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2016年10月23日日曜日

コスパが悪い!

コスパ(Cost Performance, 費用対効果)の話です。

貴公子自身も人の事を言えないが、私も含めて、個人も会社もコスパ意識が無さ過ぎると、下記のCNNの記事を読んで思いました。
→ Venezuela's deepening crisis

ベネズエラ経済は既に崩壊し、政治的にも不安定であり、国家崩壊レベルにあるとの記事です。
知り合いが勤務している会社は、ベネズエラでいくつか大きな取引があり、数年前から、債権回収に苦労していると聞いておりましたが、今回の経済危機で、正にとどめを刺されたことでしょう。
要は、債権回収は不可能となった筈です。(ベネズエラ政府も無い袖は触れない。)

ベネズエラ関係のプロジェクトに関わっていた彼とは、ある程度、懇意にしていたので、ざっくりした状況は把握しているつもりですが、その方は、とても仕事熱心で、全身全霊で、かの国で仕事をしておりました。

しかしながら、彼がどれほど頑張ろうと、ああいう国での仕事は、そもそもが上手く行く訳がありません。
「苦労だけ多くて、利益が出ないどころか、最終的には大赤字」と言うプロジェクトならば、いっその事、会社は無駄なアクションをせずに、スタッフを遊ばせていた方がまだマシです。

「なぜ大赤字となるプロジェクト」と最初から分かっている仕事に、何も考えずに突っ込むのか?

思うに、日本企業は貧乏性の所があり、日本企業のトップマネジメントは、「従業員を遊ばせておく位なら、利益ゼロでも突っ込む。」みたいな変な突撃精神があります。
結果として、従業員を無意味に疲弊させ、会社にも大きな損失をもたらす訳です。

孫子の兵法を持ち出すまでもなく、ビジネスでは、「勝てるところで勝つ!」と言う思想が必要な筈です。
そうであるのに、リスクも十分に検討せずに、言葉も企業文化も違うエリアに突っ込んで行き、最終的には、痛手だけ負って、プロジェクトを終える訳であり、誠にバカっぽいと思う。

そう言えば、最近、別の知り合いから転職の相談を受けました。
語学的な才能があり、複数の言語をネイティブレベルで自由に操るのですが、「ビジネス界で今後も生き残っていくためにも、英語力をもって磨いて、TOEFLでの満点を狙っている。」とのお話でした。

貴公子 「英語力は、既にNativeレベルで、貴公子よりも上な位なのに、今更、難解な英単語を数千語、覚えたところで意味がない。仮にTOEFLで満点を取ろうとも、貴方の場合は、新たなアピールとはならないと思う。」

貴公子 「要は、コスパが悪い。これから1000時間、英語の勉強をして、TOEFL満点を取るくらいなら、300時間勉強して、新しい言語(例えばロシア語、フランス語、アラビア語をあたり)を、初中級レベルに引き上げた方が、コスパが良いと思う。」

そんな話をしました。
まあ、偉そうに他の人にアドバイスしながらも、貴公子もコスパ意識が希薄過ぎますので、反省しております。

今の会社では、海外事業開発をしておりますが、今の会社の強みを生かして、「如何にリスクを押さえながら、ラクに果実をもぎ取るか?」を考えないといけません。
チャレンジングな要素が1つか2つは、あっても良いが、それが3つも4つもあるのだったら、手を出すべきではないと思う。
要は、コスパを常に意識しないといけません。

まあ事業開発レベルで、戦略を見誤ると、会社全体が暴走し、最終的には「御臨終」となる事は、拓銀でも前職の会社でも痛いほど、経験しているので、ここは責任感をもって、しっかりと会社の戦略を「監査」してゆきたいと思っております。

個人レベルの話をすれば、今の貴公子にとってコスパが最高なのは、プログラミング開発能力の習得です。
1000時間勉強して、韓国語を習得するよりも、300時間で複数言語(Java, Python, Rubyあたり)を押さえることが、遥かにコスパが良い筈です。

兎に角、日本人は「職人精神」を間違って理解しており、コスパ意識が無さ過ぎだと思う。
因みに、ヨーロッパにもアメリカにも中国にも、職人精神は勿論ある訳で、売りが「職人精神」とか「おもてなし」だけな国と言うのも、どうかと思うが。。。

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