2010年10月23日土曜日

ビジネスマンの宿命 ~激烈な時代の中で、もがき苦しむ(笑)

ざっくりとしたタイトルですが、ここ2,3年、感じていることを書きたいと思います。

私が17年前に、北海道拓殖銀行で、サラリーマンを始めた時、サラリーマンは気楽でした。
コンピューターは一般的ではなかったし、英語だって、誰もしゃべれなかった。
(あの頃は、社内で英語を話す人は、蔑視の意味を含めて、「あいつは、英語使いだからなあ。」と表現していた。)
確かに、当時、コンピューターに強い奴にも、英語が得意な奴にも変人が多く、また、社会もそういう人を、「あいつは、特殊な奴だから。」と許容していた。
従って、彼らの通常業務の能力が劣ることを誰も批判しなかった。

今はどうか???
私の様な平凡なビジネスマンに対しても、コンピューターを使いこなす能力、Nativeとべらべらやる英語力、国際ビジネス遂行に必要な法務知識や会計能力、そして、世界のどこでも仕事の出来るタフな肉体と精神的な強さ等が、すべて、ごく普通に求められている。

昔みたいに、同僚と仕事帰りに酒を飲んで、だらしなく酔っ払うことも許されなくなっているし、ちょっとした社内での会話でさえ、セクハラやパワハラに気をつけないといけないなど、ビジネスマンに求められるハードルは、ますます高くなっている。

勿論、完璧なビジネスマンなんていないし、全部できる奴は、世界を見渡しても、そうはいない。
しかしながら、それを求め続けられる現代ビジネスマンは、大変だ。
と、人ごとの様に言っているが、貴公子自身も、マトモに、この波に飲まれております。(笑)

時代が進み、技術が進展するに連れて、ビジネスマンの責務というか、ビジネスマンに期待される能力が、明らかに上がっており、現代ビジネスマンは、息つく暇も無いほどですなあ。
IT化と、それに伴なうグローバル化で、全世界的な大競争時代となっていることの副産物なのでしょうが、なかなかタフな時代です。

Googleのエンジニアなんかと話していると、その異常な頭の切れに驚くし、中国人の会社オーナーと話していると、そのエネルギッシュなパワーに驚愕するが、彼らに伍してゆく事が、グローバル化の波に乗ることなのでしょうね。

凡人中の凡人の私には辛い世の中ですが、出来る範囲で、食らいついていこうと思います。
私のような一般的なビジネスマンが、Worldビジネスで勝ち続けることが、祖国日本の為にもなると信じておりますので。。。。

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