2019年2月8日金曜日

【反省】 ビジネス相手とは、もっと突き放して、付き合わないとダメだなあと痛感。

さて、年末年始に掛けて、多くの人に会い、飲み会も何度かしました。
その中の一人の話ですが、仮にA氏とします。
A氏とは、10年来の同年代の知り合いです。
基本、ビジネス関係ですが、そこを超えて、「友達に近い」と言って良いほど、個人的な付き合いも過去にはありました。
そんなA氏と、年末年始に久しぶりに会って、いつも通り、ビジネスの話をしました。
途中までは、お互いに情報提供をしながら、大変、有意義なビジネス議論でした。

ただ、2時間近く経過して、話が核心部に達した時に、突然、不信感が湧いてきました。
詳細は書きませんが、核心部を詰めている時に、突然、議論をすり替えられて、誤魔化されたので、「もしかしたら、今までのすべての話が、すべて誇張とか嘘だったのでは?」との疑念が生じました。
(最初の一回は、A氏の聞き違えかと思って、もう一度、念押しし、最終的には、3度、念押ししたけど、やはり誤魔化されました。)

一度、そう思うと、もう議論を続ける気も起きずに、早々に話を切り上げて、足早にその場を立ち去ったのですが、正直、相当程度に当惑しました。
長年、A氏に抱いていた良いイメージが、突然、崩れた感じです。

事の真偽は近いうちに判明してくるので、貴公子の誤解である事を願っておりますが、率直に、「人間って、やはり簡単に信用してはいけないな。」とは思いました。

ただ、少し時間が経って、冷静になると、考えも変わってきました。
考えてみれば、ビジネス相手とビジネスの話をしているのに、その人の全人格を評価対象にするのは、プロっぽくないと思えてきました。
要は、明確なビジネス目的があって、時間を割いて、会っているだけで、相手の「人間性」は、基本、関係ない。(勿論、程度はあるけれども。)

と考えると、「人間性がダメだから、ビジネス相手としても信用しない。」と言うのも、随分と幼稚な話であり、もっと、突き放して、利害関係者として接しないとダメだとも思いました。
友達ではない訳ですから。。。

そう言えば、20代の時は、価値観の違う人を捕まえて、徹底的に議論する事が、カッコいいと思っており、実際にそうしてましたが、今となっては、あの時の行動は、「他人も当然、自分と同じ様に考える筈。」と思い込んでいた裏返しであり、ある意味、非常に傲慢な態度です。

この世には、色々な価値観の人がおり、「自分の価値観が他人の価値観よりも優れている」と思うのは、傲慢そのものである訳で、そう考えると、最近は、他人と議論する気もなくなりました。
ましてや、ビジネス相手となると、「ただ淡々と、ビジネスを遂行すれば良い訳」であり、それ以上でも、それ以下でもない。

ちょっと前までは、「人間性が低い相手とは、ビジネスをしたくない。」と考えて、随分と、ビジネス相手を切り捨ててきたけど、あれはあれで、「子供っぽい」と反省しております。
別に、結婚相手でもないし、友達でもないんだから、もっとドライに付き合うべきでしょうね。

そんな事を、A氏の「別な一面」を垣間見て、痛感しました。
もっと、淡々とドライに、ビジネス相手と接するべきですね。

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