2013年11月22日金曜日

【USCPA】 総括補記2。完全独学に対する所見。

USCPA絡みの記事は、人気ありますね。
昨日アップした、「総括補記」は、凄いアクセス数ですね。
と言う訳で、調子に乗って(笑)、完全独学を考えている方の為に、実体験に基づき、完全独学を総括します。

ネットを眺めている限り、この試験を日本人で受験する人は、ほぼ全員が予備校に通っている様に見えます。
貴公子が、3年間のネットサーフィンで出会った完全独学者で、この試験に合格した人は、
知る限り、貴公子を含めて3名しかいません。

因みに、他の2名の方のブログは下記です。

http://d.hatena.ne.jp/accountaro/20100828/1282974127
こちらの方は、ベトナムにて、仕事を8ヶ月中断して、完全独学で取得した、強い精神力の方です。
東大卒との事なので、きっと、とても優秀な方でもあると思います。

http://martedi.exblog.jp/17147513/
一方、こちらの方は、New Yorkで大学院に通っている方の様です。
きっと、英語力は、貴公子よりも高いのでしょう。

まあ、あえて、共通点を探せば、貴公子も含めた、3名の独学者に言えることは、
それなりに基礎があったと言う事でしょうね。
(要は、それなりに高い英語力があったと言う事だと思います。)
また、貴公子以外の上記2名の方は、比較的、勉強に時間を割ける環境にあったと思います。

とは言いつつも、合格した方の多くが、予備校を利用していると言う現実があります。
ただ、当たり前の事ですが、予備校に真面目に通ったからと言って、合格が保証される訳でもないし、行かないからと言って、合格できない訳でもありません。

以前、入手した確度の高い情報では、「大手予備校に真面目に、最後まで通い、何回も本試験を受けている人達」と言う、それなりの母集団の中でも、この試験の最終合格まで辿り着くのは、7~8名で、一人と聞いた事があります。
つまり、「真面目に予備校に通ったからと言って、合格するわけではない。」と言う、超当たり前の結論が導かれます。
逆に言えば、「受かる奴は、予備校に行こうが、行くまいが受かる。」とも言えると思う。

貴公子の場合は、独学で良かったと思っております。
昔から、真面目に「先生の言う事を黙って聞く。」と言う事が、苦手であるし。。。。
一方、優等生タイプの方(例えば、出身大学を優秀な成績で卒業した様な方)は、予備校に通った方が効率的だとは、思います。

まあ、ここまでは、一般的な話だと思います。
しかし、ここから、完全独学者の「精神的な優位点」を、内面的に掘り下げて、以下に書きます。

貴公子は、完全独学者でありますが、だからと言って、「完全独学者が偉い!立派だ!」とは、思いません。
経済的な理由で、予備校に通えずに、止むを得なく、「完全独学者」となった人とは違い、貴公子は、通おうと思えば、現金一括払いで、予備校に通うことは可能でした。

「では、なぜ、予備校に行かなかったのか?」と言われれば、「手続きも含めて、自分でやってみたかった。あるいは、やるべきだと思った。」と言うのは、半分はあります。
でも、もう半分は、「逃げ道を作っておきたかった。」と言う気持ちも、正直あったと告白します。

どういう事かと言えば、「もし、100万円近い受講料を支払って、完全合格できない場合の挫折感が怖かった。」と言うのがある。

逆に言えば、完全独学であれば、仮に途中で挫折しても、「まあ、趣味の延長でやってただけだから、しょうがないよね。」と、自分を慰める事が出来ると、受験当初は思いましたねえ。。。
要は、ダメな時に、自分自身を納得させる為の準備を、意識的あるいは、無意識的に行っていたと言う事になります。(本当に、マジになったのは、FARに合格した後の2012年8月からの一年間でした。)
この当初の「逃げの思想」のせいで、合格まで3年間も時間が掛かったと思います。

上記の姿勢に対して、賛否はあるでしょうね。
ただ、一方で、「深く考えずに、あるいは、よく調べもせずに、100万円ものカネを、いきなり、予備校に突っ込むのも、あまりにも、無謀だ」とは、思います。

試験に合格した後だから言えるのかもしれませんが、おそらく、もっとも効率的な方法は、「完全独学」でも、「いきなり予備校」でもなく、1年位、独学して、自分で適性を確かめた後で、予備校に通い始めると言う事かも知れません。

最初から、最後まで独学と言うのは、Bestではないでしょうね。
何かの御参考になれば!!!
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