2019年6月22日土曜日

脱力の貴公子と、ITの本質。

今週は、忙しかったです。
と言っても、仕事は大したことはなく、家庭の方が忙しかったのですが。。。

まあ、アラフォーどころか、既にアラフィフの貴公子にとって、仕事の方が忙しかったら、それはそれで大問題だと最近は思っております。

ぶっちゃけ、アラフィフで忙しい人は、自分の適性と合っていない仕事をしているか、あるいは、専門性がないかどちらかでしょうね。
貴公子にしても、IT業界に20年以上いる訳で、勿論、すべてを知っているわけではないが、普通にやっていける位の経験は積んでいると自負している訳で、仕事は正直、忙しくないですなあ。。。。

そう言えば、ここ2週間くらい、GoogleやAWSのクラウドサービスを改めて、検証しました。自社サービスとの競争力比較をする為で、自社の上の方から、指示を受け、結構、一生懸命、調べました。

その結果ですが、当たり前のことながら、GoogleにもAWSにも、凄く斬新な技術が有る訳ではない事を確信しました。
ただ、彼らは、既存の技術を上手く取りまとめて、非常に効果的にサービスとして見せる事に成功しております。
一言で言えば、「演出が秀逸」と言えると思います。

日本企業は、やたら新技術の開発にこだわるが、実はこれは、ビジネス的な意味ではあまり重要ではないと思っております。
(本当に斬新な技術で特許を取りまくれる様なモノなら、勿論、別ではあるが。)

重要なのは、既存の技術を如何に上手く整理して、そして見せるかと言う方だと思う。
どうも、日本企業はここの部分を凄い軽視しており、この姿勢こそが、欧米は勿論、アジア諸国にも追い上げられたり、抜かされている原因だと思っております。

さて、話は変わります。
今週、貴公子の周りのビジネスマン仲間で盛り上がった話題はこれです。→ レンタルなんもしない人 悩み、承認欲求は無限 

(以下引用)
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このサービスを提供する森本祥司さん(35)。大阪大学で物理学を専攻したが、挫折。教育関係の企業に就職するも他人から何かを期待されることにストレスを感じ、退社する。そんなとき、心理コンサルタントが提唱する「存在給」という言葉に引き寄せられた。「人はいるだけで価値がある」という考え方だ。
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こんな記事もあります。
→ 奇抜なサービス「レンタルなんもしない人」に依頼が殺到する理由

尚、何もしない人のTwitterはこちら。→ https://twitter.com/morimotoshoji

そう言えば、2週間くらい前に、ブログタイトルを、「哀しみの貴公子」から、「脱力の貴公子」に変更しました。
ブログタイトルを変更したときは、「なんもしない人」の事は知らなかったのですが、最近、「ガッツマン系も疲れたし、そもそも、周囲の誰もアラフィフ男にガッツを期待していない。」と考えた末に、変更しました。
そういう思考に変化する中で、「なんもしない人」を知ったのは、ある意味、運命的なのかも知れませんねえ。。。

「なんもしない人」は、雑誌でのインタビューで「成仏」と言う単語を何度も使っているが、確かにこのサービスは、悟りの境地に達しないと出来ません。
せわしい世の中のアンチテーゼですね。
現代の象徴するサービスだと思いますし、現代に必要なサービスだと思う。
ただ、類似サービスが沢山出てきておりますが、「成仏」しないと出来ないサービスであり、形だけ真似してもダメですよね。

そんな訳で、貴公子も、「レンタル、相槌を打つ人」と言うサービスを始めます。 
希望者は、コンタクトして下さいね。笑

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