2014年3月4日火曜日

【週刊貴公子】 ロシア帝国主義に思う。

CNNやBBCでは、ここ1週間位、大騒ぎをしておりますね.

ロシア軍が、ウクライナを突然、侵略しました。
正に、ロシア帝国主義の復活です。

CNNの記事です。
http://edition.cnn.com/2014/03/03/world/europe/ukraine-tensions/index.html?hpt=hp_t1
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Moscow has defended its parliament's approval of President Vladimir Putin's use of military force to protect its citizens in the Crimean Peninsula -- an autonomous region of eastern Ukraine with strong loyalty to Russia -- despite its G8 partners condemning its military buildup in the country and demanding that it withdraw
"I repeat: This is a matter of defending our citizens and our compatriots, of defending the most important human right -- the right to life," Russian Foreign Minister Sergey Lavrov said at a U.N. human rights meeting in Geneva, Switzerland.
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「自国民保護の為に、外国に軍隊を派遣する。」と言うのは、侵略国の常套文句です。
江戸末期の日本では、生麦事件が発生しました。
英国人旅行者が薩摩藩士に無礼打ちされたのを機に、英国艦隊が薩摩藩を攻めましたね。
アメリカも、トンキン湾事件を機に、ベトナム戦争に本格参戦したしたしねえ。
2011年の3月11日の大震災の直後は、「隣の大国(あえてどことは言いませんが)が、自国民保護と混乱収拾と言う名目で、東京に侵攻して来るのでは?」と、本気で心配しました。

ウクライナは、小国ではありません。
国土面積は、日本の1.5倍程度はあり、人口も5000万人に近いですし。
肥沃な黒土地帯を背景にした、一大農業国であり、それなりの経済力もあります。
ウクライナのWIKIはこちら

ただ、軍事力が弱かったということでしょうね。
こういうのを見ると、「ペンは剣より強し。」なんて言うのは、所詮、書生論であることを、再認識させれらます。
国連も、ロシアに自制を求めるだけで、何も解決できておりません。
こういう時の国連の無力さには、いつもイライラさせられますねえ。
「一発の銃弾は、どんな理屈よりも強い。」と言うのが、リアルな世界の話でしょうね。

兎に角、軍事力の無い国家は、他国に蹂躙されると言う、悲しいまでの現実ですね。
我が国が、他国に干渉されることもなく、独立を保っているのは、米軍のプレゼンスが大きいからであるが、米軍におんぶに抱っこでは、あまりにも情けないし、危険でもありますね。
米軍だって、所詮、他国の軍隊であり、いざとなったら、我が国の為に、血を流すことなど、ありえませんしねえ。

自衛隊の増強と憲法改正が、独立国として、不可欠だと思う。
兎に角、我が国は、このウクライナの事例を、深刻な教訓とする必要がありますね。

それにしても、ウクライナ人の気持ちを考えれば、やりきれないニュースです。

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