2015年4月3日金曜日

寂れたアミューズメント施設で、地方衰退を考える。

先週末に、本郷&上野で、花見をしたことは書いたのですが、その前週末は、千葉県館山市にある、熱帯植物園に家族で、ドライブがてら行っておりました。(南房パラダイスと言う施設です。)

まず、兎に角、遠いですね。
行きは、東京湾岸部から、東京湾アクアライン経由で、3時間。
帰りは、東関東自動車道経由で、5時間掛かりました。
5時間と言えば、大阪に行ける時間ですね。
館山は、日帰りで行くところではないと、改めて痛感しました。

往路は、片道800円に値下げされている、東京湾アクアライン経由で行ったのですが、あの海ほたるインターの渋滞は、いつもながらイライラします。
大体、あんな所にインターを作れば、渋滞するのは自明な訳で。。。
海ほたるインターは、渋滞緩和の為にも、休日は閉鎖すべきでしょうね。

と言う訳で、目的地に着くまでに、クタクタ。
着いたら着いたで、一軒しかない食堂は一杯で、随分と待たされました。
明らかに、人手不足です。

それに施設内ですが、まあ熱帯植物園自体は、良いとは思うのですが、値段が高いし、こちらも人手不足で、施設メンテがダメですね。
併設されている動物園も、全然、駄目だし。。。。
いくらなんでも、大人一人、1800円を払う価値があるとは思えませんでしたね。

自宅近くの夢の島の熱帯植物園は、確か200円ですが、そっちの方が、圧倒的に充実しているし、豊富な人手で、メンテも行き届いております。
また、小石川の植物園は、確か大人400円だが、小石川の豪華絢爛さとは、比較にもなりません。

東京に住んでいると、あらゆる施設の利用料金が、安い上に、世界レベルであるので、地方の観光施設に時間を掛けていく意義が見出せませんね。
「人口が少なく、人が集まらない。→ 利用料金を上げる。→ ますます集客が落ちる。」と言う悪循環が、地方のアミューズメント施設では発生しておりますね。

何か寂しい事ですが、人口減少→東京一極集中→地方衰退が、顕著な我が国では、止むを得ないのかも知れませんね。



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