2019年6月21日金曜日

東南アジアで、チョコチョコ稼ぐ日本人と基幹ビジネスを抑える中国人。

知り合いが、タイ・バンコクに旅行に行ったのですが、この旅行メモが秀逸です。
ちょっと長いですが、共有しますね。
貴公子が、言いたいことが、すべて詰まっております。


(以下、全文。一部、身バレ防止の為、編集)
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 みなさま

ひょんなことがキッカケで、旧友に会いに、先週末13日でバンコクに行って来ました。バンコクは15年ぶりなので、その変貌振りに驚きました。特に、物価です。以下、レポートです。
 (物価について)
 1、屋台またはフードコートのチキンライス、パッタイ、ガパオ等の日本でもおなじみのタイ料理は1皿およそ200円。

2、大戸屋の焼き魚定食が1100円。

3、貴公子さんの言う、ちょっと良いレストランに行くと、一人当たり4000円程度。

4、スタバコーヒー(トール)がなんと700円。

5、古式マッサージ、1時間700円。コーヒー一杯と同じ値段。

6、クレジットカードが使えないところが多い。現金主義。

7、電車の自動券売機が硬貨しか受け付けない。両替に並ぶ。スカイトレインは、70円~200円の範囲で乗れる。


8、バスに乗ると料金徴収係りにお金を払う。ドンムアン空港から街中まで高速道路を使って170円。


 9、ATMの手数料が1回あたり700円。驚き通り越して呆れた。
 

<15年前と比較した変貌について>
 1、15年前は1万円を両替したら、3日かかっても使い切れなかった思い出がある。今回、たった1.5日で1万円がすぐにななるので、何度も両替屋を探す必要があった。


 2、屋台が減った。


 3、軍事政権のために、言論の自由がかなり統制されている。Youtubeで政治批判の歌を歌ってアップしただけで、刑務所行き。


 4、スカイトレイン、地下鉄の混み様は東京を越えているが、車両の仕様は日本より上。


 5、スカイトレイン、地下鉄に乗るたびに、必ず日本語の会話が聞こえてくる。バンコク人曰く、バンコク市内では10人に1人は日本らしい。なので、15年前より日本人の数は圧倒的に増加。

 6、吉野家、大戸屋、モスバーガー、マツキヨ、無印、新宿さぼてん、ユニクロ、一蘭、紀伊国屋、ここは日本か?と言うくらい、どこに行っても日系小売店の出店ラッシュ。国内で稼げない分、バンコクで必死に稼ごうとしている日本の会社が、少し憐れに見えた。


7、小売でチョコチョコ稼ごうとする日系企業に対して、中国は銀行、金融業、建設プロジェクトでガッポリ稼いでいるように見える。


 8、ショッピングモールで、中国語でアンケートに協力させられた。


 9、日本の会社が溶け込み過ぎて、もはや昔のような「日本人ブランド」が通用しない。バンコク人も日本の経済成長が見込めないことをよく知っている。なので、日本の行きたいとか、憧れていると主張するバンコク人はかなり少数派。その少数派は、神社マニアとか、アニメマニアが多い。


 10、サイアムスクエアにあるショッピングモールの豪華さに圧倒される。駐車場は外車ばかり。


 11、自分も他人のことは言えないが、公共交通機関に乗っている日本人観光客が貧乏臭く見えた。中国人は公共交通機関は使わないようで、タクシーと貸し切りバスが主なようである。


12、ドンムアン空港、なんと、LCC専門の空港と化していた。バンコク成田往復は、空港までのアクセス料金を含めても、私の実家に帰る交通費よりも安い理由が判明。


 13、外国企業を誘致しすぎなのか、バンコクが、本来のバンコクの文化を失っているように見えた。要するにつまらない大都市へ変貌している。
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色を付けた部分を、貴公子も特に強調したい。
それと、「大戸屋が定食を値上げしたから客離れが起きている。」と言う記事を、Yahooでついさっき読んだが、まことに貧乏くさい。
バンコクの方が、遥かにリッチですなあ。。。

 

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