2020年11月12日木曜日

半導体シェア60%だった国が、30年後にシャインマスカットを語っている!

最近、日本のニュースを見てると、「シャインマスカット」と言うフレーズがやたら耳に入ってきます。要は、こういう話の様ですね。

「シャインマスカット」など種苗流出防止へ仕切り直し 政府が法改正案の説明 

>「わが国の農林水産業の発展を図るためには登録品種の海外流出を防止できるよう

>にすることが重要だ」 趣旨説明に臨んだ野上浩太郎農水相は法案の必要性をこう

>強調した。政府は、高級ブドウ「シャインマスカット」など登録品種の中国や韓国

>などへの流出が相次いでいるとして法改正を急ぐ。

ただ、こっちの記事に書いてあるけど、要は、海外での権利登録を我が国が怠ったというのが真相な様ですね。

韓国で日本の果物が無断栽培…日韓「農業戦争」が勃発していた

>しかし、今回取り上げたイチゴやブドウのケースでは、日本の農家が海外での権利

>登録の必要性に気付かず、登録期間を過ぎてしまったため、無断栽培や販売の差

>し止めが難しくなった。これでは、韓国や中国で無断栽培されても文句は言えない。

我が国にも、勿論言い分はあるのでしょうし、中国や韓国側にも言い分はあるんだろうけど、いずれにせよ、随分と細かい話に思えますね。

例えば、1980年代後半には、世界の半導体シュアの60%を握っておりました。当時、我が国は、世界の製造業の喉元を抑えており、当時の勢威と比べると、シャインマスカットとかトチオトメと言った、ブドウやイチゴの品種の話ばかりしているのが、妙にスケールダウンして見えるのだが、気のせいだろうか?それとも、シャインマスカットは、産業のコメと言われる半導体と同レベルなのだろうか?

まあ、今まで、本ブログでは、我が国の凋落を散々嘆いてきましたが、最近、日本と自分を同一視するのは止めるべきだと考える様になった。要は、世界は凄い勢いで動いているし、我が国以外の世界経済は、相応のスピードで発展しております。

自分を、日本人ビジネスマンと考えるから、我が国の平均賃金が下がっているとかのニュースに頭に来る訳で、自分をグローバルビジネスマンと考えれば、突き詰めれば、我が国の凋落なんてことは、実はかなりどうでも良いと言う事に気が付いた。

まあ、貴公子もビジネスマンとして、あと20年位は現役でバリバリ働かないといけない訳なので、グローバルビジネスマンとして、視野を広げて生きるべきなんだろうなあ。。。

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