2015年12月23日水曜日

【ITの技術】 Dockerと言う革新的な技術の出現に驚く!

下記の2冊の技術書を、今月読破しました。 
- 「仮想化」実装の基礎知識 単行本
- VMwareハイブリッドクラウド徹底活用ガイド(日経BPムック)




両方の本とも、基本知識とか言いながらも、仮想化の概念を完全に理解していないと読み進めない訳で、年季がない技術者は読み進めるのが、大変だと思います。
まあ、仮想化と一口で言ったって、CPUの仮想化、HDDの仮想化、LANの仮想化とか色々とあり、そうした要素技術の上に、VMWare VsphereとかOpen Flowとかの技術が集大成として載っている訳で、中々、読み応えがあります。

先月、参加したVMWare社のForumでは、VMWare社の「わが世の春」を感じ、仮想化技術を改めて勉強する為に、読み進めました。
しかし、Microsoftでさえ、その優位性が急速になくなった様に、ITの世界はやはり早いです。
関連技術をネットでも調べている内に、Docker Containerと言う技術が急速に普及しつつあります。
細かい技術説明はこちら→ 今からでも間に合うDockerの基礎。

この技術は、従来のサーバ仮想化の概念を覆すものですね。
完全に普及しつつあるサーバ仮想化技術と、世界的に圧倒的なシェアをもつVMWare社を、一気に駆逐するパワーを秘めた新技術です。

サーバ仮想化技術自体も、最近は、VMWareとは別のOpen Stacksと言うLinuxベースの無償技術が出てきているし、その意味で、今、わが世の春を謳歌するVMWare社は、「前門の虎(Docker Container技術)、後門の狼(Open Flow技術)」に見舞われております。

盤石に見えるVMWare社の春も長くないかも知れませんね。


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