2021年10月9日土曜日

5000円スーツに想う。

まあ、時代の流れですなあ。。。 

日経の記事 ⇒ スーツ5000円時代 在宅、買うなら「普段着並み」

>価格破壊が度々話題になってきたスーツが、5000円時代に入った。AOKIホールディングスやワークマンが上下で5000円前後という紳士スーツを売り出し、完売が相次いだ。服飾大手のスーツはこれまで安くても2万円程度だった。在宅勤務が一般的になり、消費者は普段着並みの手軽さを求め始めている。

貴公子がサラリーマンを始めた1990年代は、アオキ、青山、コナカと言った紳士服量販店が国道沿いに溢れておりました。私の中では、アオキが上の3つの中では、少しグレードが高いと言うイメージがあり、季節の変わり目ごとに(つまり、年4回)、2着ずつ購入しておりました。

今でもそうだと思いますが、当時も「2着目半額」だったので、2着購入しました。よって、季節ごとに大体5万円前後。また、スーツとは別に、革靴は3か月毎に1万円強、冬場のコートは4~5万円だったので、スーツ関係だけで、年間30万円位は、ごく普通に使っておりました。この位の金額を使うのは、当時のサラリーマンの中では、極めて平均的だったと思います。

今は、どうでしょうか? 通勤時間帯の地下鉄でも、スーツ姿のサラリーマンと言うのは、ゼロではないにしても、「かなり珍しい。」と思っております。

私自身も、スーツは、ここ5年位、全く買ってないですなあ。お客さんに訪問する際も、せいぜいジャケットを羽織る程度で、ネクタイなんて絶対にしないし、ましてや革靴なんて、全く履きません。

まあ、こうしてみると、昔は、随分、本質的な事以外に労力やカネをかけていたなあと思いますね。同じレベルの話だと思うが、コロナ前には、毎週の様に新幹線に乗って、名古屋とか大阪に出張していましたが、コロナ後は普通にeMTGをするし、そしてeMTGの方が資料共有とかの面で、圧倒的に優れておりますねえ。

そんな訳で、あの毎週の出張も意味が無かった。随分と無駄な事に労力を割いていたと、最近は思う事が多い。まあ、これも時代の流れか。

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