2020年1月29日水曜日

【武漢肺炎】上海市の企業活動は、2 / 9まで停止との事。

さて、South China Morning Postが、特集を組んで、連日報道しております。
⇒ China coronavirus: Fears of economic contagion grow as cities turn into ghost towns
この記事によれば、武漢に限らず、北京も上海も閑散として、人通りが無いとの事です。

また、上海市内の企業は、2/9まで休みとするとの市政府からの指示が出ました。
そもそもの春節休暇は、1/24~1/30までだった訳で、休暇が10日間延長となった事になります。尚、保育園から大学までの学校は、2/17まで休みとの事です。

こちらが原文になります。⇒ 上海市人民政府关于延迟本市企业复工 和学校开学的通知
「上海市人民政府による本市企業の営業開始及び学校の授業開始日の延期に関する通知」とでも訳すのでしょうね。

また、武漢肺炎の死者数は130人、感染者6000人を突破しており、留まるところを知りません。
日本でも人から人への感染が拡大しており、武漢に行ったことがない日本人も感染をしております。

CNNも、Trump Impeachment Trailや元NBAのスター選手のヘリ事故死ばかりを昨日までは扱っておりましたが、本日から、武漢肺炎がトップニュースに変わっております。

さて、状況は深刻化していると思われます。
本日も自宅近くのドラッグストアで、複数の中国人がバスケット一杯にマスクを買い込んでいるのを目的しました。
あれだけ必死にマスクを買う彼らは、何か情報を得ているのかも知れませんね。

2020年1月27日月曜日

【武漢肺炎】1月27日の最新情報です。

さて、中国新型コロナウイルスですが、犠牲者が増え続けております。
日本のメディアは、マラソンや相撲を能天気に報道しているし、CNNもTrumpのImpeachment Trialならまだしも、バスケットボールの元有名選手の事故死の報道ばかりで、当てになりません。

と言う訳で、主に、South China Morning Postの情報ですが、アップデートします。
⇒ China coronavirus: Wuhan mayor admits failings as Premier Li Keqiang takes charge

昨日までの動き。
・ 中国政府による武漢を含む湖北省封鎖。
・ 北京への長距離列車やバスの乗り入れ禁止。
・ 上海Disney Landや万里の長城等の観光地を封鎖。
・ 中国国内外への団体旅行禁止。
・ 中国全土での家畜や野生動物の販売禁止。
・ 武漢周辺への人民軍と医師団の派遣。

本日の新しい動き。
・ 李首相が自ら武漢に入り、陣頭指揮。(武漢市長は責任を取るため、辞意)
・ 新年休暇が中国全土で3日間延長され、外出を控える様に推奨された。
・ モンゴルが中国との陸路を閉鎖。
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現時点で、死者は80名を突破しております。(実際には、その数倍もいるとの情報もありますが。)
兎に角、今後も、出来るだけ毎日、アップデートしてゆきます。

2020年1月26日日曜日

【武漢肺炎】我が国の甘さとバカさ加減に呆れる!

さて、武漢肺炎に関してです。
情報ソースは、主に、CNN,BBC,South China Morning Post(SCMP)です。

ここ数日の動きとしては、下記があります。
・ 中国政府による武漢を含む湖北省封鎖。
・ 北京への長距離列車やバスの乗り入れ禁止。
・ 上海Disney Landや万里の長城等の観光地を封鎖。
・ 中国国内外への団体旅行禁止。
・ 中国全土での家畜や野生動物の販売禁止。
・ 武漢周辺への人民軍と医師団の派遣。

確かに、武漢地方政府の初動は遅かったですが、ここ数日の中央政府の動きは、大胆だし、迅速です。
さすがに中国ですね。

我が国も、この週末には、中国からの入国禁止にすべきであったのに、相変わらず、「状況を注視して、適宜判断したい。」みたいな責任逃れのバカコメントばかりです。

上海にいる中国人の知り合いにコンタクトしたところ、上海でも感染者が出た様で、上海市内は、観光地も含め、閑散としているとの事。
また、感染者が立ち寄った上海市内のスーパーは、完全消毒されたとの事で、この辺にも、かの国の徹底ぶりが現れております。
因みに、その知り合いは、家族ともども、上海の自宅から一歩もでないで、自宅待機しているとの事です。

まあ、事態はダイナミックにかつ、予断を許さない状況で動いております。
今後も、自身の中国コネクションをフルに使い、情報を入手してゆきます。
今週は、どうなるのだろう? 

新型コロナウイルス情報は、South China Morning Postが一番精確だと思う。

中国武漢発の新型コロナウイルスですが、状況は深刻の様です。

武漢市が位置する湖北省の多くの都市で移動制限が課さられ、つい先程、北京市でも移動制限が掛けられたとの情報もあります。
中国政府の初期対応は確かに遅かったのであろうが、その後の感染拡大の為の努力は、迅速だしダイナミックです。
この辺りは、さすがに凄い。
我が国では、絶対に真似ができない断固として迅速な処理だと思う。

ただ、中国本土のメディア(人民日報等)だけでは、状況が良く分からない。
またCNNは、この期に及んでも、TrumpのImpeachment Trialのニュース一色で、状況が掴めないです。
さて、こういう時に役に立つのが、香港に拠点を置く、South China Morning Postです。
⇒ China coronavirus: Wuhan residents describe ‘doomsday’ scenes as patients overwhelm hospitals

私は、今回の件は、主にSCMPから情報を得ることにしようと思います。さあ、どうなる事でしょうか?
とりあえず、私も妻も、高機能マスクを着用する様にします。


2020年1月25日土曜日

2020年の目標!

年明け後、かなり時間が経ってしまいましたが、恒例の「今年の目標」です。
とてもシンプルですが、難度は高いです。

① 韓国語を極める。(検定試験のトップランクレベルまで高める。)
② アプリ開発を極める。(アプリ技術者で、転職の声が掛かるレベルまで持って行く。)
③ 鍛える、痩せる。(新年から、会社の昼休みに、毎日ジムに行っております。)

これだけです。
因みに、平日は、毎日小一時間ジムで鍛えておりますが、運動中はスマホで韓国語会話を勉強しながらやっております。
体を動かしながらだと、頭に良く入る気がしますね。
10キロは痩せたいと思っております。


2020年1月21日火曜日

職場コミュニーケーションの意味を履き違えている!

ある人から、相談を受けたので、ちょっと書きます。

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しばらく前の話ですが、同世代の知り合いビジネスマンを見ていて感じたのが、同世代(アラフィフ)に限らず、世の中の多くのビジネスパースンは、「職場でのコミュニケーション」の意味を取り違えていると思う。

「オフィスでのコミュニケーションは必要だ。」とは良く言われるし、全くその通りなのであるが、そもそもの「コミュニケーションの意味」を全く理解していない。
その「知り合い」もそうなのだが、人間的に接する事、人生観を遣り取りする事を「職場のコミュニケーション」と考えておりますが、これが諸悪の根源です。
確かに、我々の世代(昭和世代)は、職場は家庭的であるべきだと言う風に徹底的に刷り込まれておりますので、気持ちは分かる。

だけれども、勿論、時代は動いている訳で、そんな感覚では今の時代、ビジネスパースンとしてやっていけません。
その「知り合い」は、傍目から見ると、かなり空回りしていた様に感じました。
必要以上に周囲に気を使い、会社の業績とか将来に気を使い、役員人事を気にし、必死に周囲と「哲学的なコミュニケーション」を取ろうとしておりました。
結果として、非常に疲れ切ってしまって、休職⇒退社へとなってしまいましたが。

私から言わせれば、結局、「職場でのコミュニケーション」と言うのは、「事務連絡」な訳で、それ以上でも、それ以下でもない。
従って、同僚と雑談をする必要も基本ないし(勿論、気が合う同僚とは個人的な関係を作れば良いが、それは例外的な話だと思う。)、ましてや自分の人生観を理解してもらおうと思う必要もない。

せいぜい、挨拶がてらに天気の話でもすれば、十分です。
仕事関係のつながりなんて、その程度のモンなので、呑み会に参加する必要もないし、人生相談を受けたり、したりするのは「勘違いの骨頂」です。

私自身は、この辺の事に、5~6年前に気が付いたのですが、以降、会社生活がとてもラクになりました。
ぶっちゃけ、会社では淡々と事務連絡だけを、しっかりとしていれば良い訳です。

ただ、この「事務連絡」と言うのは意外に難しいです。
いわゆる、「仕事の出来る人」は、ぶっきらぼうにYes、Noで答える傾向があるし、相手が聞いてきたことに対して、「それは私の仕事でない。」と冷たく言い放つ冷酷さがあります。(本当に仕事の出来る人はそうしないが、こうした行動で、仕事の出来る人間のフリはできる訳で、意識的にやっている人も多い。あるいは、本当に仕事に対するキャパがなくて、「自分の守備範囲以外は一切知りませんし、興味もないです。」と言い切る人も多いです。)

まあ、私の場合は、電話や会話だとどうしても人間的に接してしまうクセ(そんなに困っているなら、守備範囲外だけど、俺が人肌脱ぐよみたいな感じ)が出てしまうので、基本、メールでの遣り取りに比重を移しております。
メールだと、いくらでも事務的に書けるので。

さて、余計な事を、ついでに言っちゃいますが、「仕事でのコミュニケーション能力が非常に高い人が、40代になって婚活で死ぬほど苦労している。」なんて事が、私の周りでも散見されます。
この理由は、非常に簡単で、コミュニーケーションの質が全く違うからです。
婚活で必要なのは、非常に深い人間的なコミュニケーションであり、仕事で必要される「事務連絡能力」とは全く違います。
(昔からの知り合いで、とんでもなく仕事が出来て、とんでもなく年収も高く、出世もしているが、婚活で全くダメと言う別の知り合いがいますが、彼は会話が「事務連絡口調」な訳で、あれじゃあ、ダメだなあ。)

会社では、本当の自分を見せる必要は一切ないですよ。

2020年1月19日日曜日

徹底的に捨てる!

まあ、転居が中期的には頭にあるのはあるんですが、超短期的には来週、春から小学校に上がる娘の勉強机が到着するので、部屋の整理をしております。
(尚、子供の勉強机ですが、最初、ニトリに行ったのですが、全くダメでした。色々なデコレーションが付いて、仰々しくて、あれでは昭和の勉強机です。構造的にぐちゃぐちゃしており、子供が勉強する気になりませんねえ。最終的には、イケアに行ったのですが、北欧調のシンプルでスタイリッシュな勉強机は、誠に素晴らしい。と言う訳で、イケアで即決しました。)

年末の大掃除で、古い本や書類、子供のおもちゃ等を結構捨てたのですが、本日は、更に踏み込んで、捨てまくりました。
一年以上着ていない服は機械的に捨てたし、本も今後、読み返すことがイメージできないのはすべて捨てました。
また、子供のおもちゃも、向こう一年先に使用している事が想定できないモノは冷酷に捨てさったし、大きな本棚も分解した上で、廃棄しております。
年末の大掃除では、大きな段ボール2つ分くらいは捨てたのですが、本日だけで、大きな段ボール5つ分は捨てました。

そんな訳で、家の中はかなり広々となりました。
家の中が、3割くらい広くなった気がします。
明日は、段ボール2個分をノルマとしているので、更に減らせる筈です。

徹底的に捨て去る事で、逆に残っているものは、「重要なモノ」になる訳で、思考の整理を通り越して、行動の統制にもなります。

シンプルに生きたいですよね。

2020年1月16日木曜日

2度と、「ビールもどき」を呑まない事にした!

ここ4~5年、本当に不思議でした。

酒は、週に3回とか4回とか、自宅で夕食を取りながら、第三のビール500ミリ缶を一缶、空ける程度ですが、たった一缶を空けた位で、ソファーに座って、本を読むのも、ここ数年は、ほぼ不可能でした。
ソファーで横になってスマホを弄るのが精一杯と言う状況で、「随分と弱くなったなあ。やはり、年のせいかなあ。」と、ずっと思っておりました。

呑んでいたのは、いわゆる、第三のビールで、クリアアサヒ、本麒麟、淡麗とかです。
本物のビール(キリンラガー、アサヒスーパードライ、サッポロ黒ラベル等)との味の違いが分かるほど、酒飲みではないし、価格も安いので、いつも何となく第三のビールを買っていたのですが、先週、こんな記事を見ました。
⇒ 売れすぎのストロング系チューハイは規制すべきか?

>「『危険ドラッグ』として規制した方がよいのではないか。半ば本気でそう思うことが>よくあります」

こんな書き出しから始まるのですが、確かに一度、ストロング系チューハイを1缶だけ呑んだ時に、翌日の夕方まで頭痛がしたことがありました。
それ以降、ストロング系チューハイは、飲まなくなったのですが、この記事を読んだ時に、もしかしたら、第三のビールも一緒なのでは? と思い、ここ1週間は、本物のビールだけを買って、500ミリ缶を毎晩一缶だけ飲んでみました。

すると、驚いたことに、眠気もだるさも一切ないです。
今晩もスーパードライの500ミリ缶を夕食時に飲んだが、23時半過ぎでも、全然、元気だし、ダルさも皆無で、こんな風にブログを書く余裕もあります。
頭も冴えわたっております。

第三のビールの成分分析をした訳ではないですが、要は、あれは、「ビール風味のアルコール」な訳で、ビールでは無いわけです。
色々と訳の分からない成分が入っているせいか、変に酔っぱらうし(ストロング系チューハイと同じ)、ダルさも残ります。

個々人の体質もあるのであろうから、一概には言えないが、第三のビールは少なくとも、私にとっては毒ですね。
そんな訳で、第三のビールは飲むのは止めました。
あれは、体に悪いです!

2020年1月14日火曜日

この記事は凄い! 

日経に衝撃的な記事が出ております。
多分、私の人生において、もっともImpactのある記事の一つです。
これです。⇒ 実は手堅くない送りバント 「損益分岐点」は打率1割

>割に合わない作戦が「手堅い」と信じられてきた理由は人間心理の不合理に関係
>していると考えられる。行動経済学の知見によると、人間は手に入るかもしれない
>ものよりも、失うかもしれないものに目が向き、失うことに対して必要以上の嫌悪感
>を抱く傾向がある。

私は、プロ野球観戦を趣味としているし、子供の頃は、地元の野球チームに所属していた事もあるので、野球は、それなりに詳しいです。
ノーアウト一塁での送りバントは、「定石」どころか、「勝つためのMust」とずっと見なされていて、逆にノーアウト一塁で送りバントをしないと、TV解説者なんかは、「雑な攻撃だ。」とか「頭を使っていない。」とか散々こき下ろしました。

ところが、ところが、送りバントこそが「得点期待値を下げる」と言う事になると、話は全く逆になります。

同じ様に、打撃技術にも迷信がありました。
こちらも長いこと、ボールの上から叩きつける様に打つことが、基本中の基本とずっと信じられてきました。
しかしながら、数年前から、フライボール革命と言う打撃理論が出てきて、ボールの下から掬い上げる様なスイングこそが長打を生むとされて、急激に広まり、今やフライボール理論が主流となっております。

長いこと、信じられてきた事が、迷信だったと言う事になる訳で、正に、「常識を疑え!」と言う思想を地で行きます。
仕事の進め方どころか、各種勉強法、自分の人生さえも、変な思い込みに囚われているのでは? と不安さえ覚えます。

さて、今年の目標として、韓国語をNativeレベルで話せる様になると言うのを大きな目標にしております。
20世紀的な常識では、絶対に無理とされてきました。
しかし、俺は出来ると思っております。
なぜなら、21世紀ですから。

韓国語をマスターした日本人がみんな言うのが、韓国のバラエティー番組を繰り返し見る事です。
バラエティー番組は、日常会話であるし、字幕が出るので、理解しやすいと言います。

と言う訳で、年内にマスターしてみせます。
21世紀においては、20世紀の常識は通用しないと思っております。

2020年1月13日月曜日

【教育論】ある意味、キリがないのは分かっているが!

「馬を水辺に連れて行くことは出来ても、水を飲ませる事はできない。」と言うのは百も承知であるが、それでも、「なるべく良い環境を親として、子供に提供したい。」と、この世の親の多くは思っている訳です。

例えば、私が住む区内では、近所に複数の公立小学校があります。
見た目古い創立50年の学校があれば、最新式設備を揃えた開校数年の学校もあります。
私の周囲だけで、結構な数の家族が、その最新の学校に子供を通わせたいという理由だけで、同じ区内で、引っ越しました。
現在の持ち家を売却して、新しいマンションを買って、引っ越し費用も払って、ローンも一旦精算する訳であるから、軽く数百万円以上の諸経費は掛かっている事になります。

私からすれば、「同じ区内の公立学校で、教育の質に差なんかある訳ないわけだから、無意味だよ。」とは思います。
ただ、そこは問題ではなく、「それぞれの親が必死に考えて、自分の信念に基づいて、大枚を払っている。」事自体が、大切な点だと思っております。

「その意味で」という事なのですが、貴公子も引越しを考えております。
現在、75平米のタワーマンションの一室に住んでおりますが、90平米~100平米程度の物件を検討中です。
乳幼児2名を含む家族4人で、75平米ですから、大きな問題がある訳でもないのですが、長女の勉強部屋環境を考えると、もう一回り大きい部屋が欲しいと言う要望です。

学校の為に引っ越す訳ではなく、あくまでも子供の学習環境の為に引越しをすると言うスタンスです。
勿論、環境をいくら用意した所で、その環境をどう生かすかは本人次第であるのは、百も承知です。(馬に水を飲ませることはできない。)
ただ、それでも、「少しでもいい環境を整えたい。」と思うのは、親として、まあ当然の感情な訳で、しょうがないですね。(本当に意味があるか否かは不明だが。)

まあ、子育てには、時間とカネが掛かるが、親の人生も掛けると言う事なのでしょうね。
そんな事を考えております。
さあ、3連休もおしまいで、明日から、また忙しい一週間が始まります。
頑張りましょう!

2020年1月12日日曜日

知り合いから、厦門旅行記が送付されてきました!

知り合いが、年末年始に厦門旅行に行ってきたとの事なので、旅行記がメールされてきました。
中国経済の凄みが感じられる、生生しい内容だと思いますので、ほぼ全文をそのまま転記しますね。

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さて、今年の年越しは中国の厦門(アモイ)で過ごしました。
15年ぶりの中国大陸への旅行です。

「うわー、これが経済バブルかぁ」と毎日感じる三泊四日でした。
私が高校を卒業する頃には日本ではバブルが弾けていたので、45歳の今、やっと体感出来た感じです。
街中に経済成長の途轍もないパワーを感じて、エネルギーをもらって帰国しました。
以下、今回の旅行で気付いた点の備忘録として、情報シェアさせて頂きます。

(中国人現地ツアー編)
1、現地発の客家の住居である世界遺産「土楼」に行くツアーに参加したが、参加者は私以外全員中国人。平日なのに満席。おみやげ屋に何回も立ち寄るので、ウンザリしたが、中国人の爆買いパワーが炸裂。一袋2,000円もするお茶が飛ぶように売れる。
2、観光名所に行くまでに、必ず商店街を通らないと行けない設備設計。
3、ツアー参加の中年のオジサン、オバサン、みんな最新式の華偉の携帯電話で、写真を撮りまくる。
4、観光名所の記念写真コーナーでポーズを取ると、建物の上に取り付けられているカメラでドローンの撮影のような写真を撮ってもらえる。ツアーが終わる頃にはプリントされて渡されるが、もちろん有料。私以外の参加者は全員撮ってお金を払っていた。
5、ウロチョロする幼児に対して、伸び縮みするチェーンを付けて行動範囲を制限している親がいた。
その子供を、放し飼いの犬が同情するような目で見ていたのが印象的。
6、ツアーの途中で寄った果物屋でも爆買いパワー炸裂。買いすぎてビニール袋が破けていた。
7、「土楼」の中に入っても、あちこちで商売が繰り広げられるので、落ち着いて見学ができない。
8、昼食も土楼スタイル。とても不味かったので、ほんの少しだけ口に入れたが、そのほんの少しで見事にお腹を下した。

(お金編)
1、空港の銀行で両替しようとしたら、「中国の銀行口座がないと両替出来ない」と言われる。
2、中国の銀行口座がないと言うと、空港内の旅行代理店に行けと言われて、行ったら、法外な手数料で両替が可能に。選択肢がないので、そこでしぶしぶ両替する。
みなさん、中国に行くときは日本で中国元を準備して行きましょう
3、年齢問わず、支払いはQRコード決済。なので、携帯の電源が切れると無一文になるので、街中の至るところに充電器が置いてある。
4、基本は中国の銀行口座がないと外人はQRコード決済が出来ない。中国の銀行口座を作るには、中国の電話番号が必要。要するに、外人が中国でQRコード使うにはハードルが高い。
また、中国の電話番号がないと、オンラインで現地ツアーの予約やチケットの手配が出来ない。
5、アリペイが外人向けのQRコード決済サービス「ツアーパス」を開始。インストールしてみたが、使えるお店と使えない店があるので、やはり外人は現金が安心。
6、しかしながら、現金を出しても、「お釣りがない」と言われる場合が多い。

(街並み編)
1、厦門市内の食べ物屋、お土産屋の多さに圧倒される。もう、街中がドンキホーテと化していて、過剰なディスプレイで目が疲れる。老若男女問わず、買い物に明け暮れている様子。別の意味でパワースポット。
2、街角にゴミ箱が異常に多い。東京の5倍近くはありそう。ゴミはゴミ箱に捨てましょう、と至るところで、液晶掲示板が啓発している。なので、15年前よりは街並みは綺麗になったと思う。
3、公衆トイレの数も15年前の10倍は増えている。しかし、何処に行ってもトイレットペーパーがない。胃腸が弱い方は、外出時にトイレットペーパーを持参しましょう。
4、トイレの個室のドアを閉めた瞬間、英語でトイレの使い方の説明が流れるトイレがあった、がトイレットペーパーの在り処は教えてくれなかった。しかも、窓が全開。
5、これでもか、これでもかと言うくらい、何処に行っても食べ物屋。しかも、同じ食べ物を売っているのに、向かいにあったり、隣にあったりする。
6、日曜の夜も、大晦日の夜も、元旦も、不動産屋は夜遅くまで開店していて、従業員は忙しそう。6000万円〜1億円台のマンションが多い。

(物価編)
1、泊まったホテルは便利な街中、五つ星でなんと、一泊8,500円くらい。部屋も広くて綺麗。しかし、英語が通じない。コンシェルジュは自動翻訳機のスピーカー機能を使って説明してくれた。
2、1食お腹いっぱい食べても、400円行くか行かないか。
3、地下鉄、1区間32円。路線バス何処まで行っても16円。空港から街中まで50円くらい。
4、観光名所の入場料は160円〜1000円くらいの間。
5、近郊の世界遺産の島、コロンス島までの往復フェリーは、厦門市民以外は560円。厦門市民は80円。しかも、市民は乗船時間5分で行ける波止場を使えるが、市民以外は20分以上もかかる別の波止場しか使えない。
6、コーヒー一杯、320円〜500円。普通の食事より高い。カフェ自体が少ない。
7、以上、激安なので、4日間で1万円両替しても使いきれない。

(インフラ編)
1、信号のない市内を走るバス専用道路(BTR)がある。時間が正確に読めるのでかなり便利。電車のバスバージョン。
2、「高徳地図」と言うアプリを使うと、恐ろしいほど正確に道順、路線バス、地下鉄、BTRの使い方を教えてくれるし、細かい歩行進路も指示してくれる。なので、道を尋ねる必要はない。日本の地図アプリは完敗。しかし、これに頼る切ると、自分で考える力がなくなる。携帯の電源が切れたら方向感覚がアウトである。
3、厦門市は細かく公共交通網が張り巡らされているので、「陸の孤島」が存在しない。タクシーがなくても、高徳地図を使えば、殆どの待ち時間なしに、何処でも行ける。
4、ガソリンバイクはゼロ、電動バイクのみ走っていた。音がしないので、何度も轢かれそうになった。
5、電動バイク、電気自動車の普及で空気は綺麗なはずなのであるが、東京よりもホコリっぽく感じるのは、建設ラッシュによるホコリが原因。
6、高速道路が、片側5車線、6車線、あちらこちらで5重、6重の立体交差。湾岸道路で廈門市を包囲している。
7、市内の中心を外れると、巨大なタワマン郡が立ち並ぶ。更なるタワマン立地のための埋立地も拡大中。
8、日曜、大晦日、元旦、関係なく工事現場は作業が続く。
9、電気自動車以外は、ヨーロッパ、アメリカ、韓国の車が多い。日本車はたまに見る。

(人々、文化編)
1、15年前より英語が通じない。内需が拡大して、欲しいものは中国で手に入るので、英語を話す必要がない。
2、なので、外人に話しかけられても、全て中国語で押し通すか、翻訳アプリを使う。
3、昔は、日本語で話し掛けてモノを売りつけてくる商売人が沢山いたが、今回ゼロ。日本語が話せる人とも会わず。
中国人の方がお金を使うことを知っているので、財布の紐が硬い外人には興味がない。中国人の商売人が中国人をターゲットにする構図。
4、厦門市民の日本のイメージ、「買い物天国」
5、本屋で見たベストセラーコーナーにて、稲盛和夫の「生き方」が5位にランクイン。村上春樹は売ってなかった。アメリカの「スタンフォード式なんとか」的な本が売れている。
6、本屋自体が、「おしゃれな空間」と化していて、高いコーヒー飲みながら優雅に過ごすことに価値があるように見えた。なので、書籍自体は家具見たいな役割。
7、地下鉄、フェリー、バス内に置いてある液晶モニタで、愛国心教育がとても熱心である。(写真参照)老若男女が「わが祖国〜、愛する中国」と国旗を振って歌っている映像を1日に何度も見るので、私もそらで歌えるようになってしまった。経済レベルはアメリカに近ずいているが、政治は北朝鮮に近づいている。
8、この愛国心教育が、香港のデモの原因であることがよーく分かった。確かに、こんなの毎日見たくない。
9、基本的に中国に陽気な人が多いのは、15年前から同じ。景気が良いと、人々は楽しそうに見える。
10、労働時間は長い。食堂は朝7時ごろから夜10時ごろまで営業。美容室は、夜10時過ぎても稼働していた。ホテルの近くの不動産屋は、23時でも明かりが消えてなかった。
11、「街をきれいに。ゴミはゴミ箱に捨てましょう」と啓蒙活動をしている割には、歩きタバコはお咎めなし。街中が喫煙所。オフィスでも普通に煙がモクモク上がる。
12、老若男女、やたらと痰を吐く。2回ほど私の靴が痰の犠牲になった。あの「クワー!!」って吐く前の準備音がしたら、条件反射で体が反応するようになった。やはり、空気の汚さが原因なのか

以上、大変勉強になった4日間でした。
まあ、中国の景気が落ちて来たとは言ってますが、まだまだパワーは顕在だと思いました。

2020年1月5日日曜日

明日からの仕事始めに体調を整えております!

改めて、新年、明けましておめでとうございます。
今年も貴公子ブログをよろしくお願いいたします。

さて、今年の年末年始はどこに行くこともなく、自宅周辺でウロウロとしておりました。
「折角だから、温泉宿にでも行こうか?」とも一瞬、思ったのですが、草津当たりの何でもない温泉宿が、一泊一人10万円のレベルなので、さすがに馬鹿らしく辞めました。
一応、年末年始の行動を書いておきます。

12/27金 長女と江戸川区のスケートリンクで終日(妻は仕事。長男は保育園。)
12/28土 自宅近くの公園で終日。
12/29日 家族で新宿Korea Townと都内最高峰箱根山散策。
12/30月 夕方まで、子供と自宅周辺の公園。(妻は仕事。)
     夜、家族で新浦安の大江戸温泉で深夜まで。
12/31火 自宅近くの公園。午後は天気は悪く、自宅。(夜は格闘技中継を見ました。)
1/1水    家族で千葉県鋸山ハイキング。
1/2木    家族で横浜中華街と山下公園散策。
1/3金  家族で、埼玉県の実家滞在。
1/4土  家族で、足立区の子供用アスレチック施設で終日。(足立区民ではないですが。)
1/5日  家族で近くでショッピングする程度の予定。

こう列挙してみると、年末年始で使ったカネは多分、10万円に届かないですが、とても良い正月だったと思います。
兎に角、Activeに動いたし、元旦の鋸山ハイキングや2日の山下公園では、家族での良い思い出もできたので、満足です。
当たり前ですが、カネを使わなくても、楽しい正月は過ごせると言う事ですね。

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さて、ここからが本題です。
新年ですので、今年を見通す様な色々な記事が日経に出ておりました。

面白かったのは下記の記事です。

柳井正氏の怒り 「このままでは日本は滅びる」
(以下引用)
==============
この30年間、世界は急速に成長しています。日本は世界の最先端の国から、もう中位の国になっています。ひょっとしたら、発展途上国になるんじゃないかと僕は思うんですよ。
国民の所得は伸びず、企業もまだ製造業が優先でしょう。IoTとかAI(人工知能)、ロボティクスが重要だと言っていても、本格的に取り組む企業はほとんどありません。あるとしても、僕らみたいな老人が引っ張るような会社ばかりでしょう。僕らはまだ創業者ですけど、サラリーマンがたらい回しで経営者を務める会社が多い。こんな状況で成長するわけがない。
===============

確かに、言い得て妙です。
このブログでも何年も前から、何度も指摘しておりますが、日本は明らかに没落しております。
それを、社会的影響力があるユニクロ社長が改めて指摘した事は意味があると思う。
また、IoTビジネスに携わって、丸3年が過ぎましたが、顧客側でのヤル気を正直、感じません。
確かに、注目の技術なので、テストはしているのですが、申し訳程度に一応やってますと言う感じで、カネと時間を掛けてやると言う雰囲気はないですねえ。
まあ、柳井氏が言うように、サラリーマンだからしょうがないのでしょうが。

「会社員は消え、労働法もなくなる」大内伸哉氏
(以下引用)
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「知的創造性が重要になるが、これは指揮命令下でやる雇用との相性が悪い。ICT(情報通信技術)を基盤にして、企業に支配されて働く労働から、自己決定のための労働になる。教育が大きな課題だ。職業訓練・教育の多くは企業が担ってきた。自営的な労働が増えれば、それがなくなるわけだから『自学』が大事になる」
==================

だからこそ、上の記事に書いてある通り、個人の時代になるんでしょうね。
「私も含めて頑張りましょう!」としか言いようが無いですね。(笑)

兎に角、長い正月休みも終わり、明日から仕事はじめです。
体調を整えて、明日に備えましょう!

2020年1月1日水曜日

2020年、新年あけましておめでとうございます。

<後日記>
道路公団に勤務するブログ読者から、「海ほたる」は、Service Areaではなく、Parking Areaですとの指摘を受けました。
「海ほたるPA」に訂正しております。

===========
妻が、12月30日まで仕事でしたので、海外旅行に行くタイミングを逃してしまい、この年末は、自宅で大人しくしております。
とは言っても、小さな子供もいるので、どこにも行かないと言う訳にも勿論行かず、重い腰を上げて、元旦の本日、千葉の鋸山に行ってきました。

子供が生まれる前の10年前に妻と2人で行って、車力道ルートで登山した事がありますが、それ以来となります。
さて、首都高経由で東京湾アクアライン経由で、高速館山道に入るのですが、初めて、「海ほたるPA」に立ち寄りました。
正に絶景!
これも絶景!
海ほたるからの景色が、こんなに美しいとは知りませんでした!
感動!
海ほたるだけで、丸一日過ごすことが出来るレベルですねえ。。。
ひとりだったら、ずっと海を眺めていたかったのですが、6歳の娘の「パパ、早くして。」の声で我に返り、運転を続行です。

海ほたるから、館山道経由で、丁度、50分で鋸山ロープウェイ乗り場に到着です。
13時半発の山麓駅からのロープウェイにのり、5分弱で山頂駅に到着です。 
山頂からの絶景!
さて、ここからが大変でした。
兎に角、アップダウンが激しいです。
6歳の娘は、兎も角、1歳の息子は、基本的に抱っこして歩き回るのですが、妻が、「ここまで来たのだから、日本寺の大仏まで行こう!」とか言い出し、「マジか!」とか思いながらも、行きました!
信じがたいアップダウンを、子供を抱っこして歩いて、40分で到着。
真冬なのに、汗だくで、Tシャツになりました。
日本寺の大仏
ここで30分程、休憩して、15時に日本寺を出発して、ロープウェイの山頂駅に戻ります。
兎に角、子供を抱っこして歩いているので、歩みが遅いです。
16時山頂駅発の最終ロープウェイに間に合わないのではないか? と心配になる程ですが、何とか10分前に滑り込みました。
疲れた!!!

ロープウェイの先頭から下を眺める!
ロープウェイの山麓駅から、木更津市内のステーキハウスに行き(ガスト、ステーキ店でしたが、これがコスパ秀逸!)、そこで18時まで時間を過ごし、アクアライン経由で自宅に到着したのが、19時過ぎでした。
そんな旅でした。

元旦から、登山したのと、夕食が秀逸であったことから、100点満点の元旦でした!
旅の思い出