2020年3月14日土曜日

【沈没するニッポン】 とうとう韓国に抜かれた!

このブログでは、何度も、我が国経済の凋落ぶりを書いてきました。
ただ、例えば、「上海やソウルのサラリーマンの方が、東京よりも豊かだよ。」みたいな事を書くと、いつも批判を受けましたねえ。

曰く、「一部の例だけを切り取って比較している。」とか、酷いのになると、「反日日本人だ!」みたいな事を言われたことさえあります。笑

何カ月か前に、「数年内に、一人当たりのGDPで韓国に抜かれるのでは?」と書いたのですが、その瞬間は、予想よりも早くやってきました。
ダイアモンドオンラインの今年2/20の記事です。

韓国だけではない。表には示していないが、すでにイタリアに抜かれており、
>スペインにも抜かれそうだ。

韓国は兎も角、貧しい南欧のスペインは、はっきり言って、貴公子の眼中にはありませんでした。
慌てて原典(OECDのHP)で状況を確認しました。

クリックすると拡大します。

スペインどころじゃないですね。
チェコにも抜かれそうです。
チェコって、旧東欧諸国で超貧乏国と思っていたのですが。。。。

笑っちゃうレベルです。
1980年代後半のバブル真っ最中の頃、大前研一や長谷川慶太郎と言う、当時のトップレベルのエコノミストが、「今、東京を売れば、アメリカが4つ買える。」とか、「近々、日経平均は、10万円をめざす。」とかふざけていたのは、春の夜の夢ですなあ。。。

2020年の日本は、子供の貧困率はOECD加盟国で最低レベル、OECD30か国で、30年前と比較して国民一人当たりの実質賃金が減少している唯一の国、韓国中国は勿論、東南アジアの中産階級が、「日本は物価が安い!」と言って、何千万人もなだれ込んでくる「貧困国」となっております。

1990年は、確かに超一流経済国だったが、2000年には、ただの一流国、2010年頃に、1.5流国と転落し、2020年は、とうとう2流国です。
2025年頃は、アジアで言えば、タイには遠く及ばす、ベトナムやインドネシアと同レベルの3流国に転落すると感じですなあ。。。

では、フィリピンとかミャンマーみたいに、「貧しくても幸せな国か?」と言うととんでもなく、自殺率や精神破綻者率が世界最高レベルで、正に、Hell Japan(地獄の日本)と化しております。

ツワモノたちの夢の跡と言う事か。
なお、スペインやポルトガルの様に、17世紀の超一流国は、転落して、そのまま400年間、2流国とか3流国とかに留まる国も多いです。
これから、我が国は、向こう数百年、低迷するかも知れませんね。
終わったのか???

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