2019年3月11日月曜日

10年前のWindows XPマシンを、Linux Liteで復活!

この週末、部屋の整理をしていました。
そこで、2009年に購入したLaptop PCを本棚の奥に見つけました。

2009年に、PCデポで、2万円台で買ったヤツです。
当時、小型Laptop PCと言うのが流行っており(Small PCとかそんなジャンルでした。)、Windows XP搭載で
最低限のネットアクセスやメール処理が出来ると言うモデルです。
まあ、今で言うところのタブレットPC出現前の「お手軽PC」と言って良いかも知れません。

モデル名とSpecは下記です。

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モデル : FMV-BIBLO LOOX M/D10 FMVLMD10R
CPU Intel Atom  1.6Ghz/1コア、32 bit
Memory : 1GB
HDD  :  80GB
通信Interface : Ether 1ポート(Wi-fi子機なし。)
OS : Windows XP
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まあ、2万円台ですから、当然、Specは低いです。
ただ小さくて、持ち運びにも便利なので、2013年くらいまでは、ネットアクセスを中心にかなり使い込みました。(Windows XP対応のUSB型Wi-fi子機を、Yamada電器で1000円位で別途購入して、Wi-fi接続で使っておりました。)

まあ、2012年から翌年にかけては、当時受験中だった、USCPA試験絡みの調べもので、かなり重宝しました。
また、外付けDVD PlayerをUSB接続して、TSUTAYAで借りたDVDも、外付けモニターに映して、かなり見ましたね。(懐かしい。)

しかしながら、その内、Windows XP OS自体がウイルスにやられて、動作も不安定になり、2013年を最後にお蔵入りとなりました。

2014年ごろに、Linuxでフォーマットをして、Linux PCとして一時期使おうとしたのですが、市販されているWi-Fi子機は、昔も今も、すべてWindows対応であり、ありとあらゆるLinux OS(Puppy LinuxとかUbuntu等)でフォーマットしましたが、Wi-fi子機を認識できませんでした。
まあ、Linux用のDriverを自己開発する勢いでやれば、認識できる様になるのでしょうが、貴公子には、Driverを開発する技術力はありません。(色々とNetで調べたけど、そもそも資料があまりありません。この辺の事は、一般のプログラミング開発とは全く別物で、これができる技術者は、PCメーカーの製造技術者とかのかなりニッチな方々と認識してます。)

兎に角、Wi-fiが使えないとなると(有線LANでは使えるけど)、実質、使えませんよねえ。。。
いちいち、LANケーブルをつなげるのは面倒だし、タブレットもスマホも、普通のWindows Laptop PCも家にあるのに、有線接続Linux PCを使う意味がありませんでした。
そんなこんなで、2015年以降は、このPCの存在自体も忘れておりました。(2~3年前に廃棄した記憶もありました。)

しかしながら、この週末、本PCを発見したので、ダメもとで、再度、最新の軽量LinuxでFomatしてみました。
Linuxは各種ありますが、USB Bootしたかったし(DVDブートは面倒臭い。)、手元にあったUSBメモリー容量が2GBなので、isoイメージ容量は、当然2GB以下で作成する必要があります。
そんな訳で、Linux OSのSearchからスタートです。

最近は、Linuxも高機能化しており、ほぼすべてがGUI対応のOSとなっております。
従って、自然と、isoファイルイメージも大きくなっております。
そんな中で、いくつかのOSを試しましたが、「これが良さそう!」と言う事で選んだのが、
Linux Liteの32bit Versionです。(サイズは、1.1GB)
ここからDLできます。→ https://sourceforge.net/projects/linuxlite/files/3.8/

Linux LiteのisoファイルをWindows PCにDownloadして、Windows PCにUSBメモリを差し込んで、Bootファイルを作成しました。
作成方法は、このサイトに詳細されております。

と言う訳で、手順通りに進めて、ほぼ問題なく、10年前のWindows XP PCをLinux Liteでフォーマットできました。
(唯一の問題は、DCHP機能が動作せずに、自宅のルーターに有線接続しただけでは、ネットに繋がらなかった事ですが、ここは手動でIPアドレスを付与して解決です。)
そんなこんなで有線でネット接続できた事を確認した上で、Linux Updateを実行しました。

2時間位は、Updateに掛かりましたが、Update終了後に、ダメもとで、Windows XP用のWi-fi子機を接続してみたら、何とドライバーを認識しております!!!
と言う訳で、Wi-fi接続も完了です。
Linuxも進化する中で、各種市販付属機器のドライバを内包し始めたとの事なのでしょうね。 
5年の時を経て、復活!
いずれにせよ、5年以上の時を経て、10年前のWindows XPマシンが完全復活です。
何か、とても嬉しいですね。
小型で持ち運び便利なので、旅行とかに持っていく様な、SecondとかThird PCとして使おうと思います。

古いWindows PCを捨てる前に試してみたら、如何でしょうか?

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