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2010年6月2日水曜日

書評~狙われた日華の金塊 (講談社、原田武夫著)

「狙われた日華の金塊」(原田武夫著、小学館)の書評です。




















下記の書評は、貴公子自身がアマゾンにアップしたものそのものです。
(以下、引用)
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氏の前作「大転換の時代」を読んで、衝撃的なまでの知的感動を受けたので、本書を購入したものです。
ただ、残念ながら、本書では期待を裏切られました。

まず、本書は、各章毎に、まるで、別々な人が書いている様な支離滅裂な印象を受けました。
よって、章毎の内容がバラバラで、どう読んでも、そこに関連性が見いだせず、
読んでいて、不安に駆られました。

第1章の世界経済を俯瞰した記事は、論理的に分析がなされており、一つの見方として、面白い。
第2章のトリウムの話は、少し斜めに世界を見過ぎている。(陰謀史観が過ぎる!)
第3章は、滅茶苦茶で支離滅裂。
仮に、氏が言う様に、日本勢と中国勢が共同管理する金塊が比国に本当にあり、それを欧米勢が簒奪したとしても、
それが、イコール、「金の暴落」に繋がるとは限らない。
何度も読み返したが、「金の暴落を期待して、無理やりこじつけている!」としか思えない。
第4章は、一転して、大学の宗教史の講義みたいな内容で、非常にアカデミックで知的に面白かった。

氏の情報収集力や国際政治経済に対する知識には感動しているので、同年齢の氏にアドバイスしたい。
氏の著作は、「そういう見方もある!」と言う分析を幅広く提示していると言う意味で、
氏の言う「情報リテラシー」を読者が高めるには、いい教材だと思う。
ただ、同時に氏の分析は、中長期的な政治経済分析である。
そうであるのに、そうした分析を、「無理やり、短期的な金融マーケットの相場の上げ下げ予測」に
結びつけている様で、無理を感じるし、痛々しい。
特に、第4章で展開した、思想哲学に対する深い洞察に感銘する私としては、氏は、「切った張ったの世界」で
生きる様な人間ではないと断言したい。
単なる賭場である相場界に対し、ロマンを感じているようだが、もったいないと思う。
氏は、もっと高いレベルで仕事をするべきた。
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あまり過激な事を書くと、アマゾンでは削除されてしまうので、上記の様にマイルドに書きました。(笑)
ハッキリ書きましょう!
原田氏は確かに優秀だが(東大法卒、元外務省キャリアだし。)、同時に幼稚だ!
本書の至る所に、「国際情勢を読み解く。」と言う表現が使われ、個々の事象に関して、分析と言うか、
理由付けがされているが、そういった後付け論理重視は、人生経験の少ない学生の姿勢だ。
ロジック重視は、ナイーブな若者の特権であり、人生経験を積めば積むほど、「世の中、綺麗事では動かない。」、
「世界は、偶発的な事象が引き金になって、無秩序に動いている。」と感じるものだ。
全共闘が華やかな、1960年代には、活動家の学生達は、「30歳以上を信用するな!」と叫んでいたが、この叫びは、ある意味、正しい。
そうであるから、「30歳以上で構成される世間」は、確かに若者にはフラストレーションの対象でしょうね。
なんせ、世間では理屈が通りませんから。。。

論理を盾にしながらも、実体は、嫉妬心、功名心、出世欲、支配欲等が複雑に入り交じりあっているだけの世間です。
しかし、これのグチャグチャさが、大人には面白いんだなあ。(笑)← 純粋真っ直ぐ君のCさん、よく聞け!(大笑) 
こんな事は、ビジネス界にどっぷり使って来た人間には、分かりきっている事なのだが、原田氏は、この「世間のロジック」が
理解出来ないようだ。
折角の優秀な頭脳なのに、勿体無いような気もするが、大学の先生か何かになるのが良いのでは???

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