2020年2月7日金曜日

【武漢肺炎】被害が拡大する一方で、非常に悲しいニュースです。

昨年12月の段階で、武漢肺炎(新型コロナウイルス)の蔓延に気付いて、注意喚起のために告発をした武漢の眼科医が、コロナウイルスに感染して、本日、ご逝去致しました。

South China Morning Postの記事です。
⇒ Coronavirus: Whistleblower Dr Li Wenliang confirmed dead of the disease at 34, after hours of chaotic messaging from hospital

>Li Wenliang – one of the first doctors who tried to alert the public about the
>coronavirus outbreak, only to be reprimanded by local police – has died,
>Wuhan Central Hospital confirmed early Friday morning, hours after
>initially denying reports that he was dead.

「デマを流した」との嫌疑で、警察から注意を受けるとかの「パワハラ」を受けながらも、必死に告発して、ついにはお亡くなりになられた訳で、国境を越えて、深く哀悼の意を示したい。
合掌!

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ただ、中国政府の初期対応は、確かに悪かったが、その後の動きは、さすがにDynamicです。
武漢を完全封鎖するばかりか、上海や北京も実質的に封鎖して、感染の拡大を防いでおります。
上海や北京も含めて、中国全土で休暇が延長され、経済損失度外視で、ウイルス拡大を防いでおり、「そこまで、やるか?」と言うのが、正直な感想です。
まあ、それだけ深刻な状況なのかもしれません。

一方、この件に関しては、日本政府も、珍しく頑張っていると思う。
”Floating Prison”と化した、豪華客船(ダイアモンドプリンセス)の横浜への寄港を拒否して、洋上で検査しているのはさすがです。
ただ、ダイアモンドプリンセスに限らず、多くのクルーズ船が、寄港を拒否され、アジアを彷徨っているとの事です。
⇒ Coronavirus turns Asian cruise ships into prison hulks

「こんな時期に、旅行に行くな!」と言うことなのでしょうが、彷徨っている乗客は不憫です。
週末から、週明けに掛けて、大きな動きがあるとの噂もあります。
一体、どうなることでしょうか?
固唾を呑んで、見守っております。

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