2019年4月25日木曜日

【書評】村上春樹の「騎士団長殺し」

村上春樹の「騎士団長殺し」を読み終えました。
長かったですねえ。。





感想ですが、村上文学のいつも通りの感想です。
つまり、「意味不明でした。」の一言に尽きます。
謎の隣人、免色渉氏の話題で、最初から最後まで引っ張ったけど、結局は、ただの「几帳面で好奇心の強いオジサン」でしか無かった訳だし、美少女として全編に渡り登場する秋川まりえも、ただの感の強い女の子程度でしかなかったです。

また、主人公のガールフレンドも、ただの不倫相手でしかなく、何かしらの意味があったわけではない。
「白のスバルフォレスターの男」も、さんざん、不気味さ煽りながらも、最終的には意味不明であったし、友人も、ただの「友人」でありました。
ストーリー性と言う意味ではほぼ何もなく、ただただ、不気味と言うか、不思議な雰囲気を醸し出しているだけで、結局、何事も無かったと言う小説であり、正に意味不明でした。

ただ、そんな話ですが、夢中になって読んだのも事実であり、そこはやはり、村上春樹の筆力であったなあとは思います。
まあ、純文学が好きな人には、面白いのかも知れませんが。。。

貴公子的には、村上文学の最高傑作は、「多崎つくる」で、その次は、「ノルウェーの森」です。
一方で、全く面白くなかったのが、「1Q84」ですが、「騎士団長殺し」は、それと同列程度ですなあ。。。
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さて、韓国の有名俳優ユチョン( 박유천)が、麻薬で逮捕されました。
良い俳優だったけどなあ。。。
まだ、若いのにもったいないですなあ。。。

彼の主演ドラマ「会いたい」(보고싶다)の主題歌です。

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