2022年8月30日火曜日

【旅行記】8月下旬の新潟妙高高原2泊3日の家族旅行 (その1)

何か、凄い久しぶりにブログ更新します。

Twitterが手軽過ぎて、どうしてもあっちばかり更新してしまうのですが、相応な分量でしっかり書くと言う意味では、やはりブログの方ですね。

と言う訳で、表題の件を記載します。

本当は、同時期に沖縄に5泊6日とかで、旅行に行く予定だったのですが、沖縄はコロナ爆発しており、医療崩壊までしているとの事で、「子供が沖縄で感染したら、どうするんだ? 病院も行けないし、帰りの飛行機でさえ乗れなくなる可能性がある。」と妻を非常に長い間、説得しました。笑

そんな訳で、自動車で行ける陸続きの場所(つまり、何かあっても直ぐに東京に戻れる場所)と言う面で、行き先の選定を始めました。沖縄を断念した妻の視点ではホテル選びが重要だったのですが、ネットで見る限るこのロッテホテルが素晴らしいと言う理由で、新潟県妙高に決定しました。

Google Mapで見ると、東京湾岸エリアからは車で4時間程度との事で、当時は朝7時に自宅を出発予定であったが、子供(小3と4歳)が朝4時前から起き出したので、朝5時に出発としました。

8月22日(月)の朝5時に東京湾岸エリアの自宅を出発。途中、首藤高→関越→上信越の中郷ICと進むのだが、途中、高崎付近で妻が高速の分岐を間違えたりしたので、ロッテ新井リゾートに到着したのは、午前11時過ぎ。

チェックインは午後3時なのでダメだったので、荷物をロビーに預けて直ぐにホテル内で遊び始めました。これが当日の到着直後のロッテ新井リゾートの中庭ですが、この広々した感じに、惚れ込みました。





兎に角、ホテルが綺麗です。

また、宿泊した部屋ですが、ちょっと高めのプレミアムルームにしたので、妻も大満足でした。(ここで部屋選びをミスると、ぶっ殺されますので、少々、奮発しました。笑)
ホテルの部屋

ホテルの廊下

そんな感じで、午後3時のチェックインまで、ホテル内のActivity(バギー、アスレチック、ホテル周辺の散歩)で時間を潰し、午後3時に部屋に入りました。この頃になると、妻も疲れてイライラし始めたので、とりあえず17時まで仮眠。
その後、ホテル内のレストランで夕食を取り(韓国料理)、室内温泉プールに行ったのですが、プールもこんな感じで、閑散 広々としており、誠に快適。


プールで、夜の21時過ぎまで遊び、その後、中庭で小一時間、子供達はスクーターに乗ったりして大はしゃぎです。親は星空を眺めておりました。

翻る日の丸と太極旗

初日は、こんな感じで終わりました。

2022年8月12日金曜日

【若い方からのキャリア相談、後編】 ①グローバル目線、②英語力、③専門性 がこの過激なグローバルビジネス界を生き抜くために必要と思う。

大変、回答が遅くなり、申し訳ないです。

今回は、表題の様に、後編になります。

こちらが前半。→【若い方からのキャリア相談、前編】 日本経済新聞を読み込めない日本人が、Wall Street Journalを理解できる訳がない!



ところで、今の会社の現ポジションでは、実労働時間の10%程度をボランティア活動に充てる事を強く推奨されているので、本当に遠慮なく何でもかんでも聞いてください。

こうした相談への回答を、「若者へのキャリア相談ボランティア」として会社に申請するので。


下記は、Aさんからの相談内容全文ですが、実はつい先程、別の方(Bさん)から、非常に似たご照会を受けました。


>「突然ですが、20代が今後の社会(ビジネス)で生き残るためにとるべき生存戦略についてお考えがあれば是非ブログの記事にしていただきたいです。(中略)自分自身はグローバルで活躍できる機会を得る必要がこれまで以上に不可欠になると考え、短略的だと思いますが、その切符としてのUSCPAにたどり着きました。」


私としては、AさんにもBさんにも、同じ回答になります。

同じ様な問題意識を抱えている人のご参考になる事を願い、回答しますね。



<Aさんからのメール>

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哀しみの貴公子様

 こんばんは。突然のメール失礼いたします。

大変忙しいのは重々承知なのですが、是非とも私の進路について貴公子さんの視点からアドバイスをいただければと思います。

 

私は現在、商学部に通う大学2回生の者です。海外の大学院に入り英語と専門性を身に付けることが今の目標なのですが、そこでCSか会計学のどちらを学ぶのか決めかねています

 

私の現状はこのような感じです。実は既にACCAという会計士資格(IFRS基準)の勉強を今年の8月から始める予定で、大学卒業後はイギリスの大学院で会計を更に学び、監査法人のBig4に入るというパターンを想像しています。しかし情報収集をする中で、やはりITの方が勢い、需要、給与も高いということを知り、本当に会計の道でよいのかと悩んでおります。

 

私自身、人生の目的やそれに対する価値観というのはまだ固まっておらず、とりあえず英語と何かしらの専門知識を身につけたいという風に考えています。

 

もし貴公子さんが私のような状況であれば、どのような選択肢を取るのでしょうか。

会計資格をお持ちで、現在はITの分野で活躍されている貴公子さんのご意見をお聞きしたいです。

 

お時間がある時で構いませんので、助言を頂けると幸いです。

失礼いたします。

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1. 

まず、「英語と専門性」と言うセットは、とても重要だと思っておりますので、そこに目をつけたAさんは、とても聡明だと思っております。

前編に散々、書いた様に、英語だけではダメで、専門性の方がより重要と思います。


>大学卒業後はイギリスの大学院で会計を更に学び、監査法人のBig4に入るというパターンを想像しています。


率直、素晴らしいと思います。
と言うのも、まず、①Global目線でいること。②英語を本格的に勉強しようすること。さらに、③専門性を付けようとしていること。
この3点のどれが欠落しても、これからのタフなグローバル時代を若者が生き抜くのは厳しいと思うので、この3点を今後のビジネスキャリアに於いても追い求めて欲しい。
応援する以外の言葉が見当たりません。

2.
>私自身、人生の目的やそれに対する価値観というのはまだ固まっておらず、とりあえず英語と何かしらの専門知識を身につけたいという風に考えています。

これ、超重要だと思います。
上記3点が最終的には、これからのビジネスマンに必要でしょうが、とりあえず、①と②だけでも早急に始めるべきだと思います。

私は、確かに米国公認会計士(AICPA)のライセンスを持っておりますが、如何せん、ペーパードライバーで実務のことは、全く分かっておりません。(財務諸表を読むこと位はできるし、日経新聞の企業記事の細かい部分まで理解できたり、税法の知識もそれなりにAICPAの学習を通じて学べたのは良かった部分だとは思っておりますが。)
ただ、それ以上に、私の場合は、AICPA試験を通して、英語力に対する自信を深められたのはデカかった。AICPA試験では、試験の申し込みから受験まで、米国の会計士協会サイトから自力で情報を取り、そして自力(完全独学)でクリアしたのですが、この過程が、グローバルビジネスマンを自称する自分としては、大きな自信になった。
要は、私にとっては、会計学以上に、自身の英語力を国際的に証明できたと言う事が、AICPAの資格取得をしたメリットになります。

アラフィフとなっても、世界の複数の有名企業から、それなりのポジションで引き抜きが来るのは、IT技術者としての経験と共に、英語力が評価されていると思っております。
ガチの米国企業に於いても、AICPAホルダーは、英語力を含めた基礎能力と言う意味で、それなりに高い評価を受けていると思っております。
だから、「ビジネスキャリアを通じて、外資を渡り歩くつもりの若者」なら、AICPAとは言いませんが、それに相当する様な国際的な資格(有名米国大学でのMBAとかでも)は、絶対に取得しておいた方が良いとまで、思っております。

尚、こちらは参考です。



3.

>しかし情報収集をする中で、やはりITの方が勢い、需要、給与も高いということを知り、本当に会計の道でよいのかと悩んでおります。


ここなんですよねえ。

勿論、個々人の趣向とか適性に合わせて選択するしかないので、「Aさんもよく考えてください。」としか言い様がないです。


ただ、私が見る限り、会計の仕事を楽しそうにやっている人は見たことないです。

会計士試験を通る様な人は、真面目なので、きちんとした人達だし、勉強家なんだろうけど、何か楽しそうではない。(ヤバ、言っちゃった。)

一方、IT技術者は、年取ったオッサンでも、みんな楽しそうなんですよねえ。。。

勿論、アラフィルの私も、「今日は、どんな技術に出くわすのだろう?」と毎日が楽しくて、朝からウキウキしているし、世界中の技術者と意見を交わせることにエキサイトメントを感じております。


また、年収に関しては、IT技術者は、正に世界中で引くてあまたなので、会計士よりは多少は良いと思います。(と言うか、Big4とか言っても、給料はそんなに良くないと思いますが。。。)



4 

まとめです。

①グローバル目線、②英語力、③専門性 がこの過激なグローバルビジネス界を生き抜くために必要と思う。

③は個人の嗜好により、色々な選択肢があると思うが、①と②に関しては、誰にとってもほぼやる事は決まっていると思います。

頑張ってほしい。


<蛇足>

因みに、地元公立小に通う娘には、「日本語はただのローカル言語で、パパが昔住んでいたフィリピンのタガログ語と同じだ。だから、日本語の勉強は学校で授業受ける以上の事は、一切しなくてよい。漢字の勉強とかも学校の授業だけで良い。タガログ語を深く理解しているフィリピン人インテリだって、残念ながら、グローバル労働市場で仕事は簡単に見つからない。日本語も全く同じだ。」と言っております。

誤解のない様につけ加えておくと、勿論、ガリ勉ではダメです。

数学と科学、英語こそが重要だが、最重要が体力なのは言うまでもない。」とも、子供達には、言い聞かせております。