大変、回答が遅くなり、申し訳ないです。
今回は、表題の様に、後編になります。
こちらが前半。→【若い方からのキャリア相談、前編】 日本経済新聞を読み込めない日本人が、Wall Street Journalを理解できる訳がない!
ところで、今の会社の現ポジションでは、実労働時間の10%程度をボランティア活動に充てる事を強く推奨されているので、本当に遠慮なく何でもかんでも聞いてください。
こうした相談への回答を、「若者へのキャリア相談ボランティア」として会社に申請するので。
下記は、Aさんからの相談内容全文ですが、実はつい先程、別の方(Bさん)から、非常に似たご照会を受けました。
>「突然ですが、20代が今後の社会(ビジネス)で生き残るためにとるべき生存戦略についてお考えがあれば是非ブログの記事にしていただきたいです。(中略)自分自身はグローバルで活躍できる機会を得る必要がこれまで以上に不可欠になると考え、短略的だと思いますが、その切符としてのUSCPAにたどり着きました。」
私としては、AさんにもBさんにも、同じ回答になります。
同じ様な問題意識を抱えている人のご参考になる事を願い、回答しますね。
<Aさんからのメール>
========
哀しみの貴公子様
こんばんは。突然のメール失礼いたします。
大変忙しいのは重々承知なのですが、
私は現在、商学部に通う大学2回生の者です。
私の現状はこのような感じです。実は既にACCAという会計士資
私自身、
もし貴公子さんが私のような状況であれば、
会計資格をお持ちで、現在はITの分野で活躍されている貴公子さ
お時間がある時で構いませんので、助言を頂けると幸いです。
失礼いたします。
=======
1.
まず、「英語と専門性」と言うセットは、とても重要だと思っておりますので、そこに目をつけたAさんは、とても聡明だと思っております。
前編に散々、書いた様に、英語だけではダメで、専門性の方がより重要と思います。
>大学卒業後はイギリスの大学院で会計を更に学び、監査法人のBi
>しかし情報収集をする中で、やはりITの方が勢い、需要、
ここなんですよねえ。
勿論、個々人の趣向とか適性に合わせて選択するしかないので、「Aさんもよく考えてください。」としか言い様がないです。
ただ、私が見る限り、会計の仕事を楽しそうにやっている人は見たことないです。
会計士試験を通る様な人は、真面目なので、きちんとした人達だし、勉強家なんだろうけど、何か楽しそうではない。(ヤバ、言っちゃった。)
一方、IT技術者は、年取ったオッサンでも、みんな楽しそうなんですよねえ。。。
勿論、アラフィルの私も、「今日は、どんな技術に出くわすのだろう?」と毎日が楽しくて、朝からウキウキしているし、世界中の技術者と意見を交わせることにエキサイトメントを感じております。
また、年収に関しては、IT技術者は、正に世界中で引くてあまたなので、会計士よりは多少は良いと思います。(と言うか、Big4とか言っても、給料はそんなに良くないと思いますが。。。)
4
まとめです。
①グローバル目線、②英語力、③専門性 がこの過激なグローバルビジネス界を生き抜くために必要と思う。
③は個人の嗜好により、色々な選択肢があると思うが、①と②に関しては、誰にとってもほぼやる事は決まっていると思います。
頑張ってほしい。
<蛇足>
因みに、地元公立小に通う娘には、「日本語はただのローカル言語で、パパが昔住んでいたフィリピンのタガログ語と同じだ。だから、日本語の勉強は学校で授業受ける以上の事は、一切しなくてよい。漢字の勉強とかも学校の授業だけで良い。タガログ語を深く理解しているフィリピン人インテリだって、残念ながら、グローバル労働市場で仕事は簡単に見つからない。日本語も全く同じだ。」と言っております。
誤解のない様につけ加えておくと、勿論、ガリ勉ではダメです。
「数学と科学、英語こそが重要だが、最重要が体力なのは言うまでもない。」とも、子供達には、言い聞かせております。
0 件のコメント:
コメントを投稿