2016年9月17日土曜日

日本企業と言うか、我が国の行く末を憂う!

先程、NHK特集で、自動運転特集をやっておりました。
まあ、AI等の最新技術を追っている人ならば、内容的にはすべて既知の事ですが、それでもよく纏まっていたとは思います。
欲を言えば、日産をメインに据えるのではなく、Googleをもっと深く調査すべきであったとは思うが。

兎に角、最先端技術(IoT、Blockchain、AI、ドローン、有機EL等)が、お互いに絡み合って、世界を大きく変えております。
日産は、頑張っているが、これからどうなるか? は誰も予測できませんねえ。。。

貴公子的には、今起きている現象は、正に、第2次産業革命であって、我々のライフスタイルも大きく変わると思っております。
おそらく、ここ数年で、今後100年の技術的趨勢が決まると思っております。

さて、最近、気に入っている酒井崇男と言うコンサルタントがおりますが、現代ビジネスに下記の様に書いております。→ 大企業に巣食う「Made in Japan」の呪縛

>例えば、東京電力や東京ガス、NTTのような会社、霞ヶ関のような行政機関は、
>国内だけでは大きな顔をしていられる。しかし、グローバル市場での競争力は元々無いし、
>実際のところ、皆無に等しい。つまるところ、国内だけで名門などとうそぶいて、
>名ばかりあっても、実力を伴っていない。日本人だからとか、日本の大企業だからといって、
>市場がグローバル化した現在、ほとんどの企業が実際には名前ほどの実力を持っていない
>ことを、多くの日本人がようやく認識しはじめている。

(中略)

>多くの日本人が漠然と抱える不安は何か? それは、かつて自分達より劣っていると勝手に
>見なしていた国や企業、つまり自分達より格下だと思っていた国や企業があっという間に実力
>をつけ、すでに、電機や半導体、ソフトウエア、通信といった国家的に産業競争力的に重要な
>分野で自分達を圧倒的に上回っていることだ。

まあ、その通りですね。
シャープのあの惨状を見ても、一瞬として、安閑とできない時代にはなっております。
貴公子を含めたビジネスマンは、意識を研ぎ澄ませて、最新技術を追いながら、それをビジネスに繋げてゆくしかないですね。
頑張りましょう!

その一方で、脱力感一杯の記事も2本紹介します。
日経の記事です。→ 豊洲特命チーム発足 汚染・建物・経済性を検証 

>築地市場(東京都中央区)の豊洲市場(江東区)への移転問題で、東京都は小池百合子
>知事特命のプロジェクトチーム(PT)を発足させた。小島敏郎座長(青山学院大教授)が17日、>記者会見し、「テーマは土壌汚染、建築物(の構造)、経済性」と述べ、3点を中心に検証する
>考えを明らかにした。月内にも初会合を開くが、検証作業が長期化し、移転決定が遅れる
>可能性もある。

この豊洲新市場問題ですが、なぜか、朝日、読売、産経はあまり触れておりません。
事実を淡々と述べる程度はやっておりますが、批判を加える訳でも、この汚職を暴いた小池百合子都知事を賛美する訳でもありません。
大手でまとも扱っているのは、日経くらいで、まあ不思議な現象です。
一番、大騒ぎしそうな朝日も静かなものです。
朝日も利権構造の一角を占めているんですかねえ。。

国交省「常軌逸する」 三菱自、再測定でも不正

>三菱自動車の燃費不正問題で、国土交通省は15日、4月20日の問題発覚後に実施した
>再測定で同社が不正をしていたことについて「測定結果をかさあげしようとした意図が
>疑われ、常軌を逸する事態」とする立ち入り検査の報告書を公表した。

こっちは、もうコメント不要なレベルです。
潰すべきでしょうね。



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