2018年9月10日月曜日

【教育論】このテーマ、ヤル気が出てきました。

さて、「教育論」と仰々しく書いておりますが、当たり前ながら、別に人様に誇れる様な子供教育を貴公子が出来ている訳でありません。
ただ、妻と相談して、自分たちの価値観に合うものを必死になって、Try&Errorで試みていると言う状態です。

よって、他の家庭の子育てに口を出す資格も、その気も貴公子には、全くないと言う事を、改めて明確にしておきます。
単に、「貴公子の家庭ではこう考えて、実践しております。」と記載するだけで、参考にされる方に、情報提供できれば幸甚であるし、「俺はそうは思わない。」と言う方は、スルーして頂きたいと思います。

子供を持つ親は(貴公子もそうですが)、皆、半狂乱になって子育てしております。
よそ様の子育てに口を出すつもりは毛頭ないと言う事を、何度でも強調します。

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と前置きは、この位にして、早速、記載しておきます。

まあ、多くの家庭でそうでしょうが、2歳までは、兎に角、「可愛い、可愛い」で育てました。わがままさせ放題でした。

3歳からは、Discipline(訓練)期間と位置付けて、「手のひら」を返したように、厳しくやりました。
皆が静かにしているところで、騒いだら、厳しく叱る。
朝起きて、挨拶しなかったら、泣くまで、説教するとかそんな感じです。
まあ、ここも多くの家庭で実践している、良くある教育法だと思います。

4歳になったら、大人に対しては、丁寧語を使うと言う事を徹底しました。
保育園の先生に対して、友達言葉で話した時は、激怒するとかそんな事ですが、これもごく普通の事かと思います。
少し他と違う所としては、4歳からは、女の子なのに、打撃格闘技系の道場に無理やり通わせております。笑
別に、「女格闘家」にしたい訳ではないですが、1発や2発、殴られたり、暴力現場に遭遇した時に、怖がる様な事が将来無い様に、敢えて、「凄惨な世界」を見せております。(元格闘家の貴公子が、毎週末、連れて行っております。)

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さて、問題は、ここからです。
妻は、韓国人である事もあり、子供は、言ってみればハーフです。
子供にどの様に教育するか? は、保育園児の長女誕生以来の大きな課題でした。

新宿にかなり設備が充実した韓国人学校があるが、「小学校からはそこに入れるのか?」と言う事も含めて、議論したのですが、妻としては韓国式詰め込み教育は、有り得ないとの事であります。
一方、貴公子としては、日本の保育園から、日本の小中高へと進むのも、ちょっと違う気がしておりました。(英語力が育たないのを怖れるし、ましてや、エスカレーター式のお嬢様学校に入れるとかはあり得ません。)

妻も私も、欧米志向が強いので、「アメリカに移民して、向こうで子育てしようか?」とかも真剣に議論したのですが、これはこれで、そう簡単じゃなかったです。

必然的に、「東京のInternational Schoolに入れるしかないよね。」と言うところまでは、娘が2歳くらいの時には、決めたのですが、「では、どこのInternational Schoolが良いのか?」と言う具体例になると、決め切れません。

まず、麻布にあるAmerican Schoolは、あまりにもアメリカ過ぎるので、「娘は、日本人と韓国人のハーフであるけど、アメリカ人じゃないよね。」と言う結論に至りました。
同様に、インド系のInternational Schoolは、インド過ぎました。
そもそも、インド人の英語は、貴公子からすると、「インド英語」であり、シンガポール英語とかJapanese Englishと同じで、「本物」ではないと思っております。

一方で、YMCAが運営するInternational Schoolは、とても雰囲気が良かったのですが、あまりにも宗教的過ぎるし、そもそも、のんびりし過ぎで、ハングリー精神が育たないと考えました。

勉強が厳しくて、Global感覚もあると言う意味では、日本人理事長が経営するInternational Schoolもあるのですが、如何せん、学校の設備が貧弱過ぎます。
あれじゃあ、娘が可哀そうです。

そんなこんなで完全に、International School選びは、暗礁に乗り上げました。
ただ、改めて妻と話し合い、「娘は、日本人と韓国人のハーフであるので、国籍選択できる18歳までに、日本語と韓国語を完璧にしてあげよう。英語をNative並みにする事は、絶対に必要だが、アメリカ人として教育するのは止めよう。」と言う当たり前の結論に落ち着きました。

こう方針が決まると、後は早いです。
具体的に、どうするのか? までは書きませんが、概略はこうです。
まず、現在、通っている日本の認可保育園(これはこれで、素晴らしい。英語、化学、数学、日本語、剣道、体操までの授業がある。)を即退園し、認可外の英語保育園に入れる事にしました。

International Schoolとどう違うの? と思われるかもしれませんが、ここは「日本語環境で育った子供を、Native同等のバイリンガルに育てる。」をモットーとしており、あくまでも、日本人に対する教育になります。
この辺は、子供自身のIdentityと言う意味でも、完全に同意できます。
(怖れるのは、ある意味、無国籍のInternational Schoolの中では、自分のルーツがどこなのかが、将来、分からなくなることです。)

英語保育園は、都内に沢山あるが、多くは、英語で遊んでいるだけで、厳しく教育しているところは、意外な程、少ないが、ここは非常に厳しいです。
尚、この認可外英語保育園ですが、International School並みに高額ですので、カネの問題ではなく、子供のIdentityの問題で、こっちを選択したと強調しておきます。

では、日本語と韓国語教育はどうするんだ?
と言う事ですが、日本語は、貴公子が毎晩1時間、韓国語は妻が毎晩1時間、厳しく教育する事にします。
もっとも、貴公子も妻も、幼児教育の専門家ではないので、別途、日本語と韓国語の家庭教師を雇って、そのプロ教師が教えた事の補習をすると言う感じになりますが。。。
まあ、貴公子と妻の負担は増えますが、「子供の教育以外に、特にやる事もない。」と言う事で、同意しているので、ここは頑張ります!

そんなこんなで、当面、英語の方はこれで良いと思う。
ただ、保育園を卒園後、小学校を新宿の韓国学校とするか、日本の公立とするかは議論の余地があります。

英語教育を考えると、日本の公立小はダメですね。
新宿にある韓国学校の方が遥かに充実しております。
新宿にある韓国学校は、国際学校を自称しているだけであり、英語教育は非常にきちんとやっております。

一方、仮に、日本の公立小を選択した場合は、近所に、これまたInternational School並みの金額ですが、毎日3~5時間通うような、英語アフタースクールが別にあるので、それを選択する可能性があります。
(因みに、お受験をして、私立のお行儀の良いお嬢様学校に入れる気は、全くない事は強調しておきます。兎に角、「タフなグローバル人材」に育って欲しいので。)

いずれにせよ、日本人と韓国人としてのIdentityを確立しながら、英語は、Native並みにして、運動も人一倍して、体力を付けさせるを基本方針としております。

次回は、日本語と韓国語の取り組み、また、算数に対する取り組みを書こうと思います。
御参考になれば。

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