2018年9月23日日曜日

淡々と過ごす日々!

ところで、皆さんは、会社に、何人くらいの「顔見知り」がいますか?
まあ、「顔見知り」って言う意味なら、人付き合いの悪い貴公子でも(笑)、今の会社に50~60人はいます。

そんな「顔見知り」の内の一人に、ある日、朝の会社の廊下で呼び止められました。
「顔見知り」ですから、廊下ですれ違えば、会釈はすると言った感じで、それ以上でもそれ以下でもないと言った感じです。(呑みに行くどころか、ランチに行ったこともないと言う感じです。)
仮にAさんとします。

Aさん 「貴公子さん、おはようございます。調子はどうですか?」
貴公子 「今週は、イマイチですよ。キツイなあ。へへへ。(笑)」
Aさん  突然、真剣な表情で、「最近、思うのですが、1年間、250日位、会社に来ていて、楽しいのって思えるのは、10秒位しかないです。」

朝の他愛ない挨拶が、突然、真剣モードになり、一瞬、たじろぎました。
でも、上の発言は、心理学をかじっている貴公子から見ると、結構、危険です。

親しい同僚と、呑みながら、本音を語っている状況ではなく、あくまでも「顔見知り」との廊下での立ち話ですからね。
朝の会社の廊下で、Negativeな本音をぶちまけるAさんの心理状態は、かなり不安定ですね。

本来ならば、ニコッと会釈して、その場を離れるのが、「会社の顔見知り」に対してはビジネスマンとしては、クールで正しい行動なのでしょうね。
ただ、貴公子としては、こういう人を放っとくわけには行かない性格で(あまり自慢できる性格ではありませんが)、そのまま廊下の隅に行って、10分位、話し込んでおりました。

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昔から、よく言われる事ですが、会社生活に限らず、人生全般は、あまりラクでありません。
まず、この大前提を理解しないと、色々と苦しいと思います。
学生の時から、こんな事は、言うまでもない、当たり前の常識だと思っていたのですが、そうではなく、「会社生活は、愉快な同僚に囲まれて、楽しく仕事をする為の、私の檜舞台だし、人生は光り輝く楽しい日々であるのは当たり前。」と誤認する人が非常に多いことに、しばらく前から気付いております。

まあ、そういう風に、考えていると、実態は全く違うので、Aさんの様に苦しむでしょうね。(実際に、そういう人は、鬱病に掛かる率が非常に高い様に思っております。)

ある人は、「会社と言うのは、鎧を着て、剣で切り合う戦場だ。」と言いました。
ただ、貴公子的には、そこまでの思い入れも全くなくて、「アサインされた職務を淡々と処理する場」と捉えているおります。

従って、社内業務で失望する事も、感動する事も勿論なく、最近は、極めて淡々と仕事を進めております。
勿論、IT技術は好きなので、興味のある技術をサービス化するとか、そう言う事では、熱心に社内プロモーションをしたりしますが、それは会社に対してと言うか、IT技術に対して、「忠誠心」があるだけの話で、会社に対するパッションではありません。

廊下の隅では、Aさんには、そんな話をしました。
Aさんは、「アドバイスありがとうございます。」と言って、頭を下げて立ち去っていきましたねえ。
繰り返しになるのですが、会社自体に、あまり感情移入をしない方が良いと思っております。

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