2016年3月5日土曜日

Elon Muskが、リオ五輪に出場し、10種目で世界記録を更新しても驚かない!

一年前にも同じような記事を書いたのですが、もう一度、角度を変えて書きます。
因みに、一年前の記事はこちら。→ スーパーマン化する社会

自分自身で、ハーフマラソンに2回出場して理解したのですが、フルマラソンに出場しても、タイムは兎も角、完走は可能だと確信しました。
思い起こしてみれば、貴公子が小中学生の時(今から30年位前ですが)、フルマラソを走るランナーというのは、普通の人間ではなく、「ごく一部の特殊な才能を持った人」が、長年、たゆまない努力を続けた上で、初めて可能となる神業と信じられていました。
あの当時の中学校の体育教師も、それが如何に人間業でないかを強調しておりましたねえ。。。

しかしながら、先週、貴公子の家の近くで、東京マラソンが開催されたので、長々と眺めておりましたが、どう見ても普通のおじさんやおばさんが、楽しそうに仲間内でおしゃべりをしながら、ニコニコしながら、何千人と参加しており、そしてその多くが、当たり前の様に完走しておりました。(勿論、タイムは、全然ダメなのでしょうが。)
そんな光景を眺めながら、30年前に、42.195キロを神格化していたあの当時の風潮を思い出して、しばしば呆然と佇んでおりました。笑

今、貴公子が関わっているFintechも同じです。
Fintechは、FinanceとTechnologyを掛け合わせた造語ですが、貴公子が北海道拓殖銀行員であった1990年台中盤では、金融と言うのは専門性が高く、とても難しいものと一般的に考えていたし、貴公子自身もそう思っておりました。

しかし、最近、異業種から次々と金融の分野に参入が始まっており、一昔前には信じられなかった様な新サービスが続々と生まれております。
製造業から銀行業に進出したある企業の幹部(貴公子よりも若いですが)は、「金融業は、製造業に比べたら簡単だ。」と言っておりました。
そして実際に凄い勢いで成長して、利益を出しているのであるから、単なる大言壮語とも言えません。
一方で、製造業にも、全くの門外漢(例えば、Elon Musk)が、自動車業(Tesla)とか宇宙産業(Space X)に進出しております。
一分野を極めるのも困難と思われていた一昔前に比べ、多方面に専門家並みの才能を持つ人間が、続々とビジネス界に出現しております。

人工知能から始まり、人造人間、そして新生物創造と言う具合での進歩を、シリコンバレーは目指している様であるが、中々、どうして人間の能力も、明らかに高まっております。
ある意味、マシンの進歩より「人間の進化」の方が早いのでは? とさえ感じております。

スーパービジネスマンで、発明家で、億万長者のElon Muskが、突然、リオ五輪に出場し、10種目で世界記録を叩きだしても、貴公子はもう驚きません。笑
人間は、脳の数パーセントしか使っていないとどこかの科学記事で読みましたが、この率が、全世界的に急上昇しているのではないか? などと夢想さえしております。
まあ、色々な意味で、大変な時代ですね。

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