2021年7月4日日曜日

【教育論】 小2の娘が受験した英検2級の結果を晒します。

久しぶりに教育論を書きます。

1.
まず、娘の英検2級の受験結果です。
尚、英検2級は、日本英語協会HPによると、「高校卒業程度」との事。
まあ、大学受験レベルですね。日本の大学では、入試で優遇される事もある様です。

はい。
そう言う訳で、落ちました。
敗因を分析すると、Readingは38題で23問正解(低い)、Listeningは30題で23題(まあ妥当)、英作文は半分の得点率(全然ダメ)との事。
全体としては、あと1題、どこかが正解だったら、合格していたと言う事になります。

一応、娘に確認したのですが、試験官が「問題用紙にメモしちゃダメ。」って言ったので、英作文も下書きしないで、直接、解答用紙に記入したとの事でした。
試験官は「問題用紙に回答を記入しても採点対象ではないです。ですから、解答用紙に記入して下さい。」と言ったのでしょうが、それを娘は、「問題用紙にメモしちゃだめ。」と解釈してしまった様です。
下書きもしないで、殴り書きをすれば、こんな低得点にはなりますよね。私自身でも、下書き無しで書けば、この位の点数だと思います。
(まあ、小2だから、こういうミスもしょうがいないですね。)

と言う訳で、奇しくも再チャレンジの運びとなりました。
Reading分野が思ったより低かったのは、反省点です。
Vocabuary Buildingとか、英文法の勉強をほぼしないで、受験したので、これから、毎晩1時間は、英単語と文法を勉強させます。
次の受験(10月)で、あっさり高得点合格をさせたいと思います。

2.
Mathはこっちでやっております。(日本語もありますが、勿論、英語でやらせてます。)
Mathの方が、英語よりも大切だと思っております。
今は、小5レベルの算数をやってます。小3の終わりまでに、中学過程を終了。小4で数Ⅰ完了で、小5からは大学入試レベルをやらせる予定です。
Readingは、こっちで毎晩、一冊づつ読んでおります。→Raz-Kidsのサイト

3.
娘は、英検2級に落ちたとは言え、小2としては、上記の点数は正直、非常に優秀だと思っております。(大きなミスもあったし。)
私自身は、いわゆる一流高校に行って、英語も得意でしたが、高校卒業時に英検2級を受けても、無理だったと思います。
それを、小2になったばかりで、合格寸前まで持って行ったのは、素直に凄いと思う。
(尚、地元の公立小に娘は通っておりますが、最近は小2でもNativeによる英語授業がある様です。他の子供は、”My name is XXX."レベルをやっと話す程度らしいが、娘は、アメリカの選挙制度とか環境問題を普通に、Native Speakerと議論してしまうので、「他の子供に、とてもいい刺激になっている。」と担任からは言われております。)

4.
で、ここからが本題です。
After Schoolの教師からは、「いくら受験対策していないと言えども、2級は、受かると思いました。」とか嫌みを言われたが(笑)、不思議なのは、これだけマジで英語教育をやっているAfter Schoolなのに(小4で準一級突破と言うのが、このスクールの進級基準)、英語能力を身に付けた後で、どうするのか? の指針に違和感がある。
要は、英語教育と言う意味では、下手なInternational Schoolよりも、遥かにハイレベルだと思っているが、そのハイレベルな英語力を使って、どうするの?と言う部分の思想が、私と妻の思想とは合わないと最近は思っております。

比喩を使って説明します。
After Schoolの校長は、教育者としてとても慈愛に満ちた方です。
校長の基本思想は、私が受け止める限り、「英語をツールとして、外国人とコミュニケーションをとりながら、楽しく自分らしい人生を過ごして欲しい。」と言う事だと理解しております。

つまり、妻がよく見ているドラマで言うと、Friendsの主人公、Rachell の様に、「友達に囲まれて、仕事も適当にしながら(Rachellはカフェの店員と言う役柄)、人生を楽しもう。」と言うのが、校長の思想だと理解しております。

そうであるので、例えば、中学受験では、「私立○○中学は、英語教育にも力を入れていて、英語クラブとかも活発に活動しております。それに系列の大学までほぼ無試験で行けますので、安心安全です。お勧めです。」みたいな事が、良くアナウンスされます。

ただ、私も妻も、「目指す所が違うなあ。。。」と最近は思っております。
ドラマで言えば、Grey's Anatomyの主人公の外科医の様に、「肉体的にも精神的にも、超タフで、自分の信条の為に組織やシステムとも常に戦うタフな女性」と言うのが、目指したいところです。

それに、大学へエスカレーターで行けるなんて、あまりにもバカらしい。(私自身は、慶応経済出身だが、東大は兎も角、早慶くらいなら、高校時代に真面目に勉強していれば、誰でも入れると、本気で思っております。それを、何でバカ高い金を払って、3流どころか4流大学の付属中に入れないといけないのか? そもそも、日本の大学には全く興味がない。欧米の大学がベストだが、韓国の大学でも日本の大学よりも良いと思っている。)

まあ、英語教育に関しては、このAfter Schoolは無双だと思うが、その先は、家庭で徹底的に考え抜かないといけないなあと最近は感じております。(当たり前だけど、学校任せにはできない。)

と言う訳で、娘は、家ではいつも米国の子供向けYoutubeや、Disneyアニメを英語で見ておりますが(日本語の動画やテレビはほぼ見ない)、今後は、より学術的な方向の動画へと誘導していきたいと思っております。
例えば、これ→TEDのサイト

5.
一応、この教育論は反響が高いので、断っておきますが、妻も私も基本的に、子供にプッシュはしてません。手を抜くところは、抜いて良いと常に言っているし、「何でもかんでも頑張る必要はない。」と常に注意喚起しております。
従って、例えば、学校で皆勤賞を取るとか、遅刻を絶対にしないとか、そう言う無駄な事は一切、拘らないで良いと言っております。
運動は好きそうなので、やらせておりますが、別にオリンピック選手に育てたい訳でもないから、趣味程度にやれば良いと思っております。
念頭にあるのは、「無駄なところで頑張らない。頑張るべきところだけで頑張る。」と言う思想です。ある意味、気楽に生きて欲しいと思っております。

この本のタイトルが、やたら心に刺さる!笑




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