2022年1月1日土曜日

【旅行記】年末、苗場プリンスホテル2泊3日の家族旅行記。> 色々と考えさせられる旅行だった。

12月29日早朝発で、12月31日夜帰宅の2泊3日で、新潟県湯沢町の苗場プリンスホテルに家族で旅行に行きました。目的は勿論、スキーです。そんな訳で旅行記です。

<初日>

まず、12月29日の下りの新幹線ですが、怖いくらい満席です。(コロナはどこに行ったんだ?)唯一、空席があった朝6時24分発の新幹線に乗る為に、朝5時半過ぎに自宅を出て、東京駅までタクシーを使いました。

東京駅には、6時前に到着。満席の新幹線に乗りこんだのですが、考えてみれば、8歳長女も3歳長男も、新幹線に乗るのは初めてなので、興奮状態です。高崎駅までは、晴れていましたが、上毛高原駅を超えた辺りから、完全な雪景色です。

越後湯沢駅到着が朝8時前。

 越後湯沢駅からは、苗場プリンスホテル宿泊者専用バスが出ているので、事前に予約しようとしたのですが、満席とのことで予約が取れませんでした。

従って、1時間以上掛けて、路線バスで行きました。ホテル到着は、10時過ぎ。

ネットに転がっていた全景写真


このホテルですが、2011年3月に妻と2人で来たことがあり、その時の良い印象が残っていたのだが、今回は、色々と失望した。
まず、朝10時過ぎなのに、ロビーが既に人で溢れかえっております。(後で書きますが、必ずしも宿泊者が多いから混んでいるのではなく、ホテルのオペレーションが崩壊しているので、どこも劇混みとなっております。)
チェックインは15時なので、それまでは宿泊者専用のロッカーに荷物を預けるのですが、とにかく、どこに行っても混み過ぎです。

2日目(30日)と3日目(31日)の分のリフト券は、ホテル予約時に一緒に申し込んでいたのですが、初日分はチケット窓口で購入。ただ、これも大行列。チケットを買うだけで、1時間並びました。スキーセットをレンタルするのにも、1時間以上並んだので、到着初日に、スキーができる様に準備を整えるだけで、3時間以上かかりました。

率直に言って、苗場プリンスホテルのオペレーションは崩壊しております。スキーセットレンタルに1時間掛かるのは、サイズ調整とかもあるから、まあ止むを得ないとしても、なぜチケットブースをもっと大量に作らないのか?

例えば、ホテルフロントでもチケットを買える様にすれば、何てことは無いはずなのにねえ。。。大体、1300部屋以上あるホテルで、チケット購入窓口は、屋内に一つ、屋外に3つしかない。

更に悪いことに、屋内売り場からは、屋外にある窓口3つが見えないので、屋外売り場の存在に気が付かず、劇混みの屋内チケットブースで一時間以上、並ぶことになりました。(屋外のブースの方が、多少は空いております。屋内チケットブースの脇に、「屋外にも売り場あります!」って、一言、書いておいてくれれば良いのだが、そういう配慮心が皆無ですなあ。。。)

さて、スキーセットレンタルと合わせて、丸3時間の行列の末に、やっとリフトに乗りました。

こうして、初日は午後1時から、天気も良いので、スキーを楽しんだのは良かったのですが、問題は、この後に発生します。午後5時過ぎまで、散々、家族でスキーを楽しんで、ホテルフロントに戻り、チェックインしたのですが、その際に、夕食のチケットは、午後2時から5時の間に指定場所に行って引き換えないとダメだと言われました。

「まあ、スキーに夢中で引き換えできませんでした。」って、レストランで直接、交渉すれば良いだろうと安易に思って、19時過ぎにレストランに行き、また30分以上並んで事情を説明して食事しようとしたのですが、「チケットがない人はだめです。」とあっさり門前払いを喰らい、さすがにちょっと頭、来ましたねえ。笑

因みに、ホテル滞在中は、毎日、このチケット引き換えを指定場所に指定時間中に行って、やる必要があるのですが、この引き換え場所も劇混みで、指定時間の午後2時の30分以上前(つまり1時半)から並んでいても、チケットを入手できるのは午後3時過ぎになる訳で、正に行列に並ぶために、ホテルに滞在している様なモノです。

上のツイートの行列は、夕食券引き換え用のブースに並ぶ、人の波です。(朝の新宿駅顔負けですね。)

そんな訳で、家族全員、昼食抜きで(朝食もおにぎり程度だったので)、スキーしていたので空腹で全員イライラとしていたのですが、別のレストランで事情を説明したら、「食事OK」となったので、やっと一段落できました。食事を終えたのが、20時過ぎ。子供達は、朝から大はしゃぎだったので、夜9時前には寝付きました。そんな初日でした。

この夜から、天候が悪化してきました。

<2日目>

スキーセットのレンタルは継続利用なので、2日目の手続きは不要でした。本日は、リフトチケットの引き換えだけなので、屋外ブースの宿泊者専用コーナーで一瞬で交換できました。チケットはこんな感じです。(一番下のチケットは、スキーウエアのポケットに紛れ込んでいた、2011年3月のチケット)



2日目は、初日の快晴の天気とは打って変わって、豪雪の中でのスキーとなりました。朝10時から、夕方16時過ぎまで、10本以上滑りました。
小2の娘は、スキーは初めてでしたが、初日と2日目に、厳しく特訓したので、何とか初級者コースを滑れる様になりました。娘を追った映像がこれです。


<3日目>
さて、最終日です。朝6時に起きて、荷造りして、温泉に入り、食事をし終えたのが、朝8時半。チェックアウトは、朝10時までですが、どうせ9時過ぎると、また行列になるだろうと予測して、8時半にはチェックアウトしました。(これは正しい判断だったと思う。)
それでもって、朝9時前から、滑り始めたのですが、こんな感じのブリザードで、良くコースが見えません。

それでも、最終日だからと必死に滑っていたのですが、午後1時過ぎから、5メートル先が見えなくなり、隣を滑っている筈の娘も見失いかけるレベルの吹雪になり、危険を感じて、午後2時前に中止しました。
その後、ホテルバスで越後湯沢駅に向かったのですが、こんな感じで道路がホワイトアウトしており、多くの車が道路の真ん中で立ち往生しております。駅まで、非常に時間が掛かりました。全く先が見えないし、どこが道路の境界線なのかも良くわかりません。。。。


午後5時に越後湯沢駅に到着して、午後5時半の新幹線に乗り、東京駅到着は午後7時半。自宅到着は、午後8時過ぎと言う旅でした。

さて、苗場プリンスホテルですが、スキーリゾートとしては立地は申し分無いと思います。スキーを朝から晩まで、体育会バリに励む若者には、これ以上ない完璧なホテルであることは、間違いない。
ただ、家族旅行者とかカップルとかで、あくまでもスキーは旅行の一部と言う顧客層には色々と問題がありますなあ。。
この辺のことは、別記事で書きますね!

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