2016年11月17日木曜日

ビットコインをデビットの様に使うサービス

日経にWirexと言う仮想通貨業者の新サービスが記載されておりました。

ビットコインでどこでも買い物 17年、日本円にも
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO09492430U6A111C1000000/?n_cid=DSTPCS003

>仮想通貨のビットコインをスマートフォン(スマホ)の画面で米ドルやユーロへと
即座に両替し、デビットカードとして利用できる――。

Wirexのサイトはこちらです。(日本語) ⇒ https://wirexapp.com/ja/

仮想通貨やBlockchainを研究して、丸1年。
色々な応用サービスを考案し、社内外でビジネスへの応用性を打診してきましたが、Blockchain技術はあまりに先進的過ぎて、IT関係者以外のビジネスマンにはアピールできなかったですね。

特に、Blockchain技術は、技術的に尖がり過ぎて、実証実験以上への適用の段になると、突然、ハードルが上がり、実ビジネスへの応用には、まだまだ時間が掛かると結論付けておりました。

しかし、このWirexは、仮想通貨と言う王道の中でも、ビットコインと言う超王道でビジネスを展開しております。
技術的な新規性は皆無であるが、仮想通貨と現実通貨の交換を、電子財布内で即座にかつ、自動的に行うと言う、ビジネススキームを思い付いて、それを実行した訳ですね。

>「Wirexのアプリに自分が所有するビットコインを登録すれば、簡単な操作で
>米ドル、ユーロ、ポンドへと両替できる。ビットコインを買い戻すことも可能だ。
>米ドルなど既存の通貨に両替するとその金額分だけデビットカードの支払いに使える。
>VISA/マスターカードが使える世界200カ国・地域、3500万以上の店舗で利用できる。
>ビットコインを自由にどこでも使えるようにするラストワンマイルのサービスだ」

まあ、誰でも思いつくことです。
実は、貴公子もビットコインを勉強して、すぐに思いついたサービスですが、それを実行に移す、コネもパワーも無かったですなあ。。。

>当面は、仮想通貨への興味が高い先進ユーザーのほか、ビットコインを投資対象とし
>て見ている人や、海外旅行の機会が多い人が中心だろう。将来ビットコインが給与や
>報酬の支払いにも使われるようになれば、状況は一変する。

まあ、そうなんでしょうね。
世界中で、使える通貨がスマホアプリの中に入っており、海外送金も自由自在な訳であり、尚且つ、クレジットカードの様に、バカ高い手数料が掛かる訳でもないのです。
要は、消費者にとっても、小売店にとってもメリットしかありません。
このままでは、クレジットカード会社は、潰れますねえ。。。

> 「既に我々は日本のスタッフにビットコインで報酬を支払っている。Wirexで
>ビットコインを受け取れば、現金にしてもいいし、デビットカードで買い物をしても
>いい。特に世界中を飛び回っているフリーランサーなどは、世界中どこでも楽に報酬
>が受け取れるので利便性が高いと感じるはずだ」

まあ、そうなんだろうけど、ビットコインで給料をもらった場合、所得税はどうなるのだろうか?
ビットコインは、美術品と同じく、嗜好品という位置付けで通貨ではないから、所得ではない筈。
つまり、税金ゼロなのであろうか???

兎に角、Wirexのこのサービスは凄い。
でも、多分、気が付いたのは、貴公子の方が早かった訳で、その意味で、何か悔しい。笑

0 件のコメント:

コメントを投稿