2021年9月26日日曜日

【憂国】 No Time To Sleep ! (これこそが、アジアのビジネススピード!)

”as is" の話なので、多少、ボカシて書きますが、こんな話がありました。

懇意にしている同世代のビジネスマンがおります。外資系の機械メーカーやエンジニアリング会社を中心に機械エンジニアとして、活躍をしてきた人です。

欧州系機械メーカーの東京支店に勤務しているのですが、一年位前に、そのメーカーに某アジア系の財閥資本が大きく入りました。と言う訳で、東京支店に限らず、全世界の拠点が、一夜の内に、そのアジア系資本の傘下に入ったのですが、兎に角、経営のスピード感が半端ないとの事。

資本参加から一年程度しか経ってないのに、あり得ないスピードで、東アジアや東南アジアでの売り上げを上げたとの事。(尚、ダンピングとかして見せ掛けの売上だけを上げたとかではなく、実があって、筋の良い取引ばかりとの事です。)

少し前までは、東アジア地域では、東京支店の売上がダントツであったが、魔法な様なスピードで、東アジア全体で売上利益とも激増させ、全世界のスタッフに50万円程度の慰労金が、最近、一律に支給されたとの事。

ただ、あまりにも東アジア売上が激増した為に、東京支店の比重が落ち、東京閉鎖まで、最近は囁かれる様になったとの事。尚、その機械メーカーの機器は、最近の脱炭素化の流れにバッチリ乗っており、ある意味、バブルの要素もあるみたい。

ただ、その流れを読み切り、巨額投資を神速で決済し、実行したそのアジア系資本の決断力と資本力及び交渉力は驚くばかりです。正に、「兵は神速を貴ぶ」と言う故事(孫氏の兵法?)を地で行きますなあ。。。

その知り合いも、「何だ、この魔法の様なスピード感は?」と驚いております。言っておきますが、私のいるIT業界ではなく、産業機械業界の話です。これが、世界のビジネススピードなのでしょうが。。。。

知り合いが言っておりました。「今まで、東京支店が如何にノンビリやっていたのかを痛感した。東アジアビジネスはコロナ禍でも光速で進行しており、正に、"No Time to Sleep"だ。このスピード感についていけてない東京拠点は閉鎖するのが、経営判断としては当然なんだろうなあ。」

我が国は、本当に大丈夫なのか?  憂国!!!!



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