2020年7月25日土曜日

呪われた2020年だと思う!

コロナで世界経済が滅茶苦茶です。
企業倒産数、失業者数が激増しており、深刻な景気後退がこれから年末に掛けて発生するでしょう。
今回は、身近な例を挙げます。

1.
ご近所知り合いの人ですが、乳幼児が3人いる5人家族です。
昨年秋に、居住中のタワマンの90平米の部屋が手狭になったので、郊外に一軒家を買ったと嬉しそうに話しておりました。
引越し先の一軒家は、高級住宅エリアとして一帯が開発されたエリアで、価格は1億2千万円からです。
夫婦共に、サラリーマンなので、よく頑張ったなあとは思ったのですが、購入話を聞いた時に一点、引っかかったのが、「居住中のタワマンがまだ売ってない」事でした。
つまり、2重の住宅ローンを去年秋に組んでしまったとの事で、両方のローンを足せば、ローン残高は2億円近いです。
最近、その旧隣人から連絡があったのですが、実はまだタワマン部屋が売れていないとの事で、「不動産屋を通さない相対取引で、相場の2割引きで売るから、買わないか?」と持ち掛けられました。
まあ、2割引は確かに魅力的ですね。(相場より、1500万円位は安く買えるので。)
本当に、その価格で良いのか? と聞いたところ、「ぶっちぇけ、ローンが払えない。投げ売りだ!」との事。
丁重にお断りしましたが、コロナのせいで、内覧希望者さえもいなくなり、1年以上、塩漬けになっている事で、キツイですよね。
2億円の住宅ローンなら、金利0.6%の35年ローンでも毎月50万円以上のローン支払いが発生します。これに管理費や税金がダブルで掛かる訳で、最低年間800万円程度は掛かり、ここに子供3人の養育費が加わり、最低の生活費だけでも、年間1200万円は必要です。
キャッシュで、年間1200万円が必要と言う事は、額面で1800万円位の年収がないとキツイ訳で、大変ですなあ。

2.
旧知の知り合いの会社ですが、近年、業績が悪化し、今年は年収が200万円、前年比で下落したとのことです。
この会社は、コロナ以前の問題として、今年は業績が急悪化したとの事ですが、ここにコロナが追い打ちをかけるので、来年は、更に200万円程度、下落する見込みとの事で、たった数年で、年収が半減するとの事です。
「ウチの家庭は、公立校に通う高校生の娘一人と妻の3人家族だからどうにでもなるけど、子供2人いて、私立に通わせている家庭なんかはさすがにキツイのでは?」との事でした。

3.
妻の昔からの知り合いのCathy PacificのCAですが、去年は、香港暴動で観光客が激減し、フライト数が半減して、一年間の無給休暇を取得したとの事。
今年は、コロナ禍でフライトがほぼ全滅。
無給休暇とかそういう問題以前に、会社の存続が危ぶまれるとの事でした。

4.
昨日、久しぶりに、新宿のコリアタウンに行きました。
祝日の昼時なのに、見たことがない位にガラガラで、いつもは行列となるレストランも数組程度の客がいるだけでした。
そう言えば、コリアタウンにはアパホテルが既に大量にあるのですが、建設中のもう一棟があり、ほぼ完成しておりました。
このコロナ時期に、あんな大きなホテルを、歌舞伎町のど真ん中に立てるとは、まあタイミングが悪いですなあ。

身近なところではこんな感じです。
良いことは無いのですが、懸念している事態としては、コロナ第2波、米中関係悪化、中国水害、アフリカバッタの大繁殖が挙げられると思う。
正に、呪われた2020年で、平和な祭典オリンピックとか、ふざけている場合ではないですなあ。。。

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