2012年1月8日日曜日

国際公約を、こんなに簡単に撤回できるのか???


京都議定書からの離脱に関する、産経新聞の記事です。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120106/plc12010608250007-n1.htm

(以下、引用)
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政府は、2020年までに温室効果ガス排出量を1990年比で25%削減するとした現在の目標を下方修正する作業に本格的に着手する。東京電力福島第1原子力発電所事故を受けたエネルギー政策の見直しで、発電中に二酸化炭素(CO2)を排出しない原発の推進が困難になったためで、現実的な目標を提示する方針だ。
昨年末の国連気候変動枠組み条約第17回締約国会議(COP17)では、12年に期限を迎える京都議定書の延長が決まったが、日本は削減義務を負うことを拒否する方針。
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私は、そもそも京都議定書には、反対の立場だったので、京都議定書を離脱する事自体には、賛成です。国益に叶うと思う。
米国も、クリントン大統領時代に批准した京都議定書から、ブッシュ大統領が簡単に離脱した様に、前例が無いわけでもないですしね。
ただ、日本は、背伸びして有り得ない数値目標を国際公約しながら、こうも簡単に、方針転回することに、違和感は感じます。
国際的な信用を失いますしね。
「どうせ出来ない事を、頑張ります!」と、自己満足的に公約した、2002年の小泉自民党政権時代の安易さを嘆く。

因みに、京都議定書の詳細はココ。
→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E8%AD%B0%E5%AE%9A%E6%9B%B8#.E5.90.84.E5.9B.BD.E3.81.AE.E5.8F.96.E7.B5.84.E7.8A.B6.E6.B3.81

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