2010年12月10日金曜日

Cisco Switch設定に思う、ITの進化!

今週後半は、Cisco社の2960Gと言うSWの設定に、嵌っていました。
所謂、Gigabit対応のL2 Intelligent Switch で、大規模ネットワークの基幹部分に使用するSWです。

設定していて思うのですが、要するに、Cisco社の思想は古いですね。

今から、10年前、Networkエンジニアとして、まだまだ甘ちゃんだった頃は、
CISCO IOS OSのコマンドを、「記憶」して、TELNETアクセスで、パカパカとコマンドを打ち込んで、コンフィグすることが、カッコいいことだと思い込んでいましたが、今は、単に、洗練されていないだけと考え始めております。

どういう事かと言えば、複雑化するNetworkの中で、GUIにも対応しない、Cisco社の思想は古いと言う事です。
単なるITベンダーに過ぎないCisco社のコマンドを、記憶して、見せびらかすようにコンフィグして、自己満足に浸っていた古き良き時代はとっくに過ぎ去っております。
現在は、「Networkの基本知識がある人間ならば、だれでも直感的に、基本設定ができる」と言った単純な機能が求められているのに、GUIに対応していないばかりか、あの使いにくいIOSコマンドを、改訂する気もない、Cisco社は、時代の流れを見誤っている。

確かに、大規模Networkで、高度なConfigをする際に、IOSコマンドを使って、詳細な設定をすることは必要ですが、たかが、L2 SWのコンフィグ如きに、Ciscoコマンド Manualを探し出さないといけないと言う事が、単に面倒くさいですなあ。。。

それにしても、何度でも言わしてもらうが、IOSコマンドは、使いにくい。
私でさえ、しばらく、Cisco SWを触っていなかったので、ほぼ完全に忘れていましたからねえ。

こうした無意味なコマンドを、受験生が歴史の年号を覚える様に、暗記して、如何に早くコンフィグできるかを、競い合っていた、10年前の古いIT業界の名残りが、CISCO IOSコマンドにはありますねえ。

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