2020年7月12日日曜日

【教育論】 「スクール生同士で、外で会うのを禁ず!」との指示。>感動した!

さて、小1の長女ですが、保育園はインターナショナルスクールに行って、英語漬けの生活を送っておりました。
小学校は、地元の公立小学校に通っているのですが、アフタースクールでは、インターナショナルスクール並みのコストが掛かる英語塾に毎日通わせております。
この英語塾ですが、異様にレベルが高いです。

塾内では、日本語完全禁止だし、「習い事は、英語塾の授業が無い週末にやってください。塾を学校以上に優先してください。」と言うノリです。

そんな英語塾なのですが、確かに言うだけあります。
週末の宿題を見ると、英語の文章題ですが、明らかに日本の高校生レベルの長文問題が大量に出ております。
たまに、私の知らない単語まで出てきたりするので、正直、驚きです。

英語だけではありません。
算数も、理にかなった教え方をしていると感心しております。
例えば、既に小学校2年生後半の数学を英語塾ではやっているのですが、日本の九九ではなく、欧米式のSkip Numberと言うやり方で勉強しております。
日本の九九は、あまりに良く出来過ぎていて、子供たちが歌として覚えてしまうのが問題だと思っております。
つまり、「九三、27」と覚えてしまい、9x3=27とは記憶するのだが、9X3=9+9+9
だと言う本質を理解しない事があると思っております。
欧米式のSkip Numberならば、ここの理解は完璧です。
その意味で、欧米方式の方が理論的だとさえも思っております。

さて、前置きが長くなりましたが、表題の件です。
しばらく前ですが、「スクール生同士で、外で会うのを禁ず!」とのお達しがスクールからきました。
この時期ですから、コロナ感染を恐れた接触禁止かと思ったら、そうではないとの事です。

要は、「日本人のスクール生同士がスクール外で遊ぶとどうしても日本語会話になってしまう。そうなると、スクール本来の趣旨である、日常生活でも英語漬けにすると言う目的から外れてしまう。日本語で会話するくらいなら、外で会わせないで欲しい。日本語で遊ぶくらいなら、家で、英語系のYoutubeでも見させて下さい。勿論、英語会話で遊ぶと言うルールを厳守できるのならば、スクール外で、子供同士で遊ぶのは大歓迎である。」とのことでした。

誠に素晴らしいですね。
この位、徹底しないと英語は身に付きません。
私は、このお達しをスクールから貰った直後に、感謝メールと共に、些少ですが寄付を申し出ました。

まあ、そこまで英語に思い込みがあるのなら、何で日本の公立小学校に入れたんだ?との指摘を受けそうですが、日本の小学校教育の良いところは、勿論、理解しているつもりです。
①体育の授業を系統立ててやるところ。
②音楽や図工と言った正規課目外もしっかりやるところ。
③給食が栄養面で、しっかりしているところ。
④色々な家庭環境の子供がいて、人間としての視野が広まるところ。
⑤飛びぬけて賢い子もいれば、抜群の運動神経を持つ子供がいて、多様性があるところ。

低学年の時は、上記の①と②が特に重要だと思っております。
娘には、「学校では、勉強はまあ適当にやって良いけど、運動だけは男の子にも負けたらダメだ。」と言い聞かせております。
ぶっちゃけ、小学校と言うのは、体を鍛える所だと思っております。

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