2018年2月27日火曜日

憂国!

<お断り>
・ ブログで書く様な記事でないと思います。

・ 本来なら、官僚と言うか政治家にもってゆく事案だと思う。

・ 貴公子には、メールで何とか遣り取りが可能な国会議員が若干名おりますが、
  彼らは、地元選挙区の冠婚葬祭に忙しいので、こうした国家百年の計みたいな話は
  無理です。

・ それに、彼らは自民党議員なので、今の安倍独裁の中では、動き様もない。

・ 立憲民主党の枝野代表とかなら、この話を理解できると思うが、貴公子にはルート
  が無いし、また政権党でもない立民に期待するのは、酷だと思う。

・ 貴公子がそこそこ懇意にしているエリート中央官僚数名は、省益増進に躍起な輩
  なので、このレベルの話は、政治家以上に無理だと思う。

・ よって、不本意ながら、ブログで書きます。

<説明>
貴公子は、ご覧の様に、ビジネスマンです。
よって、政治問題に、「積極的に」、首を突っ込む気はありません。
ただ、同時に国家を愛する気持ちは人並みに強いつもりなので、我が国が大きな誤りを犯しそうな時は、それを正そうと努力する気概は持ちたいと、今でも思っております。

<本題>
慰安婦問題で韓国と我が国は揉めているし、中国とは戦時犯罪全般で我が国は揉めているが、あまり調子に乗らない方が良い。
(日本は、相手の好意に甘えて、図に乗り過ぎです。)

具体的には、産経の下記記事の事です。
→ これが韓国だ(1)約束守らない(2)自己都合で正当化(3)日本を振り回す(4)誠意を踏みつけ
>翌10日、年頭の記者会見で、文在寅大統領は(中略)、自ら「否定できない」と
>断言した日韓合意で、「最終的かつ不可逆的な解決」を確認したはずの慰安婦問題が、>今さら「未解決である」との立場を示した。

貴公子は、韓国と中国の知的エリート層と、それなりの接触があるが、最近、我が国にとって、極めて苛烈な話を聞きました。
例えば、慰安婦問題は韓国政府の本当の問題意識ではない。
(残酷で酷い話だが、戦時下は、どこの国も似た様な事をしていた。)
韓国も中国も、意図的に、実は、本当の問題点である「あの話」を持ち出していない。

なぜならば、「あの話」を外に出してしまうと、東アジアの秩序が根底から覆る可能性がある為であり、中韓は、自国事情からも「あの話」を表沙汰にしておりません。
日本に対しての「情け」と言うか、自国の過去政権の責任問題にブーメランする可能性があるほどのインパクトのある話だからです。
彼らは被害者なのに、ブーメランを恐れているのです。

要は、慰安婦問題と言う、「我が国が深く謝罪する事で何とか許しを乞えるレベルの話」で、かの国々も、我が国と手打ちをしたいと思っているのです。

その意味で、上記の産経記事みたいな調子に乗った記事は、ダメだと言っているのです。
こんな事を続けていると、かの国々も痺れを切らして、「あの話」を俎上に挙げてくる可能性があります。
そして、それは我が国の国益を、著しく棄損します。
(我が国は、向こう100年、世界中から信用を失いかねない。)

では、「あの話」とは何か?
もったいぶらずにはっきり言いましょう。
「731、石井部隊」

日本では、太平洋戦争史を大学で研究したレベルの人でないと、詳細は知らないと思うが、我が国が満州で犯した戦争犯罪で、ナチス第三帝国での民族浄化に匹敵する事案です。
なぜ、ドイツは、戦後70年を経ても謝り続けているのか? を考えれば、事の重大さは自明な訳であり、我が国は、早急にかの国々に、真摯に対応すべきであると思う。

「あの話」は、今後、慰安婦問題と同様に、いつか世界にリークされるのであろうが、それでも、「慰安婦問題」で真摯に謝罪し、両国と信頼関係さえ構築できていれば、ダメージは、最小限にはできる。(矮小化すると言う逃げの意味ではなく。)

慰安婦問題で謝罪しない日本に、両国がキレて、「あの話」を出した瞬間、世界は一気に我が国に背を向けます。(ブーメラン化して、かの国々の政権も、吹っ飛ぶかも知れませんが。)

そんな話を、中韓の複数のエリート層(基本的に現状維持派)から、耳にしました。
早急なる、慰安婦問題の真の解決(つまり、我が国の真摯なる謝罪)を、我が国政府に求めたい。
中韓のエリート層も、実は、それを望んでおります。
貴公子は、現在の「慰安婦賠償問題」が、「731問題」へと、転化するのを危惧します。

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