2017年10月24日火曜日

Vanity of vanities; everything is vanity

旧約聖書「コレヘトの言葉」1章2-4節の言葉です。

貴公子は、Christianではないが、この超有名な言葉位は知っております。
いろんな訳がありますが、「虚しさの中の虚しさだ。すべては虚しい。」と言う意味で、日本の故事では、諸行無常と同じ意味だと思う。

ある一定の年齢になれば、多少は理解できる筈だが、政治家を目指す様な「いい大人」がこんな下らない事を言いますかねえ。
産経スポーツ(サンスポ)の記事です。→ 小池代表に批判の嵐…落選議員「人生を狂わされた」/衆院選
(以下、引用)
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小池氏は公示日以降、全公認候補者にメールを送り励ました。(中略) だが、受け手の反応は冷ややか。都内の小選挙区で落選したある新人は「メールの助言だけで、党本部からは何の支援もなかった。多くの候補はまともな選挙戦にならず、人生を狂わされたのに、代表は都知事のままでいられる。納得がいかない」と憤った。
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会社組織も官僚組織も、不合理ですが、政治の世界なんて、もっと不合理でしょう。
その不合理さに耐えられずに、自分の力不足を、小池都知事の責任にするとは、あまりにも幼稚と言うか無教養ですなあ。。。
確かに、小池百合子も甚だ問題であるが。。。
(人間に対して、『排除』なんて単語は、マトモな人間は使わない。民族浄化でもしたいのかと思いました。)

兎に角、”Vanity of vanities; everything is vanity” と言うこの世の基本を理解して欲しいなあ。。。
そう言えば、つい先程、某地方紙記者が貴公子のブログを読んで、元拓銀について取材したいと言ってきました。拓銀の倒産は、無常と言えば無常でしたが、世の中は虚しさが一杯ですので、悲劇のヒーローを演じるつもりは無いです。

ビジネス界だけを見ても、拓銀以降、山一証券、長銀、日債銀と次々と金融機関が消えていったし、日商岩井とかトーマツと言う商社も多数、消えていきました。
2000年代に入っては、ライブドア、村上ファンドと一世を風靡したベンチャーがアッと言う間に消えて、CEOは逮捕収監までされたし、最近なら、シャープ、タカタと消えたし、東芝も分解しました。(直近なら、神戸製鋼も危ないですね。)
つまり、ビジネス界も、Vanityなんだよなあ。。。

そうであるのに、政治家たるものが、この諸行無常感を理解できないですかねえ。。。
何か、頭来ます!

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