2020年9月9日水曜日

これが世論か!

自民党の次期総裁が事実上決定している菅幹事長ですが、私は昔から毛嫌いしております。この男は、私から見れば、何の理念もなく、ボスに屈服するだけが取り柄の卑屈で小心な男でしかない。

それでいて、冷酷かつ変な忠誠心だけはある訳です。ボスの為なら、冷酷非情な事を淡々と実行する実務家でもあり、恐らく、ナチスの幹部や731石井部隊の幹部は、こんな感じのヤツだったんだろうなと思っております。 

こんな菅ですが、安倍首相の下僕として、屈服しているだけだから、まだ良かったのだが、自民党内の派閥の論理で、次期首相との事です。

ただ、もっと驚いた事に、今まで国民人気と言う意味ではほぼ皆無だったのに、突然、「次の首相」の人気ランキングでトップに踊り出ました。

次の首相、菅氏がトップ46%…読売世論調査

言葉を失います。最近、どっかの記事で読んだのですが、ある心理学者が、前回の都知事選での小池百合子の圧勝を受けて、面白い事を書いておりました。

曰く、「選挙前に『小池圧勝』予測が盛んに報じられたので、それで、本番でも小池に投票した人が非常に多かった。人間の心理として、勝ち馬に投票する事で、『自分はマジョリティに属している。』とか『自分はみんなと同じ考えを持っているんだ。』と言う安心感が得る事ができる。」との事。

つまり、今回も、菅圧勝と報じられたことで、世の中の大多数が、勝ち馬に乗って、精神的な安心感を得たと言える。

私にはこの心理は全く理解できない。ただ、これが世論な訳でもあり、非常に興味深いですなあ。

いずれにせよ、菅首相誕生で、我が国は、ただの貧しい国ではなく、酷い国になる事は間違いないと思う。小心な人間が権力を握って、国を滅ぼした例は枚挙にいとまが無いですから。


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