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2010年6月10日木曜日

激闘マニラでの4年間 (第6章 マニラ日本人社会)


つい先日、マニラ時代の同僚(J氏)からメールを貰いました。
(彼は、未だ某日系中堅企業の駐在員として、マニラ勤務しており、既に、在マニラ10年を超えております。)
マニラには、マニラ新聞と言う日本語の新聞があり、その新聞には、最近、「新移民日記」と言う日本人社会に関するコラムが有るようです。
J氏は、そのコラムのいくつかをPDF化して、親切にも添付してきてくれました。(有難う!)

その記事を読んでいて、私も、あの日本人社会を思い出しました。

という訳で、今回は、「あの日本人社会」について、書いてみようと思います。
率直に言いましょう!
比国の日本人社会に3つの階層があります。
それはまるで、インドのカースト制度の様です。(笑)
最高位は、日本企業から派遣されている駐在員です。
第2位は、比国企業に勤務している現地スタッフ。
第3位は、ただ、うろうろしている日本人。
因みに、駐在員とそれ以外の差は大きいです。
一方、第2レイヤーと第3レイヤーは、殆ど一体化していると言うのが私の理解です。
私は、第2レイヤーと第3レイヤーを行き来しておりました。
ついでに言えば、駐在員の世界にも、大商社系等の第一線級と、中堅企業からの準一線級で、
身分が全然違います。特に、駐在員の奥様連中の間では、その差は歴然としており、
江戸時代の旗本と足軽同心位の差別が有るようです。(まあ、くだらない話ですが。)
2社目の小さな日比合弁企業に現地採用で勤務していた10ヶ月間の事を書きたいと思います。
その事務所には、駐在員の日本人ボスが一人だけいましたが、そのボスの差別意識は凄かった。(笑)
「現地採用のお前の様な人間は、クズだ!」と、現地採用の私の前で、いつも吠えておりました。
今でも、忘れないのが、私がある程度の売上を上げた時に、「褒美」と言う意味合いで、典型的な日式カラオケ(隣に若いオネーチャンが座る様なカラオケ。2時間、一人5千円程度。)に私を連れて行き、下記の様に言い放ちました。
「これが、俺ら駐在員の世界だ!現地採用のお前は来たことも無いだろう!」
「売上を上げて、俺を満足させたら、また連れてきてやる!」
正直に告白すれば、そう言われた時は悔しかったですねえ。
因みに、その様に、面と向かって言われた時も、表面的には無表情であった筈。
そういう時に、感情を顔に出す程、アマチュアではないと自負しております。(笑)
しかし、しばらく経って、ボスの率直な発言に感謝する様になりました。
どういう事かと言えば、下記の様に考えるに至ったからです。
「如何に、高邁な思想を掲げ、比国のローカル社会で頑張ろうと、それは単なる自己満足に過ぎない。比国で死にそうになりながら、月給3万円で一日15時間、仕事している日本人(貴公子の事)なんて、一般的な日本人社会から見れば、単なるルーザーでしかない!」
あの時の、あの駐在員のボスの言葉が、ある意味、転機でしたね。
客観的な事実を、目の前に容赦なく、叩きつけられた様な気分でした。
目が覚めましたねえ。(笑)
前置きが長くなりましたが、貴公子の意見を述べましょう!
冒頭で述べた、「新移民日記」の記事は、そうした現地採用社会や「比国でうろうろしている日本人」の実像を描いたもので、私としては、ノスタルジーには浸れる面白い記事だ。
そうではあるが、同時に、記事内容のレベルは低い。
国際ビジネスが、欧米、中国、インド、そして「わが祖国、日本」を中心にダイナミックに
動く中で、泥沼を這い回る様なビジネスを、あえてする必要もないし、ましてや、そこに変なロマンや幻想を見出すべきではない。
もし、そこに生きがいを見出しているのだとしたら、それは、ビジネスの世界の話ではなく、NGOとか個人の趣味とか、あるいは冒険家とかの「非ビジネスの世界」の話だ。

泥沼での殴り合いは、それはそれでエキサイティングである事は認めるし、私もそう思っていたが、国際ビジネスマンであるならば、大海を泳ぐ事を目指すべきだ。

以前も書いたが、「若者よ、楽に生きろ!」とは決して言わないが、「くだらない苦労はすべきではない。」と、何度でも言いたい。

もう一度言います。
「東南アジアでの現地採用に変なロマンを持つべきではない。」

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