いつでもどこでも、一人で練習できると言うのが長く続いている理由だと思う。今でも、1時間ジョギングした後で、自宅近くの広場で、踵落とし、後ろ回し蹴りとかの練習を一人でやっており、通りすがりの中高生に、「あのオッサン、凄え〜。」と言われるのが快感になってます。笑

7.

以前、知り合いの子供で、進学校に通う高校2年生の勉強相談に乗った事がありますが、話を聞けば、「勉強は頑張っているんだけど、全然、成績も伸びないので、自信がなくなった。浪人してでも、早慶のどっかの学部には入りたいので、勉強法を教えてほしい。」とのことでした。

その時、私は、非常に簡単に言いました。「進学校に通って、勉強も頑張っているのに、『浪人してでも早慶』とか、高2時点で言っている時点で、既に間違っているよ。まあ、一浪して慶応経済の俺が言うのも変だけどさあ。。。駿台が良いとか、河合塾がどうだとか、そういう問題じゃない。悪いことは言わない。今すぐ近所の空手道場に行って(できればフルコン系)、週2〜3回、1時間でいいから通ってみな。それだけで成績は急上昇するよ。」と。

結果、塾にもロクに行かないで、現役で東大合格して、その知り合いからは酷く感謝されました。そんなモンです。

8.

そんな訳なので、8歳と3歳の子供にも、徹底的に運動をさせてます。特に、8歳の娘には、幼少期から格闘技を教え込んでました。ただ、格闘技は水に合わない様で、最近はダンスとマット運動にハマっておりますが。

運動を人一倍させているせいだと思っておりますが、頭は冴え渡っていると思っております。小2冬に、僅差(?)で、英検準1級に落ちたとはいえ、英検対策をする訳でもなく、パッと受験して、そこそこの成果を叩き出せたのは、全て運動により頭がクリアになっていたからだと思っております。

今年2月の記事 【教育論】小2娘の英検準1級結果を晒します! 

勉強の様子を眺めていると、例えば、英検準1級や1級レベルの英単語は一回見ると覚えてしまう様です。体を動かしているので、脳が活性化されていると思っております。そんな訳で、週末は、ぶっ倒れるまで運動させてます。

9.

さて、長くなってしまいましたので、最後に一言だけ。

運動の意味をダイエットに求める人が多いですが、ダイエットにはあまり効き目がないです。(一日、10時間くらい運動すれば効果はあるでしょうが。)それよりも、頭をスッキリさせて、脳を活性化させる事に意味があると思っております。

そんな訳ですので、私を含めてそうですが、皆さん、運動を頑張りましょう!

2022年3月23日水曜日

【長文】最優秀層は、化学や工学、IT技術、数学等を極めた上で、ビジネス界に深く入り込んで欲しい。

最近、あまりにも忙しく、ブログ管理をしていなかったのですが、複数のコメントがブログに入っておりました。特に、若い方3名から頂いたコメントは、軽々と回答する事もできない重厚なモノです。

今後、一つずつ回答してゆきたいと思います。この記事では、下記コメントに関して、回答していきますね。

■コメント

=========

大変面白い記事をどうもありがとうございます。 21ですが、今までの社会が大きな変革を遂げるということは実感が湧かないものです。 しかし、「〜なんて絶対にあり得ない」といった様な思い込みは専ら捨てるべきだと考えております。「シャープ化する日本」のお話は、これからを生きる上で大変参考になると感じます。 私は医学部の学生をやっておりますが、大学の勉強ばかりしていると世間知らずになることを自覚し、経済や社会の問題について学び始めました。 哀しみの貴公子さんの生き方や批評が非常に好きです。 これからも「年長者の特権」の行使をよろしくお願い致します。楽しみにしております。

================

1.

今年年初に書いたこの記事へのコメントになります。→ 【若者へ】どうしても、これだけは言っておきたい!

上の記事は、若者向けの私なりの渾身のメッセージです。この記事の最後は下記のメッセージで締めております。


さて、もう少し書きます。

私には心が痛む話なのですが、最近、宅配便の配送員とか引越し作業員と言った従来は屈強なオジサン専用の仕事に、若い女性が従事する例を沢山、見る様になってきました。勿論、男女平等の観点から、男も女もないのは頭では理解するのですが、あんな重い荷物や家具を体の小さな女性が持ち運びをしているので、彼女らの体が心配になります。

この現象、よく言われる事ですが、若者の就職難が原因であるのも事実だと思う。IT技術を含め、科学技術が日々進化すると共に、急速にグローバル化が進んで、若い人が、容赦の無いグローバル競争にまともに晒されております。

結果として、従来の職業観が通用しなくなっているし、そもそも、既存の仕事が目の前から凄い勢いで消えております。経験豊富な30歳以上のビジネスマンでも、対応できていないのが事実であるので、社会人として右も左も分からない20代の若者が対応できないのは、当然だと思っております。

だから、若者は、苦しいと思う。

リアル社会では、真実を知っている人も、誰も本当の事なんかは言いません。

↓本当の事を、リアル社会では誰も言わないと言うことの例はこちら。↓


もう少し踏み込むと、現在の国際ビジネスの流れを、分かるとか分からない以前に、経験豊富なハズの中年以上のビジネスマンでも、この急速な時代の流れに、日々、翻弄されており、「本当の事を分かっていない方」が殆どだと思っております。

「じゃあ、お前は分かっているのか?」と言われそうだが、「グローバル化の怖さは勿論、その面白ささえも、自分なりに理解しているつもり。」とだけは言えると思っている。

だから、アホみたいに忙しいのに、こんな記事を書いております。1人でも2人にでも伝われば御の字だと思っております。

2.

さて、ブログでもTwitterでも何度も書いておりますが、我が国は、失われた30年とかふざけている内に、どんどんと貧しくなっております。こんな記事もあります。→日本の経済規模は韓国の半分以下になる…20年後の日本を「途上国並み」と予想する衝撃データ

>日本はそのうち、マレーシア並みになる。そこで止まらず、インドネシア並み、ベトナム並みになる危険がある。これは、そう遠い将来のことではないかもしれない。

強烈ですが、国際ビジネスマンの俺から見ると、異様なリアリティがある。

「そんな馬鹿な!」と絶対にみんな思うでしょうが、十分にあり得ます。2040年と言えば、今の中高生が、30代中盤でしょうが、我が国経済は、正に断末魔の状態となっており、日本人の男は、六本木や銀座を闊歩する外国人(欧米系ばかりではなく、アジア系を含む)相手にビジネスと言うか行商みたいな事をする事になるだろうし、日本人の若い女は、言うまでもなく、外国人相手に「女の武器」を使い、糊口を凌ぐ様な時代がやってくるのでは?と危惧している。

3.

まあ、我が国の政治家には失望しか感じておりません。唯一、尊敬している香川一区の小川淳也衆院議員も、富の分配はやってくれそうだが、最も大切な「富の創出」に関しては、全くビジョンが感じられない。

富の分配は政治家に任せるとして、富の創出をどうするのか?に関しては、去年12月にアップした下記記事に記載しました。

【憂国】 時代は劇的に変わっている。21世紀中盤の社会情勢を予測する。【一部、教育論】 

下記の様に書きました。

=======

そうなると、新たな価値(=システム)を生み出す事が出来る、ごく一部の知的エリート以外は、本質的に働く必要はなくなる。

繰り返しになるが、「人間はマシンの補助者として、いても邪魔じゃない。」位の感覚になり、ビジネス活動や社会を回していくと言う面に於いて、多くの人間は不可欠な存在ではなくなってくると予測します。

一方で、価値を生み出して、世界にインパクトを与えられる天才は、100万人に1人とかになるでしょう。で、100人に1人の秀才が、取り巻きとして、その100万人に一人を支える構図となると思う。(逆に言うと、100人の内の99人は、基本的に何もする事がないし、経済活動と言う面においては必要はなくなる。)

=======

ぶっちゃけ、どんどん貧困化する我が国を救うのは、海外からカネを引っ張る事ができる奴、あるいは、海外に打って出て、カネを稼ぐ事ができる奴だと思っております。

要は、GAFAやテスラ、あるいは欧米のエネルギー開発会社の様な超高収益を生み出す企業及び人材が、我が国には必要です。もっと言えば、中国や韓国、勿論、米国もそうだが、一部のエリートが政治や経済、ビジネスを引っ張るべきだと思っている。そのエリート層(単にお勉強ができるだけではなく、高邁な利他の精神を持った真のエリート)が、我が国は薄いと思っている。

4.

長くなってきました。コメントを下さった医学部学生に話を絡めて、終わりにします。

最近のトップ層の高校生は、兎に角、医学部志向だと聞いております。勿論、医者は非常に素晴らしい職業である上に、プロフェッショナルな職業であるし、高い能力を必要とされることも理解しております。

ただ、トップの中のトップ層が雪崩を打って、志望する必要があるのか? 医者が優秀である必要は論じるまでもないが、ぶっちゃけ、我が国のthe best and the brightestが、医者である必要はないと思っている。(最優秀な頭脳よりも、人間性とかがより重要なのが医者だと思う。その意味で、「少し優秀」位で、医者は十分だと思う。)

個人的な希望であるが、超優秀層は、化学や工学、IT技術、数学等を極めた上で、ビジネス界に深く入り込んで欲しい。医者は数百人を救う事ができるが、技術系ビジネスマンなら、国家どころか世界を救えると思っている。

もっと言うと、日本の失われた30年の原因は多岐に渡ると思っているが、最優秀層が、医者に向いてしまい、ビジネス界に向かっていないのも原因だと思っている。(中国では、最優秀層は、技術者に向かう。)

優秀な若者が、もしこの記事を読んでいたのなら「富の創出」方法を是非とも考えてもらいたい。

私自身は全然優秀でもないので、他人任せで申し訳ない。。。

医学部の学生との事ですね。

大学入試と言う事に絡めて、少し昔話をしたいと思います。私は、第2次ベビーブーム直前の世代で、同年代は全国で200万人近くおりました(尚、2021年の新生児数は84万人)。

更に、バブル景気真っ盛りのカネ余りの時期で、当時は地方の隅々までカネが行き渡っていたので、地方に住む高校生も、皆、東京の大学を目指している様な時代でした。

従って、東京エリアの大学入試は、正に熾烈を極めており、浪人は当たり前だったし(俺も一浪)、日東駒専の偏差値が、「九州大学とか東北大学を超えた。」と言っていた時期です。(今の若者には信じられない事だと思います。)

野村証券の新入社員の夏ボーナスが、400万円を超えたとか言われていたバブル期だったので、高校生は圧倒的に文系志向でした。そんな「大人気文系」にとって、司法試験、銀行証券、あるいは朝日新聞やテレビ局等のマスコミと言うのが文系トップの定番でしたねえ。まあ、製造業も東芝、パナソニック、シャープ、日立、ソニーあたりが正に世界を席巻しており、日本的な終身雇用や年功序列が世界的に賛美され、米国の経営学でも日本企業研究講座が大人気でありました。まあ、1990年代の話で、今や四半世紀前の話になりますが、隔世の感があります。

銀行や証券は今や完全にIT技術にとって代わられ、リストラに次ぐリストラ(特に銀行)です。テレビ局も全然ダメだけど、新聞社はもっと酷いです。新聞記者という職業は既に絶滅危惧種と言った感があります。弁護士も、海外企業とのM&A専門とかの超高級取り弁護士が生まれた一方、21世紀に入ってからは、生活困窮弁護士さえ出てきて、司法試験人気は凋落し、各地の法科大学院は閉鎖が相次いでおります。

1990年代前半と言えば、ワープロと言う和文タイプライターが広く出始めた時期で、1台20万円位で販売されておりましたが、PCはまだ一般的ではなく、一部のゲームマニアとかが使っている程度で、ビジネス用途で使われる事は皆無でした。それどころか、PCを使う人、怪しいヤツ位の世間的な認識でした。

今や、PCやスマホ経由で、世界中を瞬時に情報を飛び交う時代で、高度なデータ処理が一瞬で行われ、英語が世界のビジネス語として普通に使われております。まあ、こんな状態は、1990年代には誰も予測さえできなかった事です。

長々と書きましたが、自分で書いていても、高々、30年程度でここまで社会が変わるのか?と驚愕さえもします。

2.




>コーディング力にMSが今投資したということは、これからコーディング力をつけていってもチャンスがある、ということでしょうか。これからキャリアを考える観点でも重要なイベントだったのですね。



>コメント失礼します。いつもブログで刺激を受けてます。 ブログを拝見してプログラミングを始めようと思いました(ゴリゴリの体育会で知識0です) もし貴公子さんが新人社会人だったらどのようなロードマップで勉強を進めるのか気になります。お時間あえば教えていただきたいです。



関連記事:

https://kanashimi-kikoushi.blogspot.com/2022/01/10.html



2022年3月12日土曜日

2021年の確定申告を、やっと終了。今年のサイトは不親切だったと思う。

今年の確定申告期間は3月15日までです。

年明けから、ずっと気になっていたのですが、仕事があまりにも忙しくて、ついつい後回しにしておりました。

そんな訳で、本日土曜日に朝から取り組み、妻の分も含めて、3時間位かかって終えました。今年は、時間が掛かりましたね。と言うのも、確定申告サイトは、毎年、進化が激しく、非常に機能豊富になるのは良いのですが、今年のサイトは、イマイチ、不親切だったと思う。


例えば、上のサイトでは、一番左の「マイナンバー方式、2次元バーコードバージョン」が一番、簡単そうです。

この方式は、今年になって使える様になった方式で(去年は無かった。)、早速使って見たのですが、パスワード入力画面で手が止まりました。「一体、何のパスワードだよ?」と言う事なのですが、確定申告のネット申請は、マイナンバーカードのパスワードを含めて、複数のPWが必要であり、とても複雑でなのです。

何のPWを言っているのかが判別できませんでした。別のページをかなり真剣に読んで、この「2次元バーコードVer.」では、事前に税務署職員との面談が必要で、その面談後に渡されるPWが無いと使えないと言うことが分かりました。そうならそうで、上のページに、「この方式では、税務署職員との面談後に渡されたPWが必要です。」と記載すべきと思う。

途中まで、処理を進めて、PW入力画面で手が止まったと言う同じ体験をした人は多いと思う。まあ、不親切ですね。

結局、従来の「マイナンバー方式、ICカードリーダーVer.」で進めました。この方式は、過去2〜3年使っていたので、あっさり出来ました。

ただ、送信完了した後に、税務署側で送信を受け付けたかどうかをHP上で確認しようとした際に、また詰まりました。

去年までは確認画面は、上のページからリンクが貼ってあり、そこから簡単にアクセスできた記憶があるが、それが今年はない。全く別のページを、Googleで検索してからアクセスして、そこからログインしないといけないのだが、このログインがまた出来ない。

別のアドインソフトをインストールする必要があるのだが、この辺が、非常にややっこしく、時間が掛かりました。詰まる所、機能は豊富になったが、ちょっとした所が不親切で、スンナリ処理できないと状況でした。

兎に角、結構、悪戦苦闘しながらも今日中に終えたので、満足はしております。

2022年2月27日日曜日

ウクライナ情勢の今後のシナリオを考える。

予想外の悪い展開となっているウクライナ情勢が死ぬ程心配で、CNNやBBCを週末は食い入る様に見ておりました。

妻からは、「何でそこまで入れ込んでいるのか?」と言われる程なのだが、本件はここ数十年で最大の歴史的な大事件だと思う。今回の危機は、既に、ケネディー大統領時代のキューバ危機を超えているとさえ思っている。

まあ、そんな中で、現ウクライナ大統領のゼレンスキー大統領であるが、誠に骨があります。元コメディアンで、政治経験無しで2019年に大統領に就任したとのことであるが、自身が最前線に立ちつつ、民衆を鼓舞すると言う姿勢は、リーダーの鏡であると思う。

いずれにせよ、この状況は予断を許しません。当初は、米国とロシアの出来レースかとも思いましたが、どうもそうではなく、お互いにマジな様です。

第三次世界大戦に突っ込むかも知れません。その位の危機感は持って、状況を注視しております。今、想定しうるシナリオは下記だと思っております。

・シナリオ1(現在、一部進行中)

ウクライナ国内で、欧米が支援するウクライナ軍とロシア軍の戦闘が長期間に渡り続き、ロシア国内でハイパーインフレが発生する。ロシア内部での権力争いも相まり、プーチン政権崩壊。その後、親米政府がロシアに誕生する。混乱の中で、ロシア国内でチェチェン等の小国独立が相次ぎ、ロシアが再分裂する。

・シナリオ2

ウクライナでの戦闘が長期化する中で、周辺国に戦闘が飛び火し、NATO軍が本格参戦する。旧東欧諸国エリア全域で、NATOとロシアの通常兵器を使った総力戦となり、第三次世界大戦レベルでの大規模戦争となる。最終的には、ロシア国内でクーデターが発生し、プーチン政権が崩壊し終戦。

・シナリオ3

ロシアが中国と手を組み、そこに北朝鮮も加わり、周辺国で武力攻撃を開始。戦術核が各地で使用され、中露連合は圧倒的な勝利を収める。ロシアは旧ソ連の領土を復活し、中国は台湾、沖縄&九州、東南アジア諸国を完全制圧し、悲願の大中華圏を樹立。また北朝鮮は念願の赤化統一により統一朝鮮誕生。(日本は中露朝で3分割される可能もあると思っている。この場合、北東北と北海道はロシア、沖縄、九州、西日本を中国、統一朝鮮が東海から南東北を支配か?)

・シナリオ4

第三次世界大戦で劣勢に立たされたロシアが、戦略核をヨーロッパで使用。対抗して英米も戦略核を使用。地球滅亡。

シナリオ1は、既に進行中です。(西側諸国がウクライナに武器を提供しているし、各国の特殊部隊も現地に入り込んでいる模様。)よって、当面は、戦争がウクライナ国外へと波及するかどうかが焦点になると思う。

シナリオ4の確率は、流石にゼロに近いと思うが、シナリオ3まで行く可能性は排除できない。

私の見立てでは、シナリオ1のままで留まる確率は60%。シナリオ2は30%。シナリオ3は10%程度。シナリオ4は流石にほぼゼロと願いたい。

今後共、本件、注視します。