2018年10月3日水曜日

「国際ビジネスマンたるもの、家庭なんて持ってはいけない。」

表題の発言は、30代の時の貴公子の発言です。
前職の会社は、世界中で何百億円と言うプロジェクトを複数、同時遂行している会社であり、貴公子もよく海外に飛んでおりました。

あの頃の会社の飲み会とかでは、世界中で展開するPJに即時対応できるようにする為に、家庭を持つつもりはないです。」と、公言しておりました。

(本心から、そう思っておりました。)

ただ、あれから10年以上経って、「あの頃、何であんなに極端に思い込んでいたんだろうか?」と不思議に思いますね。

言ってみれば、たかがサラリーマンの分際で、日本国家どころか世界経済を背負っている様な気になっていた訳で、正に笑止千万です。

今となっては、笑い話ですが、たかだか10数年前は、真剣に、「会社は、個人よりも上位の概念である。」と思っていた訳ですからね。

まあ、これが、年を取ると言う事なのかもしれませんが。

「ワークアンドライフバランス」と言う言葉があります。

官民一体となって、推し進めている「労働運動」ですが、いい運動だと思います。

貴公子もそうですが、日本人は、みんな会社に突っ込み過ぎですので、欧米人と中国人にとっては言うまでもない当たり前の事も、「教育」しないと、普及しません。

「ワークアンドライフバランス運動」と言うのは、安倍政権が推し進めた政策で、唯一、賛同できるものです。
これだけで(他はすべてダメだが)、安倍政権を支持しても良いとまで、最近は思っております。

さて、話が発散しておりますが、「ワークアンドライフバランス」など、一切関係ない、恐らく日本一のハードワーカーである、マザーハウス創業者の山口絵理子氏のビデオも久しぶりに紹介します。 


  

矛盾する様ですが、高貴な夢を追い続ける山口絵理子氏は、「ワークアンドライフバランス」なんて、言って欲しくないです。(笑)

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