2020年8月16日日曜日

終戦の記念日に想う!

 昨日、8月15日は終戦記念日でした。

日本のニュースでは、靖国神社に参詣に訪れる人ばかり報道しておりましたが、私は731石井部隊に関するドキュメンタリーをYoutubeで見ておりました。かつて、TBS系の報道番組で盛んに報道されていた様です。平和を祈念しながら色々と見ましたが、こちらが世界に発信されている動画としては、再生回数が一番多い様です。


戦慄の短編ドキュメンタリーです。
これを見て、改めて思うのだが、我が国はあの戦争を反省していないと思う。

と言う様な事を言うと、直ぐに自称愛国者から、「自虐史観の非国民だ。」とか、酷いのになると「国賊だ!」とかの批判を受けるのだが、私からすれば、「真の愛国者は、自国の誤りを指摘して修正を求める者」だと思う。
ただ、「国旗を掲げて、国家を歌い、あの戦争を全面的に称賛しながら、ノスタルジックに浸っている事」が愛国者の証明とは言えない。
国家を愛するが故に、間違いも指摘すると言う姿勢こそが、愛国者だと思う。

その意味で、私は誰よりも愛国者だと思う。
尚、米国では、映画「風と共に去りぬ」が人種差別的な内容を含んでいると言う事で、あの名作でさえ、常に議論になっております。
文化だからとか言って、安易に擁護しないことが、米国の懐の深さを表していると思う。

最近では、広島長崎への原爆投下を、「無差別虐殺だった。」と批判する声が、米国内の学会からも上がっております。
歴史に真摯に向き合うと言う姿勢が、米国にはある訳でここも称賛したい。

一方、我が国のダメなところは、都合の悪いことを黙殺、隠蔽する事であると思っている。
モリカケ問題もすべてそうなのだが、「徹底的に暴き、徹底的に責任追及する姿勢」が欠けている。
我が国は、75年前に謝罪すべきことを、今を持って謝罪していないどころか、隠蔽&美化している。
今更ながら、ドイツの様に、歴史に真摯に向き合えなかった我が国の不幸を嘆く。

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