2019年8月11日日曜日

あの男は、成仏したな!

先日、5~6年ぶりに、街でバッタリ、昔の知り合いに会いました。
まあ、知り合いと言っても、10歳以上、貴公子よりも年上ですが。

一時、親しくしたことがあったけど、最後の方は、貴公子はこの男に対して、不信感しか持たなくなり、意図的に、距離を置くようになりました。
以後は、一切の連絡もしなくなりました。
そんな知り合いにバッタリ、会ってしまいました。

そもそも、何で不信感を持ったかと言うと、貴公子からすると、彼はビジネスマンとして、超えてはいけない一線を越えたと言う事が原因です。
ライバルを蹴落とす為、あるいは自分の利益を極大化する為に、汚い手を使うのは、まあ許容しますが、それでも、「モノには程度がある。」と貴公子は思っております。
その「程度」を、彼は、何度も超えましたねえ。。。。

そんな訳なので、先日、バッタリ会った時も、正直、会釈だけして、素通りをしたかったのですが、妙に、親しげに話しかけてくるので、振り切る訳にもいかず、会話を始めました。

とは言いつつ、真面目に会話する気も、勿論ないので、相手が昔話をしてくる中で、貴公子は、スマホを操作しながら、適当に相槌を打つみたいな会話が数分続きました。(敬語も意図的に使わずに、タメ口です。)

適当に切り上げるつもりで、適当に話していたのですが、その内に、相手が貴公子に親近感を持って話しているのを感じました。
そんな訳で、貴公子も態度を少々、改め、スマホから手を放し、敬語で話すようにしました。

彼が言っているのは、要は、会社の愚痴と、過去の自分の行動の後悔でした。
貴公子は、今や彼に全く興味ないし、ましてや彼の所属会社にはもっと興味がないのですが、話を聞いている内に、「あれだけ、唯我独尊で、傲慢だった男が、毒にも薬にもならない、タダの好々爺になったなあ。」と感じました。

その意味で、彼は、「成仏」したと思います。
そして、人間は「成仏」すると、後は、死を待つだけです。
その意味で、彼も人生の最晩年を迎えていると思います。

貴公子は、彼との最後の方の関係では、良い思いが全くないので、正直、彼が「成仏」しようがしまいが、どうでも良いのですが、人生の儚さを感じるには十分でした。

さて、一言、断っておきますが、貴公子は、全く「成仏」しておりません。
今、全く新しいビジネスモデルを会社で考案しており、その準備が8割方完了しております。
後は、これをどのタイミングで、どういう見せ方で、世間にリリースするか?と言う事を考えております。

「成仏」をするのは、30年後だ!


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