2018年9月15日土曜日

パイオニアと「家具屋姫」へのちょっと早い追悼!

今月末の資金繰り不安が囁かされていた、20年前の超名門のパイオニア社ですが、香港のファンドがカネを突っ込んだ様です。
日経の記事 → パイオニア、瀬戸際の救済劇 デジタル化遅れ響く

>パイオニアが外資ファンドの支援のもとで再建を目指すことになった。
>かつては家庭用オーディオ機器など「アナログ家電」やプラズマテレビで一世を風靡
>した同社だが、急速なデジタル化の流れに乗り遅れ、ファンドからの支援に頼らざる
>を得なくなった。
>最大600億円の資金支援で急場をしのいだが、事業再建はこれからだ。

海外の各種経済紙でもニュースになっておりますが、下記の記事が分かり易かったです。
Pioneer gains $540 million in funding from Hong Kong’s Baring Private Equity

まあ、香港のハゲタカファンドのカネで、急場はしのいだ様ですが、香港のビジネスマンはエグイですよ。
結局、新株割り当てで返済する様ですが、株式の希薄化を嫌って、株価は暴落です。
こちら。→ パイオニアの株価
まあ、いよいよ、御臨終のカウントダウンですね。
年末が危ない様ですね。

御臨終と言えば、「家具屋姫」とか呼ばれて、ご満悦の大塚久美子社長が経営する大塚家具は、正に待ったなしです。
株価は、カラ売りとその買い戻しの波の中で、暴落&暴騰を繰り返しながら、下げております。
こちらは、9月末の資金繰り不安が払拭されておりませんなあ。。
→ 大塚家具の倒産の可能性がリアル?原因は社長の久美子の姫性格?

>元社員がいうには久美子社長は現場を知らなすぎるという・・・
>彼女が現場を知らな過ぎるあまり、『指示が場当たり的で現場の
>オペレーションがメチャクチャでこれでは売れるものも売れない』

現場を知らない、コンサル出身のお嬢様ですから、まあ、こうなるのも止むを得ないでしょうなあ。。。

ところで、貴公子は、コンサルと言う輩を全く信用しておりません。
彼らは、その辺の本屋で、1500円位で売っている、「IoT社会の衝撃」とか言う本を週末に読んで、月曜日には、如何にも分かった様な顔して、講演しております。

貴公子辺りが、技術的な質問すると、この手の輩は、当然答えられないのですが、論点を巧みにずらしながら、上から目線かつ威圧的に「今のご質問は的外れです。」とか言って、必ず逃げていく訳で、まあ「詐欺師」です。

以前は、こういう輩には、「怠惰で無知な癖に、何でそんな偉そうにしてるんだ?チンピラ野郎!」とか、噛みついていたのですが、最近は、面倒くさくなりましたねえ。

日本人は、バカ過ぎて、素直過ぎて、直ぐにコンサルを「先生扱い」するが、「コンサルはベンダーであって、酷使すべき存在。」と言う基本を分かっておりません。

大塚家具の話に戻すと、現場を知らないのに、気位だけは高いコンサル出身のバカ娘に、経営権を奪われた創業者のパパこそが、真の戦犯だと思っております。
まあ、月末に向けて、大塚家具からは、目を離せませんなあ。

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