2012年1月10日火曜日

牙をむく、組織。(オリンパス問題)

オリンパス社が、今回の一連の粉飾決算騒動の責任を取らせる意味で、自社の幹部十数名に、数億から数十億円の損害賠償裁判を興すとの事です。

http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20120110/79ixj5/140120120110063041.pdf

http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20120110/79ixj6/140120120110063042.pdf

厳しいですね。
だが、正しい。

この10数名の中には、「善管注意義務」に違反しただけで、積極的に不正に関与した訳でもない幹部スタッフが多数含まれている様だが、これだけ世間を騒がし、日本企業の信用を失墜させた以上、優良会社として、責任を明確化しない訳には行きませんねえ。

私が以前、在籍していた拓銀もそうであったが、問題が発生した際には、誰かに責任を取らさせるしかなく、これは、組織の生理行動ですね。

厳しいが、組織の文法によって、上記の様な「裁き」は、止むを得ないでしょう。
現社長は、人間的にはいい人の様だが、あなたも確かに悪かった。。。。
何がか???
「運が悪かった。」と思うし、不正を糺す勇気がなかったと言い切りたい。
ビジネスマンとして、色々と考えさせられる今回のオリンパス騒動です。

0 件のコメント:

コメントを投稿