2016年8月21日日曜日

【書評】 コンビ二人間 ~不覚にも読書に嵌り、週末が過ぎました! 

この週末は、やらないといけない事は、実は結構あったのですが(仕事関係の調べ物、CPE等)、読書に嵌り、全然、予定が進みませんでした。


まず、今年の芥川賞受賞作、「コンビ二人間」が文藝春秋に掲載されているのを確認して、普段は買わないこの雑誌を買いました。
因みに、ハードカバー本で購入すると、1400円もするのに、文藝春秋誌では、他のレベルの高いビジネス記事とセットで、880円で購入できます。
文藝春秋誌、お勧めです。

ハードカバーで買うのなら、こちらです。




普段、純文学は読まないのですが、「コンビ二人間」は話題になっている事もあり、珍しく読みました。
で、感想ですが、主人公のコンビ二勤務の女性が、変わり者過ぎて、感情移入できませんねえ。。。
確かに、現代社会の不寛容さを鋭く、そして面白おかしく書いているとは思いますが、主人公に感情移入できないので、しょうがないですねえ。。。
やはり、純文学とは、波長が合わないと言うことなのでしょうね。

ただ、その一方で、コンビ二を爽やかに描いているのも事実であり」、作者の「コンビ二愛」を感じます。
貴公子も、コンビ二でバイトをしたくなりました。笑

さて、本棚を整理していたら、昔、読んだ本が出てきました。
アーネスト・ゲルナーの「民族とナショナリズム」です。

ゲルナーは、イギリスの政治哲学者で、20世紀を代表する知識人としての名声を確立しており、彼の代表作が、1983年発行の「民族とナショナリズム」です。
ナショナリズム研究では、世界的なバイブルとなっている本であり、10年くらい前に読んだ時は、特に感想も無かったのですが、最近の世界各国の右傾化を眺めると、改めて「読むべき」と思い、この忙しいのに読み始めました。


まだ読み始めたばかりですが、やはり政治経済系の本の方が、すんなり頭に入ってくるし、面白いですね。
面白いんだけど、CPEもやらないとなあ。。。

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