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2018年2月2日金曜日

【暗号通貨投資】 皆さん、決断の時です。

Bitcoinを始め、すべての暗号通貨は、ここ1週間位、大暴落しております。
勿論、貴公子も、大きく口座残高を減らしております。
多分、一般投資家で、ここ一週間で利益を上げた人はほとんど、いないのでは? と思います。

株式投資でも同じですが、こういう時は、周りの雑音に惑わされることなく、自分の信念を貫いて、行動をすべきだと思います。
「バブルが弾けた」と考える人が、大量に売っているのでしょうが、貴公子的には、特にここ1週間は、悪いニュースは出ていないと思っております。

むしろ、LINEがBitcoin Paymentを始めるとか、Robinhoodと言う米国の証券会社が、Bitcoinの取引を無料で開始するに当たり、4日間で100万人が口座を開いたとか、良いニュースが多かったと思っております。
→ LINE、ビットコインなど仮想通貨での決済導入で協議-関係者
→ One Million People Are Waiting in Line to Join Robinhood's Crypto Trading

よって、貴公子は、売りません。
このまま暗号通貨を保持するし、もしかしたら、更に数百万円分でBitcoinを買い増すかも知れません。
兎に角、自分の信念で動くべきです。
繰り返しになりますが、貴公子は、2018年は、Bitcoinがその真価を発揮する年だと思っているので、売りません。

2018年1月1日月曜日

【仮想通貨投資】12月の運用成績公開します!

さて、2018年となりました。
先月末、つまり2017年末のBitflyerの残高は、1058万円でした。
11月末比で、プラス323万円、増加率は44%ですから、悪くない様に見えますが、12月中旬には、1450万円マークしたので、最高値からは400万円近く悪化しており、手放しで、喜べませんなあ。。。
ただ、4月時点では、100万円台であった訳ですから、年間を通じては、プラス900万円以上です。
欲をかいてもしょうがないですから、まあ、良いと考えましょう。

今年も、仮想通貨投資は、勿論、続行です。
波はあると思いますが、今年は、ビットコインが世界的に普及する年だと思っておりますので、ビットコインは、更に数十倍に上昇すると思っております。

今年も注視します。

2017年11月19日日曜日

AICPAに関して、良い記事がアップされております。

久しぶりに、AICPAについて書きますね。
日経WEDGEで良い記事がありました。→ ちょっと変わった資格試験「米国公認会計士」

>「公認会計士」と聞くと、難関資格であるイメージが先行してしまいがちだが、
>この「米国公認会計士(USCPA)」には、社会人が取得するメリット、
>そして今の時代に見合う価値が十分にある。

予備校が客集めに多用するフレーズ、「誰でも簡単に取得可能。」みたいな変なバイアスもかかっておらず、記事全体が、とてもフェアだと思います。

AICPA試験の「真の難易度」については、散々、過去に書いたので、もう書きませんが(知りたい人は、こちらを読んで下さい。→ 【総括】USCPA試験!)、AICPAの価値については、WEDGEの記事通りだと思います。

貴公子にとって、今やAICPA関連の活動は、本業と同じ位の重みがありますが、その価値はあると思っております。
ご参考になれば!

2017年10月26日木曜日

【USCPA】2名の合格者からのメールと、監査法人お偉方との会話!

久しぶりですが、USCPA関連の話です。

本日、某大手監査法人の高位管理者とあるIT技術展示会で出会い、1時間近く、会場で話し込みました。
AI等のIT技術を駆使して、業務負荷を減らしたいと言うのが、当初の御要望でした。
IT技術者として話を聞き、ERPパッケージのクラウドでの利用等を説明しましたが、その後、米国公認会計士と刷り込んである貴公子の名刺を見て、完全に意気投合です。

兎に角、業界全体がブラックすぎるとの事。
具体的には、残業が酷すぎて(月間サービス残業150時間から200時間)、自殺者や病気になるスタッフが続出しているので、業界全体として、何とかしたいとの熱意をお持ちの方でした。

貴公子のソリューションは極めて簡単です。
自動仕訳と多言語対応のERPパッケージをクラウドで全拠点統一運用する。
内部統制に関しては、会計士の本来の業務ではないので、内部統制監査人に任せ、捨て去る。

以下、会話。
=================
貴公子 「会計士業界は、21世紀に20世紀の仕事の進め方をしている恐竜だと思う。」

お偉方 「全くその通り。変に体育会系で、どうしようもない。」

貴公子 「ウチの会社のIT技術力と、貴社の監査技術を組み合わせて、『全会計士の定時退社、有給完全取得プロジェクト』を立ち上げませんか?」

お偉方 「スケールの大きな話ですね。夢がありますが、実現可能でしょうか?」

貴公子 「UBERを見て下さい。数行のプログラムだけで、一夜にして、世界最大のタクシー会社が生まれる時代です。技術的には3カ月で可能だと思う。」

お偉方 「技術的には兎も角、体質変換は難しいですよ。」

貴公子 「確かに。とりあえず、貴社の組合員を焚きつけて、午後5時になるとPCが自動シャットダウンするシステムを貴社に導入しましょう。何なら、サーバも落としちゃいましょう。」

お偉方「過激ですね。」

貴公子 「海外では誰も残業なんてしませんよ。みんな定時できっちり帰ります。毎晩深夜までサービス残業している日本人はマゾなのかも知れないと最近思っております。権利である有給も、自発的に取得しない日本人は、世界標準では異常者です。マゾには過激に行きましょう。」

お偉方 「話している内に、面白くなってきました。業界を変えるつもりでやってみますか?」

貴公子 「何なら、私が御社に出向でもして、内部からお手伝いします!」
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そんな会話でした。
因みに、初見のビジネスマンとの会話ですから、勿論、素面だし、真剣です。
日本人はド根性大好きですが、スタイリッシュに生きる事を忘れてはいけないと思う。
テクノロジーサイドの人間として、マネーフォワードの様なクラウド会計システムや暗号通貨技術を追っている貴公子としては、今の会計士業界は古すぎます。

すべてをマシンにやらせて、会計士が行うのは、マシンの管理で良いと思う。
不正検知さえもAIにやらせれば良いわけで、会計士はプログラム管理だけをすれば良い位の感覚です。

まあ初見の監査法人のお偉方と、会計業務に関して、対等に話せるのは、米国会計士資格のおかげです。
USCPAライセンスの威力を感じた日でした。

さて、少し御紹介が遅れましたが、本年8月と9月に連続して、USCPA合格者からメールを頂きました。
貴公子のブログが、少しでもお役に立てているのなら、これに勝る喜びはありません。
それぞれのメールの一部ですが、紹介しますね。
ご参考になれば!

Hさんからのメール、本年9月
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ご参考までに勉強開始時のスペックは貴公子様のライバル大学の商学部卒、TOEICは865点、会計等は銀行業務を通じて理解はある方だと思いますが相当苦戦しました。
ちなみに合格した際に中高大をアメリカの学校に通っていた会社の後輩に合格を伝えたところ、アメリカではUSCPA試験は難関テストであり、アメリカ人の会計を専攻した大卒者でも一年くらい勉強してやっと合格する類のものであると聞きました。
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Uさんからのメール、本年8月
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お世話になっております。
私は貴殿のブログに大変助けられ、励まされ、この度無事全科目合格を達成できたものです。(中略)
勉強を始めた頃は売上数字をまとめる仕事が嫌で、「自分はもっとやれる!」と思って勉強を始めました。(中略)死に物狂いで頑張った1年半でしたが、USCPAにチャレンジしていなかったら「俺はもっとやれるのに!」と心で思っているだけの人間だったと思います。
相変わらず、哀愁の貴公子様のブログは生生しくて、現場感がすごいですね。
会計士試験は早押しクイズではないとか、予備校のTOEIC600点で十分はふざけすぎとか、読んでいてうなずくばかりでした。
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2016年9月27日火曜日

【USCPA】 CPE単位76.5を取得済。

始めてみると、それなりに負荷の掛かるUSCPAのライセンス更新作業ですが、CPE Depotにて、先程、8単位を取得しました。
これで、合計取得単位は76.5単位となりました。
よって、年内に取得必要な120単位の内、ほぼ2/3を取得したことになります。



兎に角、仕事が忙しくて、CPE作業に割く時間がないので、IT系とか経済系とかの貴公子が超得意とするものばかり受講し、単位を稼ぎました。
その意味では、短期間に効率よく単位を稼いだと思う。
残り40単位程度を、年内に取れば良い訳で、ここまで来ると、もう余裕です。

ただ、本当に勉強したいのは、税法系なので、そろそろ税法科目を開始します。
これでやっと、腰を据えて、じっくり会計士らしく勉強を開始できます。

正直、思ってたよりは、CPEは大変ですね!


2016年9月25日日曜日

【USCPA】 司法試験とUSCPA試験に両方合格したDさんに、コスパに関する質問をさせて頂きました。

10日ほど前に、アップした下記記事ですが、早速、いくつかの反響がありました。

そうした反響の中で、貴公子も興味を持ったのは、司法試験の「コスパ」についてのコメントです。

司法試験は、日本最難関の試験であることは間違いないと思うのですが、その難易度に対して、最近は、「得られる報酬」が伴っていないのではないか? と言うのが、司法試験部外者からの率直な感想です。
例えば、ITなら、ごく普通の若者でも、大学とか専門学校でプログラミングを2年程度学べば、JAVAとRubyとかのプログラミング言語を3~4言語はマスターします。
(勿論、それなりに真剣に勉強 する必要はありますが、司法試験の寿命が縮まる様な必死さは不要です。)

そして、プログラミングをそれなりに扱えれば、日本はもとより世界中から、それなりの高給でJobがオファーされたりします。
その意味では、プログラミングの勉強はコスパが良いと言う事になります。

もっとも、貴公子自身は、コスパ(Cost Performance)と言う言葉は大嫌いです。
「何々したい!」と言う個人の熱い心は、カネには代えがたいものだし、その熱い心こそが世の中を面白くしていると、信じているからです。
ただ、それでも司法試験のコスパをどうしても聞きたくなり、再度、Dさんに質問をし、下記の回答を得ましたので、公表いたします。

Dさん、御回答を本当に有難うございました。
モチベーションの上がる御回答でした。

以下、貴公子質問とDさんの回答
==============
(貴公子質問)
敢えて質問したいのですが、最難関試験である司法試験をコスパの面から見ると、どうですか?
あれだけの時間とカネと労力を掛けるのだから、金銭的報酬と言う意味では、圧倒的に報われないと「コスパ」と言う意味では釣り合わないと思います。

(Dさん回答)
描いていた理想:3年半程度の勉強、塾代100万円∔α、友達と談義しながら理解を深める・・・。

実際:(私のかけたコストが標準的か分かりませんが、)学部1年生か ら始めて7年、Explicit Cost500万∔α(除く生活費)・Implicit Cost900万(←これらが避けられたコストという意味でRelevantCostでしょうか。言葉の使い方が正しいか自信がないですが)、膨大なテキスト・問題集に目を通していつ役に立つのかも分からない知識と思考順序を徹底的に叩き込み、その間コンビニの店員との会話以外ない日の方が多いという孤独な日々・・・というコストがかかっていました(標準的なコストは、こちらに近いので、これらのコストを総称して、以下、単に「時間とカネと労力」といいます)。「時間とカネと労力」とBenefitの比較は後述します。

(貴公子質問)
率直言って、司法試験という選択は、「コスパ」の面から見ると、若干悪いと思うのですが、Dさん的にはどうですか?
門外漢の私からすれば、20~30年前は確かにコスパは圧倒的に良かったが、最近はどうもキツそうと言うのが正直な感想です。
「確かにコスパは悪い。だけれども、『社会的な弱者を救いたい』と言う熱い思いの為に、カネを度外視して勉強した。 」というお話なのでしょうか?

(Dさん回答)
「時間とカネと労力」に比較するBenefitは何かを考えてみたいと思います。
安定した需要という意味では、地方では刑事事件や相続事件のうまみがあるものの、都市部では交通事故案件が多い印象です。
紛争を飯の種にする以上、必ずあるわけではなく、特に金払いのいい資産家がもめてくれないとオイシイ収入は得られないように思います。
デカい訴訟も頻発するものではないです。
その他、海事事件や倒産事件は一定の需要が見込めるものの、扱う弁護士がムラを作っており、そこに入れるかどうか、という不確定要素があります。
このように、需要を読みにくい仕事ですので、固定客の少ない所謂イソウロウ弁護牛は、事件があれば3年くらいをめどに雇われるし、それ以後は出 ていくことが前提で事務所に雇い入れられるという不安定な就労形態が一般的です。
なお、一般的に、経済的なセンスも乏しく、リスクを嫌う法曹にとっては、コンサルは向かないようです。
したがって、金銭的に成功するかは、人脈作りや営業活動にどれだけ力を入れるかにもよると思います。
短期的に確実に得られるBenefitという意味では強固な人脈、自己満足。
長期的には、定年が無いので老後の小遣い稼ぎ、良い案件があれば機を見て独立できるという安心感、といったところでしょうか。

なお、コストの話に戻りますが、司法修習終了後も、弁護士会費という固定費だけでもバカ高く最高の山口で年1,166,400円、最低の愛知で年498,000円(東京は60万程度)です。さらに独立ということになると、少なくとも事務所の家賃や事務員給与が必要です。

こうしてみると、標準的な「時間とカネと労力」 < Benefitと判断できる要素は実際には少ないですので、私のかつての「理想」のように効率よく合格するのでない限り、「コスパ」の面から見ると、特に短期的な視点では非常に悪いということは確実だと思います・・・。
やはり司法試験という選択は、「時間とカネと労力」の多大なストレスに耐えてでも地盤や看板を引き継いだり手に入れられる見込みがあるか、よほどDecisionMakingのセンスがないかどちらかではないでしょうか。
(私は後者で、実態を知らずにまぁまぁ儲かるかもしれないと思っていたり、「正義を語る」ということにあこがれるという青臭い考えだったりでした)。
やはりコスパを度外視できる恵まれた環境がないと、なかなか踏み出しにくいのではないでしょうか。
====================

如何でしょうか?
USCPAのライセンス維持代金もそれなりにカネが掛かると思っておりましたが、弁護士会費に比べれば、格安の格安です。

まあ、それはさておき。

>私のかつての「理想」のように効率よく合格するのでない限り、「コスパ」の面から見ると、
>特に短期的な視点では非常に悪いということは確実だと思います・・・

これが司法試験のコスパ論の本質なのでしょうね。
ただ、「正義を語りたい。」と言う熱い気持ちを持つDさんの様な方にとっては、司法試験合格の価値は、計り知れないレベルな訳で、その夢を追って「多大なストレス」に耐えて、合格したDさんは、勿論立派だと思います。

やはり、何事もパッションがないと成し得ないと言う、いつも通りの結論ですが、それを再確認できた貴重なDさんの実例であったと思います。

兎に角、失礼な質問にも、丁寧に答えて頂いたDさんに、改めて御礼を申し上げます。
ありがとうございました。

皆様にも、何かの御参考になれば!

2016年9月13日火曜日

【USCPA】 弁護士の方から、USCPAに合格したとのメールを頂きました。  ~ 司法試験 vs 米国公認会計士試験

最近、USCPA関係で、メールをよく頂きます。(先週末だけで、3名の方からメールを頂きました。)
その3名の内の一人が、合格者の方で、その方とメールの遣り取りをしたので公開します。

合格者との遣り取りと言う意味では、去年(2015年)11月の「米国のMBAホルダーで、USCPA試験に合格された方の記事」が、非常に反響が高かったです。
⇒ 【USCPA】 Eさんの意識の高さに、大いに刺激を受けた!

今回、御紹介するDさんも、Eさんと同様に、とても知的好奇心の高い方で、貴公子自身が、強く刺激を受けました。
こんなに意識の高い方がいるんだと、衝撃さえも受けております。
皆さんの意欲向上にも、お役に立てると嬉しいです。

今回、御紹介するDさんは、某私立大学の法学部出身で、現在、国内金融機関にて社内弁護士をしている方です。
勉強期間は2年で、予備校を利用しての合格です。

MBAとUSCPAとか、JCPAとUSCPAとかの組み合わせは、たまに聞きますが、弁護士との組み合わせは、初めて聞きました。
単純に考えても、凄いのですが、やはり、「弁護士がなぜ?」と言うところが気になりました。

何度かでのメールの遣り取りの中で、下記のご質問をし、下記の御回答を得ましたので、公開します。
当然、読者の人が最大の感心を持っている、「あの件」もお聞きしました!

(以下、遣り取り)
==============
貴公子質問1)
金融機関をお勤めの社内弁護士との事ですが、なぜUSCPA試験を目指したのでしょうか?
目指しているキャリア像に関して、教えてください。
(あるいは、自己啓発的な意味で、格別な理由は無かったとかでしょうか?)

<Dさん回答>
知識面から:
たとえば、司法試験の勉強で(商法で)「経営判断原則に従っていれば適法」という条文解釈を学ぶのですが、
その実は、IRRであったりCAPMであったり、ファイナンス理論に従っているか、です。法律を知っていてもこういった知識がないと最終的な結論に至らない、ということにショックをうけ、法律知識だけだと限界だらけである、ということに気づきました。この思いは会社に入ってからますます強くなりました。
上位職の必須の教養として:
BoardMemberは会計知識を持っておくべきという考えがアメリカでは一般的であり、そ の下で働く者にも当然知識が要求されると知りました。いずれ日本でもそのようになるだろうと、感じていました。
以上が主な理由です。

(貴公子質問2)
USCPAの勉強期間と本試験の戦績(〇勝〇敗)を教えていただきたく。

<Dさん回答>
何とか2年で通りました(働いて間がなく、お金がなかったので最も安い予備校に行きました)。しかし、少し前のブログ記事でもあったように、いろいろと犠牲にしなければなりませんでした。特に妻や子供には申しわけなかったです。徒然草59段にも同じような話がありますが、ぐっとこらえて集中するしかありませんでした。
FAR1回(86)、AUD4回(74→72→72→90)、BEC3回(72→74→77)、REG1回(84)の計9回受け、受験費用は70万以上短期間で使いました。「74点は合格からはるかに遠い」「BECと戯れてはいけない」等CPA格言を身をもって知りました。受験中に不安になったときは、司法試験のとき知恵で「結果の不安か、過程の不安か(結果なら悩むだけ無駄。過程なら目の前の教材を信じて進む)」の分析をしたり、「夜明け前が一番暗い」という暗示によって救われたように思います。
WCは思った以上に鬼門でしたが、毎日1題書くという、結構しんどいノルマを課して(another71の投稿を読んでそうしました)、何とか克服しました。

(貴公子質問3)
それと、勉強開始時点の英語力を教えてください。
TOEFLとかTOEICの点数等があればそれもお願いします。

<Dさん回答>
⇒司法試験に大学4年間∔3年間を費やし、英語からは全く離れていました。会社に入ってからTOEICがある程度ないと恥ずかしいので必死に勉強し、何とか850点取れました。これが開始時点の客観テストの点数です。ただ、英語の質はCPAとは全く違うように感じています。なお、業務で英語に触れることは皆無です。

(貴公子質問4)
司法試験は国内で、最難関試験と言われておりますが、Dさんにとって、USCPAとの難易度比較はどうでしょうか?
司法試験の方が、〇倍くらい大変だったとか、そう言った体感的なFeelingでも構わないので、是非とも教えていただきたく。

<Dさん回答>
司法試験の難しい点:
・年に一回、8科目同時受験
・朝から夕方まで4日間缶詰
・(専業受験生だったので)落ちたら無職のままという不安
CPAの難しい点:
・なんといっても英語
・日本語ベースの情報量の少なさ

以上のような特殊性があるので比べるのは難しいですが、司法試験が3倍程度難しかった、というFeelingです。

(貴公子質問5)
両方の試験を受けての率直なご感想を聞かせてください。

<Dさん回答>
法学は、抽象的なルールを千差万別の事案に当てはめる、という意味で聖職者のする聖書の解釈に通底しているといわれています。(いまでも中東では宗教家=法律家であります。)
そういう意味でも権威があるほうが正解という、科学ではない世界であり、合理的な思考が通じない場面が多々ありました。原則が3ページ・例外が10ページという教科書の構成に嫌気がさして法律の勉強をやめた人も多くいました。
一方、CPAはとても合理的で実務的な内容で、会計知識ゼロの門外漢ながらとっつきやすかったです。
このように勉強の対象に違いがありますが、司法試験もCPA同様結局は①知識量と②知識の使い方で決まる、という意味では共通しています。
そして、①は集中力と忘却曲線の理解があればほとんどの人が合格水準にもっていけますので、合否を分けるという意味ではやはり②がどちらも重要だと思います。司法試験は、とがった人を落とす試験(いかに「普通の」考え方極めるかの試験)ですので、多くの人がたどる思考に沿った知識の使い方が要求される点がかえって難しいです(司法修習時の教官も平時に合法的に人を殺すことができる職業に、とがった人間は危険だからとおっしゃっていたようです)。一方、CPAでの②は出題者の意図を考えて、ヒッカケに気づく程度で良いという感触でした(この意地悪なヒッカケが多いのですが)。


(貴公子質問6)
貴公子自身は、司法試験の勉強をした事はありませんが、あの明治文語文みたいな試験問題は、正直、見るだけで辛いです。
また、六法全書を引きながら、ボールペンで答案作成すると言う試験形式が、少々、20世紀的にも思えます。
その意味で、クラウドベースのUSCPA試験の方が、21世紀的でクールに感じてはおります。
その辺は、どうですか?

<Dさん回答>
見るだけで辛い、という得体の知れなさ(?)神秘さ(?)が、権威しか拠り所のない法律にとって譲れないものなのかもしれないです。
=================

これだけ意識の高い方ですので、感じる事は色々あると思いますが、貴公子は下記の様に感じました。

>法律を知っていてもこういった知識がないと最終的な結論に至らない、ということにショックをうけ、
>法律知識だけだと限界だらけである、ということに気づきました。この
>思いは会社に入ってからますます強くなりました。

ここは、強く同意いたします。
IT技術もそうですが、少し前までは、IT技術者は、Routing Tableがどうのこうのとか、Firewallポリシーだとか、プロトコルだとかのIT用語駆使して、IT技術者の中でしゃべっていれば良かったのですが、最近は、業務知識とか業界知識がないIT技術者はダメになっております。

例えば、仮想通貨関係の技術者ならば、貨幣論の知識がないと仮想通貨の正当性を語れないし、Fintech系のアプリ開発者には金融実務知識が必要です。
私が最近、関わっているIoT関係ならば、物流管理とか工場管理の実務能力が必要となっております。
つまり、「幅広い知識」が求めれれており、昔みたいなITマニアとか、英語オタクとかの「シングル専門性」だけでは、ビジネス界で勤まらなくなっていると感じております。

>上位職の必須の教養として:
>BoardMemberは会計知識を持っておくべきという考えがアメリカでは一般的であり、
>そ の下で働く者にも当然知識が要求されると知りました。いずれ日本でもそのようになるだろうと、
>感じていました。

これは、貴公子もUSCPAの受験時に意識しました。
「上位職として、財務知識はあって当然」と言う意識で、私も勉強しました。

>司法試験は、とがった人を落とす試験(いかに「普通の」考え方極めるかの試験)ですので、
>多くの人がたどる思考に沿った知識の使い方が要求される点がかえって難しいです(司法修習時の
>教官も平時に合法的に人を殺すことが
>できる職業に、とがった人間は危険だからとおっしゃっていたようです)。
>一方、CPAでの②は出題者の意図を考えて、ヒッカケに気づく程度で良いという感触でした
>(この意地悪なヒッカケが多いのですが)。

「尖った人間は法曹としてダメ」と言うのは、貴公子にとっては、とても斬新な意見です。
確かに、エキセントリックな人間が、法律を振りかざしたら、この世が崩壊するので、「普通の常識人」であることは、法曹人の必要不可欠な要素なのでしょうね。
凄く、納得しました。




2016年9月11日日曜日

【USCPA】 CPE単位の取得状況

忙しいです。
平日は、CPE単位取得をする余裕もない位なのですが、その分、週末は頑張っております。

今は、日曜日の夜10時過ぎですが、本日、下記の様に、11.5 CPE単位のEconomic Indicator Overviewを何とか終えました。
A4で150ページ位のテキストで、超高速で読みましたが、それでも20時間は掛かりました。

Final Examは、85問中、正解は84問で、正答率は、驚異の98%に達しました。
やはり、経済系は得意です。

さて、これで11.5単位を追加して、55.5CPE単位を取得済となりました。
ライセンス更新の為に、12月末までに、120CPE単位を取得する必要があるのですが、まあ順調です。
兎に角、70CPE単位までは、貴公子が得意な経済学系とIT系で単位を稼いで、70単位を超えたら、興味のある税法系をじっくり時間を掛けてやりたいと思います。



取り急ぎのご報告です。

2016年8月29日月曜日

【USCPA】 32CPE単位を取得済みです。

この週末は、色々と忙しかったです。

後回しになっていたUSCPAのライセンス更新作業(CPE単位取得)ですが、本日日曜日に11CPE単位の経済学を終えました。

現在の取得単位は、こんな感じで、合計で32CPE単位です。
今年末までに、120CPE単位が必要です。

まあ、しばらくやってみて分かったのですが、1単位とか2単位ものは、本当に大したことないです。
会社の昼休みに取得できます。

一方で、経済学はかなりキツかったです。
大昔の事とは言え、経済学部出身だし、USCPA本番試験でも経済学分野は常に得点源だったので、甘く見ておりましたが、300ページ強に渡るテキストはかなり広範囲で、数式は難解です。

こんな感じです。
理解している部分は、正直、飛ばし読みでしたが、難しいところはかなり難しかったです。
目安11時間のセミナーだから、11CPE単位なのですが、貴公子は30時間以上を掛けました。
まあ毎日、早朝深夜に頑張りました。充実感さえ感じております。笑

さて、この週末ですが、まず土日で20キロのジョギングをしたり、プログラミングの勉強(Ruby)をしたりして、基本自宅で過ごしておりました。

プログラミングに関しては、今までは専門分野ではないので、あまり真剣に勉強してこなかったのですが、今は副業」を見据えて、マジで勉強しております。


貴公子は現在、VB, Javascript、Javaを少し出来る位ですが(少しです)、7~8言語を早急にマスターするつもりです。
プログラミング概論は、押させているつもりなので、後は、それぞれの言語の文法を押さえた上で、作り込むだけだと思っております。
そう遠い道ではない筈です。

後、仕事関係で、中国語を勉強する必要にも迫られております。
7~8年前に、2年程、中国上海で働いており、当時は、かなり中国語を使い込んでおりましたので、こちらは思い出すだけです。
それに、秋のフルマラソン出場もすることにしたので、本当に、忙しくなってきております。

酔っ払っている暇はありませんなあ。。。

2016年8月19日金曜日

【USCPA】 CPE単位13.5を取得!

さて、先日書いた様に、ライセンス更新に向けて、今年の年末までに、120CPE単位を取得しないといけない事に、2週間前に突然気が付いたので、慌てて単位取得に走っております。

少し余裕を持って、11月末には終えたいので、今月から30単位ずつを取得してゆく計算です。



本日、一つ終わらせました。
13.5CEP単位のEffective Business Communicationです。
本文で実質200ページ強のテキストですが、凄い勢いで読みました。
ただ、簡単な英語で書かれているし、同じことを何度も繰り返して書いてるので、A4でぎっしりのページを1時間で10ページ位は読めます。

先程、オンラインでFinal Examを早速受験しました。
正答率自体は92%(70%で合格)と余裕でしたが、テストも含めた総時間では、20時間以上が掛かり、思ったよりも大変でした。

兎に角、一つ終えて、ニュアンスは分かりました。
次は、Economicsをやります。

2016年8月11日木曜日

【USCPA】 ライセンス更新の為、CPEを開始!

USCPAのライセンス失効まで、残り一年弱となっております。(2017年6月末失効)

「そろそろ、USCPAのライセンス更新を考えないとなあ。」とのんびりと考え、USCPAホルダーの集まりとかにも出席して、調査を開始しました。
ただ、調べ始める内に、次第に脂汗が出て来ましたねえ。。。笑

ライセンス更新には、CPE(継続実践教育)と言う教育講座を受講する必要があり、貴公子がライセンス登録しているワシントン州では、「120単位」が必要となっております。
「ライセンスが失効する2017年6月までに必要単位を取れば良い。」と考えていたのですが、これは大きな誤解でした。
単位取得は、失効する前年末までとの事ですので、貴公子場合は、2016年末までに取得しないといけません。
Washingtong州のサイトにも明記されております。→ Board of Accountacny, Renewal

そんな訳で、かなり焦って、どうすれば必要な「120単位」を取得できるかを調査しました。
監査法人に勤務している人とかだと、社内講習とかをカウントできるらしいので、特別に何かをしなくても、自動的に「120単位」をクリアできるらしいが、IT企業勤務の貴公子はそうは行きません。

先日、日本でUSCPAのCPEプログラムを運営している方とも話したのですが、カリキュラム自体は素晴らしい様だが、日本語講習と言うのが引っ掛かりました。
やはり、米国公認会計士なんだから、英語講習でやるべきだと思う。
それに、大量の英文課題を短期間でこなすと言う事は、英語学習者としての貴公子にとって大切な事です。
(因みに、USCPAのCPEプログラム運営者になる為には、NASBAの審査をパスすればなれば良いいらしいので、貴公子もそのライセンスを取りたいと思います。)

よって、米国でのオンラインカリキュラムを選ぶことにしました。
このブログが入り口では、役に立ちました。→ CPE業者を勝手に比較

上記ブログで記載されている、CPE Depotが何となく気に入ったので(値段も安いし)、早速、Washington州会計士協会のサイトで、調べました。

まず、Washington州公認サービスプロバイダーみたいのはありません。
ただ、上記サイトから、NASBA(National Association of States of Board Accountancy)が紹介するプロバイダーリストがリンクされており、そこに「推奨ベンダー」がリストアップされております。
そこから検索すると、"NetCBT Inc."がReferされております。

クリックすると拡大します。
ここが非常に分かりにくいのですが、NetCBT Inc.と言う会社がサービスしているCPEプログラムが、CPE Depotとの事なので、これでCPE Depotの正統性が確認できました。

と言う訳で、CPE Depotのホームページに移動して、「1年間、使いたい放題コース」を、149ドルで購入しました。→ http://www.cpedepot.com/

また、これは他の人のブログには書いてないのですが、「120単位」の意味は、大学の120単位とかとは全く違います。
正確には、120CPE単位であり、ざっくりですが、「120時間の研修受講」です。

例えば、貴公子がCPE Depotで受講しているBusiness Communicationの講座ですが、250ページのテキストを読んで、小テストに回答していく形式です。
この科目だけで、13.5CPE単位を稼げます。
つまり、13.5時間の研修とこの研修はイコールと言う判断なのでしょう。(実際、そんなもんだと思います。)

兎に角、貴公子は、IT企業の海外部門におり、名刺にも米国公認会計士と刷り込んでいるので、失効させる訳に行きません。

2週間毎に、10単位強ずつを稼いでいくつもりです。

この科目の後は、税法関係、独禁法関係、粉飾決算関係、監査関係、IT関係を勉強してゆきたいと思います。
オンライン講座なので、手を抜こうと思えば、できるのでしょうが、そういうことはしないで、きちんと仕上げてゆくつもりです。

本件、随時、状況をアップしてゆきます。

2016年7月9日土曜日

【USCPA】 BISKは絶版との情報あり。

久しぶりにUSCPAの話題です。
現在も定期的に受験経過について、情報をくれる方がおり、今週もメールを頂きました。

(以下、Dさんからのメール) 
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おはようございます。
(中略)やはりBECは落ちました。69点。
貴公子様ブログで採点方法の分析が記載されていますが、そこからすると基本的な問題を3回ミスったことは大きかったような気もしています。
同時にこんなに簡単な問題をミスらなければ受かっていたかも、と思うと哀しい。
私が点の取れる問題が、毎回出るとは限りませんからね。
(中略)
そうそう、BISK手に入れました!(藤田さんの本も!)ありがとうございました。
紹介いただいたプロアクティのホームページからは購入できなくなっており、問い合わせてみると、
販売しておりません、とのこと。USAのホームページでは「絶版」。
日本のamazonでは2014年版しかなく、結局アメリカのアマゾンで2015年版購入し、友人宅へ配送、送ってもらいました。なんでBISKやめちゃったんでしょう。
(後略)
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Dさんは、貴公子のこちらの記事で紹介している参考書を購入しようとした様ですが、メールによれば、Biskはもう絶版との事ですね。。。
【USCPA】 総括Vol.2 三年に渡る受験生活を総括する。 ~ 使用した参考書に関し(完全独学 ~貴公子の場合。)

上記記事でも書いたのですが、Biskは読み易くて、貴公子もWileyから乗り換えて使っていた程なので、ちょっと残念ですね。
Biskが無いとなると、日本の独学派はツライですね。

USCPA絡みだと、貴公子も一年後にライセンス更新を控えております。
そろそろ、CPE(継続教育)について考えないといけませんね。
この辺のサイトを参考にします。
http://www.accountingforworld.com/uscpatop/cpetop/

CPEについても、今後、書いてゆきますね。

兎に角、今週は公私ともに忙しかった。
来週は、もっと仕事が忙しくなりそうです。
今は、土曜日の朝ですが、雨ですし、外出もせずにゆっくりして英気を養おうと思います。
皆さんも良い週末を!

2016年5月22日日曜日

【USCPA】 Bさんからの参考書に関する質問に回答します!

すっかり回答が遅くなってしまったのですが、久しぶりにUSCPA絡みで御質問を頂きました。
最近は、USCPA関係のことは、全然、書いていないのですが、やはり嬉しいですね。

では早速ですが、Bさんからのメールを公開の上、回答したいと思います。

(以下、Bさんのメール)
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FAR, REG, AUDの順番で受験し、今はBECの勉強中です。FARとREGは、合格できたのですが、先日AUDの結果が返ってきて、合格点を大きく下回りました。
Rogerのオンライン問題を使い、FAR,REG同様に3週して正答率も高めたのですが。
(中略) 
最初の2回が一発合格だったので、ちょっと落ち込んでいます。
また、オンライン問題の有効期限が8月アタマなので、延長料金を払うべきか、今のうちに問題をひたすらコピーするか、ほかの洋書問題集を手に入れるかで悩んでいます。
それと、洋書問題集ですが、紙のものの入手方法がわかりませんamazonでもkindle版しかなくって…BeckerのHPでも全科目込み、とか。私のほしいのは、問題集のみ、なんです。入手方法ご存知でしたらよろしくお願いいたします。
(中略)  
BECのWR、自分の文章の出来はどうやって判断したらよいのでしょう?
仕事で英文を書くことがあったので、書くことには少しは慣れていたとは思いますが、自分が書いた文章の判断って難しいです。
(中略)
因みに、Wileyについては、どう思いますか?

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兎に角、FARとREGを一発合格しているのですから、貴公子なんかよりも全然、優秀です。
残り科目のAUDとBECとの事ですね。

参考書に関しては、貴公子はWileyよりもBISKの方が使い易かったです。
Wileyは、字が小さ過ぎるし、参考書部分もあまり整理されている感じがなく(ゴチャゴチャ書いてる様に感じました。)、読んでいてもスッと頭には入りませんでした。

3年間の受験期間の中で、最初の1年はWileyを使っておりましたが、途中からBISKに切り替えて(Amazonで購入しました)、最終的には4科目突破しました。
BISKは、字も大きく、レイアウトも綺麗で、読む気になりましたねえ。

問題数は、Wileyよりは少ないかも知れませんが、それでも1科目あたり1000題以上あり、また解説も丁寧なので重宝しました。
と言う訳で、「BISKをお勧め」と言いたいのですが、最近、Checkpoint Learning社に名前が変わった様ですね。
Amazonでは販売していないみたいですが、プロアクティブ社で販売している様です。
プロアクティブ社経由だと、一冊9千円弱と値段は張りますが、試してみたら如何でしょうか?

あと日本の受験生の間では余り知られていませんが、Freeの問題集がNetにあります。
解説は詳細だし、問題数も一科目で500題とか600題はあるし、何しろ、Netに繋がればすぐ使えるので、貴公子は非常に重宝しました。

その他の教材に関しては、この記事も参考にしてください。

BECのエッセイライティングですが、これは難しいですね。
ご指摘の様に、自分で書いた文章は確かに評価できないですね。
最近は、人工知能でEssay Evaluationをするサービスが米国では沢山出ておりますが、貴公子は使ったことがないので、評価できません。

ただ、過去記事で、Written Communicationで点数を叩きだすコツを書きました。
御参考にして頂ければ。

兎に角、2科目パスしているのですから、ここが正念場だとは思います。
貴公子の周りでは、2科目パスから科目合格Expire→撤退 となるか、そのまま最終合格まで行く人の比率が、だいたい半々です。
頑張ってください。
たまに近況を教えてくださいね。

2015年12月14日月曜日

【USCPA】 会計士試験は、早押しクイズではない!

USCPA試験の事は、貴公子的には過去の事になりつつありますが、未だにメールで相談を受ける事もあり、誠に嬉しく思います。
貴公子的に、一生懸命回答をしたいと思いますので、何とか参考になれば嬉しく思います。

今夜は、「貴公子様、いつもブログを楽しく読んでおります。」で始まるアラサーのサラリーマンUSCPA受験生の方からの相談です。
要は、「あれだけ頑張ったのに、REGがまた駄目で、苦労してパスしたFARが、とうとうExpireしてしまった。受験が怖くなってきた。撤退も考えている。」と言う御相談でした。

貴公子は、頂いた長文メールを何度か読み返しました。
凄く努力している姿勢が感じられますので、応援したいのですが、率直に言って、勉強方法が根本的に間違っているとも感じました。
メール中に、「スラスラと問題が解けるまで、繰り返し問題集を解いている。」とか「一日、100題のMultiple Choiceの問題を解くのをノルマにしている。」との記載がありました。
今まで、御相談に載った他の人もそうだったのですが、努力しながらもそれが実らない方は、「クイズ的な勉強」をしていると思っております。

なぜ、「スラスラと解く事にこだわるのか?」が理解できません。
以前の記事でも書いたのですが、一日2題とか3題でも良いから、じっくり考えて、解いてゆく事が重要だと思います。
例えば、FARの最難関論点とされる異種資産交換の部分をマスターするのに大袈裟ではなく、貴公子は1ヶ月近く掛かりました。
平日でも4時間、休日は10時間位勉強していたので、この論点だけで200時間以上は勉強しました。
時間は掛かりましたが、重要事項は完全に頭に入ったし、そこを超えて、「なぜこの例外処理が、この場合は必要なのか?」も、腹の底から理解しました。
この一ヶ月の期間は、MC問題を、毎日、4題とか5題を解くのが精一杯でした。
なぜなら、「なぜこの解答になるのか?」を、調べながら、そして考えながら解いていたからです。

率直に言えば、どれだけ悩むかが重要な訳で、「スラスラ」とか「一日100題」とかって言う視点は、クイズの勉強ではないんだから、間違っていると思います。

ひとつ例を出しましょう。
貴公子の高校時代の話ですが、世界史のテストで下記の様な問題が出ました。(細かい部分は勿論、違っていると思いますが、こんな様な問題でした。)

Q) 17世紀初頭から前半に掛けては、世界史的に重要な時期であった。
一例を挙げれば、イギリスでは清教徒革命が起き、政治宗教的な転回点であった。
その一方でイギリスは東インド会社も設立し、重商主義の先駆けとなった。
また、中国大陸では清帝国が興り、漢民族の明が滅亡し、日本は日本で、戦国時代が終わりを告げ徳川幕府が成立した。
こうした世界的な激動がなぜこの時期に集中したかを、上記以外のイベントを例示しながら、宗教と商業の観点から述べよ。

こうした問題は、「東インド会社は1600年成立、関ヶ原の合戦は1600年で、徳川幕府は1603年成立した。」と言ったクイズ的な知識では回答できません。
ある程度の暗記は必要ではあるが、そこを超えて、もっと全体の流れを、高い視点から俯瞰する様な姿勢が必要です。

USCPA試験も全く同じだと思っております。
「なぜ、個人所得をこういう風に計算するのか?」とか「米国で金持ちが必死に寄付するのは、寄付金控除による税制の恩恵があるからではないのか?」とかを、深く考えないといけません。
クイズ的に、「この場合の所得控除は1000ドル!」と暗記したって(最低限は必要だが)、それでパスできる程、甘くないと思います。
だって、公認会計士試験ですから。。。。
今まで、何人か相談に乗った受験生の方がおりましたが、「クイズ的な勉強」をしている方が散見されます。

最後にもう一度、強調したいのですが、大切な事は1日100題のMCを解くことではなく、一日に2題でも3題でも良いから、じっくり理解する事だと思います。
因みに、貴公子は、試験直前の時期でも、平日なら一日で50題位解くのがやっとでしたよ。

2015年11月9日月曜日

【USCPA】 Eさんの意識の高さに、大いに刺激を受けた!

久しぶりですが、USCPA絡みの記事です。
最近、合格者の方からメールを頂きました。

複数回のメールの遣り取りの中で、これからUSCPAを目指す方への良いモチベーションになるであろうと考えましたので、本ブログにて公開します。

Eさんは、貴公子の様なIT技術者とかの門外漢ではなく、財務のプロです。
また貴公子より年下だとは思いますが、既にキャリア的に貴公子よりも高いレベルにあると思いますし、ビジネスマンとして不可欠な熱い心もお持ちです。

その意味で、貴公子自身にとってもよい刺激になっております。
貴公子自身は、5次面接を経て、やっと決めた転職先に移る直前ですが、このややもすると不安になる時期にEさんに出会えたことを、天運とさえも感じております。

では、早速、Eさんの最初のメールを公開します。
因みに、Eさんのざっとしたプロフィールは以下との事です。
‐ 外資系事業会社のシニアマネージャー。
‐ 米国にてMBAを取得。
‐ 海外勤務経験あり。

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貴公子様

突然のメール失礼いたします。
貴公子様のブログを1年ほど前から拝読している、Eと申します。本メールは、メールという媒体の性質上、一方的ではありますが、ファンレターのようなものとして見ていただけたら、と考えております。

(中略)

貴公子様のブログの、歯に衣着せぬ物言いと闘争心とも取れる「熱さ」に惹かれ、1年ほど前から愛読しております。特に、USCPAの難易度の記事、グロービスの記事(ここだけでなく、レベルの低い研修業者たくさんありますよね。グロービスはましな方だと思います)、某私大の記事には大いに頷き、笑ってしまいました。

ちょうどその頃からUSCPAの受験を始め、「合格したら貴公子様にメールをする」をモチベーションにして学習し、最近、全科目合格することができました。感謝申し上げます。

異なる業界に身を置く立場ではりますが、ビジネスマンとして世に貢献したい(そしてできれば、「日本人やるじゃないか」という評価を築きたい)という志は同じだと思います。東京のどこかで貴公子様とすれ違っているかも、と考えながら日々頑張ろうと考えております。
貴公子様の新天地でのますますのご活躍、お祈りしております。

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「ビジネスマンとして世に貢献したい」と言う気持ちに、完全に同意です。

Eさんには、いくつか質問をさせて頂きました。
貴公子にとって、純粋に興味があったことですが、下記の回答はUSCPAを目指す方にも刺激になると感じるので、合わせて公開します。

回答に対して、貴公子自身も勿論、多くの感想がありますが、今回は、貴公子の個人的な思いは書かない事にします。
本ブログの読者が、それぞれ何かを感じて頂ければ、ブロガーとして嬉しく思います。
では、質問と回答を列記して、終わりにしたいと思います。

頑張れ、USCPA受験生!

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(貴公子質問1)
MBAを取得する為に米国に自費留学したと事ですが、MBAの何がそこまでEさんを魅了したのでしょうか?
例えば、「将来のCFOを目指し、武者修業として臨んだ。」とか、「起業を視野に入れていた。」とかの当時の思いを教えて頂きたく。

(Eさん回答1) 
・建前を言えば、長いキャリアの中で、日本国外(私の場合米国でした)でビジネスをジェネラルに学ぶことは、どこで働くにせよプラスになると考えていました。
・本音を言えば、憧れです。広いキャンパスで、勉強、社交、就職活動を仲間と睡眠不足になりながら必死でこなすって素敵だなあ、と。就職先はその時点では決めていませんでした。
・ただ、起業などは考えていなく、いわゆる外資でMBAを積極的に採用している企業を想定していました。その意味ではDream Bigではなく、TypicalかつPracticalでした。

*****************
(貴公子質問2)
MBAとUSCPAは、よく比較されるのですが、両方を修められたEさんとしてはどうですか?
目的が違うので、両者の性質の比較は兎も角、難易度と言う面ではどうでしょうか?
(以前、MBAを米国トップ校で取得した人が、「MBAに比べれば、USCPAは、遥かに簡単だった。」と言っていたのですが、その辺はどうなのでしょうか?)

 (Eさん回答2) 
・よくされる指摘ですが、比較する性質のものではないと思います。
・MBAのAdmissionでは、ペーパーテスト(読解力と数学力を図るGMATと英語力をみるTOEFL)のスコアと本人のバックグラウンド(前職がいわゆる「よい会社」、国際経験、スポーツや会社外活動などでの卓越した実績)が決め手になります。CPAはペーパーテストのみで、英語力・ビジネスと財務会計の理解が求められます。前者はタイミングが20代中盤から30代前半に限定されますが、後者は限定されてません。
・CPAが簡単という意見には同意しません。論点は基本的ですが、選択肢の絞り込みには高い英語力が必要と感じました。
・また、取得時間は異なると思います。MBAは2年制の場合、準備2年と授業2年かかります。CPAは個人差がありますが早い場合1-2年での取得が可能だと思います。
・「遥かに簡単」のコメントはどのMBA取得者の主観が多々入ります。例えば、Stanfordは毎年3-4名しか日本人は入学していないため、遥かに難しいと言えると思います。

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(貴公子質問3)
外資系企業財務部門でのUSCPAの立ち位置は、どんな感じでしょうか?
例えば、Manager以上は、持っていて当然なのでしょうか? あるいは、持っていると周囲からも一目置かれるのでしょうか?
(貴公子が、今、在籍している技術系・日系グローバル企業では、取得者も数名であり、あまり社内的に価値は認められておりません。よく簿記の資格と間違えられます。笑)

 (Eさん回答3) 
・資格自体の認知度は高い(Finance部門では、取得も奨励されています)ですが、位置付けはキャリアの段階で異なります。
・ジュニアな場合はキャリアのAcceleratorになり得ます。シニアな場合は、一目置かれることはないです。ただ、Financeのトップ(会社によって異なるが、CFOとかFinance Director)のポジションの場合、仮にAccountingの実務経験がないor少ない場合、「この人はAccounting/Complianceの細かな点も、きちんとわかっている(目を配っている)」というシグナリングの価値はあると思います。(シグナリングだけでなく、当然中身の習熟も、実務と学習を通じて深めるべきですが)
・採用する側からすると、その方の業務内容とアラインしていた場合、Financeにコミットする気概がある、計画性がある、知的好奇心がある、というプラスの評価になります。

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(貴公子質問4)
MBAとUSCPAを持った、財務会計のプロとして、今後のキャリア志向を教えて頂きたく。
例えば、貴公子は、「国際ITビジネスマン」を長い間目指してきましたが、今は、「IT知識をバックとした、国際ビジネスマン」を志向しております。
是非、Eさんのビジョンを教えてください。

 (Eさん回答4) 
・一言で言えば、「いかなる環境でも、影響力を発揮するリーダー」でしょうか。
・Financeチームの育成と強化(よいカルチャー作りも含めて)、ビジネスパートナーに対して価値のアジェンダ設定・提言・実行支援ができること
・その結果、日本以外の地域でも、「やってくれ」と言われたら、世界中どこでも、チームと事業に貢献することができること.

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2015年3月4日水曜日

【USCPA】 資格の価値を改めて考えながら、21世紀ビジネスを俯瞰する!

まず、日経の記事です。
国際会計基準100社超へ 2年で4倍、海外M&A円滑に

>国際会計基準(IFRS)を採用する企業が急増している。
>年内にも100社を超す見通しで、主要企業の標準になる可能性が出てきた。

とうとう、その時期が来たようですね。。。。
記事中にも書いてありますが、2011年の東日本大震災前までは、2015年から強制適用の筈でした。
しかし、震災で、「それどころじゃない!」と言う状態になり、棚上げされておりましたが、いよいよ、再始動ですね。

今後、IFRSや米国会計基準の知識を持っている人は、各企業で枯渇すると思われます。
貴公子は、資格予備校関係者ではありませんので、極めて公正な立場から言いますが、USCPAホルダーの価値は今後、我が国と言うか、世界的に、極めて高くなると考えております。
受験生の方、頑張ってくださいね!

↑
と言うと、下記の様な記事を掲げて、必ず反対してくる人がいます。
そう言う訳で、ここから本題です。


信用失墜、低報酬…食えない会計士急増 問題監査法人続出、救済策が不祥事の温床にも
この記事の内容自体には、異議はありません。
このサイトは、最近、貴公子のお気に入りですが、別記事では、弁護士業の低収入さも書き立てております。
それも、真実なのでしょうね。

しかし!
要は、「士業は食えない!」と書いてありますが、事態はそう単純ではありません。

スーパーマン化する社会!でも記載しましたが、ちょっと前(15年位前)まで、「PCに少し詳しい。(技術者レベルではなく、Heavy Userレベル)」とか、「英語が少し得意(英検2級レベル)」とか言うだけで、それなりの待遇で、快適なサラリーマン人生を送れた訳です。

一方で、スーパーマン化した現代ビジネス界では、「IT知識は技術者レベルで、語学は英語と、もう1つか2つ位の言語がペラペラで、財務会計にも明るい。」位のビジネスパースンが、結構、普通に存在しております。

先程の会計士とか弁護士の話に戻るのならば、そうした資格の価値は、現代ビジネスでは、非常に高いと思っております。
しかしながら、「〇〇士」として、専門でやっていける時代ではなく、「ビジネスマンが身に着けるべき、複数のスキルの一つ」位になってしまっていると言うのは、言い過ぎであろうか?

IT技術だけで、純粋に生きられるのは、シリコンバレーで働く、一部の超天才だけな様に、例えば、弁護士とか会計士として、独立して事務所を開いて、そこそこやっていける人は、極少数なのでは?
そうであるから、大多数の「〇〇士」は、その他の業務遂行能力を合わせて、いわゆる、「ハイエンドビジネスマン」として、組織の中で生きてゆくと言う時代なのではないだろうか?
そう言う時代であるから、「ごく普通の弁護士」が、それだけで生きてゆこうとすると、必然的にワーキングプアになると認識しております。(その意味で、上記記事内容は、正しいですが。)

結論として、「貴公子を含めた、ごく普通の能力の人が、仕事を辞めて(業務能力向上機会を捨てて)、資格試験を目指す。」のは、ナンセンスだと思います。
働きながら、取得しないと(業務能力を向上させながら、片手間に取得する位でないと)、「スーパーマン化した社会」ではキツイかも知れませんねえ。。。

グローバル化と相俟って、全世界的な知的競争時代は、既に来ております。
今後、ますます、「スーパーマン化」に加速が掛かるでしょうね。
貴公子を含めた普通のビジネスマンにとっては、本当に厳しい時代ですが、戦い続けて、勝ち切るしかないですね。

快適で優雅な20世紀後半は、既に終わっている事を痛感させられます。