2020年5月12日火曜日

「たかが飛行機」で、ここまで苦労するとは、ご愁傷様です。

さて、本ブログで何回か取り上げた三菱飛行機の件です。

三菱スペースジェット、苦渋の開発費縮小

>三菱重工が社運をかけてMRJの開発をスタートしたのは08年だ。
>だが生産トラブルなどが続き、初号機となる90席クラスは本来、13年としていた
>納入時期が大幅に遅延。今年1月には21年度以降に延期すると発表した。
>だがここに来て、新型コロナウイルスの感染拡大で型式証明(TC)取得に向けた
>飛行試験の見通しが立たなくなった。
>さらに買い手である航空業界は世界中で旅客機需要が蒸発し、収益が大きく悪化。
>受領を延期する可能性も大きい。

以前から何度も書いてきたが、中国や米国では、時速4000キロの真空管電車や、ロンドンとニューヨークを15分で結ぶロケット型旅客機が開発される時代に、「ごく普通の旅客機」を真面目に開発する姿勢自体が不思議だった。
それでも、数年で簡単に作って、バンバン売るなら、通常ビジネスの一環として理解できる。
ただ、それなら、米国のコンサルを雇って、米国で開発製造すればよいのだが、バカの一つ覚えみたいに、「日の丸、国産ジェット開発」とかふざけておりましたねえ。
(流石に、去年位から、米国にも開発の重心を移している様ですが。)
また、「汗と涙の国産機開発」とか、すぐにドキュメンタリーにしていたマスコミにも笑止千万でした。

上記記事にも書いてあるけど、この飛行機は、永遠に飛ばないよ。
三菱重工は、地味にヤバイかも知れませんよ。
あの東芝みたいに、突然、互解する可能性もあると思っております。

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