2010年3月31日水曜日

Google の中国国内でのService状況

またもや、GoogleというかChina Great Firewallの件なので、恐縮ですが、面白いサイトなので紹介します。

現時点のGoogle の中国国内でのService状況は、下記のサイトで一目瞭然です。
→ http://www.google.com/prc/report.html

日々、更新されている様で、利用可能なサービス内容が一目瞭然で理解できます。
Google Mobileなどは、3/28以降、ステータスが変わっていて(No issues → Partially Blocked)、China Great Firewallの進化の過程を学べると思います。(笑)

Multi National Companyで、IT担当をしている貴公子は、今まで何度も社内で、「中国国内からの通信障害は、China Great Firewallのせいである。」
と説明してきたが、上層部は誰も理解できませんでした(涙)。

しかし、今回の件を持って、China Great Firewallの存在を白日の元に晒すことができたし、そうした事がIT技術的に可能な事も、
上層部に証明できたので、満足しております。(笑)

因みに、China Great Firewallに関する記事はこちらから。(Harvard大学の学内誌のようです。)
よく纏まっていると思います。→ http://cyber.law.harvard.edu/archived_content/people/edelman/pubs/scmp-100102-2.pdf
要するに、多くの国が、何かしらの形で、Internetアクセスを規制しているが、中国の規制は、特殊との事です。
(以下、引用)
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China’s filtering efforts are far from unique. For example, SaudiArabia, Singapore and Vietnam also filter sites they deem offensive.
In the US, the state of Pennsylvania requires Internet service providers to prevent access to state-identified child pornography,
with other states reportedly considering following suit.
But Chinese filtering goes further than efforts elsewhere, in part by keeping secret the very fact that authorities are blocking
controversial sites. Compare China’s filtering efforts with the corresponding practice in Saudi Arabia: when an Internet user in
the kingdom tries to access a site prohibited there, the browser gives an error message, in Arabic and English, explicitly stating
that access has been prohibited.
It also names the government agency responsible.
The Saudi "access denied" page also lets the user read more about the blocking policy. It even provides a form allowing the user
to ask the administration to reconsider its block on the site.
In contrast, a Chinese user requesting a prohibited site gets no explicit report that the site has been blocked.
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2010年3月29日月曜日

週刊貴公子 (3月第4週号)

1週間の気になるトピックを、ピックアップする週刊貴公子の時間です。
さて、行きましょう!

昨日は、21年間続いたテレビ朝日の番組、「サンデープロジェクト」の最終放送日でした。
私は、この番組を毎日曜日朝に、欠かさず見ていましたので、やはり寂しいですね。
ただ、ここ数年は、田原総一朗も年を取って、発音が不明瞭になってきたし、
話にキレがなくなってきていた。
その辺を考えると、そろそろ、潮時だったんでしょうね。
ところで、注目の最終回でしたが、民主党の馬鹿っぽさだけが強調される結果となりましたね。
特に、亀井静香と菅直人の与党内での「言った。言わない。」の水掛け論は、ゴミみたいだった。
そんな話は、TV放映の前の3分間で、すり合わせておくべきだ。
視聴者に失礼なレベルの馬鹿話であった。

この辺に関しては、スポニチに、いい記事があります。
→ http://www.sponichi.co.jp/society/news/2010/03/29/01.html
(以下、引用)
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 興奮気味の亀井氏は、2人の間に座る福島瑞穂消費者担当相(社民党党首)の存在を無視するように、
菅氏の方に身を乗り出して口角泡を飛ばした。対照的に菅氏は、語気を強める場面はあったが、亀井氏の方を見ようともしなかった。
(中略)
 足並みのそろわない3閣僚のドタバタぶりばかりが目立ち過ぎて“反撃”の機会を失ったのは自民党の谷垣禎一総裁、
公明党の山口那津男代表ら野党側。「政府の中でやってくださいよ。議論にならないよ!!」と内輪もめにあきれ顔だった。
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まあ、いつも通りのサンプロらしいドタバタで、最終回に「相応しい」内容であったとも言えるのであろう。
いずれにせよ、政府閣僚同士で、基本的なコミュニケーションも取れていない様であるから、
現政権は、末期的な状況ですね。

2010年3月28日日曜日

K1とボクシング亀田戦の戦評です。

TBSで、昨夜放映されていたボクシングの世界戦と、K1 MAX Japanについて、戦評をします。(笑)
一応、アマチュアのキックボクサーなので、普通の人よりは、少しは分かっているつもりですので。。。

【戦評】
まず、K1 MAXです。
コスプレファイターの「長島☆自演乙☆雄一郎」は、強いですね。
特に、トーナメント第一試合で、名城裕司を沈めた、左フックは角度とかタイミングが完璧だった。
因みに、Youtubeでも、何度も見返したが、一回目のダウンを奪った、右フックは速すぎて見えなかった。
http://www.youtube.com/watch?v=40n8essusWw
準決勝の龍二戦は、相手が第一試合で消耗しきっていて、そのダメージが残っていた事を差し引いても、
自演乙の凄さだけが目立った試合だった。(この試合も1RでのKO勝利)
http://www.youtube.com/watch?v=vUaEwcRcffw
決勝の中島弘貴戦は、他のブロガーも言っているように、歴史に残る激闘でした。
自演乙の根性が凄かった。いい試合だったと思う。
http://www.youtube.com/watch?v=Ehly4nvyeBA
次に、WBC世界フライ級王座統一戦(27日、有明コロシアム)のポンサクレック・ウォンジョンカムと亀田興毅の試合です。
端的に、面白くなかった。
亀田は自分よりも格下の選手に対しては、すごい勢いで攻めるが、相手が強いと、この前の内藤大介戦もそうだが、
途端に、ポイント狙いになる。
特に今回の試合は、試合途中でポイントで負けているのは、明白だったから、最後は捨て身で行くべきだったと思う。
消化不良の試合だった。

【格闘家として、人間としての評価(笑)】
ここからが本題です。
自演乙は、パンチの選手とよく言われるが、中島戦の1Rで見せた、右ハイキックは、
角度とかスピードが完璧だった思う。(入らなかったけど。)
また、技術的には勿論凄いのだけれども、あの強力なキャラは、人間としての強さを感じるし、精神的なタフさの証左だと思う。
格闘家らしい格闘家で、ある意味、尊敬さえもしている。
一方の亀田の方ですが、相変わらず、亀田パパが出しゃばり過ぎですね。
→ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100328-00000000-sanspo-fight
(以下、引用)
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プロボクシングWBC世界フライ級王座統一戦(27日、有明コロシアム、観衆=1900)亀父、大噴火!! 
「亀田3兄弟」の長男・興毅(23)が、暫定王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(32)に0-2で判定負けし、
初防衛に失敗。プロ23戦目で初黒星を喫し、王座から陥落した。判定に不満を爆発させた父・史郎氏(44)は試合後、
控室に日本ボクシングコミッション(JBC)・安河内剛事務局長(48)、タイ人のスーパーバイザー(立会人)、
レフェリーを呼び出し“大暴れ”。亀田一家が再び大騒動を引き起こした。
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亀田興毅も、いい年なんだから、いつまでも、「父ちゃん、父ちゃん」言うのは情けない。
またプロの格闘家なんだから、試合に勝ったり負けたりする度に、大騒ぎするのは間違っている。
そもそもセコンドでもない「お父ちゃん」に、「おんぶに抱っこ」の亀田兄弟って言うのは、
「ちょっと、精神的に問題があるのでは?」と率直に思う。
亀田の試合を見ていて、いつも思うのだが、話題にするのは、いつも安っぽい「家族の絆」であり、
プロの格闘家として持つべき、観客やファンへの視点がない。
「家族!家族!」とやりたいなら、アマチュアでやるべきだ。

兎に角、格闘家として一皮剥けるためには、まずは親離れをしましょう! 

2010年3月26日金曜日

中井公安委員長とドゴールの類似性

中井洽国家公安委員長が、銀座のホステスである愛人に赤坂にある議員宿舎の
鍵を渡していた事件に関し、またマスコミが騒いでおります。
http://www.asahi.com/politics/update/0324/TKY201003240420.html
(以下、朝日新聞からの引用)
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中井氏は24日夜、記者団に対し、平野氏に事情を説明したことを明らかにしたうえで、「何か問題がありますか。(議員宿舎の)カードを4枚もらい1枚を(女性に)渡しただけ。規則なんてないし、届け出もいらない」と説明。「私は独身だし、飲み食いは全部、自分の金だ」とも述べた。
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こっちは、サンスポの記事です。→ http://www.sanspo.com/shakai/news/100326/sha1003260506004-n1.htm
中井氏の記者会見も見たが、堂々としていて良かった。http://www.youtube.com/watch?v=GWDzGMr_nRo

昔、フランスのドゴール大統領が、記者会見でマスコミから、「愛人が3人もいるようだが???」と質問を受けて、ドゴールが、「何言っているんだ!4人だ。記者ならちゃんと調べろ!」と言い返したが、それに準するレベルの良い受け答えだっった。
それにしても、たかが、愛人がいる位の事で、大騒ぎするとは、マスコミも暇なのか??

2010年3月23日火曜日

週刊貴公子(3月第3週号)

一週間の気になるニュースを抽出する、週刊貴公子です。
今週は、何と言っても次の2点。
(日本の閉塞感に満ちた政治経済を、横目に眺めつつ、生きのいい話をしたく。)

- Googleが中国での検索サービスを停止した件。
  今朝のBBCニュースによれば、中国国内からの検索は、香港GoogleへとRedirect
 されているとの事。
  本件は、本日中に詳細を調査して、別記事でアップします。

- アメリカの下院で、医療保険制度改革法案がPASSした件。
  PASSしたとは言え、アメリカらしいと言える議論だと思う。
  良くも悪くも、「医療保険は、自己責任」と言い切るアメリカ世論と国会議員に
  アメリカの強さを見ました。
  http://www.cnn.com/2010/POLITICS/03/22/health.care.lawsuit/index.html?hpt=T1
  http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100322-OYT1T00404.htm

2010年3月21日日曜日

自民党よ!ふざけ過ぎですよ!

何の冗談か知らないが、ふざけすぎですね。
自民党も人材不足か何だか知らないけど、とうとう、「美人過ぎる市議」を参院選挙に出すようだ。

以下は、東京新聞からの引用。
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自民党は十九日、夏の参院選比例代表に藤川優里・青森県八戸市議(30)を擁立する方針を固めた。
藤川氏に出馬を近く要請し、受諾すれば正式決定する。
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オリジナルはココ → http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010032002000068.html

自民党は、選挙民を馬鹿だと思っている様であるから、こうなったら、何でもありなのでは?
いっその事、アキバ48とか、ジャニーズを出せば、如何でしょうか?

民主党も腐っているが、自民党はボケていますね。
マンガオタク麻生太郎を首相にすれば、衆院選挙に勝てると踏んだのに、惨敗した先の衆議院選挙の教訓から何も学んでいない。
選挙民は、それ程、バカじゃないのですがねえ。自民党は一度、息の音が止まるまで惨敗した方がよいですね。
次の選挙でどこに入れればいいのかが、ますます難しくなってきた。

一体、何が起こっているのか? PB商品の驚異!!!

本日は土曜日なので、妻と夕方、イオンスーパーに買い物に行きました。

そこで、イオンのプライベートブランド(PB)のBest Priceの冠がついた商品の多さに驚いた。
ぱっと見ただけだが、歯ブラシや石鹸、洗剤といった日用品、オレンジジュースやヨーグルトからインスタントラーメンと言った食品。
餃子やシュウマイと言った冷凍食品もあった。
ビールも、Top Valueと言うブランド名だが、イオンビール「麦の薫り」が出ていた。

極めつけは、イオンコーラで、350ML缶が、なんと27円。
この値段は、何なんだ?
一本買って飲んでみたが、コカコーラとの味の違いはあるにせよ、上手いマズイと言った意味では、コカコーラとの差別化はできなかった。
(つまり、味は、貴公子的には、遜色無かった。)
日本コカコーラ社は、このPBと競争して、生きて行けるのか???
そして、イオンのPB戦略は、どこまで行くのか???
日本中の食品メーカーや、日用品メーカーを破壊するまで止まらないのであろうか??

世界的な物流の時代の流れの中で、止むを得無いと言うか、必然の帰結なのであろうが、改めて、時代の流れに衝撃を感じた。
そして、この激変を裏で支えるIT Technologyの凄みを、痛感した。

2010年3月19日金曜日

日本の食と文化を守った官僚の凄みに感動!

やりました!やってくれました!
 
クロマグロ全面禁輸が国連で否決された件です。
(以下、ロイタ通信の引用) 
原文はココ→ http://jp.reuters.com/article/kyodoMainNews/idJP2010031801000990
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カタール・ドーハで開催中のワシントン条約締約国会議の第1委員会は18日、大西洋・地中海クロマグロの国際取引を全面
禁止する「付属書1」掲載を求める提案について採決し、カタール・ドーハで開催中のワシントン条約締約国会議の第1委員会は18日、
大西洋・地中海クロマグロの国際取引を全面禁止する「付属書1」掲載を求める提案について採決し、反対68、賛成20、棄権30で
否決した。
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昨夜は、深夜まで、このニュースをCNNやBBCテレビでFollowしながら、各種Webサイトをチェックしました。ABCニュースサイトによれば( http://abcnews.go.com/Business/wirestory?id=10139937&page=2 )、途上国がまとめて反対に回った様だし、特に、リビアが頑張ったようだ。
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Fishing nations from Africa, Asia, Latin America and the Caribbean complained that any ban would damage their fishing
communities and that fears of the stock's collapse were overstated. Libya, in a rambling defense of its position, went
so far as to accuse Monaco of lying and trying to mislead delegates before calling for the vote.
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環境保護団体は、最近、少し調子に乗りすぎていると思う。
「クロマグロの生態系が脅かされている。」と、もっともらしく言っているが、「鯨は可愛いから、
鯨を食べるな!」と信じ難い幼児性を持つ環境保護団体の「科学的根拠に基づく主張」など、世界の誰も信用しない。
普通に考えれば、今回の騒動の動機は、「クロマグロを皮切りに、その他マグロ、カツオと、次々と規制を作成し、
世界の食料市場から海産物を締め出し、その代替としてアメリカ産の農産物で、世界の食料市場を独占するというアメリカの野望」としか思えない。
何でもアメリカの思い通りには動かないと言う事を、アメリカは学ぶべきだし、土壇場で、反対票を集めきった日本の水産官僚は、立派だし偉大だ。
彼らの働きぶりに感動したし、私も国家の為に、微力ながら貢献したいと真に思った。
気持ちよく、3連休を迎えられそうだ。(笑)
 
P.S.
参照したサイトは下記です。
- Yahooサイト
http://news.yahoo.com/s/ap/20100318/ap_on_re_mi_ea/ml_un_saving_species
 
 
 

2010年3月14日日曜日

週刊貴公子(3月第2週号) Googleの中国からの撤退は、いよいよ秒読みか???

「Googleが中国から撤退したら、中国国内からは、Googleは使えなくなる。」と考えます。

Financial Timesの3/13の記事です。
ここです。→ http://www.ft.com/cms/s/2/dd69e680-2e06-11df-b85c-00144feabdc0.html

(下記、引用です。)
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The signs that Google was on the brink of closing Google.cn, its local search service in China, came
two months after it promised to stop bowing to censorship there. But while a decision could be made very soon,
the company is likely to take some time to follow through with the plan as it seeks an orderly closure and
takes steps to protect local employees from retaliation by the authorities, the person familiar with its position said
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リンクした記事によれば、サーチサービスは、中国内で完全に停止するようだ。
今後の注目は、リサーチセンターや販売部隊等の他のビジネスがどうなるのかですね。

因みに、ある程度、技術的な記事ですが、下記の様な記事もあります。
コレです→ http://d.hatena.ne.jp/essa/20100114/p1?utm_source=twitterfeed&utm_med...

「GoogleがChinaから撤退しても、中国国内でのGoogleサービスは、影響を受けない。」という趣旨の記事です。

(下記、引用です。)
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『たとえば、VPNという技術がある。基本的には、VPNとは社外から会社の中にあるLANにアクセスする技術だ。マクドナルドの無線LANを使っていっても、会社の中にいるのと同じ状態で、安全に社内のサーバにある文書にアクセスすることができる。通信は暗号化されているので、盗聴されても文書の内容を見られることはない。
これは、社内の情報にアクセスするだけでなく、Webやメールのようなネットアクセスにも使える。VPNを通して、自社経由でネットに接続するのだ。
このVPNを通してインターネットにアクセスすると、中国にいても自分の会社の中からネットを見るのと同じことになる。だから、中国政府がいかに検閲しても、会社から使えるサービスは、gmailであれGoogle Appsであれ、何でも使える。』
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確かに、現時点では、技術的には正しいのですが、China Great Firewall技術も日々進化しており、 上記の理論が数ヶ月後にも、
VPNやProxyが使うことで、CHINA Great Firewallを回避出来るか否かは微妙だと思います。

と言う訳で、私の見解では、Googleが中国から撤退したら、中国国内からは、Googleは使えなくなる可能性が高いと思います。
中国出張の多い私にとっては、困りものですね。。。。

Facebookの凄さを改めて、認識した!


今から、7年前に、私はフィリピンマニラ郊外のCaviteの工業団地内にある大企業で、IT Managerをしておりました。
(詳細は、本ブログの「マニラの熱い夜」シリーズ連載を御覧下さい。

その時に目を掛けていた当初、22~23歳のフィリピン人部下がいたのですが、その彼と7年ぶりに、Facebookで繋がりました。
彼は、今は、サウジで仕事をしているようです。
「7年の歳月を超えて、突然、つながる。」って凄いですね。
改めて、Facebookに感動しました。

2010年3月13日土曜日

日本は、国際ビジネスで勝ち抜けるのか???


 最近、会社の若いスタッフ(30歳前後)と話しているといつも思うことがあります。
「あまりにも教養が無さ過ぎる!」と。(笑)
もっとも、私も人の事など言える程、大したことは無いのだが、その私をもってもしても、
開いた口が塞がらない惨状ですねえ。
先週も、会社の若者が、「TOEICの点数を上がるためにはどうすればいいのか?」と聞いてきたので、
ハッキリ言いました。
「君の場合は、英語の勉強以前に、日本語の勉強をすべきだ。朝日新聞とか読売新聞を読めない奴が、
USA TODAYを読めるわけがない。日本経済新聞を理解できないで、Wall Street Journalを理解出来る訳がない。
ついでに言えば、君の場合は、日本人なのに、まともな日本語の文章をかけないじゃないか?
英語の勉強をするのは、日本語の勉強をしてからの方が良いのでは???」と、かなり嫌味を込めて言いました。
と若者の「無教養」を嘆いていたら、最近の日本の大新聞やテレビを見て、納得しました。
下記の朝日新聞のサイトを見てみてください。
ヘッドラインは、下記の6つです。
- 「北野武監督」
- 「長浜ラーメン」
- 「ヨンさま」
- 「奈良公園のシカ」
- 「朝青龍」
- 「Jリーグ中村俊輔」

スポーツ新聞でなく、一応、日本の高級紙と言われる朝日新聞ですよ。
上記の中で、ヘッドラインとして、恥ずかしくないのは、「北野武監督のフランス文化勲章」の記事くらいでしょう。
残りは、インターネットの落書きレベルの記事です。(そもそも、なぜ鹿を「シカ」とカタカナで書くのか???)
そう言えば、昨日の夜9時のNHKニュース9は、廃止になる鉄道車両を鉄ヲタが悲しむ姿を、ヘッドラインで10分以上流していた。
若者に限らず、日本人の教養や知性が低くなっている様で、心の底から危惧します。
このままでは、韓国どころか、中国やインドやベトナムにも、国際ビジネスで負けてしまうのではないか???

2010年3月7日日曜日

ドミノ・ピザのNet注文に、最先端ITを見た!


ドミノ・ピザを、Netで宅配注文をしてみました。
 
ここ10年くらい、出前自体をオーダーしたことがなかったので、出前注文自体にすこし緊張しました(笑)。
と言う訳で、初めてのNetでの出前注文でしたが、その洗練されたIT技術に驚いた。
 
まず住所とか電話番号を入力し、アカウントをつくり、注文するピザを選び、トッピングを選ぶまでは、ごく普通。
凄いのはここからだった。
自分がしたオーダーに対して、「オーダーを受け付けた。」とか、「いまピザを焼いている。」とか、「デリバリー中だ。」とかが、
映像付きで、リアルタイムでフォロー出来る事に衝撃を受けた。
特に、映像の中に出てくるオーダー伝票のお客様名に、しっつかりと貴公子の本名が出ていたのには驚いた!!!
 
最新IT技術を駆使した凄い技術であることは、プロの私から見てもよくわかります。
皆さんも、最新のIT技術を伝教するためにも、ドミノ・ピザへ注文してみたら如何でしょう??
勿論、ピザもうまかったです。
 

韓国の新聞記事に思う。


韓国のインテリが読む新聞として、韓国内で有名な朝鮮日報と言う新聞があります。
私は、この新聞も、International Herald Tribuneとか、Guardian  Unlimittedとかのサイトと同じ様に、
日々Watchしているが、今週、2つの記事が目を引いた。
韓国語版だけではなく、日本語版があるので、皆さんにも読みやすいと思いますので、是非、どうぞ!
 
一つは、「日本は韓国に学べというが」と言う経済記事。
ココです→ http://www.chosunonline.com/news/20100306000008
(以下、引用)
===============================
日本経済新聞は4日付紙面に「世界に躍進する韓国企業に学ぼう」と題する社説を掲載し、「韓国勢の強さを謙虚に受け止め、
学ぶべきものは学ぶ必要があるのではないか」と指摘した。同紙は韓国企業の強みとして、大胆かつ迅速な経営判断、高付加価値製品を
集中して投入する販売戦略、先進国をはじめアジア・アフリカを含む新興・開発途上国市場の攻略を挙げた。
経済誌・日経ビジネスも最近、「日本製品を真似することから始まった韓国の製造業が、今や価格競争力と品質の面で
日本を凌駕(りょうが)する力を備えた」と称賛した。
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正しいと思う。
最近、携帯電話はもとより、建設業や家電、自動車といった日本企業が十八番としてきた分野での韓国企業の躍進が凄まじいのは、肌で感じております。
私が見る限り、家電に関しては、韓国企業製品は、日本製品に比べ、値段が安い。
製品の性能は、ごく一部の最高級モデルを除けば、全く同等。
デザインとかは、日本製品の方が優っているとずっと言われていたが、私から言わせれば、それも最近はかなり怪しい。
私の周りのビジネスマンは皆、「彼らとはマーケットが違うよ!」とか言って、簡単に考えているが(脅威とは考えていない様だが)、
この楽観主義は、日本企業の命取りになると危機感をもっている。
「我々日本企業は、どうすればいいのか?」を真剣に考えております。
 
もう一つは、この記事。(日本列島の涙)
ココです→ http://www.chosunonline.com/news/20100301000033
(以下、引用)
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 日本の涙は初めてではない。浅田の涙がオリンピックが涙の競演を締めくくったといっても過言ではないのではなかろうか。
銅メダル(フィギュアスケート男子)を取ったと泣き、4位入賞(モーグル女子)したと泣き、8位(カーリング女子)だったと涙した。
競技中にシューズのひもがほどけた(フィギュアスケート男子)といってはまた泣いた。
涙さえ流せば、国民が「金メダルだけがメダルじゃない。入賞しただけで大したものだ」と慰める。
ならば「これではいつ金メダルが取れるのか」とさえ思えるほど、日本は気質が弱々しい。
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最後の言葉、「日本は気質が弱々しい。」は痛い。
ただ、正しい。
最近の日本人は、情緒過多! 泣き過ぎだと思う。
上の記事にもあるが、上村愛子、織田信成、高橋大輔、そして浅田真央とみんながみんなすぐテレビの前で泣くし、
それを美談にするマスメディアも馬鹿っぽい。
泣きながら途中辞任する首相(安倍晋三元首相の事)や、アメリカのDealerの前で泣いたトヨタ社長(日本の新聞は「男泣き」と好意的に書いた)
は、日本国民として恥ずかしい。
「どんなに辛くても、苦しくても、決して人前で泣いてはいけない。」と言うのは、世界の常識だし、日本でも少し前まではそうだったハズ。
どうして、どいつもこいつもすぐ泣くのか?
そして、涙を、すぐに美談に仕立てる日本メディアの馬鹿っぽさに怒りを覚える。
 
(こうも書かれております。)
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今の日本に必要なのは激励よりは反省と分析ではなかろうか。浅田はライバルの演技を無視したキム・ヨナの度量から学ばなければならない。
しかし、感じられるのは涙に対する激励と慰労だけだ。皮肉を言っているわけではない。浅田がいなければ、キム・ヨナの
金メダルもこれほど輝かしくはなかったはずだ。トヨタがいたからこそ、現代もここまでやってきたのだ。韓国は厳しいライバル日本がこれからも必要だ。
涙が目からこぼれ落ちないように冷静に自分を改革しようとする健康な日本を見たいものだ。今は涙が多すぎる。
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上記2つの記事を読んで、改めて、日本の将来が心配になってきた。

2010年3月2日火曜日

心理学研究 (妖艶キムヨナと、カワイイ真央ちゃん!)


貴公子は、大学の時には、経済学部でしたが、心理学にも結構ハマリ、多少なりとも勉強しました。
意味も分かりもしないのにフロイトとか、読んでいたなあ。
それに、犯罪心理学とか、新興宗教研究にも、精を出したなあ。

と言う訳で、バンク-バーオリンピックのキム・ヨナ選手と、浅田真央に関して、心理学的に
コメントを言わして頂きたく。(笑)

私は、韓国の新聞(朝鮮日報)も読むが(辞書付きで)、韓国の新聞も、日本の新聞も、当然の事ながら、
キム・ヨナ選手を、一人のLadyとして扱っている。
それが、読売新聞での表現「妖艶キム・ヨナ」にも繋がっていると思う。

一方で、浅田真央選手については、あくまでも、「かわいい真央ちゃん!」、「真央ちゃんスマイル」とかの表現ばかりで、
可愛さとか可燐さばかりが強調されている。(韓国の新聞でもそう!)

Juniorの大会なら兎も角、Olympicでの女子フィギアスケートで、「スケート好きな女の子」のイメージが作られたの致命的だと思う。
浅田選手本人も、知らず知らずの内に、そう思い込んでしまったのが、浅田選手の敗戦の遠因になったと思う。
日本のマスコミの「幼女好き」は、異常だと思うし、その姿勢が、浅田選手自身に甘さを作ってしまったと思う。
なぜ、浅田選手を、美貌スケーターとして、扱えなかったのか????
(そう言えば、民放のニュースキャスターも、舌足らずのバカみたいな女ばかりで頭に来るが.。。。)

浅田選手は、ソチに向けて、頑張るようだが、日本のバカマスコミの「幼児扱い」を断固拒否しながら、クールな大人になってください。
ソチで期待しております。

(読売新聞 2月24日記事 )
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「ボンドガール」妖艶ヨナ、歓声さらう

「殺しのライセンス」は心を射止めるのにも役立つらしい。
007のボンドガールを演じる金妍児は、2度目の方が高い3回転―3回転の連続ジャンプ、 
妖艶さをちりばめたステップで、演技途中から歓声をさらい、自らのSP世界最高得点を更新する78・50点をマーク。
首位発進した。
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2010年3月1日月曜日

週刊貴公子 2010年2月第4週号

1週間の気になる記事をPickupする週間貴公子の時間です。
やはり、今週も「トヨタリコール問題」に再注目でしたが、流石に、いつも同じことを
書くのも飽きましたので、別記事を書きます。

1) Google Book
Googleのクラウドサービスに関しては、それなりに研究しているつもりでしたが、
まだ、凄いのがあった!
Google Bookは、今後の注目です。
http://www.cnn.com/2010/WORLD/europe/02/08/google.livres.france/index.html?iref=allsearch

2) Vancouver オリンピック、女子フィギアスケートシングル金メダル、キム・ヨナ選手。
記事は、沢山出ているので、皆さんも御存知だと思います。
競技前は、日本の新聞も、韓国の新聞も、少し騒ぎ過ぎの感があり、不快だったが、
終わってみれば、天才・浅田真央と、努力家・キム・ヨナの戦いで、「努力家が歴代最高点で圧勝した!」
と言う、私から見ると、当然の結果となりました。
愛読紙・朝鮮日報の記事に、キム・ヨナ選手のPersonal Historyが沢山出ております。
→ http://www.chosun.com/ 
キム・ヨナ選手! 兎に角、おめでとう!素晴らしい演技でした。
浅田真央選手!臥薪嘗胆ですね。4年後に期待しております。